Facebook CEO Mark Zuckerberg氏に見る指標の変化

Facebookマークザッカーバーグ2011年基調講演資料 神は細部に宿る、と言いますが、 記者会見や基調講演などを聴いて記事にされる記者の方は、 大本営発表ばかりでなく、 一見何気なく見える細事にも気を配り、 引っ掛かる点が有ればニュースとして配信して欲しいものだと切に思います。 少し前の2011年7月7日の記事になりますが、 湯川鶴章氏が記者の方にこうあって欲しいと思うお手本のような姿勢で 書かれたニュースがTechwave.jpに 「もはやユーザー数に意味はない」FacebookのCEOが提唱する「シェアの法則」【湯川】 として配信されていました。

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記事はFacebookのCEO(最高経営責任者)の Mark Zuckerberg(マークザッカーバーグ) 氏による Facebook メッセージ機能に Skype技術を利用して ビデオチャットを追加する旨の発表についてがメインであるべき処、 それは大した内容ではないと一蹴、 それよりはムーアの法則にインスパイアされたと思われる シェアの法則:情報共有件数は1年に2倍のペースで指数関数的な増加を続ける と言うザッカーバーグ氏の発言に注目されたのでした。

更に 蛇足 とされる部分の言及からも湯川氏は更に些事に注目していることが分かります。 一般受けしないと考えられた為、蛇足扱いにされたのでしょうが、 本ブログ運営者には最も響いた部分でした。 それは湯川氏がシェアの法則を紹介する前説として披露された ザッカーバーグ氏の重視する指標の変化です。 ザッカーバーグ氏はこれ迄の5年間、 ユーザー数 を指標として最も重視していました。 それをこれからの5年間は、 情報共有件数 を最も重視する旨の言及です。 蛇足部分にはこれを受けて Mixiの原田明典副社長が同様の姿勢を示していることが記されています。

指標と言うのは企業経営に於いて実に重要なものだと思います。 サイゼリヤを一台で一躍外食産業の代表的存在の一つにまで育て上げた 正垣泰彦 氏が自らの経営理念と体験を綴った書籍が上梓されています。 おいしいから売れるのではない 売れているのがおいしい料理だ がそれです。 書かれている内容は孰れも実地の体験より生ずる貴重なものだと思いますが、 就中、指標に於いて実に得難い発言が記載されているのでした。 それはサイゼリヤ経営の指標として、 売上げや利益より何より 客数 を正垣氏は見ていたと言うのです。 その重要と考えるに至った過程まで述べられていますので、 気になる方は是非ご一読をお薦めします。 此処に企業経営に於ける指標の選択の重要性の証左があるように思います。

まだまだ勢いの止まる処を知らない Facebook ですが、 間違いのない指標の選択、即ち経営判断を施した後の経緯及び結果が楽しみです。 ただ惜しむらくはこの手の情報は表に出難いのでその推移はなかなか図り難いものとなる筈です。 実際に真偽が判然するのはザッカーバーグ氏が次の5年間の指標を明らかにする時かも知れません。

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「Facebook CEO Mark Zuckerberg氏に見る指標の変化」への1件のフィードバック

  1. インスタグラム、ピンタレスト、Zeen~活気付く写真共有サービス

    FacebookがInstagram(インスタグラム)を10億ドルで買収し大きな話題となったのは余りに多くのメディアで喧伝されているため、最早ニュースを引くまでもないでしょう。買収の発表は現地時間で2012年4月9日のことでした。買収金額比較10億ドルは現在日本円にして約810億円に

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