スマートフォンと携帯ゲーム機の境がなくなる意味~Xperia PLAY

Xperia PLAY 画像(ソニーエリクソンサイトより) 一昨日2011年9月17日にはソニーエリクソンから新タイプのスマートフォンが発表されました。 その名も EXPERIA PLAY(エクスペリアプレイ) と名前からピンと来る方はその通り、 スマートフォンと携帯ゲーム機の合体です。 EXPERIA PLAY:スペシャルサイト も公式で用意され、またITメディア+Dの2011年9月16日の記事 写真で解説する「Xperia PLAY SO-01D」 では写真を多く使った分かり易い詳細を説明するページも公開されました。

さて、では何故ソニーは自らの主要事業の一つでもある 家庭用ゲーム機を携帯電話の事業に融合せんとするのでしょうか? 周辺を眺めてみると興味深い状況が浮かび上がって来ます。

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本ブログ2011年9月10日の記事 グリーの記録改竄で見えてくる携帯ゲームの市場規模 に記述したように2011年の携帯電話を利用したゲームの市場規模は2,000億円を越える見込みです。 そしてファミコン通信のサイトの2011年1月15日の記事 2010年国内家庭用ゲーム市場規模は約4936億円―もっとも売れたソフトは『ポケットモンスターブラック・ホワイト』に に見る去年2010年と今年の家庭用ゲームの市場規模が変らないと仮定すれば、 何と携帯ゲームの市場規模は家庭用ゲームの40%にも達する規模となります。 ここで去年並みと規模をしましたが2010年は2009年の昨年対比91%とされていますから、 家庭用ゲーム機の市場規模が縮小すると考えれば更に比率は増し、 そしてそれは携帯ゲームが家庭用ゲームの市場を蚕食しているとすれば猶更でしょう。 また家庭用ゲーム機市場はハードが2164億程と、約40%を占めることも勘案せねばなりません。 ソフトウェアだけの市場規模を見てみれば…。

以上のデータからソニーが携帯ゲーム市場に打って出るのは ごく自然な流れと言えるし、そうせねばならない事情にあります。 嘗てソニーは技術のソニーとして自ら市場を作り上げていたように思います。 ゲーム市場で見てみればここにはそのソニーはなく 家庭用にしても携帯用にしても市場が充分に出来上がってからの参入となってしまっています。 本ブログでは2011年9月12日に クラウドに、タブレットPCに、頑張れSONY と題してソニーにエールを送るに際し、 その凋落振りを二冊の書籍で示しても見ましたが、 このような後追い追従方式がソニーのソニーたるDNAに相応しい姿勢でないことも 要因の一つに上げられるような気がします。 そしてここでは「奇しくも」という語彙は中らないでしょう、 本ブログ2011年9月14日の記事 ソニー発表の新ウォークマンとLINN(リン) で新ウォークマンが採用したと同じく EXPERIA PLAY には「当然のように」基本ソフトウェアとして Google社の Android(アンドロイド) が使われています。