15分でホームページの出来るみんビズ は Jimdo(ジンドゥー) のシステムを使っています。 従って裏方の仕組みについてはJimdoと同様に考えれば良いことになります。
ホームページを表示しているブラウザのアドレスバーには世界で唯一の ドメイン とそれに続くドメイン内での位置を示し階層毎に分岐が可能な パス から構成されています。 階層ごとの区切りは /(スラッシュ) で付けられています。 みんビズを使って見て思うのは、 ナビゲーションメニューに於いて作成したメニューを日本語にした場合 その英語名などで代替させることが出来ず パスでの階層の名前がその日本語に限定されてしまう、 ということです。
通常はインターネットアドレスには…
主に半角英数字が使われていますし、 数年前迄は日本語を含めるアドレスも余り目にしませんでした。 それは元々インターネットアドレスは半角英数字及び決まった記号で記述される決まりがあるからです。
やはり日本語にパス標記が限定されてしまうことを不自然に感じられる方はいらっしゃる様で Jimdoコミュニティーフォーラムにも(2011年?)9月16日に以下スレッド アドレスパーに表示されるURLについて が立てられています。 このリンク先に遷移してアドレスバーをご覧いただけば恐らくアドレスの一部が アドレスパーに表示されるurlについて となっているのがお分かりになるでしょう。 これは実はブラウザが人に分かり易いように決まりに従い変換しているだけで 実は本当の標記は以下、
%E3%82%A2%E3%83%89%E3%83%AC%E3%82%B9
%E3%83%91%E3%83%BC%E3%81%AB%E8%A1%A8
%E7%A4%BA%E3%81%95%E3%82%8C%E3%82%8Burl
%E3%81%AB%E3%81%A4%E3%81%84%E3%81%A6
/p1
アドレスパーに表示されるurlについて/p1
この決まりのことを URLエンコード といいます。 基本的にURLに含めていい半角英数字及び記号、 以外の文字列を含めたい場合に施す処理で、 例えばスペースは %20 で表します、例えば アドレス というカタカナ4文字は %83A%83h%83%8c%83X で表されます。 検索エンジンから受け取る日本語キーワードも この手法に依ってアクセス解析ツールが受け取れるようになっているのですね。
大分話が逸れましたが本題に返って、 上記紹介リンク先ではこのURLエンコードで表現されることになる 日本語のページ名とは別に半角英数字をJimdoシステムに渡すことは出来ないのか? と言う質問に対して、回答者が グローバルナビゲーションに表示するページに関しては現状方法がありません と明確に出来ないと答えています。 回答者の方はTeppeiTakahataと言うハンドルネームと スレッド内のリンク先から見て恐らく みんビズを提供する内の一社、KDDIの ウェブコミュニケーションズSMB事業本部事業本部長の 高畑哲平氏であろうと思われますし、 本ブログ運営者もみんビスを少し弄って見て方法がないように思いましたので、 恐らくこれが一般的な回答として適切なものなのだと思います。
回答者は同じスレッドで
日本語URLは一部の方から"気持ち悪い"、 "SEO対策上悪い"などの意見を頂いたりするのですが、 SEO上問題ではありませんし、wikiやAmazonなども同様の使用です。と補足も加えられています。 確かにその通りなのですが みんビズと同じくGoogle社の提供する、 簡単にホームページ作成の出来る Googleサイト ではページに指定する日本語名とシステムにURLの一部として渡す文字列は 異なったものを渡すことが出来ますので、 システムが方法を決定、限定するよりは 選択肢を用意しておく方が適切ではないかとも思います。
このような仕様となっているのは、 ページ名とURLを分けることはシステム実装上はそれほど難しい問題ではない筈ですので、 もしかしたら、IT専門家ではない方の利用を前提としたシステムに 少しでも戸惑う部分を含ませるのは好適ではないとの判断かも知れません。