プログレッシブエンハンスメント(Progressive Enhancement)という考え方
が数年前から言われ始めました。
最近では特にHTML5とセットで語られることが多いようです。
辞書を引いてみれば
- Progressive:進歩的な
- Enhancement:増進、増大、強化
となっています。

どうやら先進的な機能の取り込みのように思えます。
世の中に新しいHTML5との関係が此処辺りにあるのでしょう。
少々語弊があるかも知れませんが、
逆説的に言えばこの言葉に表現される意味は
大切な部分は一緒
と言っても好いのではないかと考えます。
HamaZoブロガーはご存知のように、
HamaZoブログでもパソコンと携帯では見え方を変えています。
携帯用は表現能力の低い携帯向けに必要最小限の情報を提供しようとします。
実はパソコンに話を限定しても利用するブラウザ(2010年11月20日記事
ブラウザって何?
参照)
に拠って、携帯とパソコン程の違いはないにしろ、
見え方が異なってきているのです。
誤解を恐れず有態に言えば
プログレッシブエンハンスメントとは
見え方の違いなんか気にしないようにしましょうよ、
そんなこと本質じゃないじゃないですか、
見る方に本当は何を伝えたいの?
って言うことになるんだと思います。
見え方は見る側の環境に左右され、
それに翻弄されるのは情報伝達の本来の意味を放擲することになってしまう、
それよりは如何に伝えたい情報が伝わっているかを考え、
装飾などの枝葉末節は捨象しようと言うことでしょう。
こう考えれば環境による見え方を厳密に揃える様なことに
無駄な経費を使わない様にしましょう!
と言うことになってきますね。
いえいえ、これは新し物好きでHTML5を本格的に採用したい為の言い訳では決してありません…かな?