Facebook 襲来から Google+(グーグルプラス)登場と今年2011年は SNS大戦争 の様相を呈していますが、そんな中、 最早衝撃的と言ってもいいでしょう、 そんな名前を付けられたソフトウェアが登場しました。 有限会社ダイアモンドアプリコット電話研究所 がフリーウェアとして提供する 撤退!mixi がそれであり、内容は 窓の杜 の2011年8月26日の紹介記事 mixiの日記やメッセージなどをさまざまな形式でバックアップできる「撤退!mixi」 ~日記やコミュニティに含まれる写真も一緒にバックアップ可能 のタイトルにある通りです。
タイトルで全て内容が分かってしまうのは SNS(ソーシャルネットワークサービス)界隈の動向及び その中での mixi の状況をネットを、 それこそソーシャルネットワークを通じて窺い知っているからでもあり、 そこへ 撤退 なるピタリと当て嵌まった表現が用いられているからでもあります。 直ぐにもインストールされる方も居られるでしょうが、 ここは老婆心ながらダウンロードサイトの説明を見ればその機能は
- mixiの日記・メッセージ・フォトアルバム・コミュニティのバックアップ
- 日記を 一括/個別 で、非公開化・公開化・本文のみ消去・削除
- 日記上の写真も手元にバックアップ
- XML形式の日記本文エクスポート (はてなダイアリー対応)
- メッセージの eml/mbox/html の各形式エクスポート(Outlook/Becky!対応)
- メッセージの 一括/個別 のごみ箱入り、および ごみ箱一括消去
- コミュニティのトピック・イベント・アンケートを保存
日本で SNS と言えばそれは即ち mixi(ミクシィ) のことと言っても過言ではなかったでしょう。 よくある派遣登録サイトから IT企業の雄へとの飛躍は業界の誰もが羨むところでした。 株式公開時には随分と話題にもなりましたが、2011年8月の今 5年単位で見ても 、 2年単位で見ても 、 1年を区切りとして見ても その凋落傾向に残念ながら変りはないようです。
近頃では mixi の mixi たる所以であり mixi を飛躍たらしめんとして無敵会議なるもので発案されたと聞く 足あと 機能も削除されるなど、その施策が疑問視されるなどしていましたが、 SNS トップ企業としての地位は安泰だと思われていた頃から何年も経ってはいません。 いやはや全く以てインターネットは恐ろしい…。