Google App EngineのJavaに対応す

従来Pythonでのみ利用可能だった Google App Engine に於いて新たにサポート言語として Java が追加された旨、様々報告される内の記事の一つが、 @ITは西村賢氏に依る2009年4月8日の Google App EngineでPythonに続いて第2弾/ グーグルのクラウドがJava対応、JRubyも稼働か にて、Javaを主に開発に利用される方には朗報かと思われます。
上記記事には
  1. Java 6対応のJVM
  2. JVMはサンドボックス環境での動作
  3. スレッド生成やローカルのファイルシステムへの書き込み、JNI(Java Native Interface)は利用不可
  4. App Engine DatastoreがJDO 2.3(Java Data Objects)またはJPA 1.0(Java Persistence API)から利用可能
  5. JavaMailインターフェイスを使ったメール送信が利用可能
  6. 画像処理のためのサービス利用可能
抔や、 JRubyについての詳細情報もあれば、 興味のお有りの方はご参照願い度思います。

Webアプリ脆弱性スキャン

兎角頃日喧しく云われるはインターネットならではの危険性、 其のネット上に自社にてWebアプリケーションを提供する事業者ならば、 矢張り気に掛けざるを得ないが其の脆弱性の有無にて、 情報漏洩にホームページ改竄抔、危険を挙げれば枚挙に暇無き折、 CNET Japan吉澤亨史氏の文責にて2009年4月10日に挙げられる記事 脆弱性を毎日診断、無料スキャニングサービスをBBSecが提供 によればネットワーク経由でWebアプリケーションの脆弱性を検査するサービスを検査のみにてあれば無料で提供とあるが、 株式会社ブロードバンドセキュリティー(BBSec)CrackerGuard(クラッカーガード) です。
同様のサービスは以前より eVICTOR 等も有り、 株式会社アンツビズシェアの説明 より引用させていただけば、
eVICTORは、お客様のシステムに対し擬似的なハッカー攻撃 を再現することにより査定を行うソフトウェアです。システム中のソフトやコンフィギュレーション における脆弱性、更にオープン・ポートを確認するため、全ハードウェア及びソフトウェアプロファイル を参照し、各ポートからお客様のネットワーク、というように全ポートに渡り、それぞれテストが行われます。 そして導き出された結果を、問題点、及び対応策と共に全て報告書にまとめ、ご提供いたします。
とあるに対し
脆弱性を日常的に毎日チェックし、適切に対処していくことが必要となります。 CrackerGuard(クラッカーガード)は、企業の社内ネットワーク及びウェブサイトの脆弱性を毎日診断し、その結果を専用のWebページで報告するサービス
と引用されるクラッカーガードでは毎日の無料診断と専用Web頁が用意されるが付加価値かと存知ます。 但し、脆弱性が検知されれば其の詳細は有償サービスにて齎されることになりますので老婆心乍。

当ブログで2008年5月14日のアーティクル クレジットカード産業の業界セキュリティ基準PCI DSS で取り上げたがPCI DSSに於いても同様に、 オンデマンドで使いやすく、コスト効率の高い PCI コンプライアンス と題され記される QualysGuard PCI なるサービスも提供されれば、 此の類なるWebブラウザがあれば享受の可能な、其れでいて最新情報に対応される 所謂SaaSタイプのサービスの需要は益々増大し、 其れは情報セキュリティに於ける重要なる位置を占めることになるのかも知れません。

フレッシャーズの為の情報セキュリティ

近年、ITは当ブログは2008年12月24日のアーティクル 電気・水道・ガス・IT にも言及の如く、最早社会的インフラの様相を為せば、 今年度より新たに社会に一歩を踏み出さんとされる方にも、 必須のスキルとして要求されるが、其の情報セキュリティにて、 大仰なものは必要なくとも最低限、個人的に主に使用する配給のパソコンに対する配慮抔考えるに、 CNET Japan編集部の新澤公介氏の2009年4月3日記事 セキュリティの基本知識を伝授--マイクロソフト、新社会人向けコンテンツを公開 に依ればマイクロソフトは2009年4月2日(当該サイトでは3月25日公開と記載)に、 セキュリティに関する基本知識などをステップ1からステップ3に分け、 新社会人向けのセキュリティ対策コンテンツを公開したとあるが、 フレッシャーズの皆さん、十分なセキュリティ知識はありますか?
~はじめて PC を使う方のためのセキュリティ特集~
にて新人さんのみならず、パソコン、インターネットに慣れ親しんだ方にも、 もう一度基礎からセキュリティについて確認するに有用であると思います。

データストアに於ける動的プロパティ作成

GAE関連参考書籍を見るにアマゾンでも邦訳されたるは数少ない中、 日経ソフトウェア2009年1月号 にて扱われたる内の特集の2、松尾貴史氏の文責なる タダで手軽に始められる Google App Engine でWebアプリを公開してみよう が当ブログのレベル的にも程好く参考にさせていただくも、 雑誌たれば其の情報の早さが肝が処、1月号と云えば既に去年は12月発売のものを、 月遅れと云うには大巾な遅延となりたる桜の盛りも過ぎ様かと云う、 正しく間抜けが字面の似つかわしい当アーティクルにて御座候。

当ブログは Google App Engine カテゴリーの前回なる2009年4月2日のアーティクル Google App Engine に於けるWebデータ保存 にてはプロパティを事前に決め置く処理も、松尾氏に依れば
アプリケーションを作るときは、 データストアに格納するデータの形式を前もって決めておくことが基本ですが、 なかなか決められないこともあります。
Datastore APIには、このようなときに便利なクラスがあります。 dbモジュールの「Expando」というdb.Modelを継承したクラスを使うと、 モデル・クラスにプロパティとして定義していない形式のデータでも 動的にデータストアに格納できます。
とあり、此れを今回は実際に Google App Engine スペース上に展開して見ました。

ノートPC電源的アプローチGoogleサーバー

オープンの雰囲気を漂わせ乍、 なかなかに其の内実を垣間見せることも無きGoogleの、 運用サーバーについて、其の特徴的なるがモジュール毎に電源を備えることにあるとは、 CNET Japanに2009年4月5日に掲載されたはStephen Shankland氏(CNET News.com)の文責にて、 翻訳校正は川村インターナショナルなる記事 グーグル、自社設計のサーバを初公開--データセンターに見る効率化へのこだわり により得られる知見です。

Googleのサーバーと聴けば伝説の、 当ブログ2008年3月22日アーティクル 未踏シリコンバレーツアー2008 にも取り上げた古川氏ブログのシリコンバレーでの一日なる2008年3月18日の記事 にはGoogle社内を逍遥しつつある処、
眼に飛び込んできた、サーバーラックがグーグルが初めてインターネット上で検索サービスを提供した自作のサーバー...現代の1Uに収まるブレードサーバーなど無い時代なので、パソコンのマザーボードの下にコルク版を張ってショートしないように高密度実装、ボードの隙間にねじ止めもしていないハードディスクがゴロリと基盤の上に転がってラックに挿入されているものだから、マザーボードが全て反り返って凹んで見えるという実装方法...学生さんや個人が実験として使うには良いにしてもIT企業のマシンルームであれば、あり得ないって話であります。ところが、その日の夕方コンピュータ・ヒストリカル・ミュージアムへ行ってみれば、グーグルから寄贈されたこのサーバーのラック1本分が、ENIAC、IBM System360、VAX11/780やCray 1に混じって「歴史を創ったコンピュータの1台」として、ちゃんと展示されていたのに驚きでありました。
と語られる脇にはコンピュータ・ヒストリカル・ミュージアムでの氏撮影の件の物件の写真も掲載され居りますれば、 興味ある方はご参照の程を。

SEO対策変化の一例/ユニバーサル検索

頃日屡見掛けるに気になるニュースがGoogleの動向にてこそ、 ユニバーサル検索 にてあり、簡便なる速報として SEMリサーチ 2009年4月2日が記事 Google、地域系クエリなしでもユニバーサル検索で地図表示 を閲す抔して、様子を伺う折、 ホームページを作る人のネタ帳 は2009年4月7日には どんどんバージョンアップしているGoogleパーソナライズ検索による地域店舗ビジネスへの影響 にYamada氏の考察が掲載されており、引用させていただくに
こうしてみると、店舗しか構えていないお店のホームページの価値というのは、これまでかなり低かった事が挙げられます。
『ラーメンのまとめサイト』や『らーめんレシピサイト』に規模の小さなwebサイトは勝てない為ですが、このように地域と連動し、検索1ページ目に表示されると、webサイトの価値も大幅に高まります。
と地域に限って云えば上位に表示されるべきサイトも、 全国的には其の検索結果は下位に埋もれてしまうを許容せざるを得ない状況に、 従来、 地域性の有る店舗のサイトに於いてはキーワードに都市名、市町村名を含め対策することが常識 でしたが、此れも遂に過去の遺物となるべき予感、 即ち、従来が好手が扠こそ悪手へと転ずるに、 当ブログタイトルこそ其の悪手の代表なれ、 と申しても一世を風靡して尚今スパム判定を招く類のものになければ、 此の身のアドバイスをお受けの方も其処はご安心いただきたく、 此れよりは只に検索エンジンにさえサイトの狙いとする地域を了解させるべく サイト構築すれば良いと云う格好になるかと存知ます。
又、Yamada氏の考察を引き続き引用させていただけば、
多くの企業が、Googleマップへの登録をしていない事がかなりのマイナスにすら感じられるようになります。なんせ無料で登録できるのだから、店舗の方が登録していないというのは、デメリット以外ありません。
となり、新たな方針も、 顧客の実店舗への来店を招きたいと云う運営業態に於いては 更に具体的にも見えるかに拝察いたしますのが、Googleの ローカル ビジネス センター(Google マップで顧客にアプローチ) にてあるのは紹介記事にも記載される通り。

只、現時点に、まだまだ精度は途上にあるべく、 此処遠州は 浜松 にて在り、紹介二記事にあるキーワード
  1. 英会話
  2. クリーニング
  3. 引越
  4. ピザ
  5. 専門学校
  6. ラーメン
を入力して得られる結果には如何しても此処は 横浜 と判断され、 残念乍、 の一文字のみ合うのみはご愛嬌。

ブログ上で様々な言語を実行可能なAPI

当アーティクルタイトルに限った使用法に無きにしは勿論のことなるも、 取敢えず自らの理解の為に、先ずは此の如き使用法もありとて、 入門的に試用が、404 Blog Not Found運営のアルファブロガー小飼弾氏が提供される Ajax - llevalのサポート言語がさらに増えました の余りの素晴らしさには、記事内にある 大好評 との文言に偽り無きものに思います。

扠、此の如き使用法とは当ブログにては屡、 特に はじめてのプログラミング カテゴリーに於いて拙きコードを公開するに、 只其の儘出力も合わせ表記するを従来何とも思わず公開のアーティクルに於いて、 此れ抔はプログラミング入門書の練習問題とは申せRuby入門書を兼ね居りますから、 当該コードはRubyなるが、実際其れ自体走らせるに環境を選び、 重ねてブログ上で実検すとなれば、凡そ従来が手法を疑問にも思わぬも不思議ならぬとは自己弁護、 本APIを用いれば、此れをRubyコードの儘、実際にブログ上にて走らせ、 結果も又ブログ上にて閲覧者のご高覧を得ることが出来ると云う寸法と相成ります。

ブログサービスを無料にて提供されるは有り難くも、 虫の良い話にて、使い込むに従い不足を感じるに、 簡単テンプレートカスタマイズ抔も入用な面は有るのは勿論承知の上で、 余計な者に取っては余計な物とて、システムが重くなるのも少々煩わしきものなれば、 極々ほんの偶にはブログサービス提供の方々にも逆方向を向いていただき、 別サーバー立てにて提供ブログからのみの実行を許可する抔して、 此の如き有用且つ意義の有るAPIを公開して欲しいものと切実に願うものであります。
投稿日:
カテゴリー: javascript

Gmail満で指折り片手とや

其の登場時に大いにインパクトの有った、 と云うよりは当アーティクル紹介の下記記事にも有る如く冗談に過ぎぬと取らざるを得ない状況であったは、 矢張り其の大容量にありましたが、 衝撃は利用者たる吾人よりもマイクロソフト抔、 当初は競合とも思わぬ競合に大きく有ったでしょう、 此れこそクラウドの始まりであったか、 他の追随するも未だ其の容量ひとつ取っても追いつけぬ状況にやら思われます。

扠、此れも下記記事内に記さるスパム検出の精度の高さは、 漸次其の正確さを更に増しては、最早此の身に抱えるどのアカウントも、 此れを通さずして手元に齎されるが許容出来ぬ感を抱かせしめられ、 此れは感覚的なりて、なかなか食わず嫌いに説明の難しきは、 手元のメールシステムを学習に依り時間と共に制度の上がると高く評価される気持は判れども、 .comを軒並み撥ねるは少々問題有りかと忖度するに、 覚えの有る方には是非利用を勧めたきは、 世が皆Gmailなればスパムは根絶するのではないかとの売り文句も、 私はGoogleのセールスマンには有らずして悪しからず、 固より手に余るスパムメールを何とか手間要らずに処理したい筈が、 今や、Googleがスパムとして弾いたメールは見るに値せずとすれば、 良く有る詐欺にも目新しきインターネット不慣れな方に実に強力なドラえもんが如き相方となるかに拝察。

上記のみならず、此の身がアクティビティに影響を与えしは、 当時使用のメーラーにてはフォルダー分けして整理するが当り前の膳喰わねど高楊枝、 今や最低限のラベル分けはすれども、 其れも特別な場合以外は未使用か、後の行為の露払い、 露の払われるも払われぬもお構い無しに履行されるが、 検索は此れぞGoogleが表芸にて、此れ無しにメールの活用は有り得ないかに愚考いたします。

以上、Gmail誕生日なるエイプリルフールを閲した翌日が、 2009年4月2日のGmail製品マネージャであるTodd Jackson氏のブログエントリー 5 years of Gmail を受けたITproは2009年4月6日の記事 「Gmail」が満5歳,「今後5年はさらに劇的に変わる」と担当マネージャ にてなかなかに歴史を有し始めたネット界隈に感慨深き思いを致させられました。

人であったら七五三で千歳飴をぶら下げている此の年齢も、 ドッグイヤーにあっては立派な成人以上、 更に今後開発の度を増すとあっては、 又もやGoogleに預けるデータの増える許りと引っ掛かりのあれど、 如何にも期待せざるを得ません。

SEOのごく基本的考え方

検索エンジンとて商売なれば、検索エンジンの身になりて考えられるべし とは、ホームページを支援に赴く先にて大抵一度は口にする言句の、 最早、云う方も辟易する許り折に見掛けたるが、 スタジオホットラインはBOGGY氏によるブログの2009年4月2日の記事 検索エンジンの使命って何? を拝見しても氏も同様の経験をお持ちかに忖度され、 扠又、此の道にて大いに仕事を為されたる住太陽氏のブログは2008年2月28日の記事 現状の企業サイトはノイズの固まりにすぎない を拝見しても、先達たる氏の言及も、穿って見れば、 己の検索結果順位を上げんとするさもしさに閉口されるかの感有りて、
SEOに関するとてもシンプルな答えを導き出すことができます。それは「ユーザーが求めているものと一致した情報を公開すれば、ユーザーは必ずそれを探し当てる」ということです。
とも、自らの検索関連の一連の行動を一般に敷衍出来ると仮定した上で述べられる結論は、 最早此の業界にては箴言たる顛末。

検索エンジンが隆盛を極めてからドッグイヤーに於いては気の遠くなるような長い間、 時系列に従い一世を風靡したスパムとしてインデックスから除去されては又、 此れを封ぜんと欲しては又、 繰り返し利用される箴言の、 昨日ホームページ制作を開始した起業学生抔からも気軽に唱えられる呪文となりて尚、 此れ等が取沙汰されるは、 余程、インターネットに於けるビジネス上の情報発信では、 自己主張の強い姿勢が猖獗を極め易い、即ちSEOスパムを生ぜしめ易き構造、 一度、無意識にも此の方面に物事を達せんと事を起こせば、 勢い此の方向に向かざるを得ない様に、 斯うとなれば構成されているのだとしか思われず、 此れを矯めんとするが果して吉か凶か、 己の内より自然と生ず方向性に異議を唱えられ、無理矢理捻じ曲げられんとする身になれば、 信じる道を仮令効果が無かろうがSEOスパムと断じられぬ限りは行かせてやるも、と、 少し許り沈思黙考の観を呈して是非を問うことも有り哉無し哉、将又。

IPA重要インフラ制御システムセキュリティ等調査報告書

当ブログは2009年3月27日アーティクル IPA・ISEC情報セキュリティ技術動向報告書 に続き、又もや吉澤亨史氏のCNETJapanの記事は2009年3月31日のもの 今後は制御システムにも情報セキュリティ対策が必要--IPAが報告書 に気付かされて有り難きは
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月30日、「重要インフラの制御システムセキュリティとITサービス継続に関する調査報告書」を公開した。
とあらば再び、ITをユーザーに提供して糊口を凌ぐ者として閲覧されるべし、 とてざっとにも甚だ頼り無き節穴を通しおく次第。

正式タイトルは利用ブログシステム仕様の30文字以内との短めの規定に収まらぬ長さの 重要インフラの制御システムセキュリティとITサービス継続に関する調査報告書 とて株式会社日立製作所調査実施の、概要には
従来、専用の機器やソフトウェアを使用していた重要インフラ の制御システムにおいても、近年標準プロトコル(TCP/IPやイーサネット等)や汎用製品が導入され、情報システムとの接続や連携が進んでいます。このため、今後、制御システムにおいても、情報システムで発生している脆弱性を狙った攻撃やワームの脅威などの情報セキュリティ上の課題が顕在化する可能性があります。
とされれば、CIAと略される情報セキュリティ三要件が内にも、 Aなる可用性を最も重視する制御システムにも、 他要件の適用が此れを低下させる要因ともなれば、 従来躊躇われた要件が重点も、オープン化喧しき現状にては、 考慮せざるを得ぬ状況を調査報告したものと考えられます。