ラストワンマイルとは?NTT東日本とぐるなびの協業開始

ラストワンマイル とは一般的には最寄の電話局から利用者宅迄の回線を言います。 最近は利用者側に立って ファーストワンマイル と呼ぶが如く元は回線業者、即ち電電公社の言い様なのですが、 近年インターネットが普及するに連れ電電公社の後身、 NTTが大きく関与したこともあるのでしょう、 ISP(インターネット接続業者)と利用者を結ぶ回線もそう呼びます。

さて、今年2011年がスマートフォン元年とは本ブログでも何度も顕れたる文句ですが、 否も応もなくスマートフォン化が進めばインターネットへの接続の世の動静が 有線から無線へと変じるのは勿論のことでしょう、 となればラストワンマイルの提供は 携帯キャリアであったり、 WiMAX提供企業であったりが提供することにもなって来、 複雑さと共に競争も巻き起こって来ることにもなります。 IT界隈では携帯電話も有ればWiMAXと言う高速インターネット接続環境もある、 何故に電話回線を引き続ける必要があるのかと、 詰まりNTT各社とも安閑とはしていられない状況となって来た訳です。

その様な状況を案じてのことか…

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2011年11月21日付けで asahi.comから以下の記事 NTT東、「ぐるなび」の店舗で光通信-Wi―Fi基地局設置 が配信されました。 ぐるなび のニュースリリースには確かに2011年11月16日付けで ぐるなびとNTT東日本との Wi-Fi環境の拡大および付加価値サービス提供に関する協業について が配信されています。 また同様の文章が NTT東日本 名義でも同日の報道発表資料 NTT東日本とぐるなびとのWi-Fi環境の拡大および付加価値サービス提供に関する協業について として配信されています。

協業に至った背景 として「食」、「通信」の分野でそれぞれ補完し合った両社の一層の事業発展を図るとされ、 これを有態に言えばラストワンマイルの状況に焦りを感じた大NTTと ぐるなびのブランディングとNTTインフラを利用した利便性の向上に拠る顧客囲い込みとの 両者の思惑が一致したといった処でしょうか。

NTT東日本とぐるなび協業イメージ:ぐるなびニュースリリースより

協業の内容 については以下の様に謳われており、 若干本ブログ運営者の思う処も補足します。

  1. ぐるなび掲載店舗への「フレッツ光+Wi-Fi」の提案・導入促進
    NTT東日本は、ぐるなびに掲載する東日本地域の25万店舗に「フレッツ光」の利用とWi-Fi基地局の設置を促進し、 2012年度末までに5万箇所の設置を実施する予定である。

  2. ぐるなびショッピングサイト購入代金の「フレッツ光」との合算請求
    ぐるなびショッピングサイトの代金をNTT東日本からの毎月の請求に合算出来、 利用者の利便性が向上しサイトの利用頻度が高まる。
  3. フレッツ光メンバーズクラブ会員及びぐるなび会員向け特別サービスの提供
    ぐるなびも情報化社会で名を成したように2011年10月現在、859万人の会員を擁する。 これはフレッツ光メンバーズクラブ会員約200万人を大きく上回る。 企業規模とは関係なく工業化社会に依存するか、情報化社会に依存するかの 状況がよく現れている数字と思われる。 この相互の会員同士に付加価値の生まれるサービスを提供し、相乗効果を図る。
提供側だけでなく利用者側の利便も図られており、 なかなかに魅力的な協業だと思います。

NTT東日本については謂わずもがなでしょうが、 ぐるなび社については本ブログの未だ無い頃、 姉妹ブログ ホームページ作成浜松Tips

と、その特筆すべきビジネスモデルと躍進について述べました。 また本ブログにても の記事内にて居並ぶ情報化社会の雄達に比して四半期売上げを挙げた処です。

通信事業者でありながら旧来メディアの感が拭い切れない 大NTTは今回大変興味深い施策を打ったものだと思います。 国営企業の電電公社の儘では為しえなかった事業でしょう。 謂わば工業化社会の申し子たるNTTは今時代の変化にその業態もあってか 4マスの施策がなかなか功を奏しない中 先に手を打ち始めました感があります。 この工業化社会の雄との協業に食指の動く情報化社会の申し子たる 企業群は多いものと思われます。 このようなニュースが今後散見されるのではないかと本ブログ運営者は考えています。

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「ラストワンマイルとは?NTT東日本とぐるなびの協業開始」への1件のフィードバック

  1. リクナビサーバーダウン、リクルート社の情報化社会での位置付け

    情報化社会の到来が言われて久しいですが、情報化社会に依拠すると見られながら実は工業化社会に大きく依存する組織は多いようです。本ブログでも新s(あらたにす)終了~大手新聞のWeb対応失敗、限界露呈か(2011年11月11日記事)では新聞社にTwitterとイマつぶとSNSと月9ド

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