続おみくじタイトル電光掲示板風

当ブログ2008年8月15日のアーティクル おみくじタイトル電光掲示板風 では 電光掲示板風タイトル最終形(おみくじ版) を最後にRafaël Rozendaal 氏によるサイト RAFAEL ROZENDAAL でのブラウザのタイトル部分に於けるjavascriptを利用した電光掲示板風動的表示機能が、 当ブログトップ頁より消え去るのを淋しく思っての、 ブログタイトルではなくアーティクルタイトルに当実装を施したエントリにて、 直接アクセスの方にはアーティクルタイトルをご覧あれ、 トップ頁よりご覧の方はアーティクルタイトルクリックによりご覧いただけるのが、 電光掲示板風に表示される中にご託宣の 御神籤 機能の提供でしたが、 又もや20記事の投稿を経るや、其のアーティクルの次頁の果てに追いやられるに、 当ブログトップよりは1クリック増加の煩わしき折なれば、 其の際の
羽田野太巳氏の手になるITproの記事 DOMから始めるJavaScriptモダン・スクリプティング の第3回 DOMスクリプティングのことはじめ(1) ~要素(タグ)を狙い撃ち~ の項目 子要素・親要素を参照する で見られる通り ホワイトスペースノード の取扱いが IE のみ異なる為、処理を分岐していますが、 childNodesで出現順を力技にて入力と云う愚考を犯しており、 システムの異なる他ブログへ移行すれば機能欠落の恐れ有るも、 本課題は次回に譲りたく思います。
なる譲られた課題を取扱った上での当アーティクルのエントリです。

お御籤の結果は 大吉・中吉・小吉・吉・末吉・凶・大凶 の七種類、 特にアクセスに関連した制限は設けていませんので、 納得のいかれる迄、頁を更新して、好ましい結果をお持ち下さい。

Google Analyticsの設置

9月菊月を迎えるは新学期、 お国が変われば新年度の朔日は 丁度好き折に加え、 ブログにアーティクルの増え、 少ない乍もそれなりにアクセスをいただくようになれば、 当ブログ2008年6月12日のアーティクル Google Analytics と Urchin で言及もした Google Analyticsを設置してみました。

極小の画像を塗布するのに合わせ、javascriptを設置するタイプも Webビーコン型と云う様で、 画像のソースでjavascript以外を呼び出せる画像塗布方式は、 javascriptが切られているブラウザでも機能は果たす為、 多少の差異はあるとも思うのですが、 ともあれ、この何某かのコードを全頁に付加するこの手の方式に、 動的に頁を生成するタイプのブログはお誂え向きで、 実際現時点で利用のhamazoブログでは三つのテンプレートに Google指定のコードを書き加えるのみで済みます。

作業負荷が少ないのに比して得られる効果は絶大で、 PV、ユニークユーザーは云うに及ばず、直帰率に離脱率、 キーワードランキングにコンバージョンレート、 果てはアクセス元リージョン迄、 凡そ膨大なデータを得られれば、 人に依っては此れが元で無用の長物と断じられた上、 打ち捨てられそうでもあり、 ブログなるがアクセス解析なるを大いに喧伝、普及せしめた貢献者とは申せ、 通常、ブログ抔で与えられるチープなアクセス解析とは名許りのアクセス解析擬きとは、 量からして全く桁が違えば、異なったサービスに思われる懸念も生じ兼ねぬ当サービスは、 特にブロガーなる方々には取扱いには充分ご注意あられたき代物です。

Googleではネットが便利であれば便利である程、人々のネットへの参加機会が増え、 即ち其れはGoogleには成功機会を生ぜしめると云うアルゴリズムに則った上での話とは云え、 このような強力なWebアプリケーションが無料で提供されるとは実に驚きの Google Analytics の利用は扠、吾人に何を齎すのでしょうか。
当ブログでも折を見て、様々な方面に影響の出ない、出せる範囲のデータに、 当ブログの私見を加え、ご覧いただこうかとも考えています。

企業体拡大の是か非か

書肆にてその書名を拝見すれば なぜ会社は大きくすると潰れるのか とあるを天の邪鬼にも、然れば当ブログ2008年9月1日の 挙式ビジネスから大リーグまで で書評は 勝ち組ビジネスパースンの統計学 に登場の トヨタマクドナルドセブンイレブン も存在するまいと、高を括って拝見するに、 今となって思えばと己の分を見誤れるを充分理解し乍、 更に今もたらればの悔恨の念に思い悩まされるはなかなかに身につまされる思いがします。

作中にも記される如く、往々にして経験者とは申せ 上梓されるは成功の経験、成功譚が大勢を占め、 失敗譚もあれども管見に著者の充分に立ち直っての後、 若しくは失敗者に代わりて代理の者の記す処なれば、 其れなりの資本金を有す企業体を破産せしめるも生々しい、 無念の色も濃き、臍を噛み締める時期に著述、出版の為されたことが本書の価値に思います。

挙式ビジネスから大リーグまで

当ブログ2008年5月8日のアーティクル 21世紀日本発 超高層免震技術 での 1兆円市場を拓いた男 の書評に
タイトルも私の様な愚かな人間が手に取りやすい安っぽい「一兆円産業」抔が踊りますので
と記したをなぞるが如き、此度書肆にて手に取りレジへと運ぶ冊子の表紙に踊る言の葉の 勝ち組 とは又もや根性も浅ましきを窺わせる其の当の書籍名とは 勝ち組ビジネスパースンの統計学 なる、専攻を応用統計学とする経済学博士、福井幸男氏に依り上梓されし、 決して専門知識を必要としない雑学的な読み物ビジネス経済本の、 本アーティクルのタイトルは其のサブタイトルに縁るものにて、 挙式ビジネス とは元は貸し衣装業を営んでいた ワタベウェディング が経営者独自の統計的データの着眼点に依りビジネス展開の業態、 大リーグ とは球界にて知る人ぞ知るセイバーメトリクスの創始者、 ジム・ジェームズ 氏の打率、打点、防御率は数値として、犠打は戦略として無用にて、 其の主張こそ松坂、岡島両投手の所属するボストンレッドソックスを、 バンビーノの呪い より救出せしめた立役者とも噂され、 扨其の最も重要視する数字とは、、、
は本書162、168頁をご一読の程のあられたく、 以外にも
  • トヨタ(128頁大野耐一元副社長)
  • マクドナルド(142頁レイ・クロック氏の標準化)
  • セブンイレブン(146頁POS導入時NEC社長)
抔(括弧内特筆エピソード)、錚々たる企業の成功因を統計学的見地から、 門外漢に判り易く、簡便なる説明のなされています。
上記にて勿体振り、出し惜しむ程に興味の惹かれた ジム・ジェームズ 氏譚の他にも、 ヘルプセンターの設計に際し、 一日に掛る電話本数にオペレーターの対応できる本数、 例えば10本の対応の可能なオペレーター10人が居れば、 一日に100本の電話が掛けられた際、 一人一人の待つ確率は本書57頁に拠れば 100% 、抔も一寸した謎々として面白く、 又、巷間囁かれる統計の嘘に関しては 相関分析 の手法を取り上げることで説明されています。

116頁から数頁を割く百貨店のエピソードでは、 国民的アイドルフーテンの寅さんの啖呵売でも御馴染、 東急百貨店として其の歴史を全うした、 白木屋 や、米経営学会双璧、 ピーター F.ドラッガーマイケル E.ポーター のエピソード抔、 ビジネス入門書として充分に楽しめる書籍でした。

夏の終わりの検索キーワード

本日2008年8月31日は本邦多くの学校で夏休み最終日と指定されているのではないかと拝察いたします。 海には水母の出現もあり、蝉は日暮に、まだまだ高い気温もほんの僅かの日の昔に比すれば大分和らいで、 汗も其の頃程には掻かぬ中、一団の大量の汗を掻かれているのが、 明日に新学期たるべく登校を控え乍、未だ完成のならぬ宿題に、 鬼の形相たる先生を髣髴する諸君であろうとも拝察します。
そんな折を見透かしたかの如く、Yahoo!検索スタッフブログの2008年8月28日付には 検索は夏休みを救うか? なるエントリのなされ、内容は流石に検索ブログのスタッフとて、 Web業界関係者には興味深い 検索キーワードとイベントの関係 が夏休みをお題として陳述されています。

周期的に8月31日にピークを迎えるキーワード検索回数の、
  1. 税金
  2. ベートーベン
  3. 人権
の三種の折れ線グラフのアナロジーで出題さる解答はお題に沿っての 夏休みの宿題 にてある解説がなされますが、 此処で興味深きは、一見何の関係もなさそうな三種のキーワードが、 夏休みの宿題を媒介に検索回数に於いて見事な類似を為すことです。

夏休みの 自由研究 に絞れば自由研究の検索時の複合キーワードからは、世相も読み取れる旨が記事内に言及されており、 更に自由研究に引けも取らぬ 工作 を取り上げれば、常に複合キーワードとして上位につける 貯金箱 からは意外な本邦の政治的大転換のイベントがデータ上に見えて来ることが述べられています。

データから様々な情報を読み取ることは古今東西必須のビジネススキルにて、 況して現代Web業界ではSEOを代表とする概念は其の能力に更なる要求すを証明するが如く、 Yahoo!検索スタッフのデータ分析には敬意を表したくあると共に、 非常に楽しく拝見させていただきました。

角丸2/jquery.corner.js

角丸を実現したい許りに其の再初期には、 table タグを用い最早化石となった所謂テーブルデザインで作成したり、 将又、画像のみによりてしか実現のならずと曰ふてみたり、 次いで数年前よりはCSSの時代とて、 div タグを4つも使用したり、2つに減らして工夫したと放言したり、 愈々Ajaxも華やかなりしjavascriptの復権を果たせば、 様々なライブラリの登場に欣喜雀躍し、利用した内にも、 最も有用だと思われたのが当ブログは2008年3月13日のアーティクル 角丸 にご紹介の curvycorner でしたが、此処に至り、遂に登場となったのが、 JQuery Corner なるjQueryにて角丸を実現するプラグイン jquery.corner.js の、 先ずは百聞は一見に如かずの デモページ は驚きの、御本尊は此方Dave Methvin氏による JQuery Corner Gallery にて英文ですが詳細が記されています。
此れを受けてMike Alsup氏が更なるデモを展開するのが、 もっとデモページ にて、此方では角丸に必須の枠線機能がバラエティー豊かに展開されています。
当情報の紹介されていたIDEA*IDEAの2008年8月28日の記事 jQueryでさまざまな角丸っぽい効果を実現するプラグイン『jQuery Corner』 に於いても記法がシンプルであることに触れ
これは超絶便利そう
と表現のされるは全く以て其の通りと肯かされるは以下に実際に使用して見た上からの感想です。
投稿日:
カテゴリー: jQuery

回帰分析を使用したサイト評価の標準化

サイトの評価を行う際、此れを以て世に勃興した Googleのページランクでは、被リンクを計量することに依って、 サイト評価たるものを実に有効たらしめ、 実際其の検索結果の実用的であるが故に、今やIT業界の覇者として君臨します。

Web担当者Forumの2008年8月27日の記事として、 Nick Gerner氏のSEOmozへの2008年6月29日の寄稿 Tips For Understanding Data: Regression Analysis を邦訳した 回帰分析を使ったデータ処理によるサイト分析アルゴリズム開発の手法を紹介 はサイトの評価を定量的に行う際に参考に出来る興味深い記事であるかに思います。

Googleの改良を重ねたページランクは最早被リンクは一因子に過ぎず、 となれば被リンクとは独立したサイト評価の一データと捉えることの可能となり、 では被リンクと同時にページランクを新たに自らの創始したサイト評価に一因子として取り扱わんとの際、 其の桁は疎か、どうやら性質も異なれば単純に縮尺して使用もならぬ、 はてどうしたものか…となった時に威力を発揮するのが、 回帰分析 なる手法にてデータの散布より回帰せしめ、其のモデルを推定し、 計測したいサイトのデータを推定モデルへ当て嵌め標準化した数値を導き出す、 と云う寸法の様で、段取りも素晴らしく氏に依って オンライン回帰分析ツール も用意されており、このツールにデータを与えれば、 線形、指数、二次、逆比例、対数、累乗、 抔のモデルを特定出来、サイト評価の標準化に活かせ、 実際 Trifecta Tool Set なるツールとしてSEOmozメンバー向けに公開されているとのことです。

サイト評価となればあらゆる場面で必要とされ、 検索エンジンは云うに及ばず、ポータルでは何某かのサイトランキングが提供されますし、 当ブログ2008年6月2日のアーティクル サイト売買仲介サイト乱立における差別化 に見られるサイトのM&Aに於ける値付けでも必要不可欠のものであるでしょう。
孰れサイト評価に対しても、既存のサイト評価を利用したマッシュアップ手法の開発され、 新たな視点のサイト評価が、新たなビジネスモデルを産み出すこともあるかもしれません。

ブロガーは覚悟を問われるべきか、幸運を願うべきか

GEEKなページ の2008年8月26日に 個人ブロガーが「詐欺」発言で2000万ドルの訴訟を起こされる なる記事の掲載されれば、其れはブロガーたる吾人にはなかなかに衝撃な内容にて、 扠と己のブログを振り返れば、記事内容の良しや悪しや、 告発される可能性は如何なるやと思い廻らしむは、 ある女性ブロガーが自ブログ上にエントリした記事が元で、 2000万ドル の損害賠償請求裁判をおこされた と云うものです。

内容如何、原告側云々についても様々、取沙汰のされる様ですが、 就中、取り上げたく思うのが、 個人 が組織体により告訴されたと云う点にて、 本邦と西洋の気質の違いはあれど、 こうとなれば我が国には起こり得ぬこととのんびり構えてはいられぬ状況になるのかもしれのは、 賠償額の非常に高額なるに因り、もし原告側の主張が通れば、 費用対効果に於いて大法人の個人を相手にすることは無しとは最早云い切れず、 従来は粗、見せしめの意味合いが強いのみにて、運の悪きが俎上に上るとの認識も、 向後は法務に強い組織が実益を狙い、個人を狙い打つことも考えられなくもなく思います。

当件については経過を見たく思うとともに、 著作権についても思いを致さざるを得ぬ記事に思います。
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カテゴリー: ブログ

コンバージョンレートの重要性

Web担当者Forumの吉村正春氏の文責の2008年8月22日の記事 自ら積んだ成功実績が導き出す成果を上げるウェブ戦略/株式会社ペンシル では、 明太子が半年で3つ売れるだけであったサイトを1か月で1万個販売する迄にしたことが契機となり、 顧客へ成果を提供することを旨とする企業の道を歩むこととなった 株式会社ペンシル のWeb戦略とWebで成果を上げるためのポイントが掲載され、 中にも コンバージョンレート なる概念の非常に重要なるを主張されています。

コンバージョンレートについては Kobakenジャーナル の2007年7月13日の記事 Webサイトはコンバージョンレートを追求すべき に詳しく、
ページビュー(PV)が増加を評価することも多いが、それだけでは費用対効果を数値化しづらい。
単純に広告を出せば、PVは増加するからである。
とあるのを見れば、アクセスを増やすだけでは、 其の目的によってはWebサイトの用を成さない結果を招きかねず、 此処にこそコンバージョンレートと云う指標の重要性があり、 また同記事内にコンバージョンレートのIT用語辞典へのリンクが用意されていますが、 尚、 ヤフー提供IT用語辞典:コンバージョンレート にも同説明が見易くレイアウト、掲載されています。

ペンシルに於いても基本的な考え方は同様ですが、 コンバージョンレートを明確に指標として用いており、 1%を基準としてサイトへの対策を変える抔の姿勢が語られた後、
プロモーションを2倍にすれば成果も2倍になると考えがちですが、実は効果は落ちていきます。そして、コンバージョン率が低いままプロモーションに予算をかけても成果にはつながりません。しかし、コンバージョン率が2倍になれば成果が2倍になったことと同義であるばかりか、プロモーション費を追加でかけていないためCPOやCPAが半分になります。
と、実に明解であるからこその説得力のある主張が為されています。

此れ等主張はインターネット時代の広告についても考えさせられる内容にて、 只々露出機会を増やすのみにては最早効果の程が疑われるとなれば、 マスコミにて大量に投下されるコマーシャルフィルムについて思い至らさせられ、 勿論単純に否定できる存在にはなけれども、 当世、効果を深く考えて広告展開をされる企業には、 充分、従来の広告とネットに投ずる広告の適正な配分を考慮されるべきかに思います。

ともあれ、母集団の拡張としてアクセスアップは必須なのは変わりなくも、 其れのみにては最早適切とは云わざらしめる、 コンバージョンレート について、 ホームページを運営する事業主は深く思いを致さざるを得ない状況にあると感じます。

成功報酬型フォーム提供サービス

業界初!離脱率の改善に対する成功報酬課金システムを採用した入力フォーム最適化ツール なる2008年8月22日の神野恵美氏によるWeb担当者Forumの記事にて紹介されるは 株式会社フルスピード が2008年8月19日に発表の新規サービス フルスピードEFO (PDF:約120kB) にて(入力フォーム最適化ツール)と括弧付けされれば略す原語は Entry Form Optimization と推測されるべき、命名自体は SEOLPO に擬えた、 エントリーフォームの離脱率削減を旨としたサービスの提供にて、 従来資料請求等「申込頁」に始まり、所謂「サンキュー頁」迄辿るに於いて、 上記リンク先PDFファイル内では70%と謳われる如く、 利用者のページ遷移が完遂されぬ割合が大きいのは良く云われる処なれば、 アクセス解析に関心の有る企業ならずとも、利用者からの反応を待つ身には、 興味を惹かれるサービスかに思います。
当サービスを概観すれば、もう一点のポイントとして挙げられるべきが、 成功報酬型と云う費用形態にて、初期費用もあれば一概には述べられませんが、 効果が無ければ支払いも発生しない当サービスの採用側としては嬉しい配慮であり、 であればこそ、フルスピードには一度申し込まんとす意識の高まった「申し込む」ボタンをクリックした利用者に対して、 「サンキュー頁」迄、掴んで離さない絶対の自信があるのだと考えます。

当該エントリーフォームについてはWeb関係者なれば、 誰しも離脱率を削減する方策は僅か許りにても意識に上ることはありしもの、 当世なれば例えばAjaxをフルに用いて、 利用者に注意をそれとなく喚起しつつ、頁遷移も緩やかに、 抔と考えることも一度や二度ではなからんと忖度するに、 当サービスの如何にして離脱率削減を図るかを一度閲したき処とは考え乍、 尚、此の様なサービスは更に向後広まるのではないかとも考えます。