フェルミ推定

フェルミ推定なるが世に大いに流行すると云うのは、 当話柄を取り上げる書籍がベストセラーとなるが相次ぐらしく、 書肆にて一瞥さるも時折の成程と思われる発端となりしは、 IT業界の両雄、マイクロソフトにグーグルの入社試験で採用されたが一般に敷衍しとのこと、 命名の基づかれるは20世紀前半を生きた エンリコ・フェルミ(Enrico Fermi)氏なる大物理学者の考案せし思考法とて、 例えば其の一般に流布するを上げれば 電柱の日本を以て何本有するかを其の場で答えよ 抔が該当せんとあらば、 以前閲する記事を顧みるに、 ほぼ日刊イトイ新聞 に於ける2007年夏の任天堂、岩田社長のインタビュー 任天堂の岩田社長が遊びに来たので、みんなでご飯を食べながら話を聞いたのだ。 を想起せんのは 其の十 答えようとする力 として記載される中に引用させていただけば
糸井
ぼくがいつもおもしろいなぁと思うのは、 岩田さんって、急に質問したときに、 なんとか答えようとしてくれるんですよ。 その「答えようとする力」ってすごいんです。 だいたい、オレが岩田さんに質問して、 答えてもらえなかったことなんてないんだよ。
一同
(笑)
糸井
「どうして海外の電話って、 遅れて聞こえるんでしょうね?」って質問したの、覚えてます?
岩田
はい、覚えてますよ。
糸井
電波の速度って速いのに、 海外と電話すると届くのが遅れるじゃない? なんでこんなに遅れるんだろうって 岩田さんに突然訊いたんだよ。 そしたら、納得のいく答えを すぐに答えてくれた。
岩田
えーっと、昔の電話のほうが、 いまよりも遅れて聞こえていました。 いまの国際電話は海底のケーブルを 使うことが多いんですが、昔は衛星でした。 静止衛星というのは、 地球の表面から36000km離れた場所にあります。 つまり、一度、上空36000kmまで行って、 そこから36000kmかけて帰ってくるので、 合わせて70000km余りかかるんですね。 「もしもーし」「はいはーい」 というやり取りをする場合は、 衛星とのあいだを信号が2往復するんです。 そうすると140000km強になるんですね。 光とか電波は1秒に約300000km動きますから、 140000kmの距離を動く場合は だいたい、0.4秒の間になるんですよ。 ですから、現実に 「もしもーし」「はいはーい」を体験すると、 0.4秒のタイムラグができるんです。
糸井
これを、一気に答えたんだよ。
とある岩田社長の思考法こそ正しくフェルミ推定にこそあれと存知候巾、 任天堂の繁栄も然もありなん哉。
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「フェルミ推定」への1件のフィードバック

  1. 絶好調はてな新サービス

    SNSも本邦ではmixiの一人勝ちの中、ニッチに絞り込んだSNSの英語のiKnow!に対するもう一方の雄pixivでは其の絞り込んだカテゴリーこそイラストの、更に絞り込んだマーケット、パラパラマンガに於いて当ブログは2008年5月2日のアーティクルポータルより検索が飛び抜けて重要だ

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