Gmail満で指折り片手とや

其の登場時に大いにインパクトの有った、 と云うよりは当アーティクル紹介の下記記事にも有る如く冗談に過ぎぬと取らざるを得ない状況であったは、 矢張り其の大容量にありましたが、 衝撃は利用者たる吾人よりもマイクロソフト抔、 当初は競合とも思わぬ競合に大きく有ったでしょう、 此れこそクラウドの始まりであったか、 他の追随するも未だ其の容量ひとつ取っても追いつけぬ状況にやら思われます。

扠、此れも下記記事内に記さるスパム検出の精度の高さは、 漸次其の正確さを更に増しては、最早此の身に抱えるどのアカウントも、 此れを通さずして手元に齎されるが許容出来ぬ感を抱かせしめられ、 此れは感覚的なりて、なかなか食わず嫌いに説明の難しきは、 手元のメールシステムを学習に依り時間と共に制度の上がると高く評価される気持は判れども、 .comを軒並み撥ねるは少々問題有りかと忖度するに、 覚えの有る方には是非利用を勧めたきは、 世が皆Gmailなればスパムは根絶するのではないかとの売り文句も、 私はGoogleのセールスマンには有らずして悪しからず、 固より手に余るスパムメールを何とか手間要らずに処理したい筈が、 今や、Googleがスパムとして弾いたメールは見るに値せずとすれば、 良く有る詐欺にも目新しきインターネット不慣れな方に実に強力なドラえもんが如き相方となるかに拝察。

上記のみならず、此の身がアクティビティに影響を与えしは、 当時使用のメーラーにてはフォルダー分けして整理するが当り前の膳喰わねど高楊枝、 今や最低限のラベル分けはすれども、 其れも特別な場合以外は未使用か、後の行為の露払い、 露の払われるも払われぬもお構い無しに履行されるが、 検索は此れぞGoogleが表芸にて、此れ無しにメールの活用は有り得ないかに愚考いたします。

以上、Gmail誕生日なるエイプリルフールを閲した翌日が、 2009年4月2日のGmail製品マネージャであるTodd Jackson氏のブログエントリー 5 years of Gmail を受けたITproは2009年4月6日の記事 「Gmail」が満5歳,「今後5年はさらに劇的に変わる」と担当マネージャ にてなかなかに歴史を有し始めたネット界隈に感慨深き思いを致させられました。

人であったら七五三で千歳飴をぶら下げている此の年齢も、 ドッグイヤーにあっては立派な成人以上、 更に今後開発の度を増すとあっては、 又もやGoogleに預けるデータの増える許りと引っ掛かりのあれど、 如何にも期待せざるを得ません。

SEOのごく基本的考え方

検索エンジンとて商売なれば、検索エンジンの身になりて考えられるべし とは、ホームページを支援に赴く先にて大抵一度は口にする言句の、 最早、云う方も辟易する許り折に見掛けたるが、 スタジオホットラインはBOGGY氏によるブログの2009年4月2日の記事 検索エンジンの使命って何? を拝見しても氏も同様の経験をお持ちかに忖度され、 扠又、此の道にて大いに仕事を為されたる住太陽氏のブログは2008年2月28日の記事 現状の企業サイトはノイズの固まりにすぎない を拝見しても、先達たる氏の言及も、穿って見れば、 己の検索結果順位を上げんとするさもしさに閉口されるかの感有りて、
SEOに関するとてもシンプルな答えを導き出すことができます。それは「ユーザーが求めているものと一致した情報を公開すれば、ユーザーは必ずそれを探し当てる」ということです。
とも、自らの検索関連の一連の行動を一般に敷衍出来ると仮定した上で述べられる結論は、 最早此の業界にては箴言たる顛末。

検索エンジンが隆盛を極めてからドッグイヤーに於いては気の遠くなるような長い間、 時系列に従い一世を風靡したスパムとしてインデックスから除去されては又、 此れを封ぜんと欲しては又、 繰り返し利用される箴言の、 昨日ホームページ制作を開始した起業学生抔からも気軽に唱えられる呪文となりて尚、 此れ等が取沙汰されるは、 余程、インターネットに於けるビジネス上の情報発信では、 自己主張の強い姿勢が猖獗を極め易い、即ちSEOスパムを生ぜしめ易き構造、 一度、無意識にも此の方面に物事を達せんと事を起こせば、 勢い此の方向に向かざるを得ない様に、 斯うとなれば構成されているのだとしか思われず、 此れを矯めんとするが果して吉か凶か、 己の内より自然と生ず方向性に異議を唱えられ、無理矢理捻じ曲げられんとする身になれば、 信じる道を仮令効果が無かろうがSEOスパムと断じられぬ限りは行かせてやるも、と、 少し許り沈思黙考の観を呈して是非を問うことも有り哉無し哉、将又。

IPA重要インフラ制御システムセキュリティ等調査報告書

当ブログは2009年3月27日アーティクル IPA・ISEC情報セキュリティ技術動向報告書 に続き、又もや吉澤亨史氏のCNETJapanの記事は2009年3月31日のもの 今後は制御システムにも情報セキュリティ対策が必要--IPAが報告書 に気付かされて有り難きは
独立行政法人情報処理推進機構(IPA)は3月30日、「重要インフラの制御システムセキュリティとITサービス継続に関する調査報告書」を公開した。
とあらば再び、ITをユーザーに提供して糊口を凌ぐ者として閲覧されるべし、 とてざっとにも甚だ頼り無き節穴を通しおく次第。

正式タイトルは利用ブログシステム仕様の30文字以内との短めの規定に収まらぬ長さの 重要インフラの制御システムセキュリティとITサービス継続に関する調査報告書 とて株式会社日立製作所調査実施の、概要には
従来、専用の機器やソフトウェアを使用していた重要インフラ の制御システムにおいても、近年標準プロトコル(TCP/IPやイーサネット等)や汎用製品が導入され、情報システムとの接続や連携が進んでいます。このため、今後、制御システムにおいても、情報システムで発生している脆弱性を狙った攻撃やワームの脅威などの情報セキュリティ上の課題が顕在化する可能性があります。
とされれば、CIAと略される情報セキュリティ三要件が内にも、 Aなる可用性を最も重視する制御システムにも、 他要件の適用が此れを低下させる要因ともなれば、 従来躊躇われた要件が重点も、オープン化喧しき現状にては、 考慮せざるを得ぬ状況を調査報告したものと考えられます。

完全なシャッフル

当カテゴリー 初めてのプログラミング に投稿す度、常々其の有用性を賛美するに吝かならぬが、 Ruby及びプログラミングの両者が目的に共に入門書としてお誂え向きとて愛読の 初めてのプログラミング も今度は少し許り様相の異なるが訳はアーティクル後半に譲るとして、 各章末に設えられたる練習問題に正解の掲載されぬが心許無さを、 本誌と共に共有、ご愛読の同志に捧ぐ、 当ブログに於いては参照、比較検討用に贄とて供す個人的な解釈、解答を掲載すべきが、 本カテゴリーに於いて前回に当たる2009年3月21日のアーティクル 再帰プログラム入門 にて本格的プログラマーの皆様ようこそ、との著者の激励を受け乍、 愈々入りたるは第10章
10章 再帰とこれまでの復習
10.1 再帰
10.2 通過儀礼:並べ替え(ソート)
10.3 練習問題
10.4 例をもう1つ
10.5 追加練習問題
にて、無事イニシエーションを潜り抜けて立ち向かうが今回の 10.3に項目立てらる練習問題を引用すれば、
配列を取ってそれを完全にシャッフルして返す、 shuffleというメソッドを書いて下さい。
とあり、此れを章意に沿って、 再帰を用いて作成するを今回は当方解答例として供すべく積りにてあります。

Google App Engine に於けるWebデータ保存

月遅れと云うには大巾な遅延となりたる参考行為の標的なる書籍は 日経ソフトウェア2009年1月号 にて特集されたる内のPart2、松尾貴史氏の文責なる タダで手軽に始められる Google App Engine でWebアプリを公開してみよう にてなかなかに邦訳されたるGAE関連参考書籍も少なければ、 当書は雑誌ならではの情報の早さが有り難く、参考にさせていただいたは、 当ブログ2009年1月27日アーティクル 徐々に浸透しつつあるかのGAE に引き続いてと云わば間の空き過ぎなる正しく間抜け当アーティクルにて御座候。

遅遅として進まぬ当ブログの Google App Engine 利用も今回漸うGoogleに於けるデータベースの利用となるは、 松尾氏に依れば
GAEの環境では、サーバーのファイルシステムにファイルを直接書き込むことはできません。 プログラムを終了させた後も保存しておきたいデータ(永続的データ)を使うには、 Datastore API が欠かせません。
とのことなれば、愈々当方の先手も待望の BigTable の前門が霞み見えた様です。

独自ドメイン Google Apps の利用法

企業内インフラを設置するにはサーバーの用意から ソフトのインストール及び其れ等のメンテナンス抔、 なかなかに手間の掛るものですが、 昨年より話題の Google Apps を利用することで、此れ等の悩ましい部分が解決される様に思います。

扠、此れを利用するにあたっては矢張り独自ドメインにて利用したい処なれば、 実際に管理下にある未使用のドメイン usainu.org を利用するに詳しく説明が網羅される Google Apps ヘルプ > 管理の基本事項 を参考に、実際に試用して見た上の当アーティクルとなります。

WebコンテンツビジネスNo.1サイトへの道

此の不況下には多少株価は低迷すとは云え、 外食産業全般が大きく煽りを受ける中乍も、 売上抔財務状況は漸次伸びを見せれば一向に衰える気配の無いのが、 Webに外食産業の情報ネットワークを提供し、 掲載飲食店には販促プランを提供するサービスを展開する ぐるなび にて、メンターダイアモンド2009年3月には ぐるなび創業者滝久雄氏インタビュー が掲載されており、此れより少々古くはなりますが、 詳細を知るに有用な滝氏の自著 ぐるなび―「No.1サイト」への道 もあり、此処にて第1章冒頭にぐるなびの形態を端的に示すかの如き項目が立てられるは 食のトータルサイト、レストランのサポーター とは又上手く約めたものと感心致し乍、 又ぐるなびのビジネスサイトと成功の道を邁進する、 其の秘密の一端を垣間見ることが出来るように感じます。

閲するに先ずは実に驚かされる事実とて、 1985年の公衆回線の自由化を契機として年額5億円、 此れをインターネット開闢の1995年迄の10年間投資し続けたことであります。 如何に先見の明有ると云えども本業の交通広告を糧とする母体NKBをも揺るがし兼ねなくあるは
景気のよかった頃はまだよかったが、 バブル経済がはじけて景気が冷え込んでからは、 わが社でも年間五億円を投入し続けるのはつらくなってきていた。 もちろん収益の柱である交通広告部門からは総スカンである。
と引用されることからも容易に窺い知れ、 単に安価なることを求める事業主のIT及びインターネットへの認識を多く知れば、 其の認識と其れに対する信念は、大いに驚愕に値すべく感じられます。

営業に於けるヒアリングとホームページに於けるアクセス解析

タイトルに営業と銘打たれるものの単に営業に於いてのみに有らぬ、 即ちホームページマネージメントに於いても有効な知見を齎してくれるかに感ずるのが、 日経BPに於ける株式会社武蔵野代表取締役社長小山昇氏の連載コラムの第149回の記事 営業の資質で一番大切なのはヒアリング能力 にてあります。

安直なアナロジーに留まらぬに思えるのは、 氏の記事冒頭を長めに引用させていただき、 多少牽強付会の感は無きにしもあらずとも思いますが、敢えて
  1. 営業:ホームページ
  2. 人、営業担当者:アクセス解析
に以下、置き換えてみます。

IPA・ISEC情報セキュリティ技術動向報告書

CNETJapanの2009年3月25日の吉澤亨史氏による記事 IPA⁄ISEC、注目の情報セキュリティ技術動向をまとめた報告書を公開
独立行政法人 情報処理推進機構(IPA/ISEC)は3月23日、2008年下半期における情報セキュリティ関連の技術動向をまとめた「 情報セキュリティ技術動向調査(2008年下期) 」を公開した。
とあらば、ITをユーザーに提供して糊口を凌ぐ者としては、 ざっとにも目を通しておく必要を感じます。

先ずは 序 2008年下期の技術動向 - 今日のセキュリティエンジニアリングの話題 にて、IT技術者を読書と想定した本報告書で述べられる概況では、
既存のセキュリティ関連技術を実際に実装・配備する際にも戦略とそれを支援する技術的手法が必要とされつつある
と適用時期の特性が述べられ、各個詳細に於いては、 当ブログにては2009年3月25日アーティクル 改善を望まれる煩雑なアイデンティティ管理 で言及の事項抔も活発に規格の策定が促進され、 他にもネットのインフラの基盤的技術なるDNSSECの配備、Resource PKIに、 またダークネット観測プロジェクト、テンポラリファイルの操作に関するプログラミングミス抔が挙げられています。

改善を望まれる煩雑なアイデンティティ管理

@ITは2009年3月のリバティ・アライアンス記事 いま企業に求められるID管理基盤とは
~多様化するITシステム運用の切り札
ではPR記事乍も有用な知見を齎してくれるように思います。
多くのユーザーIDとパスワードを管理することを求められています。これは、ユーザーにとってやっかいというだけではなく、かえってセキュリティが悪化している状況です。
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ID管理が提供するSSO(シングル・サイン・オン)機能により、ユーザーが管理しなければならないユーザーIDとパスワードのペアの数を大きく減少できます。一度ログオンしておけば、再度のIDとパスワードの入力なしに権限があるシステムやリソースにアクセスできるようになります。これは、ユーザーの負担を減らすだけではなく、セキュリティの向上にも大きく貢献できます。
此の引用には、Googleより提供されるサービスが紆余曲折はあり乍も、 当初入手したGmailアカウントで総て利用出来れば、 余りの便利さにGoogleに多くデータを預け過ぎる傾向を招くと云えども、 其の有用性は常日頃感じられる処にて、全く賛同せざるを得ません。