IT立国~田原総一朗×孫正義

ついつい見入って最後迄見通してしまいました、 USTREAM動画 田原総一朗×孫正義対談「デジタル教科書で日本は変わるのか?」 です。 iPadなどでは経過時間と残り時間が見られ、 最初開いた時には残り時間がたった2分? と訝しんだものの、実は2時間の長丁場でしたが、 全く長く感じませんでした。

この記事を クラウド にカテゴリー付けたのも最初の10分間は 田原総一朗氏に促され孫ソフトバンク社長が正しく クラウド に付いて語るからです。 クラウド の分かり易い説明としてもこの動画の冒頭は見る価値があるでしょう。

田原総一朗×孫正義対談「デジタル教科書で日本は変わるのか?」 そして話は社会の変遷に移ります。 パラダイムの変換です。 それは以下の様に述べられます。

  • 農耕社会 (~19世紀)
  • 工業社会 (20世紀)
  • 情報社会 (21世紀)
既に世に流布している図ではありますが、 孫氏の米国留学に於ける Civil War = 南北戦争 の本邦との認識の相違から得られた確信から、 これらが熱意を込め説明され、更には IT立国 に関する今後30年の予見、知見が述べられます。

一キャリアの代表の発言ですので、 総て鵜呑みにするのもなかなか難しい面はありますが、 相当面白いコンテンツには間違いありませんので、 時間に余裕の生まれた時には視聴をお薦めしたいと思い、 この記事をものしました。

クラウドを使うと何を得するの?其の一・バックアップ編

本ブログの2010年9月18日に クラウドを活用するには? という記事を書きましたが、 活用して良いことって何があるんでしょう? 何もそんな得体の知れない物に手を出さなくたって 手元のパソコンには必要な物は総て揃っているんですから…

では其の手元のパソコンが壊れた時はどうなるでしょう? 昔程今のパソコンは取扱いに注意しなくても良くなりましたが それでも機械ですからどうしたって故障します。 机から落として画面が割れてしまうことだってあるかも知れません。 其の時パソコンの中に溜めた
クラウドを使うと何を得するの?其の一・バックアップ編 メールは?
写真は?
家計簿は?
多分全部消えてなくなってしまいますね。

処で貴方が熱心なブロガーで多くの記事をブログに書き溜めているとします。 さて此処でもパソコンが壊れてしまいました。 でも何の心配も要らない筈です。 だってブログの記事は貴方のパソコンではなくって ブログサービスを提供してくれているサーバーの中に保存されているんですから。 クラウドもこれと同じです。 手元のパソコンが壊れてしまっても 別のパソコンから雲(インターネット)の中に手を伸ばせば良いんです。

今迄は大切な情報を何かの拍子に失ってしまわない為には バックアップ が必要不可欠でした。 クラウドでは其の バックアップ をクラウドに任せてしまえば良いんです。

もっともクラウドらしいサービス、Webストレージ

雲を掴む様なクラウドの話し、 いったい自分にはどんなメリットがあるのとお嘆きの貴兄にこそ、 ご紹介したいのが Webストレージ 、平たく言えばインターネット上にデータを保管してくれるサービスです。

インターネット上にデータを保管するとどうなるでしょうか?

先ず、手元のパソコンが壊れてしまっても データはなくならないと言うことがあります。 パソコンが壊れてしまって中の家族の写真が永遠に消えてしまった、 なんてことももぅなくなりますね。

次に、いつも使うパソコンとは別のパソコンから いつも使うパソコンで修正したデータを其のまま使えます。 家のデスクトップパソコンで拵えた表計算データにミスがあったけど、 時間待ちの喫茶店で持ち運び用のノートパソコンで直して打ち合わせには支障がなかった、 と言うのは当たり前、 なんならネットカフェからでも友達のパソコンを借りても、 自分の拵えた最新のデータに修正することが出来てしまいます。(※注)

Dropbox(代表的Webストレージサービス~ドロップボックス) これこそ最もクラウドらしいサービスと言えるでしょう。 では実際にどんなサービスがあるのか? 代表的で定評もあるのが、

  • Dropbox
  • Sugarsync
です。 特に古株のDropboxについては其の登場時に姉妹ブログ ホームページ作成浜松Tips なる一連の記事を書きましたので多少専門的になることが許されればご参照下さい。

(※注)但し、クラウドサービスの利用全般に言えることですが、 セキュリティの意識は手元のパソコンのみの場合より注意する必要があります。 ここでは他人のパソコンに自分のパスワードが残ってしまう可能性があります。 家に戻ったら直ぐに変更するなど、パスワードの管理や、 またサービスの設定(特に公開用設定等)には普段より余計に気を使いましょう。

身近なクラウドの実例をお見せします

身近なクラウドの実例HamaZoランクチェック! 実はこのブログがその使い方を解説している HamaZoランクチェック! もクラウドを使って作られています。 Googleがプログラミング環境を提供してくれているものです。 (専門的にはクラウドでもPaaS(パース)なんて呼んだりする範疇のものです。) つまりプログラムを作成してGoogleサーバーに上げておくだけで、 後はGoogleが良きに計らってくれます、とても便利(笑)

アクセスが余りにも増えると 本ブログの2010年9月27日の記事 図書館問題とアクセスの制限について にある通りコスト増となりますので増量分に応じて料金が発生しますが、 月々概算で500万ページビュー迄は無料です。 勿論 HamaZoランクチェック! もまだまだ無料の儘、余裕有り。 どうぞ、じゃんじゃん使ってやって下さい。 また当サービスばかりに使わせておく手もありません。 皆さんも、趣味にも、業務にもどんどん、 ご利用なされることをお薦めします。 そんなに皆に只で使われちゃ Google が嫌がるだろうって? いえいえ、
HamaZoランクチェック!

みたいに Google 広告を貼っておけばとても喜んでくれますよ!

クラウド、先ずはGmailから

Gmail クラウド、クラウドって言われても 雲を掴む様な話しで何をどうしたら良いか分からない、 とは尤もな言い分だと思います。
そんな方にお薦め! 先ずは Gmail から始めましょう。 Gmail とは Google の提供するWebメールサービスです。 まだ Hot mail 全盛期の頃、凡その其の手のサービスが数MBの提供容量の中、 クラウド中に1アカウントギガ単位で提供されると言う話には本当に驚かされました。 アナウンスされた日が日でしたので、 四月馬鹿だと評判になったものです。 これで覚えて居られる方も多いのではないでしょうか。 当時、クラウドを感じさせる初めてのサービスでしたし、 何より今もクラウドを実感できる最好適なサービスと言って過言ではありません。

本ブログの姉妹ブログ ホームページ作成浜松Tips にもクラウドのほんの一面ですが Gmailに於けるワンソースマルチユース なる2008年9月27日の記事にて紹介してみました。 この以前よりこの時を通し、今日本日迄使い続けて ますます其の凄みを思い知るばかりです。 そしてそれは容量ばかりでなく、そしてそれは無料で提供されているのです。

Gmailでクラウドの世界を知ってしまった貴方は、 最早二度と元の世界 (これをクラウドに対してプロプライエタリな世界と言ったりもしますね) には戻れないことでしょう。

クラウドの両雄

クラウドの両雄、GoogleとAmazonをそう呼んで構わないでしょう。 勿論マイクロソフトやヤフー、セールスフォース抔も欠かせないプレーヤーですが、 先ずは規模と云い最適化と云い先の二社が抜きん出ていると思います。 二社はクラウドと言う大海の太平洋と大西洋に擬えるべき企業と言えるのです。

クラウドの両雄 何が二社をしてそうせしめたのかと云えば、其の二社のクラウドの取組みの発端にあるでしょう。 Googleは検索エンジンの覇者として、 Amazonはネットショップの覇者として、 其の扱うデータ量から必要とするサーバ容量は膨大でした。 此の膨大なサーバを擁するには大いなる余裕も必然的に必要となります。 此処にこそクラウドが産声をあげたのです。 此のニッチと呼ぶには些か巨大に過ぎる仮想化され融通性に富む余裕部分が、 クラウドの母体となったと申し上げて良いでしょう。 概念的にはニッチにこそクラウドが産湯を使ったとして差し支えないのです。 此れは両者のコーポレートミッションに基づけば必然でした。 以上が当該二社を他社と差別化しクラウドの両雄と呼ぶ所以であります。

GoogleもAmazonもクラウドのマネタイズに余念がありませんが、 基本的には其のスケールを活かして実に廉価に、時には無料でサービスが提供されます。 此の状況を自社業務に活かさない手は有りません。 クラウドは益々活用されるべきなのです。 実を言えば、当の HamaZoランクチェック! もGoogleのクラウドを利用して作られています。

内容が少し専門的になることが許されれば、 両雄について本ブログの姉妹ブログ ホームページ作成浜松Tips の2008年12月13日の記事に アマゾンクラウドサービス は標題其の儘Amazonのクラウドについて、 2008年9月27日の記事 Gmailに於けるワンソースマルチユース にはGoogleの当時は四月馬鹿と思われたクラウド嚆矢となった サービスGmailについての記事の用意があります。 ご参照下さい。

クラウドを活用するには?

雲すずみ 屡聞かれる様になったことば クラウド 、雲とは即ち

インターネット其の物を表しています。 もう少し云えばインターネットから貴方の端末だけを切り離したものを、 即ち、貴方から見たインターネットの表現
と表現したのは本ブログ昨日2010年9月17日 クラウドって何? で、ですが、では騒がれる程の効験を享受するにはどうすればいいのでしょうか。

同記事では同時に

其処は仮想化された世界であり、総てはフラット化され、 今迄の考え方とは異なる思考法が必要となります。
と書きました。 これを考えればクラウドを活用するには、 新たに今迄とは異なる思考法を用いれば良いことになります。 この思考法は特徴的でありながら実にシンプルです。 それは、 すべては手元からクラウドへ と云うものです。 データもアプリケーションも総てはクラウドの向こうへ任せてしまいます。 そうすることに依って従来は当然のことと考えられていた、 手元のデータのバックアップやアプリケーションのインストールからバージョンアップまで、 悩ましい問題から開放されることが容易に想像されるのではないでしょうか。 もう手元のパソコンが写真でいっぱいになって、 反応が鈍くなりなかなか動いてくれないと云うこともなくなるのです。

少々専門的になりますが、 この言葉の出始め、未だ流行り出す前に本ブログの姉妹ブログ ホームページ作成浜松Tips で物した記事があります。

またクラウドについてのカテゴリー クラウド・コンピューティング にも関連記事は纏まっています。 クラウドについて更に詳細をお知りになりたい方はご参照下さい。

クラウドって何?

雲すずみ 今IT業界ではクラウドと云う言葉が屡使われます。 ITは今や日常業務に必須ですから、 もしかしたら耳にされた方も多いかも知れません。 でも何故ITでクラウド、雲?なのでしょう。

実はこの雲はインターネット其の物を表しています。 もう少し云えばインターネットから貴方の端末だけを切り離したものを、 即ち、貴方から見たインターネットの表現になります。 手元のパソコンや携帯は形のある実体として実感出来ますが、 其のコードや電波で繋がっている先の先は、 最早曖昧模糊として何人にも認識し難いものとなっている… この様な感覚を表すに如何にもピタリと嵌る表現ではありませんか。 この言葉を使い出したのはGoogleの代表の エリック・シュミット氏だと云うことを耳にしましたが、 言い出しっぺは誰にしろ、頗る付きのITの専門家と云えど、 実は其の当人もインターネットに対して把握し難い感覚を抱いていたのだと 秘かに踏んでいます。

厳密に云えばクレームの上がる向きもあるかも知れません。 しかし先ず概要を捕らえるに当たっては、 ほぼインターネットに近いものと考えればそうは間違えることもないでしょう。 インターネットと云う技術的側面を持った事象の、 別角度、謂わば業務的側面から見た認識をクラウドと云っても良いかと考えます。 其処は仮想化された世界であり、総てはフラット化され、 今迄の考え方とは異なる思考法が必要となります。 即ち、クラウドに自らを最適化することで、 あらゆる面に劇的な改善を図ることが可能となると考えられます。

少々専門的になりますが、 この言葉の出始め、未だ流行り出す前に本ブログの姉妹ブログ ホームページ作成浜松Tips で物した記事があります。

クラウドについて更に詳細をお知りになりたい方はご参照下さい。