同社のまとめによると、9月の日本における総検索回数は59億回。検索者1人あたりの検索回数は月間で96回だった。とあるが、 日本についてのレポートであることに、 多少の驚きの念を抱くは、 恥ずかし乍、既成概念として ヤフーの凡そ8割程度のシェアを有し、 後の2割をグーグルとマイクロソフトその他で分け合うといった構図を信じ込んでいたからで、 2004年10月8日のWIRED VISION NEWS ARCHIVESの記事として 実は怪しい「ウェブサイト訪問者数」 とあり、仮令此処ではインターネット調査会社なる一私企業の報告と云えども、 当結果の現出するは、成程不易流行、 何時迄も本邦にヤフーが安泰であるとは云い切れぬが本筋、 改めて思い知らされた如く感じます。
また、ランキングのトップは「Yahoo!」の30億回で市場の51%を占めた。次いで、「Google」が23億回(シェア39%)2位、「楽天」が1億2000万回(同2%)で3位、「Microsoft」が9,000万回(同1.5%)で4位にランクした。
尚、WIRED VISION NEWS ARCHIVESの記事では 散々インターネット調査会社を扱き下ろした其の文末に
最後に少し明るい話を1つ――テレビ広告の世界の混乱は、こんな程度ではないのだ。『インタラクティブ広告協議会』のグレッグ・スチュアート会長は、どうやらまともに数を数えられないウェブの2大企業などよりも、テレビ広告業界は、「はなはだ不当であり……世の中で最もばかげている」と酷評する。とあるは中々皮肉の利いた面白い纏めに思います。