リアル3D加工が身近に!ローランドDG・iModela iM-01

ローランドDG・iModela iM-01ニュースリリース写真 電子楽器で有名な 静岡県は浜松市に本拠をおく ローランド社 は本ブログ2011年9月16日の記事 BOSS Pedal Sketchは他の使い方も出来るiPhoneアプリ でも紹介しました。 その子会社に ローランド ディー.ジー.株式会社 があります。 流石に電子機器に強いグループだけあって、 こちらは最近ではコンピュータ周辺機器を製作して業績を伸ばしています。 中にも本ブログ運営者も前々から気になっていた当該社製の機械に リアル3D関係のカテゴリーがあります。

コンピュータを使った3Dと言うと…

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大抵は画面内で完結するもので、 それは手に取って見られる実物ではないように思います。 しかし当該社の機械はリアルな実物と大いに連携する種類のものです。 一つには入り口としてのスキャナーがあります。 これは実物の形をコンピュータの内部に3Dデータとして取り込むものです。 一つには出口としてのモデリング(カッティング)マシンがあります。 (以前は 3Dプリンター というような呼称も見聞きしました。) しかし当該社の 3D入出力装置 の各製品価格を見てもらえれば分かる通り、 どれも7桁を越える業務用とでもいうべきもので なかなか個人で導入できる機械ではありません。

そんな中、昨日2011年10月5日の 当該社のニュースリリースとして配信されたのが 無限の想像力をカタチにiModela iM-01発表 です。 夢のモデリングマシンの価格が何と100万円を大きく切った 75,000円(税込 78,750円) で提供されるとのこと、 勿論業務用に備えられる耐久性や大型加工、切削力は望むべくもありませんが、 それでも本記事冒頭の写真にある iModela iM-01 とキュートで可愛らしい切削物の数々をみれば 夢は広がるのではないでしょうか。

実物を削り出すためには、 データを作成するコンピュータソフトウェアも必要ですが、 高価な CAD/CAM ソフトを購入する必要もないようです。 本製品には iModela Creator と言う簡単なモデリングソフトが標準で付いてきます。 これは言わば2Dのソフトウェアですが、抜かりは有りません。 確り3D用の専用のCAM(キャム)ソフトウェア MODELA Player 4(モデラプレーヤー4) をインターネットから無料でダウンロード出来るとされています。

発売は2011年9月11日(水)とのこと、 まだ専用のコミュニティーページ http://www.facebook.com/icreating は用意されていませんが、 Facebookページ は既に閲覧、参加が可能です。

本ブログ運営者は以前実際にギター用木材の切削加工に NCマシンを使用していた経験がありますので、 実に惹き付けられるニュースです。 いつかは大型の切削機械も持ちたいと願っていますが、 その前の試しにという以上に、 これを手に入れればかなりのことが出来るのじゃないかと言う可能性も感じさせられます。 個人で導入してアクセサリーを販売する方などにも利用されるかも知れませんね。