IA/情報アーキテクチャ

興味深き新連載の立ち上げられたは当ブログにてはお馴染みの情報源、 Web担当者Forumに於いての 株式会社コンセント 代表の 長谷川敦士氏 によるコラム IA視点のWebプロジェクト の狙いとする要目は Webが普及した今だからこそ、5年後も生き残れるWeb設計法を“まじめに”考えるコラム と謳われる其の第1回目に当たる記事が2008年12月4日の Webサイト設計にインフォメーションアーキテクトは必要か にて インフォメーションアーキテクトにより実現さるべき 情報アーキテクチャの概要が
情報アーキテクチャは、簡単に言ってしまえば情報のつなぎ方のデザインです
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一般的に、情報アーキテクチャは、操作画面があり、階層を持って情報を閲覧したり操作したりするような電子機器などで必要になると考えられています。
そういったものであれば、Webサイトであれ、携帯電話であれ、カーナビであれ、あるいはテレビのEPG(電子プログラムガイド)であれ、どこにでも多かれ少なかれ情報アーキテクチャ設計は必要となります。
と説明され、更にWebサイトに限れば、構成要素は大きく
  • サイト構造(分類/情報構造)
  • ナビゲーション(情報のつながり)
  • ラベル(ボタンやアイコンの名称/用語)
の三要素であるとされており、更に
  • プロジェクトリーダー
  • インフォメーションアーキテクト
  • ユーザーエクスペリエンスアーキテクト
の三者のアサインがプロジェクトの規模、性質により、 ねじれ構造を持ち、 其れこそ情報アーキテクチャ設計の要である旨、言及されますが、 此処では詳細は語られず、含みを残した儘筆が擱かれていますので、 今後の連載にて明らかにされることを楽しみに待ち度思います。
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カテゴリー: IT

ドメイン紛争顛末と登録上注意点

Web担当者ForumはJPRSの宇井隆晴氏による連載 知って得するドメイン名のちょっといい話 の第3話としての2008年12月25日の記事 「ドメイン名紛争」って何だ? は暫く前には時折耳にしたドメイン紛争の概略と、 其れが今はどの様な状況になったのかと云う顛末が記され、 嘗ては屡聞かれたドメイン長者も、 近頃とんと聞かれぬがご無沙汰は、 どうやら
JP-DRPは、JPドメイン名に対して正当な権利(商号登記や登録商標など)を持たない者が不正な目的で登録・使用しているときに、権利を持つ者が申し立てを行うことで、そのドメイン名の登録を停止させたり、自分のものにしたりすることができる制度です。
の如き引用に依って知られる制度の制定にて、 彼の如き調停方法が予め用意されたとすれば、 売って儲けよう抔の下心で取得すれば訴えられ、 経済的な損失が確実となるわけではないものの、社会的敗北は必須となりますから、 此の如き紛争は下火となったものと思われます。

例えば天下のトヨタ自動車と同名の豊田氏が此処に居れば堂々とtoyota.jp抔取得しても問題無いものの、 迂闊に自分とは無関係なドメインは取得の際に注意が必要になるのかもしれませんが、 大抵は当世、ドメイン取得に当たっては具々られれば、其の心配も杞憂であるかもしれません。 であれば、此の制度、 JP-DRP は吾人に有益な方面が大きい様に思います。
とは云え、 無用な諍いを避ける為にも以下引用を気を付け乍、 ドメインは取得されるが良かるべしと考えます。
JP-DRPの申立条件
以下のすべてを満たしていること。
  1. ドメイン名が、申立人が権利または正当な利益を有する商標その他表示と同一または混同を引き起こすほど類似していること。
  2. 登録者が、当該ドメイン名の登録についての権利または正当な利益を有していないこと。
  3. ドメイン名が不正の目的で登録または使用されていること。

JP-DRPが定める「ドメイン名の不正な登録・使用」
以下のいずれかに該当すること。
  1. 高額で販売することを目的に登録しているとき。
  2. ある商標等の権利者がそれと同じか類似したドメイン名を登録できないように妨害する目的で登録することを繰り返しているとき。
  3. ライバル会社の事業を混乱させることを目的に登録しているとき。
  4. 一般ユーザーに意図的に誤認混同を起こさせ、不当に利益を得るために、そのドメイン名を使用しているとき。
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カテゴリー: IT

IT事業成功訓6題 by Early Google

Web担当者Forumは2008年12月27日の記事 2年前のGoogle特集がランキング急浮上/Web担被リンク数増加ランキング12/09-12/16 がタイトルにある如く、二年が時を隔て此の大不況の中、再度人々の話柄に上るは、 蓋し普遍的要素の有りや無しや、たるが 同サイトに於けるITジャーナリスト、 林信行氏の文責になるコラム Google Watch の2006年8月11日の記事 Googleを成功に導いた6つの教訓 にて、先ずは其の六訓を引用するに
  1. 何よりも製品が大事
  2. まずはポテンシャルを試せ
  3. マーケティングは不要
  4. 明快な目標と焦点の絞り込み
  5. 人々の暮らしに影響を与えよ
  6. 大きなマーケットに狙いを定める
とあり、 一訓目の「何よりも製品が大事」では「いい製品は、それだけで宣伝になる」になる旨の説かれ、 落ちてる林檎を売れだの、エスキモーに氷を売れだの、 世に多い餡子の少ない鯛焼き型コンサル啓発書にこれまた多く見られる、 営業先行型、仕掛け型、等のタイプの中で此の新鮮に思える警句こそ重要となるのかもしれません。
次に二訓目の「まずはポテンシャルを試せ」では「商用化のことは後から考えろ」とされ、 IPO抔により金だけ集めて扠何をするとなるは後から業務形態を考える形式の、 様々見てきた如く好いニュース種になり兼ねなくある心配の有りや無しや。
次なる三訓目の「マーケティングは不要!?」にては 「口コミで製品が広がるか否かは、製品の作り方が間違っていないかを試す指標にもなる」 とは成程、一番目、二番目の箴言にも通ずる含みが見られる様です。
更に四訓目の「明快な目標と焦点の絞り込み」では、 Googleの「世界中の情報を体系化し、アクセス可能で有益なものにすること」と云う、 最初聞いた時は馬鹿げたことに思えた有名なコーポレートミッションは、 今に至っても揺るぎもせず益々組織を弥増す栄えせしめる要因であるでしょう。
五訓目「人々の暮らしに影響を与えよ」に述べらる、 「Googleで何が可能になったのか」の問い掛けには、 ブログを閲覧する様な吾人には云わずもがなのことでしょう。
最後に六訓目は「大きなマーケットに狙いを定める」と、 マーケットを身の丈に合わせて抔と云う狭量な見解はどうやら不要の如く語られれば、 成功時のインセンティブの大きさと云うだけではなく、 思う処まで達せずとも何事かにはならんと云う、 即ち大は小を兼ねるとでも云うべきかの昔馴染みの箴言が聞く人を首肯せしめるかに思え、 此れ等、六訓を閲すれば、世に云う常識的な訓戒とは可也異なる見解かに思えますが、 然れども遙かに腑に落ちる気がします。

当六訓の語られたる状況は 2001年2月がイベント参加が為に初来日の、当イベント翌日、 8人規模の少人数のプレスを相手とする小さな説明会 にて、語りたるは Googleの共同創業者の1人であるラリー・ペイジ氏 其の人と云う、奇跡的な時期、状況、語り部より、ノイズ少なき純然たるエッセンスが見られるは 林氏のITジャーナリストとしての面目躍如、 吾人には貴重な知見となるかと思われます。

記事に有るが如く、本邦はmixiと云うIT企業に共通に見られるものたれば、 此れはGoogleに限らず有効なるものとて、又記事再浮上の普遍性の蓋然性も鑑み、 IT事業の成功訓として当アーティクル主題とした次第。
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カテゴリー: IT

年頭に於ける目標設定参考の為のIT系資格評価推移表

扠年初ともなれば各々今年の目標を立てられるが恒例かと存ずるに、 当ブログの言及するITに於いてソリューション提案に最も役立つ関連資格は何かと問えば、 2004年から2008年に至る毎年、 ソリューションプロバイダ百社程度の回答からIT関連資格数十種の営業効果などを明らかにすべく、 日経ソリューションビジネス の実施する独自調査「いる資格、いらない資格」の一連の が如き記事連を纏めれば、 IT系に従事する意向のある方への一助になるのではないかと思い、 当ブログは2008年12月24日のアーティクル 電気・水道・ガス・IT で紹介の溝口氏のブログ My Personal Impression に習い、更に以前のデータを付加した纏めが以下表になります。 此処で2009年版とあるは2008年のデータと一年の標記のずれがあることはご承知ください。

技術職に取らせたい資格
2008 2007 2006 2005 2004
1位63% 情報処理技術者試験
プロジェクトマネージャ
1位57% 1位63% 1位50% 2位34%
2位54% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:ネットワーク
2位51% 3位48% 4位36% 6位12%
3位53% PMP 3位49% 2位56% 2位49% 1位42%
4位49% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:情報セキュリティ
4位43% 9位32% 8位26% -
4位49% 情報処理技術者試験
アプリケーションエンジニア
7位42% 3位48% 3位42% 10位8%
6位46% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:データベース
4位43% 6位41% 4位36% 10位8%
7位43% 情報処理技術者試験
ソフトウェア開発技術者
8位39% 7位36% 8位26% 6位12%
8位40% 情報処理技術者試験
基本情報技術者
9位36% 10位28% 10位24% 6位12%
9位33% 情報処理技術者試験
システムアナリスト
4位43% 5位45% 4位36% 3位22%
10位29% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:システム管理 
10位31% - - -
- 情報処理技術者試験
システム監査技術者
- 8位33% - -
- 情報処理技術者試験
情報セキュリティアドミニストレータ
- - 7位33% 4位22%
- ITコーディネータ(ITC) - - - 5位20%
- ISMS審査員 - - - 6位12%
営業職に取らせたい資格
2008 2007 2006 2005 2004
1位30% 情報処理技術者試験
基本情報技術者
1位35% 2位27% 4位14% 5位15%
2位26% 情報処理技術者試験
初級システムアドミニストレータ
2位29% 1位39% 1位33% 1位34%
2位26% ITコーディネータ(ITC) 3位27% 2位27% 2位21% 1位34%
4位23% 情報処理技術者試験
システムアナリスト
9位11% 6位13% 7位10% 6位7%
5位21% ITプランニング・セールス(ITPS) 5位24% - - -
6位15% ITIL資格 9位11% - - -
7位13% 情報処理技術者試験
システム監査技術者
9位11% - 9位6% -
7位13% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:情報セキュリティ
17位6% - - -
9位11% PMP 8位13% - 6位11% -
9位11% 情報処理技術者試験
プロジェクトマネージャ
9位11% - 8位7% 6位7%
- 情報処理技術者試験
上級システムアドミニストレータ
3位27% 4位24% 3位18% 3位24%
- 情報処理技術者試験
情報セキュリティアドミニストレータ
6位20% 6位13% 4位14% 4位17%
- 中小企業診断士 6位20% 5位15% - -
- マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP) - - - 6位7%
- IPB技術者認定制度e-ビジネス - - - 6位7%
- プロジェクトマネジメント資格 - - - 6位7%
- 情報処理技術者試験
ソフトウェア開発技術者
- - 9位6% -
- MCAプラットフォーム - - 9位6% -
- MCAセキュリティ - - 9位6% -
- CompTIA A+ - - 9位6% -
- インターネット検定ドットコムマスター - - 9位6% -
以上、 SIerと云うITをコアコンピタンスとする組織が 己の人的、財務的リソースを投じて足ると考える資格の斯くが如き推移を鑑みれば、 当該資格の主催団体やステークホルダーが声高に叫ぶだけの内容ではない、 客観的な資格自体のエッセンスなるものが垣間見られ、 同時に時系列的価値と将来性の予測が或る程度可能となり、 己の最も貴重なリソースである時間を投じるに足るものであるのか如何かの検討に有用となる様に考えます。
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カテゴリー: IT

Show More Not Icon(しょーもなっアイコン)

目出度き新年は第一のアーティクルに恥ずかし乍提供するは 屡利用したる当ブログ謹製アイコンの其の名も Show More Not Icon を 日本語で発音すれば しょーもなっアイコン たるが下なる、 先ずはバージョン1としての十箇。
  • バス イメージ:ギュウギュウ詰めの乗り合いバス
  • ブログRSS イメージ:RSSマークに鉛筆
  • イメージ:古色豊かな革製ハードカバーの書籍
  • ビルヂング イメージ:全面ガラス張りの近代的ビルディング…?
  • フィルム イメージ:艶を帯びたる黒い一反木綿の撓む様
  • ラジオ イメージ:チューニングをしっかり合わせましょう
  • イメージ:キーワード、キーパースン、キーポイントなど
  • 虫眼鏡 イメージ:検索エンジン系に必須
  • ノートパソコン イメージ:最近話題のネットブックもカバー
  • トマトベリー イメージ:トマトベリーアーティクル参照
本アイコン集の特徴たるは16×16のサイズと小さめに収め、 透過処理は叶えども、アルファ指定はならないGIFフォーマットにて、 多少古めの規格のブラウザにも、 背景色を様々変じた上にも適用可能な点にあるかと奉存知候。
著作権に於いては放棄する訳では無いものの、 お取扱いは各々方がご自由にて、 是非己がブログに活用したい抔と云うご奇特な方の居られれば、 各自勝手に取り置かれ、ご利用いただければと思います。

此れはバージョン1、 ならばバージョン2はあるかと問えば、 只今当ブログにて利用は二十にひとつ足らない十九箇なれば、 あとひとつでとおが揃うではないか、 とは申せども、 扠も扠もバージョン2以降があるかどうかはこの先まだまだ不明にて失礼。

テンプレート変更『梅の花(3カラム)』

本日当ブログのテンプレートを変更しました。
季節感に溢れバラエティに富んだ多くのテンプレートが供給される ポータル型ブログサイトを利用しているとなれば、 自分でデザインを彼是悩む必要もなきは自ブログの運営に於き、 お好みのテンプレートに随時変更せるが楽しみである許りならず、 考慮したい利点の一つと考えます。

6代目に当るは2008年11月3日文化の日より、 本日は2008年12月30日が年の瀬迄、下図のデザインを利用していましたが、 2008/11/3~2008/12/30テンプレートデザイン 此れがデザインの意図する クリスマス は数日前迄のこと、 街を彩ったイルミネーションも取り外され今は物置で来年を待つ身と相成り、 最早押し詰まる年の瀬、 迎える新年もふたつ程寝ればやって来る今日の此の日に其れもなかりせば、 テンプレート変更『クリスマス7(3カラム)』テンプレートにもお役御免と退かせしめ、 来たる新春を迎え、経るに相応しきは目出度き 『梅の花(3カラム)』テンプレートに道を譲ることと相成りました。

2008/11/3~2008/12/30プロフィール画像 また新春となればプロフィール画像に用いている当ブログのマスコットキャラクターの、 はなまるにも其れらしき装いへ衣替えの紋付袴です。
以前のプロフィール画像は「 クリスマスプレゼント 」の転用でしたが、今回延べでは六代目なる五代目は「 書初め(未編) 」の転用です。

業者要らず/Googleサイト

サーバー提供はホスティング業者もWebサイト作成のホームページ製作業者も最早要らなくなろうかと思わせる Google Sites が日本語に対応した旨の記事が2008年12月19日に Google Maniaブラウザから1分でウェブページを作成できる『Googleサイト』が日本語に対応 として掲載されており、 当記事を参照すれば只Googleのアカウントを所有することに依り、 自サイト専用スペースをオンライン編集ソフト付きで提供され、 容易に構築になる旨、言及されており、中には英語ですがGoogle提供の Google Sites Tour も紹介されれば、下記に引用させていただきます。


Googleサービスの例に漏れず、Gmailアカウントで使用可能な上記URLからログインすれば、 インターネット上に自サイトが作成可能になり、其の際にはURLを任意に指定出来ますが、 此れが全世界共通での上でユニークな文字列を求められる為、 気に入ったものを得たければ少し頭を捻らなければいけない処かも知れぬは些少のこと、 あとはブログにコメントを投稿するが如き難易度にて、 上記紹介記事抔を参照の上、晴れて新規サイト作成の成功すれば、 一寸悩んだ其の任意の文字列を∗∗∗∗∗∗とすれば、 其れを加えた http:⁄⁄sites.google.com⁄site⁄∗∗∗∗∗∗⁄ が如きURLから作成ホームページにアクセス可能となります。

手軽に使い始められる上での実践で、 実際の使用感は多少従来に見られるオンラインエディター同様のもどかしさは覚えるものの、 特筆したき事項は当システムのGoogle Analyticsへのデフォルトでの対応、 最初から組み込まれおかれれば、今迄が如く利用に於いてjavascriptタグを埋め込む必要がありません。
利用の際にはログインした後、己が専用のURLにアクセスすれば編集可能にて、 当画面の上部メニューは一番右のプルダウンメニュー最下部に「その他の設定」の在るを選択し、 遷移した画面には 統計データ なる項目が立ておかれれば、このチェックを有効にし、 此れ又己が使用のGoogle Analyticsで生成の Analytics ウェブ プロパティ ID を入力し保存するだけにて、 Google Analytics を使用するように Google サイトを設定する なる詳細の一項目を見るに、Google Analyticsでは上記ID生成に 「sites.google.com」 を使用すること、なる説明があるも判然せぬ処、 http:⁄⁄sites.google.com⁄site⁄∗∗∗∗∗∗⁄ で利用すれば、此れで先ずは上手く動作する様です。

Google系のサービスを利用する度に思うことは同じきに、 愈々Googleに託す情報の多ければ其れが懸念のあとひとつとは云え、 ブログの普及も其の一端は更新に面倒な HTML なる呪文を覚えぬでも叶う処もあり、様々オンラインホームページエディターの出現はあれども 中々に使い勝手に釈然せぬ処ありてか普及もならぬに於きて、 βバージョンより適宜開発を重ね、成果物に反映するGoogleの手法に、 当サービスが何の如き発展を為し得るかが楽しみです。

Dropboxに続くかlivedrive

屡当ブログでもご紹介の最早、 己が環境に欠かすことの出来ない Dropbox はオンラインストレージサービスの実に有用なるの使うに従い手放せなくなる感覚と併せ、 百式は2008年12月21日の記事 無料かつ容量無制限!柔軟な設定ができて使いやすいオンラインストレージの決定版『LiveDrive』
これは今のうちに登録すべきかも。
Livedriveは(ベータ版のうちは)無料かつ容量無制限のオンラインストレージだ。
に蠱惑され、其の場で導入を決定し、 実際に使用して見て数日の感想を当アーティクルに記せば、 導入時及び使用開始時の操作感は Dropbox が些か上の様に感じたのは、 偏に直観的に進捗するか否かにあり、 Dropbox では全く戸惑うことなく常用する迄に到れば、 個人的に livedrive は其処迄には至らぬ様に感じた上からなるも、 とは云え2008年12月5日の当ブログアーティクル 愈々評価の高まるDropbox にも記した如く凡そ使い切ると云うには遠ければ、 幾分当てにはならぬインプレッションにて、 Dropbox では充分なβ期間を過ぎた上での使用に加え、 定量的なデータも揃わぬ上では、 Dropbox も使用した上での田口氏の決定版との言説も合わせ、 興味のお有りの方は導入を検討されるが吉かと存知ます。

但し、導入に際し気になる点と云えば紹介記事引用にもあります様に、 無料かつ容量無制限 とあるサービスも ベータ版のうちは との但し書き付きにて、正式版への移行時への保証はなく、 無料にてサービスへの依存を高めておいて正式リリース時に課金するは、 常套にして正当な手段なれば、当該点ともう一つ、 登録時には通常の無料サービスでは余り見られない、 メールアドレスだけに留まらない、 本名、現住所抔、 個人情報を提供することの二つが懸念材料として上げられる様に思います。

実際に登録、使用して見た上では、 先ずは Dropbox と同様にローカルで使用する際には専用ソフトウェアのインストールが必要となり、 この段取りを踏めば Dropbox ではローカルのPC上では特定フォルダで定義される利用スペースが livedrive に於いてはL:ドライブとして定義されますが、 オンラインデータと同期を取り乍、定義スペースが最新データに更新される点は同様となります。
ローカル上では問題無く同期の取れるデータも、 オンライン、Web上の操作に於いては、 上手く日本語での操作が通らぬ点は、 流石に未だβ版とて無理からぬ処か、下記
We are currently experiencing problems with file uploads/downloads, engineers are investigating. 。
が如きアラートも表示されたりはすれども、 オンラインストレージサービスには向後益々の期待を寄せる身としては、 其の雄たる候補の当 livedrive には活躍を望み乍、使用を暫く継続、 折有らばレポートを当ブログに供したいと思っています。
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カテゴリー: IT

電気・水道・ガス・IT

当タイトルが如く最早生活に於いて欠かせぬインフラとなったIT、情報技術なればこそ、 砂糖に群がる蟻が如く魑魅魍魎業者の跋扈せば、 コンサルタントとして訪れる先にて屡尋ねられるは、 扠では何の様な業者を選ぶが良かるべし、 とてあるに応えるは、 当ブログは2008年6月5日のアーティクル ITSSレベル7の無根拠独断偏見人選 でも扱いしは近年普及の図られる ITSS なるが一私企業にあらぬ、業界横断の標準として実に有用であり、 IT業界人としてはIT業界内に於ける己が位置を図るに、 ユーザーとしては業者選択の際、活用出来るのではと提案すること度々にて、 扠、上記当ブログアーティクルにては ITSS の上位なる人材に独断と偏見で言及いたしましたが、 其の下位、即ちレベル4以下にては、 此れも判断に有効な指標として 情報処理技術者試験 があります。 当概要はPDFファイル 「情報処理技術者試験 新試験制度の手引 -高度IT人材への道標(みちしるべ)-」新試験制度審議委員会報告書 (691KB) に纏められ項目2の 新情報処理技術者試験制度の概要 内の9~10頁に指標が明確に示されており、 下記に表とグラフを引用します。
表3 試験区分と対応する人材像・レベル
試験区分 対応する人材像・レベル
ITパスポート試験 5人材像のレベル1
基本情報技術者試験 5人材像のレベル2
応用情報技術者試験 5人材像のレベル3



ITストラテジスト試験 ストラテジストのレベル4(注)
システムアーキテクト試験 システムアーキテクトのレベル4(注)
テクニカルスペシャリストのレベル4(注)
プロジェクトマネージャ試験 プロジェクトマネージャのレベル4(注)
ネットワークスペシャリスト試験 テクニカルスペシャリストのレベル4(注)
データベーススペシャリスト試験 テクニカルスペシャリストのレベル4(注)
エンベデッドシステムスペシャリスト試験 テクニカルスペシャリストのレベル4(注)
情報セキュリティスペシャリスト試験 テクニカルスペシャリストのレベル4(注)
ITサービスマネージャ試験 サービスマネージャのレベル4(注)
システム監査技術者試験 サービスマネージャのレベル4(注)
(注)レベル4 については,情報処理技術者試験の合格に加えて業務経験等で判定する。
共通キャリア・スキルフレームワーク
情報処理技術者試験の業界内で高く評価されるは、 IPAのサイトにても手前味噌にて
12月18日
【記事の紹介(株式会社日経BP IT Pro)】
2009年版「いる資格、いらない資格」
と紹介されており、其のリンク先が 2009年版「いる資格、いらない資格」 になり、其れが2007年から2年に渡るデータとして溝口氏のブログ My Personal Impression の2008年11月22日の記事 IT資格ランキング(1) に見易く纏められていればご一読の程を。

既にITのインフラとなりたる当世に於いては当試験に於いては ITパスポート なるはユーザー側、ITを提供される側、 即ち此処での何の様な業者を選ぶべきかと悩む側が取得するべき資格にて、 其の上位 基本情報技術者 が提供側、選ばれる側、即ち業者側の最低限必須取得資格となると考えられ、 例えばホームページ作成にてもIT提供に異ならねば、 只のレイアウターでは余りにお粗末、紙やインクを知らぬグラフィックデザイナーの有り得ぬ様に、 又例えば他業界で云えば我が家の構築を委託するに建築士を求め、 二級よりは一級を望むのが施主として自然な如く、 レベル3の 応用情報技術者 程度の業界横断スキルは必要かと考えます。
孰れにせよ ITSS レベル5以上の稀なる人材は別にして、 経験上お昼にタコ型に切り込まれたウインナー入りのお弁当を楽しみ乍のセーラー服の乙女と肩を並べて受験するが自然の 基本情報技術者 は手軽に取得出来る資格として以上を所有せぬ業者は、 自社のインフラを託すには怪しきこと此の上無く、 オプションより外すが宜しかるべしと考えます。

プロジェクトマネージャ

プロジェクトマネージャとは Wikipedia:プロジェクトマネージャ に依れば
プロジェクトマネージャは、プロジェクトの計画と実行に於いて総合的な責任を持つ職能あるいは職務。
とあり、別に項目立てらる IPA:情報処理技術者試験 の一区分としての資格については Wikipedia:プロジェクトマネージャ試験 があり、概要を引用すれば
この試験が対象とするのは、システム開発計画を円滑に運営する責任者、いわゆる(役割としての)プロジェクトマネージャである。合格率は例年6~8%程度と低い。この区分は高度情報処理技術者試験に分類されている。

1995年の情報処理試験の大規模改定期に導入された。2000年までは受験に年齢制限(受験する年の4月1日時点で満27歳以上であること)があり、さらに受験に際し業務経歴書の提出を行う必要があった。ただし2001年に行われた情報処理技術者試験の大規模改訂で、年齢や業務経歴書の提出といった必要事項は廃止されている。

平成21年度春期から施行される新試験では試験範囲や出題形式が変更されるが、試験区分としては存続する。
となり、ご本家の当該説明頁 情報処理技術者試験センター:プロジェクトマネージャ試験(PM)[Project Manager Examination] では、対象者像として
情報システム開発プロジェクトの責任者として、プロジェクト計画の作成、要員などプロジェクト遂行に必要な資源の調達、プロジェクト体制の確立及び予算・納期・品質などの管理を行い、プロジェクトを円滑に運営する者
が引用され、 Wikipedia:情報処理技術者試験 を閲すれば全般的な当試験の位置付けに
情報処理技術者試験は、経済産業省が、情報処理の促進に関する法律(昭和45年法律第90号)第7条の規定に基づき、情報処理に関する業務を行う者の技術の向上に資するため、情報処理に関して必要な知識及び技能について行う国家試験である。情報処理技術者試験の試験事務は、独立行政法人情報処理推進機構が行う。

国家試験ではあるものの、合格者に資格が与えられる資格試験であるかについてははっきりしない。経済産業省はこの試験を能力認定試験と位置付けているほか、資格試験であるかの議論に意義はないとしている。一方で厚生労働省は資格と位置付けている。中央省庁以外では、資格という表現を用いた記事などが広く見られる。

いずれにせよ、業務独占資格や名称独占資格のようなものではないため、合格者でなければできない業務はない。
とあれば、なかなか資格と称すか試験合格者と称すか判然せぬ処で、 蓋然、プロジェクトマネージャは職域を示し、 IPAの試験名でもあり、 試験合格者も資格保有者として プロジェクトマネージャ を名乗ることも通例なれば、 今秋、当試験に合格しましたので、 当ブログプロフィールにもプロジェクトマネージャと記し、 此れにて高度情報処理技術者となればITサービス提供時品質を担保出来、 先ずは当該関係者として最低限の条件を備え得たものと考えます。