完全なシャッフル

当カテゴリー 初めてのプログラミング に投稿す度、常々其の有用性を賛美するに吝かならぬが、 Ruby及びプログラミングの両者が目的に共に入門書としてお誂え向きとて愛読の 初めてのプログラミング も今度は少し許り様相の異なるが訳はアーティクル後半に譲るとして、 各章末に設えられたる練習問題に正解の掲載されぬが心許無さを、 本誌と共に共有、ご愛読の同志に捧ぐ、 当ブログに於いては参照、比較検討用に贄とて供す個人的な解釈、解答を掲載すべきが、 本カテゴリーに於いて前回に当たる2009年3月21日のアーティクル 再帰プログラム入門 にて本格的プログラマーの皆様ようこそ、との著者の激励を受け乍、 愈々入りたるは第10章
10章 再帰とこれまでの復習
10.1 再帰
10.2 通過儀礼:並べ替え(ソート)
10.3 練習問題
10.4 例をもう1つ
10.5 追加練習問題
にて、無事イニシエーションを潜り抜けて立ち向かうが今回の 10.3に項目立てらる練習問題を引用すれば、
配列を取ってそれを完全にシャッフルして返す、 shuffleというメソッドを書いて下さい。
とあり、此れを章意に沿って、 再帰を用いて作成するを今回は当方解答例として供すべく積りにてあります。

Google App Engine に於けるWebデータ保存

月遅れと云うには大巾な遅延となりたる参考行為の標的なる書籍は 日経ソフトウェア2009年1月号 にて特集されたる内のPart2、松尾貴史氏の文責なる タダで手軽に始められる Google App Engine でWebアプリを公開してみよう にてなかなかに邦訳されたるGAE関連参考書籍も少なければ、 当書は雑誌ならではの情報の早さが有り難く、参考にさせていただいたは、 当ブログ2009年1月27日アーティクル 徐々に浸透しつつあるかのGAE に引き続いてと云わば間の空き過ぎなる正しく間抜け当アーティクルにて御座候。

遅遅として進まぬ当ブログの Google App Engine 利用も今回漸うGoogleに於けるデータベースの利用となるは、 松尾氏に依れば
GAEの環境では、サーバーのファイルシステムにファイルを直接書き込むことはできません。 プログラムを終了させた後も保存しておきたいデータ(永続的データ)を使うには、 Datastore API が欠かせません。
とのことなれば、愈々当方の先手も待望の BigTable の前門が霞み見えた様です。

独自ドメイン Google Apps の利用法

企業内インフラを設置するにはサーバーの用意から ソフトのインストール及び其れ等のメンテナンス抔、 なかなかに手間の掛るものですが、 昨年より話題の Google Apps を利用することで、此れ等の悩ましい部分が解決される様に思います。

扠、此れを利用するにあたっては矢張り独自ドメインにて利用したい処なれば、 実際に管理下にある未使用のドメイン usainu.org を利用するに詳しく説明が網羅される Google Apps ヘルプ > 管理の基本事項 を参考に、実際に試用して見た上の当アーティクルとなります。

WebコンテンツビジネスNo.1サイトへの道

此の不況下には多少株価は低迷すとは云え、 外食産業全般が大きく煽りを受ける中乍も、 売上抔財務状況は漸次伸びを見せれば一向に衰える気配の無いのが、 Webに外食産業の情報ネットワークを提供し、 掲載飲食店には販促プランを提供するサービスを展開する ぐるなび にて、メンターダイアモンド2009年3月には ぐるなび創業者滝久雄氏インタビュー が掲載されており、此れより少々古くはなりますが、 詳細を知るに有用な滝氏の自著 ぐるなび―「No.1サイト」への道 もあり、此処にて第1章冒頭にぐるなびの形態を端的に示すかの如き項目が立てられるは 食のトータルサイト、レストランのサポーター とは又上手く約めたものと感心致し乍、 又ぐるなびのビジネスサイトと成功の道を邁進する、 其の秘密の一端を垣間見ることが出来るように感じます。

閲するに先ずは実に驚かされる事実とて、 1985年の公衆回線の自由化を契機として年額5億円、 此れをインターネット開闢の1995年迄の10年間投資し続けたことであります。 如何に先見の明有ると云えども本業の交通広告を糧とする母体NKBをも揺るがし兼ねなくあるは
景気のよかった頃はまだよかったが、 バブル経済がはじけて景気が冷え込んでからは、 わが社でも年間五億円を投入し続けるのはつらくなってきていた。 もちろん収益の柱である交通広告部門からは総スカンである。
と引用されることからも容易に窺い知れ、 単に安価なることを求める事業主のIT及びインターネットへの認識を多く知れば、 其の認識と其れに対する信念は、大いに驚愕に値すべく感じられます。

営業に於けるヒアリングとホームページに於けるアクセス解析

タイトルに営業と銘打たれるものの単に営業に於いてのみに有らぬ、 即ちホームページマネージメントに於いても有効な知見を齎してくれるかに感ずるのが、 日経BPに於ける株式会社武蔵野代表取締役社長小山昇氏の連載コラムの第149回の記事 営業の資質で一番大切なのはヒアリング能力 にてあります。

安直なアナロジーに留まらぬに思えるのは、 氏の記事冒頭を長めに引用させていただき、 多少牽強付会の感は無きにしもあらずとも思いますが、敢えて
  1. 営業:ホームページ
  2. 人、営業担当者:アクセス解析
に以下、置き換えてみます。

IPA・ISEC情報セキュリティ技術動向報告書

CNETJapanの2009年3月25日の吉澤亨史氏による記事 IPA⁄ISEC、注目の情報セキュリティ技術動向をまとめた報告書を公開
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA/ISEC)は3月23日、2008年下半期における情報セキュリティ関連の技術動向をまとめた「 情報セキュリティ技術動向調査(2008年下期) 」を公開した。
とあらば、ITをユーザーに提供して糊口を凌ぐ者としては、 ざっとにも目を通しておく必要を感じます。

先ずは 序 2008年下期の技術動向 - 今日のセキュリティエンジニアリングの話題 にて、IT技術者を読書と想定した本報告書で述べられる概況では、
既存のセキュリティ関連技術を実際に実装・配備する際にも戦略とそれを支援する技術的手法が必要とされつつある
と適用時期の特性が述べられ、各個詳細に於いては、 当ブログにては2009年3月25日アーティクル 改善を望まれる煩雑なアイデンティティ管理 で言及の事項抔も活発に規格の策定が促進され、 他にもネットのインフラの基盤的技術なるDNSSECの配備、Resource PKIに、 またダークネット観測プロジェクト、テンポラリファイルの操作に関するプログラミングミス抔が挙げられています。

改善を望まれる煩雑なアイデンティティ管理

@ITは2009年3月のリバティ・アライアンス記事 いま企業に求められるID管理基盤とは
~多様化するITシステム運用の切り札
ではPR記事乍も有用な知見を齎してくれるように思います。
多くのユーザーIDとパスワードを管理することを求められています。これは、ユーザーにとってやっかいというだけではなく、かえってセキュリティが悪化している状況です。
(ry
ID管理が提供するSSO(シングル・サイン・オン)機能により、ユーザーが管理しなければならないユーザーIDとパスワードのペアの数を大きく減少できます。一度ログオンしておけば、再度のIDとパスワードの入力なしに権限があるシステムやリソースにアクセスできるようになります。これは、ユーザーの負担を減らすだけではなく、セキュリティの向上にも大きく貢献できます。
此の引用には、Googleより提供されるサービスが紆余曲折はあり乍も、 当初入手したGmailアカウントで総て利用出来れば、 余りの便利さにGoogleに多くデータを預け過ぎる傾向を招くと云えども、 其の有用性は常日頃感じられる処にて、全く賛同せざるを得ません。

GoogleSitesのホームページ以外の可能性

Googleより提供さるサービス Google Sites を利用するにあたり、 当ブログは2008年12月29日のアーティクル 業者要らず/Googleサイト に言及したが如く只単に公開用ホームページを其の目的としたは何と視野の狭き知見、 サービスのタイトル、見た目に惑わされ、 其の機能を十分咀嚼しない上での投稿が故の偏向、 先ずはサイト制作時に与えられる共有設定に於けば既に此処にアクセス権限が産まれている訳で、 此れより考えれば単にホームページ制作及びサーバーコストを下げるに留まらぬ活用法が在る筈にて、 此の目から鱗の落ちる思いを抱かせしめられたが、 @ITの2009年3月17日のテンポ代表取締役吉岡直樹氏の文責になる記事 GoogleSitesでプロジェクト管理
GoogleSitesを使って制作プロジェクトをハックしよう
にてあります。

SQLインジェクション基礎的認識と対策

ホームページを制作する際には最早、 抜きにして考えられないのは制作サイトに内在する脆弱性の検討、考慮です。 インターネットに於ける独特の危険性を考えないで作られたホームページほど、 危ないものは無いのかも知れません。 脆弱性が攻撃者に露見するに、 Webサイトが改竄されるにしても、個人情報が流出するにしても、 大きな悪影響を運営組織に与えざるを得ないからです。 此の脆弱性を攻撃するひとつに当アーティクルタイトル SQLインジェクション があります。 此れはデータベースを操作する言語 SQL を利用した攻撃にて、 ブログを始め、今やデータベースと関連しないホームページのコンテンツは考えにくい状況となれば、 ホームページ運営者はよくよく鑑みて製作業者に指示を出す必要があるかと考えます。

此の攻撃を認識するに適したが、 @ITには2008年6月27日に株式会社ユービーセキュア杉山俊春氏に依るコラム もいちどイチから!HTTP基礎訓練中 の第6回 SQLインジェクション攻撃、ターゲットは“あなた”です が掲載され、当攻撃に限らず漫画を交えて分かり易く、危険性を説明してくれています。
更に当攻撃の詳細を知るには、 同じく@ITは上野宣氏に依るコラム セキュリティ動向チェック の第42回は2006年11月2日の記事 今夜分かるSQLインジェクション対策 が掲載され、其の日付からもドッグイヤーの此の世界では古典的な印象され抱かれますが、 実は今以て効果を失わぬ、強力な手法でもあり、 ホームページ運営のご仁は考慮しておく必要があるかと考えます。

加齢はパソコン学習の敵か

ホームページのコンサルタントとして窺う先の企業の規模に依っては、 事業主自らがホームページ担当者として腕を揮われる事も珍しくなく、 此れがホームページの運営に影を落とすことも又珍しいことではありません。 何となれば既に本業に熟達すに長年月を閲し、 事業の安定するに一息付きて不図見遣れば世の中IT化とやら、 何やらホームページなるものを事業に於いて活用せねば今後の繁栄の無しと聞き及び、 訳も分からず手に入れた机上のパソコンを操るには、 些か薹が立ち過ぎたかも知れぬとの自覚も、 金銭を用いて丸投げするに費用対効果もあてにならぬは長年商売を続けた者の正しい直感、 かと云って自らがキーボードを叩くには此れ又世評は、 年を取っているからもうパソコンは無理だ と要らぬお節介を焼いては彼の方のモチベーションを削ぎ、 となればホームページは仮令其の初期に業者に発注、 見た目がまずまず整い設えられたとて ホームページマネージメント もなされず放置の有様では、 返って訪れた方には評判を落とす始末、 ホームページに限らずとも、何とはなしにメールも受取るだけの返事は扨置くは未だ良い方、 スパムに紛れて受取ったことも知らずに電話で送り主から苦情を受けるとは本末転倒、 此れでは心臓に毛が生えた方とて好い加減嫌になってパソコンを放り出すは必定、 折角誂えたパソコンセットもどうやら年に一回年賀状を刷り出す迄は、 埃を被ることになる顛末。

此処に前提とさる巷の聖者賢者の為した箴言 年寄りにはパソコンは扱えない とは、扨、果たして真なる命題なのでしょうか。