山水電気倒産~時代への適合適わず民事再生法適用申請

RIMG0007.JPG 残念ながら老舗オーディオメーカー 山水電気株式会社 は昨日2012年4月2日、 東京地方裁判所に民事再生手続開始の申し立てを行ない、 同日に受理されたと発表しました。

山水電気の設立

同社は1944年12月に菊池幸作氏により開設された山水電気製作所が 1947年6月に山水電気株式会社に改組されて以来 多くのオーディオファンを楽しませてきた生粋のオーディオメーカーです。 本ブログ運営者も電気店のオーディオコーナーに sansui ブランドのロゴを見る度にワクワクさせられたものでした。

上場企業山水電気の終焉と負債総額

近頃はオーディオからも離れた所為もあり頓と名前を耳にすることもありませんでしたが、 久し振りに名前を聞いたときはそれは倒産の知らせでした。 同社は経営不振から2001年より 香港の嘉域集団有限公司(ザ・グランデ・ホールディングズ・リミテッド)からの 財政支援を受けるに至ったそうですが、 今回そのグランデ自体が2011年5月31日付には事実上の倒産状態となっており、 グランデからの資金調達も難しいものとなったことで経営の継続が難しくなっていました。 2011年12月31日時点の負債総額は2億4,765万円でした。

東京商工リサーチによると上場企業の倒産は…

iTunes Plusの特徴と音声ファイル形式一覧

アップル社が提供のサービスiTunesに於いて 何某かの新企画を打ち出し話題となっています。 公式の当該ページが iTunesの新機能:アップル社 となりますが、注目の的、アップル社の新規サービス提供ともあって キーワードがネット上にも

  1. iTunes in the Cloud
  2. iTunes Match
  3. iTunes Plus
など入り混じれ些か判然しない感がありました。 もう一度確り特に音質に関係の深そうに思える iTunes Plusについて確認してみようと思い立っての本記事エントリーです。

アップル社の新サービス

ネット上に当該案件の関連記事を探せば…

ロジクールアウトレットで人気の高級イヤホン10pro販売即売切れ

アウトレットと言えば訳有り商品をメーカー直売で有ったり、小売店が在庫処理をしたりと、 正規の値段より相当勉強して消費者に提供してくれるとなれば、 矢張り気を惹かれるのは人の性として、 また現今の厳しい経済状況にあれば猶更当然でしょう。 この手の情報には通常は女性の方がアンテナを高く張り巡らしているでしょうか、 それにはアウトレットモールなどではアパレル、ファッション関係の 品揃えが豊かな所為もあるのかも知れません。 しかしインターネット上に於いては男性諸氏もなかなか抜け目無く頑張っているようです。 オーディオマニアと言えば矢張り男性比率が高いようで、 其れ等の人々のアンテナに訴えかけるのが…

DigiFi No.03 2011 AUTUMN を買ってみて驚いた

大きな広がりを見せつつあるコンピュータを利用して音楽を楽しむPCオーディオの世界、 本ブログの2011年9月3日の記事 PCオーディオ雑誌が熱い! でもPCオーディオを専門に扱ったムックが勢揃い、 その中の一冊 音元出版 から2011年8月1日に発刊されている Net Audio Vol.3オーディオアクセサリー増刊 2011年 09月号 [雑誌] を購入した上でその読後感をものしたのが2011年9月6日 Net Audio vol.03 2011 AUTUMN を買ってみた でした。 実は程なくしてもう一冊購入していたPCオーディオムックがあります。 株式会社ステレオサウンド から2011年8月29日に発刊されている Digi Fi の最新号は第3巻 Digi Fi No.3(別冊ステレオサウンド) です。

読み進めてはいたものの 記事にしないままヒョロヒョロしている間に…

エティモティック・リサーチ社のフラッグシップイヤホンER-4S

エティモティック・リサーチ(Etymotic Research)社とは Wikipedia:エティモティック・リサーチ に由れば社名の由来を 「Etymotic」(より正確には「et-im-OH-tik」)は、「耳に忠実ということ。」と言う意味 とする聴覚スペシャリストの企業です。 中にもカナル(耳栓)型イヤホンである ER4S は同社のフラッグシップであり、古くから改良が重ねられ今に至ります。 2011年9月現在の型番に ER-4S-B と黒を意味する「-B」が加えられたのは 2008年以前のER-4S のイメージカラーである青、赤から黒一色に統一されたからだとのこと、 定番中の定番たる姿勢と在り方が覗えるエピソードですね。

最近 PCオーディオ に関心を抱くも確りした出力系を持たない本ブログ運営者としては大変興味が湧きます。 そこで 真空おひつ 宜しくアマゾンのレビューから何某か読み取って参考にしてみると共に、 備忘録として残しておこうという本記事です。

高音質保証!麻倉式PCオーディオ~書評

PCオーディオへの汲めども尽きぬ湧き出る興味から、 書肆に足を運べば知らず知らず関連書籍へ気を遣る己に気付く本ブログ運営者です。 さて、そんな状況の中新書の棚に見付けたのが本書です。

高音質保証! 麻倉式PCオーディオ (アスキー新書)

著者はオーディオ・ビジュアル評論家として地歩を築かれている方で、 本書帯には AV評論の第一人者 として記されています。

先ず、本書を一言で言えば 高音質への憧憬 と言えるでしょう。 または追求といっていいかも知れません。 何処まで行っても見果てぬ高音質への旅と言えるのかも知れません。 従来のオーディオファンも高音質を追求すれば 関与せざるを得ない、それが PCオーディオ の世界であるとも言えるでしょう。 そしてそれは恐らく古くからのオーディオファンからずっと 通底する姿勢なのだと思います。 換言すれば PCオーディオは高音質であるからこそ取り組まれる とも言えるでしょう。 本書の随所からその想いが溢れ出ているように思います。 表紙カバー裏にはそれを示すように 実は、パソコンはこれまでのオーディオを大きく凌駕する高音質が得られる”究極のオーディオ機器”です。 とも表現されています。

本書は…

ソニー発表の新ウォークマンとLINN(リン)

クラウドに、タブレットPCに、頑張れSONY と本ブログでも一昨日は2011年09月12日に エールを送ったソニーが、 昨日大きな発表をしました。 大々的に各メディアで取り上げられましたので 既にご存知の方も多いと思います。 大きなブランド力を持つ新 ウォークマン です。 ラインナップ中にも最も大きくメディアに取り上げられているのが ウォークマン Z-1000シリーズ です。

ウォークマンホームページスクリーンショット

Net Audio vol.03 2011 AUTUMN を買ってみた

コンピュータを利用して音楽を楽しむ PCオーディオの世界が広がっています。 それを反映するかのように本ブログ2011年9月3日の記事 PCオーディオ雑誌が熱い! に書きましたようにPCオーディオを専門に扱ったムックが勢揃い、 堪らなくなって取敢えず目に付いた 音元出版 から2011年8月1日に発刊されている Net Audio の最新号は第3巻 Net Audio Vol.3オーディオアクセサリー増刊 2011年 09月号 [雑誌] を購入しました。

感想は… 一言で言ってマニアック 、これに尽きるでしょう(笑)。 誰が説明もなしに DAC だの DDC だの ジッター だの S/N だの分かりますか!? いや、此処まで読んだ貴方なら分かるでしょうけど…。

Net Audio vol.03 2011 AUTUMN 実画像

ヘイジュードを含むビートルズのハイレゾ音源

ヘイジュード(Hey Jude) と言えば謂わずと知れたビートルズの代表曲、 ポールがアカペラからヘイ~歌い出し、 ジュードと発声するとともにピアノの弾かれ、 切々と歌い上げるに連れメンバーの演奏が被り始めます。 そして後半のリフレインでは 愛こそはすべて(All You Need is Love) を思い出させる(あちらは超有名ミュージシャンの参加もありますが) 大人数のコーラスで盛り上げられ、 そしてなし崩しに延々と繰り返されるという(笑)フィルムが有名です。 本来はジョンの息子ジュリアンに語り掛ける曲として ヘイジュールと歌っていたのだそうですがジュールでは響きが悪いだの 問題があるだのとしてジュードに変更された経緯も有名ですね。 そして日本では長髪のジュリーがまだ紅白への出場が許されない以前のお話ですので 世の中のお父さん達にはビートルズだかと言うバンドが 何やら日本の柔道の歌を歌っているとして知られていたとかいないとか(笑)。

サンスポ.comの2011年9月4日のニュースに拠りますと、 そのヘイジュードがビートルズ全曲の人気投票で1位を獲得したそうです。 ビートルズ人気投票「ヘイ・ジュード」1位

PCオーディオ雑誌が熱い!

少し前まではコンピュータを使った音楽などチープなものでした。 シンセサイザーなどは個人で所有することは適わぬ値段で、 コンピュータ音楽と言えばファミコンから聞こえてくる 電子音とそれほど変らぬものでした。 大ヒットゲーム ドラゴンクエスト など初期のファミコン時代には作曲家のすぎやまこういち氏を始め 皆さん相当苦労をされたエピソードなども漏れ聞きます。 しかし今、コンピュータを使った音楽は 作る側に取っても、聴く側に取っても 余りに普通のものとなりました。 本ブログにも2011年8月28日 ハイレゾ音源をダウンロードしてiPadで楽しむ を記事にしましたようにそれは単なるCD並みの音楽を聴くに留まりません。 コンピュータの汎用性を利用した、ならではの聴き方が普及し始めています。 コンピュータを使った音楽を聴く装置及び行為は今や PCオーディオ と呼び習わされています。

そのような世の動静を考慮したかせずか、 三社から三誌のPCオーディオ雑誌が競う様に発刊され 2011年現在の書店の書棚に競い合っています。