比嘉氏のブログの2008年10月24日の記事
Web2.0と同様にOSSの無償経済は消滅するのか
を拝見、引用させていただけば、
【コラム】 「Web2.0」ビジネスって結局、ぜんぜん儲からないの? | エキサイトニュース
世界の景気後退を受けて、あれほど、もてはやされていたWeb2.0が儲からないという事実が、声高に叫ばれるようになってますね。
IT企業のレイオフも進んでいるようです。
IT企業のレイオフ状況と、「Web2.0型無料経済は消滅」予測 | WIRED VISION
とあり、前者リンク先の記事ではITジャーナリストの佐々木俊尚氏が、
多くのユーザーを集め乍も収益化の出来ない理由を
そもそもWeb2.0の本質は"人と人とをつなぐこと"であり、ユーザー自身がコンテンツでもあるために、ユーザーからは料金を集めづらい。そこで多くのWeb2.0ビジネスは広告収入に頼っていますが、ユーザーが生成するコンテンツは品質が一定でなく、著作権などの問題を抱えているケースも多いため、大企業は参入を避けます。結果的に広告単価が安くなり、収益につながらないという構図ができているんです
と述べられ、
後者リンク先ではジャーナリストのAndrew Keen氏が
無償の労働力やクラウドソーシング(企業などがインターネットを利用して不特定多数の人にアウトソーシングすること)をあてにして事業を継続してきたウェブ企業はショック状態にある
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要するに、誰もが他に定職を持ち、大金を稼いでいるときなら無償で働くことも構わないわけだが、職を失い始めると、人々の金に対する態度が変わり始めるはずだ
と述べられるを見るを鑑みれば、
正当な対価を支払わないことは孰れ自らの首を絞めることになるのは自明の理とは、
他者ならぬ正に此の身のこと。
身につまされるは当ブログは2008年9月20日のアーティクル
Webストレージサービス/Dropbox
でも言及の実に使えるサービスは
Dropbox
の既に最早無くてはならないと感じさせるに至り、
その認識は
IDEA*IDEAの2008年10月17日の記事
Dropboxで「快適!USBメモリ要らず生活」のススメ
でも逆説的に危険と迄称され、
HPを作る人のネタ帳の2008年10月18日の記事
目的別、厳選3つのオンラインストレージの使い分けまとめ
でも三つの紹介される内の白眉とされ、
頗る付きで高く評価されていることから、
今や其の高評価たるは多くの利用者に共有されるものであると考えるに、
依然無料サービスの2GBの使用に留まり居れば、
いつかは此の事が自らの首を絞めんものとなれば泣くに泣けぬ上では、
年額99.99USドルは約1万円で50GBの有料サービスは
検討すべき事項であると、そっと懐を探ります。
嗚、49.99USドル/年、25GBのありませば。
比嘉氏もWEB2.0及びOSSについての収益性について、
続く幾つかのエントリーにて考察されるも大いに参考になる処なれど、
管見にて凡そメディア論なるを紐解けば一般的常識に過ぎぬかも知れぬを顧みず此処に述べれば、
孰れテレビとて其の依って立つは煎じ詰めて見れば実は広告費のみ、
インターネット、Webとてメディア為る埒より外へは逃れ得ないのかも知れません。