取敢えずは「Hello, world!」

Web関係者が挙って試用し始める中にて最早最終ランナーの感有り、 当ブログでも漸う重い腰を上げたのは ITmediaの2008年4月8日のNEWS Googleのインフラでアプリを動かせる「Google App Engine」 に4月7日のサービス開始とあれば 当ブログでも屡参照させていただく秋元氏のブログは上記記事と同日に Google App Engineを使ってみた と既に使用の感想が述べられ、 此の時点ではアカウントの取得に制限のあるも、 更に時を経ること2箇月足らずの ITアーキテクト編集部の2008年5月29日の記事 グーグル、Google App Engineを一般公開 に依ればアカウント取得の制限は当記事掲載の時点で撤廃、 更に無料のサービスに飽き足らぬユーザー向けの料金体系が
  • 500MBバイトのストレージと、月間500万ページ・ビューまでのトラフィックは引き続き無料。それを超過した分については、下記の料金が課金される
  • ストレージの追加使用料金が、1GB当たり月間15~18セント
  • CPUコアの追加使用料金が、1時間当たり10~12セント
  • 下りのネットワーク・トラフィック追加使用料金が、1GB当たり11~13セント
  • 上りのネットワーク・トラフィック追加使用料金が、1GB当たり9~11セント
と来年は2009年より計画されるが、 斯くもIT業界に大きな波紋を呼ぶGoogle提供の Google App Engine です。

利用する為に準備すべきは以下三点
  1. Pythonのローカル実行環境構築
  2. Google App Engine SDKのインストール
  3. Google App Engine 認証コード取得
であり、 第一番目の気を付けるべきはGoogle App Engine推奨のバージョンに留めること、即ち2.5、 第二番目の気を付けるべきは第一番目を実行して後に可能になること、 第三番目は近年のGoogleのサービスの例に漏れずGmailのアカウントを有すれば利用可能にて、 但し気を付けるは認証コードを受け取る為の携帯電話のメールアドレスが必要な点にありますが、 此の三番目の挙げられるこそGoogleのインフラ利用の肝にしてあれ、 設定あればWeb関係者には最早お馴染み、神秘の ZFS 及び BigTable が利用可能とあれば、 どれも軒並み敷居は低く簡便に為ります上では、 利用されるに如くは無き様に感じます。

じゃによって Googleドキュメント>スタート ガイド>Hello, world! に従い構築してみた頁が Hello, world! にて、先ずは例によって Hello, world! の恥ずかし乍の表示と相成った次第。

上記秋元氏の記事に述べられる如く
しかし、こんなサービスを(リソース限定とはいえ)無料で出されてしまっては、ただでさえ不安定とか文句を言われているAmazon EC2はたいへんだし、一般のホスティング業者もたいへんだろうなあ。
と引用さるれば、全くの同感せざるを得ぬと共に、 またもやGoogleにデータを預ける事項の増えれば益々依存度が高まるのみが不安要素となるのではないかと考えます。

Googleの「Lively」年内閉鎖

当ブログは2008年今夏7月12日のアーティクル Google的セカンドライフ/Lively.com にてご紹介の gmailアカウントで利用可能な3Dソーシャル・サービスは Lively なるは
ユーザーはログインすれば己の分身たるアバターを好きに着飾って、 3D世界を気の向くまま逍遥の出来、出会ったアバターとチャットが楽しめると云う寸法です。
と紹介した如く仮想世界を己がアバターで闊歩する、 パーソナルコンピュータなるものが登場し始めてより常に其の概念はサービスとして提供されるも、 終ぞ世に敷衍すること無く、今回も其の轍は免れ得なかったが至極残念な、 ITProの2008年11月21日の記事 Google,3Dソーシャル・サービス「Lively」を年内閉鎖へ に扱われる如くGoogleに依り公式にその終幕を引かるれば、 当サービスを折に触れ紹介する積りの当ブログの目論みも外れることとなったが次第、 近年盛り上がりを見せるもマスコミ主導の実の無き感ありし セカンドライフ とて此方は世評も落ち着けば、 身の丈に合った話題として取り扱われ、 今後は着実に地歩を固めて欲しく思うものの、 まだまだPCの性能は此れ等の概念を充分楽しむ程にはなっていないのかも知れず、 更なる高速化がセカンドライフユーザーと共に吾人に提供者は望まれる様にあり、 またIT業界の覇者GoogleとてITPro記事に依れば
GoogleはLively終了の理由について「厳しい決断だが,当社のリソースを中核の検索,広告,アプリケーション事業に優先的につぎ込まなければならない」と説明している。Livelyに携わっていたスタッフは他の部署に配属される見通し。
なる様に決して現在の地位に甘えず、世評に逆らわず、 己が為すべき道を為すは、 比較にならぬ小さなリソースの振り向けに悩む我が身にとっても大変参考になります。

仮想化とクラウドコンピューティング

何やら ヴイエムウェア と表記されると馴染み無き疎外感の、 VMware とされれば即ち例の仮想化のとすぐさま結び付くのも不思議の感ある ZDNET Japanの藤本京子氏文責の2008年11月17日の記事 「大企業はより効率のいい仮想化運用を、中小企業にはクラウドを」、ヴイエムウェアの戦略 では仮想化の雄 ヴイエムウェアの2008年11月14日の日本国内における戦略について説明会の催されるが報告され、 同社代表取締役社長の三木泰雄氏の言説が掲載されています。
ヴイエムウェアが本邦にて注力すると三木氏の主張する以下三点の
  1. 市場のニーズにあわせたタイムリーなソリューション提供
  2. パートナーとの連携の強化
  3. 技術者の育成
でも注目したい事項は最初の項目にて引用させていただけば
三木氏が言う「市場のニーズにあわせる」とは、主に企業規模に応じた対応をすることだ。まず大企業の顧客は「すでに部門レベルで仮想化技術を導入している企業が多い」と三木氏。
(ry)
中堅・中小企業では、仮想化の知識を持つ技術者が不足していることもあり、「自社で仮想化を導入するよりは、クラウドサービスでの利用を望む声が高い」と三木氏は言う。
とあれば当ブログ2008年5月28日のアーティクル 仮想化のIT業界に与えるインパクト でも取り上げた如くインフラを効率的に扱い得れば仮想化は、 恐らくクラウドコンピューティングとは切っても切れぬ中なのは容易に予想の付き、 当該社にはクラウドサービスの普及に一役かっていただければ、 尚更インターネットの利便性の上がるに付け奮起を促したいと思います。

当ブログに於きましても 抔は夙に関心を抱きし一連のサービス群の、 閲覧者の参考に成る哉はいざ知らず、 ホームページ作成浜松Tips:クラウド に表示さる一連の記事群に書き留めおけますれば、 興味と時間のある方はご参照の程を。

インフルエンザとインターネット

何も電子商店街や宣伝、告知抔、 企業の営利活動許りで無いのがインターネットのインターネットたる処で 近年矢鱈営利を目的とした商売への利用が取り上げられ勝ちですが、 考えて見ればインターネットは元来研究目的で使用されるべく 発展したのであったことと思い起こさせてくれるサービスが、 Google Mania の2008年11月12日の記事 インフルエンザ流行マップ で紹介されており、当該情報提供頁が Explore flu trends across the U.S. にて、11月下旬の今とあっては随分恐ろしげな山が現前に聳える状況となっており、 此の時期となれば予防接種用のワクチンが費消され尽くしてしまうのは毎年のこととて、 当月上旬に接種を為したことに絶対は無しとは云え、安堵の胸撫で下ろすこと如何許り哉。
扠、Google Mania紹介記事にも言及される如く、 このレポートは北米のこととて本邦の状況を知るサイトの有りや無しやと問うに、 コメント欄にて応じられるが 国立感染症研究所 感染症情報センター 提供のデータサイト インフルエンザ流行レベルマップ 及び 有志医師連 によるボランティアで成り立つ MLインフルエンザ流行前線情報DB なる、此の様な集合知、WEB2.0ならば大歓迎のデータサイトの、 見れば既に11月下旬現在に山は立ち上がり掛けている様子、 皆様もご用心有られます様。
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カテゴリー: IT

虹色に輝くブログタイトル6

己のブログを開くに通常とは異なる何やら違和感の、 気づいて見ればすっかり失念は当タイトルお馴染みのギミックの 虹色変化するタイトルが機能の発揮されぬを トップページは一日其の儘に過ごした上での本日の昨日の、 頻繁に当ブログにお通いいただく皆様にも感ぜせしめたかも知れぬは申し訳なくも、 此れもブログ全体ではなく アーティクル単体に実装する 故のハプニングとお楽しみいただければ幸いに存知ます、 前回の2008年10月15日にブログタイトル七色変化実装の記事は 七色に輝くブログタイトル5 投稿より20記事の投稿を重ねるに因り、次頁へ退去の時期とあっての当記事の投稿にて、 昨日と異なり一昨日とは同じく、本アーティクルがトップ頁に表示さる間は 当ブログのタイトルがトップ頁表示と同時に七色に変化し始める 筈です。

又、「次のページ」へをクリックして頁遷移しても一連のアーティクル レインボータイトル が在るに依りタイトル七色変化機能は失われること無く、 又、当機能の切れる其の先には一連の ブログタイトルズームアップ アーティクルの存在すれば即ち、以前からのお馴染みにはご存知、 タイトル拡大機能が当該者へのお慰みの一助になれるかに心得ます。

当機能にて 虹色 と称すは現在利用の テンプレート に合わせページを開いた時点のデフォルトなる白色から、 赤、青、桃色、紫、空色、緑、黄色、と任意勝手に変化させるべく、 最終的にデフォルトの白に落ち着くように設定を jQueryと共に利用のフォント色を変更するアニメーション用プラグインは Release:jQuery 1.2/Effects にて提供の jquery.color.js に施しています。

先日は2008年文化の日の六代目へのテンプレート変更のアーティクル テンプレート変更『クリスマス7(3カラム)』 にて背景画像とブログタイトルの位置関係もあればDescriptionとの表示位置は逆転させておりますことで、 トップ頁にては第一番目のアーティクルではスクロールの必要も無く、 目にお留めいただけるものと思われれば、 一瞥を与えられれば喜ばしからんことにて御座候。

インターネット視聴率調査の単位はドメインからページへ

インターネットのトラフィックの把握には欠かせない存在のサイト Alexa(アレクサ) にては従来提供さるのは、ドメイン単位のトラフィックリポートなれば、 大いにサイト評価には寄与していただいていた処、 秋元氏のサイボウズラボ・プログラマー・ブログの2008年11月12日の記事 Alexa(アレクサ)にWhat's Hot on the Web(今どこが熱い?)ランキングが増えた で紹介さるは同サイトにてページを単位として新しくトラフィックリポートが提供される様になったなる旨にて、 当該サービスが What's Hot on the Web の2008年11月下旬に入る時点で秋元氏紹介時点26ページから少し表示ページの増え、 60ページとなっており、 5分毎に更新される表示は只今閲すれば上位にyahoo.comの多く占めるに成程と肯じせしめらる感がありますが、 体裁はトラフィックリポートと云うより、 トラフィックランキングと云った感じの仕上がりになっている様です。

氏も言及されている通り、紹介サイトは全世界的に普及するサービスですから 勢い世界中のサイトが対象になり、如何せん日本の状況を見るには適さない面があります。
当ブログでも2008年10月28日のアーティクル パストラック利用のhamazoブログパーツ作成 でもご紹介の、 氏の所属するサイボウズラボにより提供される PathtraQ(パストラック) では其の辺りの不都合が日本語で構成されることにより多少規模は小さくなりますが解消されています。 此のパストラックに於いては 当ブログの二記事 で取り上げる如く、マッシュアップされるに適性が高い上では可能性を多く有し、 其の実際が上記事なのですが、 此れに習いアレクサのサービスも有用性の高くなるべく成長を望みたいと思います。

無料PDF作成サービス

其れ程頻繁に使用する訳でもない為に、 PDFファイルを作成するソフトの購入の数万円を捻出されるのを躊躇われる方も多いようです。 またPDFへの変換環境が無い場所で已む無く作業しなければならない際抔にも用立つ様に、 無料でPDFファイルを生成するサービスを Gigazineに掲載されている記事から時系列でピックアップしてみました。
各サービスのポイントは夫々記事より引用させていただき、 インストール抔含めた使用方法は当該Gigazine リンク先サイトに詳しく紹介されていますのでご参照ください。

フクオカRuby大賞創設

Matzにっき の2008年11月12日の記事 福岡県が「フクオカRuby大賞」を創設,システムやビジネス,普及への取り組みを募集:ITpro ではRuby作者のまつもと氏が 福岡県庁の方の来訪を受け審査委員長への就任を要請された旨、 言及されています。

上記事の紹介リンク先のITproの2008年11月11日の記事 福岡県が「フクオカRuby大賞」を創設,システムやビジネス,普及への取り組みを募集 にニュースリリースとして取り上げられる如く 福岡県主宰で推進される当催し フクオカRuby大賞を創設! は所謂ITに依る町興しとも云え、素晴らしい取り組みと思います。 Rubyの腕に覚えのある方は応募なされてみては如何でしょうか。

また、島根県松江市に本拠を置くNaClの略称でお馴染みの 株式会社ネットワーク応用通信研究所 には、山陰を生後此の方本拠とする まつもと氏がフェローとして在籍するに依って 優秀な人材が集うと聞き及びます。 此れも地元のITに於ける優秀な人材を登用した立派な町興しと云えるかと思います。

何もデジタル、アナログと時計では無いのですから拘る必要もありませんが、 町興し、村興しと云うとアナログに傾き勝ちではあり、 デジタルの匂いのする物は其れと嗅ぎ取った未だ其れ系を不得手とする 担当者の胸先三寸で放擲されることもあれば、 在住す静岡県でもなかなかデジタル系其の手の試みが見られぬ中、 其の意味で時折参加させていただく 中野氏和田氏 両氏の主宰されるブログ村は興味深い手法の一つだと考えます。
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カテゴリー: Ruby

ユーザービリティを考慮したAjaxの使い処

ビービットのユーザビリティコンサルタント前田俊幸氏の文責なるは2008年11月5日の記事 【海外事例に学ぶ】インタラクティブなUIでコンテンツを見せる際の注意点 ではColleen Jones氏による記事 Winning Considerations for Interactive Content を元に近年隆盛を極むリッチなユーザーインターフェースを実現する為に採用される技術、 Ajax についての警鐘をならすと共に、 有用な使い処を紹介してくれています。

当ブログでも と、幾度が正に上記事で取り上げられるタブ機能を Ajax で実現するアーティクルを掲載していますが、 参考サイトとして挙げられるCNN.comと同様のページ内リンクを利用していれば、当記事で ユーザビリティへの配慮-コンテンツを参照しにくくしていないか? と項目立てられる中に問題とされている 後からユーザが参照しづらいデメリットが生じる 部分はどうやら何とかクリアしている様に思います。

次に項目立てられる ユーザの説得への配慮-ビジネス的な好機を逃していないか? では
上記のような、ビジネス成果に直結する入力フォームでは、いかにユーザを素早くスムーズに完了まで至らせられるかが勝負になります。そこで、ユーザが必ず通るページの流れ(クリティカルパス)を考えた後、それを「もっと短くできないか」「流れの途中でユーザが見たい補足情報をうまく見せられないか」を検討することで、インタラクティブな見せ方による改善の余地が思いつくでしょう。
と引用されるに常々アクセス解析でも言及される離脱率低減への方策として、 Ajax 利用の効験へと考察を繋げるが可能になると考えます。

自働化とジャスト・イン・タイム

例に依って書肆を彷徨くに不図棚を見遣って我目を疑うは 当ブログは2008年9月1日のアーティクル 挙式ビジネスから大リーグまで でご紹介する 勝ち組ビジネスパースンの統計学 なる書籍に掲載さると言及のトヨタ自工元副社長は故 大野耐一 氏の直接の手に掛る トヨタ生産方式―脱規模の経営をめざして の背表紙に踊る文字に先ずは思う処の 常なるジャーナリストの世界有数の優良企業に追従せんと著したならんとにあらざれば、 平成2年に物故せしご本人其の人の著した物と脳裏で結び付くを待つに暫しの二度見、 漸う当該事実を認識するに至れば、 何たる僥倖、 即座にレジへと持ち出で購入の運びとなり、 終ぞ見掛けぬ本書の突然なる出現は1978年5月25日第1刷発行が、 隔てること30年近く、2007年12月26日第102刷発行を齎した ダイヤモンド社への感謝の念を胸に 其の週末から次の週末へと休日は本書を楽しみ読み読了と相成っての 当アーティクルのエントリーとなる顛末。