ECサイト構築に於けるMASHUP

当ブログ2008年6月8日のアーティクル Gartner予測の今後5年間に普及する革新的技術 にてご紹介した10の技術の内、 十分普及した感があるとして違和感を訴え乍の一箇月も経たぬ内の 下記 Web担当者Forum の神野恵美氏の2008年7月1日の記事 ロックオンののECサイト構築パッケージ「EC-CUBE」でSBPS決済代行サービスの利用が可能に を拝見すれば、 頃日オープン化され話題となった EC-CUBESBPS決済代行サービス との連携に依りオープンソースECサイト上にて 標準で利用出来る決済代行サービスの選択肢の増えるのみを現すにあらずしての、 Gartner予測がひとつMASHUPの具現化と云われれば、 様々のWEB技術のコラボレーションに依りアジャイル開発の可能になるは確かな所見の、 考えて見ればカートシステムや顧客情報管理等と、 与信を含む決済システムはシステム的にもデータ的にも独立案件にて、 既存の信頼すべきシステムを夫々採択した 延長上には信頼すべきシステムが費用を抑えた上に存在すれば、 これぞ立派なMASHUPと感じた上、 以前の言及の己の不明を恥ずべくも、 今此の状況を閲すれば正しく向後益々普及の加速するものと思われます。
上記以てして相応な方面にては一からWEBアプリケーションを構築する抔は愚かなことと切り捨てられ、 事業に於けるIT化では、順当であると思われる知識を広く保有し、 合目的的に取捨選択し、適材適所に採用する能力が必要不可欠になる様に思われ、 日々精進すべき必要を感じます。

IT経営協議会/IT経営憲章

ITproに2008年6月20日、「IT経営協議会」の第1回会合開催の当日に掲載されたのが、 企業トップ9人と経産相が『経営とITの融合』宣言、一堂に会して「IT経営憲章」採択 にて概要の報告され、 数日おいての2008年06月23日にITmedia エグゼクティブの記事として 「IT経営協議会」発足、憂国の経営者がITを生かした経営を討議 の掲載されるは参加企業27社中3社の企業トップの意見陳述が掲載される抔、 多少詳細に踏み込んだ内容なる中で
IT経営協議会は、経営とITの融合、ITを生かした経営という点では、「優等生」の集まりといえる。工場や拠点ごとに仕事のやり方が異なり、システムもばらばらに構築されている大半の企業とはやはり違う。
と言及されるは宜成る哉とて、 扠、ITを活用仕切れぬ企業に如何に適用し、 ペンチマークたる参加企業に迫り得るかが、 向後CIOたる役職に就く者の腕の見せ処となるのではないでしょうか。

当会合にて採択されたIT経営憲章は以下、

prototype 本と jQuery 本

Ajax ライブラリの普及に依り様々開発される中でも、 最早両巨頭、双璧と云った感のあるprototype と jQuery は、 好奇心も手伝っての関連書籍を具々って見ればWEBにて屡、 洋書では見掛けるものの不勉強の身の上としては邦訳版の待たれていた処に、 数ヶ月前に書肆店頭にて目にするや否やレジに運び乍、 結局は雑務に紛れ積読と化した prototype 本が、 prototype.jsパーフェクトリファレンス―Ajax実践プログラミング にて、一瞥したのみにも其の有用なのは感じられ、 早く実践しようと気許り焦れば光陰矢の如しとて、 数か月を唯消光するのみ、 正しく少年老い易く学成り難しを其の儘体現しおる現在、 毫も試すことなければ成長もなき情けなき次第。
扠も其の時間を上記書籍掲載の試行にこそ当たれとは云わば云え、 書肆に当て所も無く出掛けては店内を徘徊するは最早我が習性なるに従い 今日も今日とて棚から棚へと渡り歩くは、 何時か来た道、あの道、小道がとて不図、 目に付いたる書籍こそ jQueryで作る Ajaxアプリケーション なれ、prototype に遅れること数箇月の jQuery 待望の一冊は赫灼たる装丁も眩しきに目も眩み、 操られる如くレジに運びたるは何時ぞやの既視感か、 家路を辿る手に実在せる数千円分の紙の束とインクの重み、 此方は是非積読儘と成らぬ様、 気を引き締めて机上に置いたものを横目に見乍、 さてどうなりますことやらの経緯は後のお楽しみと、 なりますことやらもどうなりますやら。
投稿日:
カテゴリー: javascript

ブログ共通 CSS ファイル設定

当ブログも頃日、アーティクル数の百を越え、 愈々管理も煩雑さを増し、少しく遅かりけれども、 此処で多少なりとも管理の手間を省くべく、 一連の テンプレート 関連のアーティクルが如き、 特にテンプレートの変更の際の不具合に対処する為には、 当アーティクルタイトルにもある様に、 共通処理の出来る項目を纏め外部 CSS ファイルとして定義し、 テンプレートのカスタマイズに於ける
  1. トップページ:
  2. 個別記事:
  3. アーカイブ:
のスタイルシートを除く3ファイルに、 外部 CSS ファイル読み込みの一行を潜り込ませることにしました。
此れに依り、テンプレート変更時には上記3ファイルに一行宛追加する手間は発生するものの、 記事毎に CSS 設定を変更するを避け得、他ブログシステムへの移行に際しても自由度を獲得出来ると考えます。

アニメでわかるソートアルゴリズム

秋元氏のサイボウズラボ・プログラマー・ブログの2008年6月23日の記事 各ソート技法をアニメーションで表示するAnimated Sorting Algorithm Demo で取り上げられ、紹介されているのが
ソートアルゴリズムの可視化というテーマ
に基く David R. Martin 氏の手になる WEB サイト Animated Sorting Algorithm Demo の javascript で実装されるアニメーションは、 動画の本領発揮と云うべきか、 曖昧模糊とした儘のソートアルゴリズムの理解促進に実に役立つ様に感じます。
秋元氏の訳をお借りすれば
それぞれのソートアルゴリズムがどのようなものか見せるというだけでなく、ソートのアルゴリズムに「常にこれが最適」というものはない、というのを示すのも目的
との意識の高い狙いも、 下賤な話、情報処理試験についてアルゴリズムについて学べども、 抽象的な参考文献の説明文に図解を見た処で、 もう一つ実感の無い儘に、出題アルゴリズムの虫食い穴を埋めたりする方も多いかに拝察する処、 此のサイトの存在は力強い援軍に成り得るのではないでしょうか。
各アルゴリズムについての詳述もリンクを辿ればなされており、 実際にスクリプトも掲載されておる抔、痒い箇所に手が届く作りになっています。
当ページと、秋元氏の紹介されている他の類似目的サイト Sorting Algorithms での java アプレットによる実装のアニメーションと合わせ見れば、 可也理解の進むのは疑い無いかに感じますが、 くれぐれも当ブログ筆者の様に、只動きの格好良さに惹かれたアルゴリズムの選択は、 強力な魅力を有す当該アニメーションの威力の余す処にて、 紛う方無き錯誤にあらば控えられたが良かるべく存知候。
投稿日:
カテゴリー: javascript

改行機能付加 CANVAS レーダーチャート

javascriptベースでHTMLページに自由に描画の出来る技術としての CANVAS に 驚きを禁じ得ないとしてご紹介したのが、 当ブログ2008年6月19日のアーティクル 描画に於けるjavascript技術CANVAS にて、当該技術の多くの情報を得られるとして紹介の、 HTML5.JP 中ライブラリの一つ レーダーチャート の Apache License, Version 2.0 にて公開されるを実際落して使用して見た処、 HTML上ではjava アプレットや PHP の GD を使用したメソッドは見付かるものの、 javascript では其の実装がなかなか見付からず、諦めかけていた処ですので、 此処まで確り作り込まるを拝見すれば、 書籍何冊かで教えを受けた上、又更に当メソッドに依る恩恵を与えたくれた 羽田野太巳氏には感謝に堪えません。

実際使用するにあたって、例えばクライアントの指定に従えば、 レーダーチャートの項目は拘りから長くなることも多く、 折り返しが必要になることがあれば、 実際に当該機能追加してみたレーダーチャート表示が下にて、
投稿日:
カテゴリー: CANVAS

インターネット玉石混交情報好事例

総ての関連過去記事を削除していないのは日経BPの姿勢は良心として誇るべきものとして良いでしょう、 其の記事の一つが頃日ネット上を大いに賑わした 「水と空気だけで発電し続けます」、ジェネパックスが新型燃料電池システム披露 にて、本件に関して僅か乍、当ブログでも2008年6月23日に 耐震・制震・免震 中、
少しく水自動車で味噌を付けたものの、 2000年11月7日の記事にて 国内最高の免震超高層マンション完成 なる記事を今更目にしては奮起を請いたい日経BPネットにも(以下略、強調文字は当アーティクルに於ける)
と触れたのは思い出した様に現われては消え行く俗に云う永久機関が話柄にて、 其れだけ世に繰り返されるは魅力的な証し、ビジネスにすればさぞ儲かるだろうと、 実際会計的要因も相俟って行為に移してしまった一連が人物の肩を持つ格好となった日経BPの、 此れだけネットにて話題となり、当ブログ如きでも取り上げる様な結果となれば、 唯当該記事を残しおくだけで差し向き対応としては問題なかろうと感じますのが、 矢張り問題のあると既知の情報の存在は好ましくないとの主張も首肯出来た上での、 本アーティクルのタイトルにて、情報取捨選択のネットリテラシーとも云うべき利用上の注意点の好例と考えます。
今となっては傍観者を気取って達観したかの主張を述べる当ブログとて、 問題記事を閲覧後、時を置かずしてアルファブロガー小飼弾氏のブログの2008年6月12日の記事 ニセ化学 - WES?WTF! を拝見しておらねば、見事に乗せられ踊った可能性の在りや無しや、 また暫くして此方もアルファブロガー中島聡氏のブログの2008年6月18日の記事 日経BPが永久機関の話にだまされちゃ困るだろう にては
どんな科学の法則でも絶対に覆せないわけではないのだが(ニュートン力学に対する相対性理論が良い例)
が別件として実に興味深い見解で、次回機会あれば氏には是非別アーティクルを立て論じていただきたいのはともあれ、
どうしても理解できないのがこの「ジェネパックス」社の狙い。ベンチャー企業として投資家からお金を集めようとしているのかも知れないが、ベンチャー投資であろうと全く科学的根拠のないエセ科学をうたって投資家からお金を集めれば詐欺罪は成立するわけで、そんな見え透いた犯罪に、こんなにおおっぴらに手を染めて来るとは考えにくい。
とあるのは同感されるも、 ステークホルダーにあらねば、直接の関係者には申し訳ない乍、 事後も合わせて実に楽しませて貰えた事例ではありました。
投稿日:
カテゴリー: IT

10年後を見据えた投資 Ruby

@ITの2008年6月20日の記事は 日本Ruby会議2008開催について Rubyは10年前のJava に彼の Ruby の産みの親なる まつもとゆきひろ氏と イーシー・ワン代表取締役社長 最首英裕氏の興味深い対談が掲載されていたのは、 近年頓に聞かれる「 JavaからRubyへ 」系の話柄にて、 当ブログにも時折登場願う比嘉康雄氏のブログ内にても検索される一連の記事 Java から Ruby へ でも就中、2008年3月11日の 「JavaからRubyへ」についてそろそろ本音を書いておくか には氏の複雑な心境であろう処が、諧謔を交え語られ読む者を惹き付けた上で、 選択に含みを持たせて貰える記事ですが、 実際プログラム言語の選択は数少ない己のリソースを消費する重要な決定に他ならず、 当記事に於ける一方の最首氏はJavaで現実に当たり馬券を買った目利きにて、 氏の眼力を以てすれば Ruby の当選の必ずしも低い確率とは考えられず 現在の Java の隆盛を思えば、一考の余地のある選択肢の様に思える処に、 当記事の業務に使用し得るか如何かの自信たっぷりに是と応えられれば、 Java 株を有せぬ者は勿論、Java 株を有す方のポートフォリオにも、 多少なりとも影響を与え得べき記事でしょう。

投稿日:
カテゴリー: Ruby

バトンの是か非か

昨日は2006年6月24日のアーティクルに続き、 先週末2008年6月20日に参加の 浜北ときわ屋 さんでのブログ村での ダンディ☆和田 講師の レクチャー にて当アーティクル主題なる バトンなるものが案外と物議を醸しているのを知るのは、 相互リンクもしない当ブログではバトンを受取る体制にはなく、 また普段頻繁に参照するアルファブロガーでも先ず取り上げられる類の話柄にあらずして、 時折素通りするブログ記事で見かける際にはネタに困ったブログが 当ブログ2008年6月22日のアーティクル ビジネスブログの構造的欠陥 でも言及の少し前に流行した掲示板文化と同時期の 「百の質問」系のエントリーだと思えば、 煩わしくもあり素通りの上の素通りをして居る上では、 恥ずかし乍、詳細を知ることもなく、 聞けばブログのネタに苦労する方がネタに利用することも多い云う役立つ面も有するものの、 負担に思う人も多ければの講師に依る問題提起である様に解しました。
取り分け此れが多く廻る人も有る様で、 もしビジネスブログでこのバトンを受取れば其の事自体が問題であると感じられ、 上記2008年6月22日のアーティクルで言及した閉じた関係に注意するべきかも知れずとは思えども、 矢張り此処でも其れの是非は問うべからずして、 判定は個々人の考え方に委ねられるべきに思います。

ブログネタに利用せんとてバトンにて具々れば幾らでも出来すテンプレートに敢えてリンクはせずして、 講師のブログに於ける2008年6月19日のバトンに関するエントリー バトン再び の実に有用であると思われれば此処にリンクを張りおきます。

コマーシャライザー/MediaTechnologyLabs

先週末2008年6月20日は一月振り浜北へは三度目、 総て累ねて数えれば七度目がブログ村へ参加するべく 浜北ときわ屋 さんへお邪魔すれば、 講師は流石早耳の ダンディ☆和田 氏の レクチャー は2008年6月4日の公開ですから、 つい最近に登場した許りなるを、頃日話題として紹介の新規サービスなるが、 コマーシャライザー にて数枚の静止画を用意すれば幾つかあるテンプレートを用いて 至極簡便にコマーシャル風Flashを作成出来、 同時に生成されるリンクタグにて容易に自己ブログに成果物を貼付、 公開出来る WEB サービスの気になる提供元はと云えば情報サービス大手の RECRUIT の傘下は Media Technology Labs なる組織の WEB に情報を求めれば MOZKISH ANTENNA R の2008年3月17日の記事 Media Technology Labs. -リクルート内のグーグルみたいな研究機関- がタイトルが其の儘求めるものにて更に引用すれば、
組織的にいうと、取締役会直下の「Web戦略推進機構」の中に位置する研究機関で、まるでグーグルみたいに、せっせと「明日のメディア」を創造しつづけるリクルートのhR&D機関。
R&D機関といっても、去年できたばかりの新しい組織で、単なるR&Dというよりは、営業組織が立ち上がったりしていて、「Web系の事業開発室」といったほうが位置づけは近い。
と組織の概略と、
オフィスが庭園みたいになっていて、およそ日本の大企業とも思えないフロアは、まるでグーグル。そんなMTLなので、マネジメントの仕方もリクルート内では異色で、たとえば、
MTLメンバーは、業務の20%まで自分の好きなプロジェクトをやってかまわない。
ほぅ、まさにグーグルみたいじゃないか。
と雰囲気の印象的に述べられれば当ブログの2008年3月19日のアーティクル Googleの職場環境 と合わせ実に情景を髣髴させ易きものに感じさせて貰えます。
当組織のゼネラルマネージャーである長友肇氏のインタビュー、 WEBエンジニア武勇伝の第23回 株式会社リクルート Media Technology Labs (メディアテクノロジーラボ) 長友肇氏 に於いては氏の経歴と共に組織設立の経緯も知られる抔用立つ上、 当インタビューに於いて加えて一点面白く感じたのは、企画者とプログラマの関係の語られる処が、 当ブログ2008年6月9日のアーティクル 上流工程に於けるプログラミング能力の必要性 に於いての比嘉氏の主張との相似であれば、 思わぬ両面から語られることに依って、当世プログラミング能力の必要性を更に深く印象付けるものと思います。

当組織に所属する方の面白い試みも WEB には幾つか公開されており、 火を使って画面を操作する実験 では炎を赤外線を発するのと任天堂 Wii の赤外線センサーを利用したデモが動画で見られ、また タイムキーパーのためのJavaScript では只のタイマーにも遊び心が感じられる抔、 当アーティクル主題の新規サービスを産み出した当組織の雰囲気が窺え、 position が absolute 抔多少扱い難く、思う程には上手くいきませんでしたが、 当アーティクルにも実装してみたのが下になります。