死者に鞭打つような格好になることは本意ではないのですが、
何分人気ブロガーより低いPV数では知る由もなく過ごして来た為で
知ったときにはその終了のお知らせであり、
それがWebサイトの存在感に比して終了自体にニュースバリューがあれば
この取り扱いを如何かご寛恕あられたく、
それ程取るに足らないWebサイトの閉幕が話題となるのは
一重にその運営母体にあるのです。
終了するWebサイトは
新's あらたにす
朝日・日経・読売よみくらべサイト
であり、運営母体は
日経・朝日・読売インターネット事業組合
です。
運営母体の名称から容易に推測出来るようにこの事業組合は
- 株式会社日本経済新聞社
- 株式会社朝日新聞社
- 株式会社読売新聞グループ本社
の共同事業で4大マスメディアとしてのひとつ新聞業界が
押し寄せるWebの荒波に抗うように設立され、そして今回終了する
あらたにすは開設されたものでした。
矢張り4マスのWeb戦略が守備上々とは行かない状況は
Webサイトの影響力は低くともニュースバリューは高くなります。
このニュースは多くのオンラインニュースサイトの伝えるところですが
新聞社系のサイトはインターネットという蓄積型メディアの特性を考えず
直ぐにニュースを見えないように削除してしまう旧型の遣り方を踏襲しますので
なかなかリンクも設け難いところです。
しかしネット系ニュースサイトのGigazineを見ればしっかりとその最初と最後を伝えると共に残してくれています。
これに代表される如く多くのニュース配信では
あたらにすの終了がメインの内容となっているのですが、
その情報ソースとなるプレスリリース(PDFファイル)
「ANY 連絡協議会」を新設、3社の協力体制を強化
サイト「あらたにす」は終了、Facebook 活用で学生の「言論空間」拡大へ
を見て見ましょう。
冒頭部を以下に引用します。