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クラウドに、タブレットPCに、頑張れSONY

かつて SONY(ソニー) と言えば技術のソニーとして並び立つもののない世界に冠たる日本企業として、 トランジスタラジオからトリニトロンテレビ、ウォークマンと 世界に発信されたヒット商品も多く擁し、 多くの後発の企業から目標にされたものです。

ところが最近は凋落の傾向とそれを示す情報が多く、 例えば なぜアップルの時価総額はソニーの8倍になったのか? ―『会社四季報』で読み解くビジネス数字の秘密 などと言う書籍も販売されています。 対比されるアップルはその昔、ソニーを目標とする一企業でもありました。 勿論アップルは2011年の今や まもなく「米国で最も時価総額の高い会社」になろうとしているアッップル (中島聡氏ブログ Life is beautiful 2011年8月9日記事) という企業ですから比較の対象にするには少し酷かも知れません。 (中島氏のブログ記事中にもソニーとの対比される内容が含まれますね。)

富士ゼロックスがクラウド利用のSkyDeskサービス提供開始

雲を掴むような話と言われ続けた クラウド も愈々その効用が凄まじいことが認知され始めると ビジネス適用が活発になってきました。 この秋登場が予告される絶好調アップル社の iCloud などその最たる例でしょう。 そしてここにまた富士ゼロックスも本格参戦の狼煙を上げたようです。

富士ゼロックスの新サービスの名称は SkyDesk 中小規模の企業、組織、コミュニティーに向けた 無料のクラウド型ビジネスコミュニケーションサービスで、 2011年8月23日現在登録すれば直ぐにでも利用可能な状態です。 当該社のプレスリリース SMB市場に向けたビジネスコミュニケーション支援
サービスを無償で提供開始
によればアジア太平洋地域に先駆け日本で先行提供されると言うことですか、 初期からかなり大きな展開を目指しているのでしょう。

富士ゼロックスのクラウド新サービスSkyDeskトップページ 提供される機能は コラボレーション領域 では

  1. Mail(E-Mail統合管理)
  2. Contacts(連絡先管理)
  3. Chat(オンラインチャット)
  4. Calendar(スケジュール管理)
  5. Tasks(簡易プロジェクト管理)
  6. Docs(オンライン文書共有管理)
  7. Writer(オンライン文書作成)
  8. Sheet(オンライン表計算シート)
  9. Show(オンラインプレゼンテーション)
  10. Notes(オンラインメモ帳)
  11. Links(オンラインリンク管理)
また セールス領域 では
  1. CRM(顧客管理)
  2. Cards(名刺管理)
とされています。

セールス領域の色濃いビジネス的な要素は 中小規模向けにはなかなかなかったように思いますが、 コラボレーション領域のような基本的な機能は 既に多くの企業から提供されており、 本ブログにてもカテゴリー立てる Google Apps などは遥か先を行っていると言わざるを得ないでしょう。 此れ等に対しどれだけ先行者を研究し適用しているか、 そして何処迄独自色を出せるか、など 後発としての強みを活かせているかが問われるこれからの展開になるのではないでしょうか。

経営意思決定にもクラウド化の波

経営意思決定にもクラウド化の波:プランニングツールのクラウド化イメージ画像 クラウド と言えば矢張りその代表的なオンラインストレージ( もっともクラウドらしいサービス、Webストレージ 2010年10月10日記事参照)が、 次には

  1. SaaS:メールや画像編集などサービスを提供するクラウド
  2. PaaS:メールや画像編集などインターネットサービスを構築するためのクラウド
  3. IaaS:全てを自らがコントロールできるクラウド
と様々な形態のクラウドが思い浮かびます。 実はクラウドそのもののように見える オンラインストレージもメールや画像編集などと同じサービスの一つです。 従来基幹システム上にあったものやローカルパソコン上にあったサービスが 次々と大きく分けて上の三つの形態のクラウド上に移行し始めています。 そして今回テックターゲットジャパンの2011年7月22日のニュース クラウドサービスが登場し始めたプランニングツールの最新動向 のタイトルからも分かる様に 経営意思決定ツールもクラウド上に乗り始めました。

PCサポートからIT資産管理へ

ITはいよいよ業務に必要欠くべからざる存在となってきました。 電気・水道・ガス・IT ともしばしば言われるような状況ともなっています。 しかしITはまだまだ扱いが不慣れな方には難しく、 その管理に専門家を雇える余裕のある企業でさえ 費用対効果から外部にアウトソースする場合も少なくありません。 そのような中、 @IT情報マネジメントの2011年8月5日のニュースとして IT資産管理ソフトベンダーKaseyaが日本市場に本格参入 が取り扱われていました。 ITを一括して管理することを業務としており、 ライセンス制でサービスを提供するようです。

翻って見れば日本では大企業であれば大手SIerから、 中小企業となればシステム&サポートを謳う大手メーカーの分社的な事務所が手掛け、 小規模、個人企業になればPCサポート屋さんまで、 大抵はコンピュータの商売のついでに片手間といってはなんですが、 本業務として取り組まれているような印象は受けません。 それが、紹介記事に於ける日本進出企業 Kaseya 社の北東アジア担当ゼネラル・マネージャー、 ジョン・ファーギス氏が言う以下の引用文に於けるような状態を惹き起こし、 同社の進出を招いたのだとも思えます。

従来のIT運用管理サービスが、クライアント端末に障害が発生した際、その連絡を受けてからの事後対応を効率化するのに対し、「Kaseyaソリューションは、故障による業務中断を発生させないように予防・予知に重点を置いている。また、運用管理を自動化する機能を提供し、管理者の運用コストを削減できる
予防・予知に重点を置き、 遠隔操作によりサポートを行っていく… ネットワーク社会が発達し、 クラウド という概念の普及の漸進しつつあることを鑑みれば至極当然の業態だと考えます。 孰れ、このような業態が浸透していくことは容易に想像され、 PCサポートの様な業務も IT資産管理 業務として、様変わりしていくのだと思います。

Google Chrome(クローム)の同期をとる

Google社提供のインターネット ブラウザ Chrome(クローム) では異なるパソコンにインストールしたものの間で同期を取ることが出来ます。 同期を取れる情報には以下のものがあります。

  • アプリケーション
  • 拡張機能
  • テーマ
  • 自動入力
  • パスワード
  • ブックマーク
  • 設定
これもまた クラウド を活かした能力の一つと言っていいでしょう。 事務所で設定したブラウザの機能が 出先のモバイルPCにも反映されているのでとても便利です。 一度設定してしまえば正直、 いちいちブックマークをパソコン毎に設定していた今迄は何だったのか? と恨みたくなること間違いなし(笑)。

同期を取る前提としては Googleアカウントの取得と、 Chromeのインストール (2011年7月23日記事参照) が必要です。 両者を既に終えているものとして以下を進めます。

クラウドの費用対効果

雲すずみ 言葉としてかなり一般的になると同時に営業的にも使用される感が多くなって来た クラウド です。( クラウドって何? :2010年9月17日記事参照) クラウドではその成り立ち上、最も基本的なサービスとして成立するのが Webストレージ であると考え2010年10月10日に記事 もっともクラウドらしいサービス、Webストレージ にもしました。 同記事中には代表的サービスとして

  • Dropbox
  • Sugarsync
を上げていますが、 今やこれとは別に様々なクラウドWebストレージサービスが提供されるようになりました。 2011年8月4日にもインプレスクラウドWatchのニュースとして NTT Com、堅牢性99.9999999999%のクラウドストレージ「Bizシンプルディスク」 が掲載され、NTT Comから新サービスが提供開始されたことを報じてくれています。

アクセスが多過ぎる場合のWebサービスの提供の一例

一昨日、2011年3月15日に投稿した記事 東北地方太平洋沖地震 はまだまだ予断を許さぬ状況です。 此処遠州の地にも其の日の夜には富士山を震源とする揺れを感じる瞬間も有りました。 皆様もなおお気を付け下さい。

上記記事でも幾つか紹介したのが災害後に立ち上がったWebサービスですが、 もう一つ、被災者は言うに及ばず日本全体に元気を出して貰いたいとして 立ち上げられたサービスがあります。 其の名も 「がんがれ日本!!!」 と言います。 有名ブログ百式の運営者の方が或る twitter のつぶやきに勇気付けられ、そんなつぶやきを集めれば みんなにも元気を持ってもらえるんじゃないかと考えられたのですね。 そのサービスは運営者の想いと共に届けられそして皆さんに受け入れられました。

ところが予想以上の反響から或る困った状況になった様なのです。 その顛末が同運営者のブログ idea*idea の以下の記事に綴られています。 「がんがれ日本!」翻訳プロジェクトで感じたみんなの力・・・ 予想以上のアクセスがホームページに集中した時、 コンピュータはその処理を賄い切れなくなって動きを停止してしまうのです。

クラウドの両雄 其の時運営者の方はどうされたのか? その最適解もブログには紹介されています。 それが本ブログに於いてカテゴライズしてもいる Google Apps の一機能でもある、 Google Docs の採用でした。

Googleはその主たるに 検索 と言う巨大なコンピュータ資源を食うサービスを全世界に提供する必要上、 大抵のアクセスは処理してしまうインフラを整えています。 これこそが本ブログにもう一つカテゴライズする クラウド の正体を或る意味表すものでもあるのですが、 この巨大なコンピュータ資源の一部を利用しているのが、 Google Apps であり、 Google Docs であると言えるのです。

よく分からないものの例えとして「雲を掴む様な話し」と表現される クラウド もこんな意外な処で役に立っているのですね。

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カテゴリー: Google Apps

ITと自動車

ITと自動車:wikipedia:テスラ・ロードスター 先日2010年12月06日の本ブログ記事 IT立国~田原総一朗×孫正義 で紹介の動画 USTREAM動画 田原総一朗×孫正義対談「デジタル教科書で日本は変わるのか?」 では散々な言われ方の自動車メーカーですが、 さて、では今ITと自動車の関係はどうなっているんでしょう?

勿論今やIT無しに自動車は走り得ないものなのだと思われます。 そのIT業界に検索エンジンを以て覇者として君臨する Googleを代表として見てみましょう。

右上の格好良い テスラ・ロードスター と言うスポーツカーは実は 電気自動車 なんです。 そしてこの実用的な電気スポーツカーを世に出し 世界的に注目を集めている テスラモーターズ は其処に名前を連ねる出資者からも注目を集めています。 それが Googleの創立者二人なのです。 世界に冠たる情報企業を創設した二人にとって 自動車とは何であるか、が垣間見える様な気もします。

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カテゴリー: その他

Gmailに添付出来るファイル容量の上限

Gmailに添付出来るファイル容量の上限 数年前はメールにあまり大きな容量を持つ写真や、 オフィスソフトで作成したファイルを添付すると、 送付先から文句を言われたものでした(若しかしたら今でも…笑)。 企業などでは気が利いているのかどうか分かりませんが、 例えば2MB(メガバイト)を越えるファイルの添付を制限しており、 社員さんは送った、送られた積もりでいて、 なかなか届かずイライラさせられたり、 果てはすっかり忘れて後から大慌てしたこともあるなどの問題もありました。 インターネットの送り、送られは其の儘コストでもあり、 メールサーバーを管理する情報システム部門としての制限を設けたい心情も理解出来、 なかなか悩ましい問題でもある様です。

では本ブログでも度々 クラウド、先ずはGmailから であるとか、 Google Appsの基本となるもの とさえ紹介したWebメールサービスの雄、 Gmail ではどれ程なんでしょうか?

回答は確りGmailのヘルプページ 添付ファイルの上限サイズ に用意されています。 これに拠れば Gmailに添付出来るファイル容量の上限は25MB(メガバイト) になりますね。 かなり大きな写真ファイルも添付出来る様に設定されています。 因みにメール自体の保存容量は Gmailの容量 でご紹介しましたね。

25MBとは言ってもギリギリの24.9MBだから大丈夫! …と言う訳にはいかないのは上記ヘルプにもある通りです。 添付ファイルをメールで送付出来る形にする為には、 容量が嵩増しされてしまいます。 それはファイルにも拠りますが一般的には25%からひどい時には50%増しなどと言うこともある様です。 すると

x×1.5=25
から
x=25/1.5=16.7MB
程に留めておけばGmailでの添付は、 先ずは大丈夫な勘定になりますね。

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カテゴリー: Gmail

MUJI Calendar(無印良品ブランド)

MUJI Calendar(無印良品ブランド) 本ブログで一カテゴリーとしても扱っている Google Apps に於いての主要サービスの一つが Googleカレンダー です。 一般的に言えば、スケジュール管理ツール、スケジューラーなのですが、 矢張りインターネットサービスならでは、 ただシステム手帳にメモするのでは適わない機能として、 共有機能 を持っています。 カレンダーを共有するメンバーに自分のスケジュールを告知することが出来、 同時にメンバーのスケジュールを把握することが出来るんですね。 その便利さから Google Appsにも欠かせない要素となっています。

勿論 クラウド サービスですから、様々な端末から同じスケジュールにアクセス出来ることも利点の一つです。 当然、 iPad からも利用可能ですが、特別に誂えた状態では提供されない為、 少し不満を持たれる向きも有るようです。 iPadには始めから カレンダー と呼ばれるアプリが用意され、しかも Googleカレンダーとの同期が可能です。 GoogleカレンダーはIT業界標準としての地位を確立しているんですね! そんな便利な機能を持つものの、 しかし此方も標準だからと言うことではないのでしょうが、 細かい点で使い難い面も感じられる方が多いようです。

さて、前置きが長くなりましたが、 此処で登場いただくのが 無印良品 謹呈の iPadアプリ、 MUJI Calendar(ムジカレンダー) です。 このアプリは iTunesアップストア:MUJI Calendar から無料でダウンロード出来ます。

無料アプリであり乍、 必要充分な機能は備え、 使い勝手も iPadのインターフェースを活かして使い易いものとなっています。 勿論、 Googleカレンダーとの同期機能は標準装備、 抜かりは有りません。 其れ等が無印良品ブランドらしい シンプルで美しいデザインを纏って提供されています。

この MUJI Calendar 、無印商品ファンには堪らない スケジューラーアプリとなるのではないでしょうか?