本ブログ運営者が高等教育でコンピュータを学習した頃、
コンピュータへの入力と言えばパンチカードが主流でした。
パンチカードと同様の理屈で穴の開いた紙をデータの記憶媒体にするものに紙テープがあります。
些かレトロな感じのする紙テープ、
昔の映画やアニメに登場するコンピュータにも
紙テープを繰って情報を読み取る猛者が登場したような記憶もあります。
年配の読者など懐かしく思い出されるのではないでしょうか。
一昔以上前に本ブログ運営者がNCルーターなるギターの棹を削る際に用いた
業務用木工切削機は既にフロッピーディスクが採用されていましたが、
業界にはまだまだ紙テープにデータを保存するNCルーターは現役でした。
嗤うこと勿れ、
強烈に粉塵の舞う木工場では洒落た磁気媒体などより、
遥かに故障に強く頼れる存在だったのです。
更に例え紙テープが千切れてもくっ付けて繋げば又使えようというもの、
一度ギターの形状の情報を打ち出された紙テープは
木工場秘蔵のものとしてそれはそれは大切に、
長い長い間使われ続けたのです(もしかしたら今も現役かも…)。
閑話休題、
紙テープからデータを読み取るのに猛者ならぬ一般の人間は
読み取りを機械に代行させねばなりません。
これを紙テープ・リーダーと称しますが、
今は一般的にはあまりみることもなくなったこの機械についての記事が…