Contact Form 7でメールアドレスの確認入力を促す

WordPress(ワードプレス)を利用してブログやホームページを作成した際、 利用者が運営者に連絡を取るためのメールフォームはプラグインで実現出来ます。 その定番として Contact Form 7 を紹介したのは本ブログ2011年7月8日の記事 WordPressメールフォームプラグイン Contact Form 7 でした。 Contact Form 7 さえインストールすれば特に設定も必要がなく

  1. お名前 (必須)
  2. メールアドレス (必須)
  3. 題名
  4. メッセージ本文
  5. 送信ボタン
が最初から使えたのでした。

しかし簡単に欲しかった機能が手に入ってみれば人間欲の出てくるものです。 上の実現できるメールフォーム項目の内、メールアドレスについては 他サイトのメールフォームでもよく目にする 「確認のためにもう一度ご入力ください。」 という確認再入力の機能が欲しくなってくるのも自然かも知れません。 ところがこの機能は Contact Form 7 には2011年7月の現時点では実装されていません。 では諦めるしかないかと思えば然にあらず、 インターネットは異なもの味なもの、 ちゃんとこの機能を実現してくれている方がいました。 機能の紹介サイトが こぶたのラッパ (可愛い名前ですね)さんの2010年12月2日の記事…

Google AdWords フリーダイヤルサポート開始

Google AdWords フリーダイヤルサポート開始 Google社の AdWords(アドワーズ) は低予算で効果的なインターネット広告を出稿できる有効な宣伝手法です。 しかし利用者に取ってそれ程使い勝手のいいものとは言えません。 管理画面もお世辞にも一般の方に分かり易いとは言えないでしょう。

しかもサポートに於いて、まず連絡を取ることさえも難事に思えます。 メールアドレスなどの記載はサイトに有りませんから、 メールフォームをヘルプ画面から探すのですが、 画面遷移する度に分かり難い選択肢が現れては 遷移の連携が切断することもしばしばです。 先日も本ブログ運営者はやっとのことで連絡を取るのに成功(!) しましたが連絡を取るだけで気持ちが萎えて問題解決までに至らなかったりもします(笑)。 (ちゃんとサポートは確りしてくれますので其処はご案じなきよう。)

そのようなことを踏まえた要望も多く受け取ったのでしょう、 Google社では今回、AdWords の電話サポートの開始に踏み切りました。 AdWords 日本公式ブログの2011年7月11日の記事 AdWords 電話サポート開始のお知らせ にそのことが告知されています。 専用フリーダイヤルが設置されていますね、以下に引用します。

****** Google AdWords お客様専用フリーダイヤル ******
電話番号:0120 - 590 - 092
時間:平日 10:00 ~ 12:00、13:00 ~ 18:00
(但、土・日・祝日および弊社の定める休日を除く)

まだ利用もしていませんし、一般の評価も聞いていませんので どの様な状況になるか分かりませんが、 Google社として利用者からの要請という必要はあったにしても、 日本に於いてフリーダイヤルのサポートを解説しても充分採算の合う処まで、 AdWords の普及が図られていることを示しているのではないかとも思われます。 個人的には利用するかどうかわかりませんが 設置されていることが分かっているだけでも安心感が有りますね。

WordPress3の親テーマと子テーマとファイルの継承

WordPress3の親テーマTwenty Ten(トゥエンティテン) WordPress(ワードプレス)はバージョン3よりテーマが親子関係を有することが可能となり 子テーマは親テーマの機能を継承することが出来るようになりました。 インストール時点でサンプルの Twenty Ten(トゥエンティテン) と呼ぶ WordPress開発チームのノウハウが詰まったテーマが既に備わっています。 これを親テーマとし、子テーマを新たに設けて 子テーマには新たに必要とする部分だけ書き足すことで 要求されるWebサイトを構築できることになります。 親テーマと子テーマについては本ブログ2011年7月9日の記事 WordPressの子テーマのパスの自動出力 でもテーマがネスト(入れ子)することで発生するパスの問題について少し触れています。

基本的には子テーマは親テーマを継承すれば style.css ファイルのみでオリジナルテーマが出来上がります。 テーマを新たに作成するのに必要なファイルはそれだけとも言えます。 これに必要な部分だけを書き足す、即ち必要ファイルを新たに作成して配置していくことで 所与の要請に沿ったWebサイトを構築していくことになります。

このファイル追加に関して或る規定に沿えば 親テーマと子テーマの継承関係を利用した旨みを味わえます。 その規定とは Twenty Ten テーマと同名のファイルを作成した場合、 子テーマのファイル内容が優先すると言うことです。

但し一ファイルだけ例外があります。 それが functions.php ファイルです。 このファイルに関してのみは 子テーマのものが読み込まれた後に親テーマのものが読み込まれます。 従って例えば子テーマに親テーマからコピーしてきた functions.php を配置すると以下の関数が重複している旨のエラーが出力されます。

Fatal error: Cannot redeclare twentyten_page_menu_args() (previously declared in ...

上に類するエラーが出力された場合は先ず functions.php を見直すと案外早く解決に辿り着けるかも知れません。

はまぞうでブログ記事のカテゴリを複数一括して変更する方法

一覧表示モードと一括設定モードのトグルリンク ブログで記事を投稿し続けていれば記事数も段々と増え、 記事の少ない頃に設定したカテゴリーが適当ではなくなってくるケースも少なくないのは ベテランブロガーと謂わずとも経験されているのではないでしょうか? 本ブログ運営者もこの処総記事数が増え、 例えば取敢えず その他 にカテゴリー分けしておいた記事が或る別カテゴリーとして纏まりを見せ始めるにつけ、 別カテゴリーを立てて該当する記事を移動したいと思っていました。 処が上手い方法を知らないと、 いちいち変更しようと思う記事を編集するようにしてからカテゴリーを再設定して再投稿することを 総ての該当する記事に於いて実行しなければいけません。 いくらなんでもちょっとこの作業は滅入ってしまいます。

そんなことを思っていた処、 浜松西部ブログ村 でビンゴ!の質問と解説がありました。 余りにも便利な割りに知られてないと思われるこの機能、 今回は特別、教えちゃいましょう! ブログ村に出掛けてもいないのに知ることが出来るとてもお得な記事となっております(笑)。

その方法とは…

wp_enqueue_script()で重複読み込みも安心

WordPress 日本公式キャラクター 本ブログでも javascript を多用し、 効率化を図る上で外部のライブラリ(プログラム集)を頻繁に利用します。 面白いホームページ上の機能を紹介するときなど 外部ライブラリは必須であることも多くあります。 jQuery の名前は本ブログにもしばしば登場する定番のライブラリです。

このようにWebサイト運営には今や外部ライブラリ読み込みは必須です。 ホームページを作成するときの定番 WordPress(ワードプレス)に於いても話は同じです。 WordPress ではまたプラグインも多用します。 本体にちょっとした機能を後付するのにとても便利です。 このプラグインが外部ライブラリを使用することがあります。 プラグインのインストールと共に外部ライブラリの読み込みは設定され、 それは wp_head() の命令時に実行されます。

ではこのプラグインとは別に外部ライブラリを読み込みたい時にはどうすればいいでしょうか? 下手をすれば同じ外部ライブラリの バージョンの異なるものを読み込んでしまうこともあるかも知れません。 この時よしなにはからってくれる命令文が WordPress には用意されています。 それが wp_enqueue_script() です。 この括弧内に引数を置き wp_head() の前に記述してやれば後は例え重複していようとも WordPress が問題の無いように上手く処理してくれます。 例えば上に出た jQuery をプラグインが読み込んでいるかどうかに関わらず、 読み込ませたいことを WordPress に伝えるには以下の様に記述します。

wp_enqueue_script('jquery')
実際に jQuery を利用するプラグインをインストールした WordPress で この命令文を記述したときには以下
<script type='text/javascript' src='http://hoge.jp/wp-includes/js/jquery/jquery.js?ver=1.4.4'></script>
一箇所でのみ 出力されました。 但し、jQueryを利用するときは注意が必要な場合もあり、うまく動かない場合は WordPressで自作のjQueryスクリプトを実行する方法 が参考になるかも知れません。

※ なお、ここで動作確認している WordPress のバージョンは 2011年6月時点の 3.1 です。 2011年7月時点では最新版の3.2 がリリースされています

浜松商工会議所会報誌Newingへの寄稿

浜松商工会議所会報誌Newing vol.1708 2011年7月11日号 浜松商工会議所会報誌 Newing(ニューイング) の vol.1708、2011年7月11日号に寄稿しました。 ブログ村やインターネットサービス活用研究会でもお馴染みの ダンディ☆和田 さんを始めとする ITコーディネータ による連載コラム ITトレンド情報室 の第4回です。 このコラムでは毎回最新IT情報やITの活用法などについての内容を 浜松商工会議所 会員様向けに発信しています。

今回、本ブログ運営者が寄稿するにあたり取り上げたテーマは ITによる自動化 で、タイトルも ITによる自動化を業務に活用しよう としています。 中には手前味噌ではありますが本ブログ運営者が提供するサービス HamaZoランクチェック! についても扱っていますので、 本ブログを定期的に閲覧下さっている方にも馴染みある部分になるかと思います。

※ ブログシステム変更のため現在ではオーナーメッセージシステムは利用出来ません。

ITによる自動化は最も分かり易いIT活用法のひとつでもあり、 最も効果の出易い分野でもあります。 寄稿文末尾にも記してありますが、 ITによる自動化についての (果たして可能かどうかについても含め) ご相談がありましたら、 浜松商工会議所情報サービス課、 またはITコーディネータにお問合せ下さい。 勿論、本ブログ運営者に直接ご連絡いただいても結構です。


WordPressの子テーマのパスの自動出力

WORDPRESSロゴ WordPress(ワードプレス)ではプログラムでホームページを表示しているためにはまぞうの 置換タグ2011年5月31日記事 参照)と同様の役割をする命令文が有ります。 その一つがホームページの構成上の情報を出力してくれる bloginfo() です。 括弧内に様々な文字列(引数と言います)を渡すことによって引数に対応した出力がされます。 引数を ‘template_url’ とするばテンプレートを配置したディレクトリの位置を出力してくれるのです。 このことに拠って例えば同ディレクトリ上でセキュア設定が効くときも

bloginfo(‘template_url’)
と指定すればカレントディレクトリに応じて httphttps の出力を自動的に判断して表示してくれます。

ところで WordPress のメジャーバージョンが3となった際大きく機能向上しました。 その一つに親テーマと子テーマがあります。 子テーマは親テーマを継承しつつ変化のある部分だけ書き足せば良くなりました。 この機能を利用した場合

bloginfo(‘template_url’)
と記述した部分では子テーマのパスの出力を期待します。 しかしそうは問屋が卸しません。 この場合親テーマのパスが出力されてしまいます。

実は子テーマのパスを出力を期待した場合は引数を ‘stylesheet_directory’ とします。 子テーマのパスを出力させたい位置に

bloginfo(‘stylesheet_directory’)
と記述すれば良い訳ですね。

なんだか釈然としない文字列ですが、 古い WordPress ユーザーには馴染みが有る引数だそうです。 因みに引数を ‘stylesheet_url’ として

bloginfo(‘stylesheet_url’)
と記述した場合には 子テーマのパス+/style.css とスタイルシートファイルの絶対パスが出力されます。 こちらは納得の命名だと感じます。

※ なお、ここで動作確認している WordPress のバージョンは 2011年6月時点の 3.1 です。 2011年7月時点では最新版の3.2 がリリースされています

WordPressメールフォームプラグイン Contact Form 7

今やWebサイトでは直接メールを送信できるお問い合わせフォームは必須です。 WordPress(ワードプレス)をブログで使用するにしてもホームページとして使用するにしても 矢張り利用者に書き込んで貰って送信すれば運営者にメールが届くメールフォームは必要でしょう。 WordPress ではプラグインを利用することでメールフォームの装備が可能になっています。 メールフォーム用プラグインも数有るようですが、 今回は定番の Contact Form 7 を使ってみることにしました。 作者が日本の方で 使い方のページも日本語で用意 されています。

例に拠ってインストールは プラグイン >> 新規追加 >> 「Contact Form 7」で検索 すれば一番上に表示されますのでインストールをクリックして有効化するだけです。( WordPress(ワードプレス)の携帯&スマートフォン対応 :2011年6月18日記事参照)

インストールが済んだら先ずは左メニューに お問い合わせ と言う項目が加わる筈ですからクリックして 編集画面 に進みましょう。 ここには既に コンタクトフォーム 1 と名付けられたテンプレートが用意されています。 また茶色の地色に白で

[contact-form 1 "コンタクトフォーム 1"]
なる文字列が用意されています。 この文字列をコピーしてメールフォームを表示したいページの表示したい部分に貼り付けます。 これだけでページを確認した時には其処にメールフォームが出現します。

初期設定のテンプレートをカスタマイズなしに使用しても

  1. お名前 (必須)
  2. メールアドレス (必須)
  3. 題名
  4. メッセージ本文
  5. 送信ボタン
が自動的に表示され、WordPressの管理者のメールアドレスと 書き込んだ方のメールアドレス(上の2番)にメールが届きます。 普通に使う分にはこれで充分ですね。

※ なお、ここで動作確認している WordPress のバージョンは 2011年6月時点の 3.1 です。 2011年7月時点では最新版の3.2 がリリースされています

第9回インターネットサービス活用研究会のご案内

前回のご案内が2011年6月19日の本ブログ記事 第8回インターネットサービス活用研究会のご案内 にて最早お馴染みとなりつつある インターネットサービス活用研究会 の第9回が今月も開催されることが決まりましたので此処にご案内申し上げます。

フリートークを旨とする当研究会を上手く纏めてくれる MCの ダンディ☆和田 さんがジョイプランツサイトに 当該詳細情報を掲載してくれていますので以下にリンクします。 第9回インターネットサービス活用研究会 また、以下に記事内より参加の為の関連情報を引用します。

時間 : 2011年7月19日(火) 19:00 - 21:00
場所 : ぷらっとほーむ浜松(中区鴨江3-61-1)
参加費 : 500円

※ facebookをご利用の方は こちらのイベント情報 から参加表明できます

上記リンク先記事内の【お願い】にも有ります様に、 多くの方にご参加いただいて駐車場が不足する場合があります。 何卒、【お願い】の内容をご理解いただき、 ご協力いただけますと有り難く思います。 また分かり難くて恐縮ですがひとつだけ赤い三角コーンが設置してある駐車スペースがありますが そちらだけは使用できませんのでご注意下さい。

第8回インターネットサービス活用研究会の様子 前回第8回では 豊橋 などからも参戦いただいての 今こそ Twitter を見直そう! というテーマにて様々な意見、活用法からTipsが会場内を飛び交い とても充実した内容の議論となりました。 Twitter周辺は落ち着いてきていますから冷静に活用法を思案する好い機会になりました。 それを受けて次回は鵜の目鷹の目の渦巻く Facebook界隈へと議案を移す様にテーマが設定されました。

今回掲げられたテーマは以下の三つ。

  • あらためて問う!Part2 みなさんFacebookは活用できてますか?
  • ITが苦手な人にもお知らせするのに有効な手段は?
  • 今どきのパソコン選びのポイントは?
今 Facebook では他人より先駆け儲けんとして血眼で跋扈している連中も多いように聞きます。 それら怪しげな魑魅魍魎に絡め取られない為にも 意味の有る議題となるのではないでしょうか? また、中にも三番目の今どきのパソコン選びのポイントと言うテーマについては、 ソフトウェアに片寄り勝ちな本ブログ運営者も興味の惹かれる処です。 この件に関してはスペシャリストの なみくん が参加してノウハウを惜しみなく提供してくれるものと思います。


ぷらっとほーむ浜松(浜松市中区鴨江3-61-1)   大きな地図で見る

AdSense(アドセンス)のGoogleと広告掲載者の儲け配分

今年2011年の初め1月は20日(木)に Google の 無料サービスを使おう! という題目で好奇心大学で講師をさせていただいた本ブログ運営者です。 はままつ好奇心大学、講義動画を配信中 その際に Google社の収益ドライバとして紹介した リスティング広告 のひとつ AdSense(アドセンス) は広告代理店としての Google社が配信するインターネット広告を Google社とブログやホームページに掲載する運営者とで 出稿者が支払う広告料を分け合うというビジネスモデルです。 AdSense(アドセンス)のGoogleとブログ運営者の儲け配分 この両者の取り分の比率については

  1. 公式の発表がなく秘密
  2. 半々若しくは25対75
  3. 掲載者が Google社より少し多め
などなど言葉を濁すように講義時には述べています。

しかし不図気付けば、 今や堂々と AdSense の管理ページにそれは掲載されています。 以前のバージョンの管理画面では アカウント情報 >> アカウント設定 >> プロパティ情報 に、新バージョン(V3)では ホーム >> アカウント設定 >> アカウント情報 >> 有効なプロダクト に記されています。 2011年7月7日の現在、その数字は

  • コンテンツ向け AdSense:サイト運営者様の収益分配率: 68%
  • 検索向け AdSense:サイト運営者様の収益分配率: 51%
となっています。