コンバージョンレートの重要性

Web担当者Forumの吉村正春氏の文責の2008年8月22日の記事 自ら積んだ成功実績が導き出す成果を上げるウェブ戦略/株式会社ペンシル では、 明太子が半年で3つ売れるだけであったサイトを1か月で1万個販売する迄にしたことが契機となり、 顧客へ成果を提供することを旨とする企業の道を歩むこととなった 株式会社ペンシル のWeb戦略とWebで成果を上げるためのポイントが掲載され、 中にも コンバージョンレート なる概念の非常に重要なるを主張されています。

コンバージョンレートについては Kobakenジャーナル の2007年7月13日の記事 Webサイトはコンバージョンレートを追求すべき に詳しく、
ページビュー(PV)が増加を評価することも多いが、それだけでは費用対効果を数値化しづらい。
単純に広告を出せば、PVは増加するからである。
とあるのを見れば、アクセスを増やすだけでは、 其の目的によってはWebサイトの用を成さない結果を招きかねず、 此処にこそコンバージョンレートと云う指標の重要性があり、 また同記事内にコンバージョンレートのIT用語辞典へのリンクが用意されていますが、 尚、 ヤフー提供IT用語辞典:コンバージョンレート にも同説明が見易くレイアウト、掲載されています。

ペンシルに於いても基本的な考え方は同様ですが、 コンバージョンレートを明確に指標として用いており、 1%を基準としてサイトへの対策を変える抔の姿勢が語られた後、
プロモーションを2倍にすれば成果も2倍になると考えがちですが、実は効果は落ちていきます。そして、コンバージョン率が低いままプロモーションに予算をかけても成果にはつながりません。しかし、コンバージョン率が2倍になれば成果が2倍になったことと同義であるばかりか、プロモーション費を追加でかけていないためCPOやCPAが半分になります。
と、実に明解であるからこその説得力のある主張が為されています。

此れ等主張はインターネット時代の広告についても考えさせられる内容にて、 只々露出機会を増やすのみにては最早効果の程が疑われるとなれば、 マスコミにて大量に投下されるコマーシャルフィルムについて思い至らさせられ、 勿論単純に否定できる存在にはなけれども、 当世、効果を深く考えて広告展開をされる企業には、 充分、従来の広告とネットに投ずる広告の適正な配分を考慮されるべきかに思います。

ともあれ、母集団の拡張としてアクセスアップは必須なのは変わりなくも、 其れのみにては最早適切とは云わざらしめる、 コンバージョンレート について、 ホームページを運営する事業主は深く思いを致さざるを得ない状況にあると感じます。

成功報酬型フォーム提供サービス

業界初!離脱率の改善に対する成功報酬課金システムを採用した入力フォーム最適化ツール なる2008年8月22日の神野恵美氏によるWeb担当者Forumの記事にて紹介されるは 株式会社フルスピード が2008年8月19日に発表の新規サービス フルスピードEFO (PDF:約120kB) にて(入力フォーム最適化ツール)と括弧付けされれば略す原語は Entry Form Optimization と推測されるべき、命名自体は SEOLPO に擬えた、 エントリーフォームの離脱率削減を旨としたサービスの提供にて、 従来資料請求等「申込頁」に始まり、所謂「サンキュー頁」迄辿るに於いて、 上記リンク先PDFファイル内では70%と謳われる如く、 利用者のページ遷移が完遂されぬ割合が大きいのは良く云われる処なれば、 アクセス解析に関心の有る企業ならずとも、利用者からの反応を待つ身には、 興味を惹かれるサービスかに思います。
当サービスを概観すれば、もう一点のポイントとして挙げられるべきが、 成功報酬型と云う費用形態にて、初期費用もあれば一概には述べられませんが、 効果が無ければ支払いも発生しない当サービスの採用側としては嬉しい配慮であり、 であればこそ、フルスピードには一度申し込まんとす意識の高まった「申し込む」ボタンをクリックした利用者に対して、 「サンキュー頁」迄、掴んで離さない絶対の自信があるのだと考えます。

当該エントリーフォームについてはWeb関係者なれば、 誰しも離脱率を削減する方策は僅か許りにても意識に上ることはありしもの、 当世なれば例えばAjaxをフルに用いて、 利用者に注意をそれとなく喚起しつつ、頁遷移も緩やかに、 抔と考えることも一度や二度ではなからんと忖度するに、 当サービスの如何にして離脱率削減を図るかを一度閲したき処とは考え乍、 尚、此の様なサービスは更に向後広まるのではないかとも考えます。

ASPアクセス解析ツールのAPI対応

当ブログにてはお馴染みWeb担当者Forumの2008年8月20日に神野恵美氏文責の記事 サイバーエリアリサーチのログ解析ツールがAPI対応 が掲載されるに依れば
サイバーエリアリサーチは8月18日、簡単操作と地域解析が特長のアクセスログ解析ツール「らくらくログ解析」にAPI機能を追加した。
とあり、即ちアクセスログの解析結果を利用した頁を当該利用社が閲覧者に提供出来る機能の様です。

API 提供するのはWebマーケティングをコアコンピタンスとする サイバーエリアリサーチASP サービス らくらくログ解析 にて、同サービスを閲すれば、顧客より提供されたアクセスログを解析後、 解析データを ASP サーバーにアップロードしたものに、 顧客がアクセスすると云う形態の様にて、 なればこそ顧客が見易い形に成型して表示する必要があり、 又随時顧客の要請に応じて機能向上の措置を取る為にも、 データ成形のプログラム上の操作は回を重ねればデータの型も提供時の型も周知された上では、 此れを API として顧客にフィードバックすると云うのは自然の流れに思います。
また API の提供されると云っても、 通常のIT系企業ならぬ顧客側からは簡単に利用できる形態とは考えられず、 API を利用した定型標示用フォーマットもビジネスモデルには組み込まれているものと思われ、 此れは顧客と API 提供側にWin-Winの関係を築ける好ましい形態だと考えます。

アクセス解析としてはお馴染みGoogle Analyticsの、 埋め込みjavascriptやWebビーコン型にはあらずして、 アクセスログを同社に資料提出しての解析結果を ASP サーバーに蓄積し、 同蓄積データに対する API を提供すると云うものですが、 勿論、前者でもサーバーにデータが蓄積されるは同様にて、 後者、本サービスの成否の動向を見て、 今後、アクセス解析サービス提供の各社も対応を迫られることになるのかも知れません。

アクセスアップ法の伝授

一昨日2008年8月15日に一月振り浜北へは五度目、総て累ねて数えれば九度目のブログ村へ参加するべく 浜北ときわ屋 さんにお邪魔すれば今回は特別講師に ☆とまと☆のまんま のとまと氏を招き、 私を含め集まった皆さん ご一緒させていただいた方々 に、 ブログに於けるアクセスアップの秘伝を伝授いただきましたので、 いくつか賜った秘技の内にも、取り分け効果のありそうなテクニックを、 当アーティクルにて大盤振る舞いさせていただきます。
…と申しましても、とまと氏のブログにて既に公開の技法を、 特に口伝で丁寧に教えていただいたと云う塩梅でして、 其の公開情報が、 ☆とまと☆のまんま:pingoo なる一連の記事に見られる通りにて、 其のキーワードこそ pingoo なるに気を付けられ乍、氏の当該記事を閲覧されるに、 吾人にヒントの得られるのではないかと拝察いたします。 中にも2008年7月2日の記事 アクセスアップの方法③(Pingoo!) には、更に詳細の記さるれば、ご一読の程を。

当ブログも上記紹介記事に従い、只今登録作業をした処、 登録画像にはgifファイルは受け付けられませんので、 画像も登録の場合はjpgファイルを用意されおき、 また有料のサービスもあるものの、取敢えず登録の無料サービスでは、
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にエントリ時、pingが配信され、 更に送信先は追加も可能となっておりますが、 先ずはデフォルトにて楽しみに経過を見守ることにいたします。

不可避に発生する複製ページへのSEO的配慮

複製ページは不可避に発生する場合も多く、 検索エンジンにペナルティの対象とは見做されないと云うのが大方の見解であると、 冒頭に記述されている記事は、Web担当者Forumの2008年6月23日の記事 複製コンテンツが本当に問題になるケース にて、其れは下記引用部
自分のサイトに多数の製品ページがあるとしよう。そして各ページの印刷用バージョンも用意していたとする。検索エンジンは検索結果に表示するページとして、印刷用のページを選ぶ可能性がある。
にて具体的に表現される部分ですが、検索エンジンの側からは明確なペナルティとしては課されないものの
検索順位が低いはずのページの方を検索結果に表示するのは、ある意味ペナルティのようなものだ。
と、実質ペナルティに近い状況と判じるのは大いに首肯出来る処、 更にペナルティに近く判り易いのは
自分のコンテンツを、サードパーティに共同配信した場合も、同じような事態が発生しかねない。この場合に生じる問題は、コンテンツの配信を受けているページの方が検索結果に現われ、配信元である自分のページが除外されてしまう可能性があるということだ。
抔、自社間ではなく、他社サイトの関係であるのは申すには及ばないでしょう。 此れを当稿のまとめ部分では 事実上のペナルティ と表現する如く、複製ページが不可避に発生すれば、 実質サイト運営者に取っては頭の痛い問題に違いありません。

上記自社にての実際の対処方法が下記
こうした事態を修正するには、印刷用ページに対するリンクにnofollow属性を適用すると同時に、印刷用ページにはnoindexを記述しておくことだ。
の如く記され、 普段はWEB製作者にさえ余り意識されない属性が登場して来ます。
nofollowとは はてなダイアリー>キーワード>nofollow で記される如く、 アンカー要素に記述すればリンク先にリンクジュースを流し込まないと云う、 Googleが提唱による属性です。
noindexとは ITpro>キーワード>NOINDEX で記される如く、 メタタグ部分に記述され、検索エンジンクローラーにインデックスへの登録を拒否する効力を持ちます。 此方は関係他社への強制は難しく思われます。

又nofollow属性については、 当ブログ2008年7月16日のアーティクル リストをリンクに変身させるjQuery にてご紹介の如く、javascriptにより、 クライアントサイドで動的にリンクを生成すれば、 或る程度回避が可能になるのも一方法に思います。

然し乍、記事にも記される如く、 明確に複製サイトに対してペナルティが課されるケースもあるようですので、 不可避的に発生してしまうと云えども、発生してから対処するのではなく、 事前に複製サイトが発生し難くなる様に、 サイト全体のアーキテクチャーを構成するべく検討を重ねることが最も重要であるでしょう。

オムニチュアサミットとWEBマーケティング

当ブログ2008年7月17日のアーティクル WEB解析ツールによるオンラインビジネスの最適化 で言及したのはアーティクル内でご紹介したWEB解析ツールを提供する企業 オムニチュアによる本邦開催のユーザーカンファレンスにて、 当ブログの情報の読み取りが不正確にて実施予告なる記述でしたが、 実際此れなるは既に実施され、当該日は2008年5月20日にして、 オムニチュアサミット東京08 には当社による告知がなされており、 其れについての報告がWeb担当者Forumに冨岡晶氏の文責として2008年7月17日の記事 ウェブ解析は多様なデータ+人工知能的処理の“インテリジェンスマーケティング”の時代へ に掲載されていました。

オムニチュアの共同創業者CEOのジャシュ・ジェイムズ氏の基調講演での発言に
従来のマーケティングでは、マーケティング活動の効果測定と管理が非常に難しいから、効率化が図れなかった。ただ、それはウェブが出てくる前のことで、いまではマーケティング活動の幅が急速に広がっている
なる部分のあったとのことで、 其れ故にこそ同社の急激な成長があったのであれば、 最早WEBはマーケティング活動に取って欠かすべからざるファクターであるように考えられ、 オムニチュアの目指す
一般的なサービスを初め、Eメールマーケティング、サーチマーケティング、CRM/SFA、コンテンツ管理、プラットフォーム、ディスプレイ広告、サイト分析、ユーザー体験、サイト内検索などのあらゆるウェブ関連のサービスでの分析を行いながら人工知能的な処理を使うことで、“インテリジェンスマーケティング”が行えるというのがオムニチュアの未来イメージだ。可能なる限りデータに基づき自動的に顧客対応を行うことが、同社の最終的な指向なのだ。
はオムニチュアならぬ吾人の施行能わざる処にしても、 現時点で統合されたオンラインマーケティング情報が、 各事業体に切実に必要とされているのであろうと思われます。

同社主要製品の新バージョンとして登場の「SiteCatalyst 14」についても、 様々強力な新機能、グレードアップ機能が語られますが、 其の興味深きは従来より定評のあった其のダッシュボードなるユーザーインターフェース部分に Ajaxをふんだんに取り入れたRIA即ちリッチアプリケーションインターフェースを用い、 利用者へ優しいツールへと進化を遂げていることにて、 どの様にツールが複雑且つ強力な機能を持とうとも、 利用者が其れを使い熟し、デザインの詳細部から果ては経営意思決定に迄、 活用出来なければ意味がなければ、此れは正しく正常進化であると捉えられます。

コンファレンスでは実際にオムニチュア製品を活用し、実績を上げている企業による特別講演もあったとのことで、 出席者には大変実り深い会合になったであろうことは、 稿の纏めとして
単にオムニチュア(あるいはSiteCatalystという製品)という企業のイベントに留まらず「ウェブ解析はどうあるべきか」「何が顧客との関係で大切なのか」「ウェブマーケティングはどこまで広がるのか」など、さまざまなテーゼについて、深い「気づき」が満載の講演だった。
とされていることからも窺えます。

Web担当者Forumには2008年7月17日同日の記事に神野恵美氏の文責として オムニチュアの「SiteCatalyst」がYahoo! ショッピングに導入開始 なるニュース記事の掲載されれば、 同社の勢いは暫らくは已みそうにありません。

ジャシュ・ジェイムズ氏は日本での在住経験もあり、 30分以上の基調講演を日本語で而も大変流暢にジョーク抔も交えて、とあっては、 日本人が英語でスピーチをする比ではないと思われれば、 親しみを感じさせられると共に、大変に驚きもし、敬意さえ覚えさせられました。

リンクベイト(Link Bait)

ホームページを運営するに当たっては大抵が被リンクを求むるのは、 小は日記と称するものの自己を顕示せんとす本能的なるものから、 大は企業に於いてのビジネス上の要請迄あれど、 此れが又簡単には得られるものにあらずして、 当ブログ2008年4月18日のアーティクル link buying(有料リンク、リンク売買) にもある様に、金銭にものを云わせリンクを売買して其処にはページランク抔を根拠とした相場迄成立する始末は、 なかなか悩ましき世相を物語るものに思います。

此のLink Buyingに対し、金銭を介入させずして同様の目的を達せんとす方法が、 今回ご紹介のLink Bait(リンクベイト)なるは、先ず2007年5月29日に公開された Link Bait is the New Reciprocal Link を訳した 新しい相互リンクのかたち―リンクベイト― を参照すれば、本邦巷間流布する「釣り」に相当するのではないかと思われます。

WEB解析ツールによるオンラインビジネスの最適化

当ブログの参照先としてはお馴染みのWeb担当者Forumに 2008年7月11付で柏木恵子氏の取材及び文責で掲載されたのは 「注目企業のネットビジネス戦略」 シリーズの2008年7月11日の記事 オムニチュア株式会社 ウェブ解析ツールを中心にオンラインビジネスの最適化プラットフォームを提供 にてアクセス解析ツールとしては有名処の SiteCatalyst(サイトカタリスト) を扱う オムニチュアの日本法人 の代表である尾辻マーカス氏のインタビューについて纏められており、 同社の設立経緯、概要及び日本での現状、具体事例、 及びアクセス解析のマーケティングに於ける活用方法抔が述べられ、 有効な参照記事になっているかに思います。

広くWEBサイトへの予算についての問い掛けを氏に為していますが、 最早問題は其処にはあらぬかに思われ、是非アクセス解析、WEB解析ツールへの予算投入に焦点を絞って欲しく思うも
オンラインマーケティング、特にウェブ解析という分野はまだできたばかりなので、大学で教えてもらえるわけでもありません。技術としてあまりにも急激に確立して、ほとんど誰も知らないような状況から1~2年で、誰も彼もが必死で取り組まなければならないものになってしまったわけです。だから実際にできる人というのが本当に少ない。これは日本も米国も同じです。
と引用部に語られる様に、未だ本邦のみならずなかなかアクセス解析たるものの重要性が認識されおらず、 インタビューは広範に訴求する必要上、已矣哉とも思います。

アクセス解析及びWEBマーケティングは其の適用範囲は 業種に於いては巷間流布するECサイトのみならず、 メディア企業金融業が挙げられれば、 更に広くスコープは適用され得るべきにてあり、 また規模に於いてもオムニチュアに於いては大手から中規模がターゲットユーザーとして挙げられるものの、 小規模にても其の有効性に言及されています。
大手に於いては舵を切る重さからなかなか方向転換の利かない体制も、 小規模にては小回りの利き、 アクセス解析から得られたデータを即時、当該社WEBサイトに適用可能と云う部分に於いて、 充分大手に対応し得る現状さえ読み取れます。

オムニチュアではユーザーカンファレンスの日本で開催するとあれば、 此れはオムニチュアユーザーのみならず、広く本邦IT界、オンラインビジネス業界啓蒙の嚆矢ともなり、 今後益々此れ等アクセス解析に関する技術、知識の広い普及が予想され、 活用する者、せざる者の二者間の格差が広がるかに考えられます。

Google Analytics と Urchin

当アーティクルタイトルなる両者ともGoogleによる開発で同等の機能を有す、 Google Analytics はASP型であるのに対し、 Urchinは様々なホスティングサービスで採用されているサーバーインストール型アクセス解析ソフトにて、 両者合わせ広く世上に利用されているかに思いますが、 いざ両者を並べて見れば混乱、困惑することも多い処へ INTER LOG:Google Analytics? では丁度両者の比較が詳しく、上手く処理されており、利用しやすく 閲覧した上で上記を換言すれば、 Google Analytics WEBビーコンを埋め込む手間が、 Urchin ではインストール抔初期設定及び運用の手間が必要になる点で、 先ず実際に採用するに当たって、大きく異なると云うことになると考えられます。
Google AnalyticsはGoogle Adwordsを利用している方には基本的に無料で提供され、 Urchinは各社ホスティングサービスを受けている方には標準機能として利用出来る可能性が高く、 お馴染みのサービスと云えるかも知れません。
Urchinの買収された際には従来の高額アクセス解析ソフトが向後無料で提供されるのでは抔と、 其の筋では大きな話題となりました買収元、今や立派な本家本元Googleに於ける日本語サイトは Google Urchin ソフトウェア になり、コンテンツ中、「 Urchin ソフトウェア認定コンサルタント 」を閲覧すれば日本における当該コンサルタントが 株式会社ラネクシー であって、同社より2008年6月6日 すべての機能がオールインワンパッケージになって生まれ変わったアクセス解析ソフトウェア「Urchin 6」を2008年6月26日から販売開始 なるニュースがリリースされ、 其のweb担当者Forum該当記事が2008年6月9日の ラネクシーがアクセス解析ソフトウェア「Urchin 6」の販売開始-全機能がパッケージ化 になります。

アクセス解析はWEBサイト・ホームページ・ブログをビジネスに利用するには、 必要不可欠、実に重要な技術にて、 web担当者Forum該当記事及び株式会社ラネクシーのニュースリリースに依る、 新バージョンのフラッシュでのユーザーインターフェースの強化や、 Web広告の費用対効果測定、ロードバランシング抔の新機能項目を見れば、 当アーティクルで取り上げたUrchin6の発売もホスティングサービス企業は云うに及ばず、 様々な方面に波紋を呼ぶのではないでしょうか。

大手企業の横暴の通用せざるWEB

当ブログ今年が端午の節句は2008年5月5日の記事 ブロガーのキャリアパスとしての一オプション に於いての言及は坂和敏氏の代表を務める新奇広告代理店、 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社 が企業理念に据えらるwin-win-win(トリプルWin)の、 此処にての利益を受け得る三者とは
企業-書き手-読み手
と云う意味付けの、此れを
一般的なコンテンツは企業の視点だけで作られます。最近ではホームページに来る「客」を意識したサイトも増えてきましたが、これではWin-Win止まりです。企業ホームページには多くの「取引先」やその予備軍がアクセスします。彼らに「ウチの会社と取引するとメリットがあるよ」と感じさせることで、より充実した取引環境を作り出すこともでき、そこから顧客利益を導き出します。
が如き引用の方向に捉えた記事がWeb担当者Forumの2008年5月14日の 有限会社アズモードは宮脇睦氏の手になり掲載されていたのが 全員勝利の方程式。トリプルウィンという発想 にて記事中狭義としての三者には
企業-下請-顧客
が該当され得るのではないかと考えます。

市民文化の発展せざる社会にては企業の単独Winのみ追及され、 行き過ぎれば其れは今も社会に大きな爪痕を残す公害抔に代表される社会悪となり得、 近年には大きくは大手自動車会社のタイヤ脱落殺人から、 中小規模ではの北の肉屋、老舗菓子屋、有名割烹の偽装問題抔が 具体例ととして上げられるでしょう其れは、Win-Winに縦令進化しても 氏の指摘では上記偽装系は其の果ての社会悪に該当すべきにて、 孰れ、決して褒められた状況ではない様に感じます処、 WEBの浸透は上が如き状況打破に打って付けであるとすれば、 WEBの発展は即ち市民文化の発展とも云えるのかも知れません。

同じくWeb担当者Forumには上記記事の前日2008年5月13日に クローキングのSEOスパムが言い訳できない状況でバレてしまったサイトの悲劇 と題された渡辺隆広氏のセレクトによるrandfish氏の手になる記事では クローキングなるSEOスパムが容易に暴かれ得る手法であることを訴える作りではあり乍、 大手企業の傲慢さを内包するSEOスパムがWEB界に於いては容易には通用しないことをも示しているかに思え、 此処で良い顔をしていないのはGoogleとされていますが、 顧客、一般世論、社会とも換言可能であるでしょう。
本アーティクルのタイトル通り通用せざるとは多少云い過ぎの感が無きにしもあらずですが、 通用し難い程は云い切っても然程遠きにもあらじと云う感じではないでしょうか。

尚、クローキングとは記事中「Web担編注」より引用させていただけば
「クローキング」とは、サイトにアクセスしてきたのが人なのか、検索エンジンのクローラ(ロボット)なのかによって、異なるページの内容を表示する手法。検索エンジンに対してだけ特定のキーワードが詰まったページを表示するクローキングは、SEOスパムの一種だとみなされる。
と云う訳で考え様によっては、上客のGoogleにさえ良い顔をしておけば、 下客の一般閲覧者の面倒を見る迄もないともとれる手法ですので、 本アーティクルタイトルを考える時、実に面白い示唆を含むものであると感じます。