アクセス解析の危機

Ajaxの齎す利便性は最早夙に知られる処にて、 其の嚆矢は正しくGoogle提供のグーグルマップでありましたが、 其の Ajax ご本家とも云うべきGoogleを発信元としたGoogleが本陣なる検索エンジンについて、 一寸した衝撃が各方面を襲っている様です。

Web担当者Forumに寄せられたるは2009年2月3日の rebecca氏に依る記事の邦訳たる グーグルのAjax移行でアクセス解析ツールが使えなくなる?! にて、先ずご一読為されれば、 此の道に努めたる方には自明の理、 少々背中を薄ら寒くさせるものかも知れません。

検索エンジン両雄提供マップ表示切り替え機能

GEEKなページの 「Google MAPS APIプログラミングカテゴリー」 内に於ける2009年2月25日の記事 Yahoo!地図との切り替え表示 では
Yahoo!地図APIを使った地図サービスと、Google Maps API地図サービスを両方使いつつ、表示する地図をselectフォームで切り替える方法
がサンプルコードと共に解説されており、 サンプルコードは其のままの転載で当ブログ上でも問題無く、 プルダウンメニューから選択した側に表示を切り替えられましたので、 興味のおありの方はご参照あられたく存知ます。
実際に当ブログにも利用させていただきましたのが以下のマップになります。
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カテゴリー: javascript

経営理念とデザイン

趣味で運営するホームページは其の限りではありませんが、 ビジネスで運営するホームページには、仮令自社周知の為のみにあらずとも、 単に会社概要の一コンテンツとしての経営トップ挨拶に見られる経営理念テキストにあらぬ、 経営理念を形としてデザインに反映する必要があります、 とは云え、どの様に実践するかとなれば此れはなかなか難しい問題にて、 個別企業に於いては矢張り自ら試行錯誤の上、 当該ホームページを構築していく他無く思いますが、 其の際、対照的に構成されるが考察に有益な、 又、何故経営理念を映じたホームページデザインが必須となるかのベストプラクティスとしても、 参照するに有効であるが、 検索エンジンの両雄、 グーグルヤフー かと考えます。

此れにはホームページについて此の身の支援に伺った先にて、 情報の恣意的なるが些か詰め込み過ぎにあるかと存知候と申し上げれば、 常々其れは感じたるも、 扠では当社ホームページのトップページには如何なる構成の最適なるやと問われ、 応ずに大前提のホームページの目的の未だ判然せざるが大問題であり、 目的設定の前提なるが経営理念若しくは其のブレークダウン、 其の結果がグーグルに傾こうがヤフーに傾こうが、 自社に取り最適なるが最善なり、 と忠すを敷衍するアーティクルとなります。

SEOとリスティング広告の費用対効果比較

SEO とはホームページ及びブログを運営する方々にはお馴染みの 検索エンジン最適化 の省略形は セオ 抔と発音されたりもし、 現代検索エンジンを中心に周る感のインターネット界隈では、 最早必須の処理としての受け取られ方もすれば、 然うは云われれても不慣れな方々にはなかなかに悩ましい問題でもあり、 此処に怪しげな SEO 業者の暗躍する場面も与えられればあな恐ろし哉、 自社に取り有効と思われるキーワードの検索結果順位を上げるに、 他者に依頼すればどれ程の費用が掛り、どれ程の効果が上がるのか、 抔と考えるも面倒なればリスティング広告なる、 此れは或る金額を以て落札すれば蓋然性も高く上位に表示されるとやらを小耳に挟み、 使って見れば使い過ぎぬ様、予算上限抔も細かく設定出来、 此れは便利とリスティング広告へ大きく傾き、 更にはリスティング広告代理店なる迄登場すば丸投げなる状態を憂いたか、 Web担当者Forumではお馴染みSEOmozのrandfish氏による2008年12月4日の記事の2009年1月16日に邦訳されたが SEOに費やされる広告費は同じ効果に対してキーワード広告の45分の1しかない! ではタイトル通りSEOとリスティング広告の費用対効果を比較し、 結果、 SEO が45倍もの効果があるとは然うは云っても少なからぬ違和感は覚えもし、 記述の氏は SEO を主に業務とする方ですので多少の偏向の見えもする気もしますが、 現実にリスティング広告を利用する方、何名かの意識を忖度するに、 即ち提供側の言い値で了承するはシステム上已むを得ないとしても、 リスティング広告に対して盲目的に従順なる感は否めない感があれば、 当記事にも或る程度の共感をおぼえもする処です。

Livedrive正式版リリースなるも導入見送り

オンラインストレージは最早無くてはならぬ、 なければ業務に差し支えの出るサービスとて、 先ずは取り入れたる前評判に違わぬ Dropbox の使い勝手に魅了され、欲を張りて更に導入は其の顛末を記したるが当ブログの2008年12月26日のアーティクル Dropboxに続くかlivedrive での Livedrive でありました。
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カテゴリー: IT

ユニークユーザーとリピーター

当ブログは2009年2月7日のアーティクル Google Analytics トリビア で取り上げたが大内範行氏のWeb担当者Forumの新連載 「Google Analyticsの使い方&解析ワザ」 の出鼻の小手調べとて、 Google Analyticsの制限値に関するクイズ あなたは何問解ける? なる記事で様々な知見を公開してくれたが有益とて期待も膨らんだ次なるが 新規セッション率が低いサイトは悪いサイト? Google AnalyticsでSEO として公開されるに、戸惑い易いGoogle Analyticsに於ける ユニークユーザーとリピーター が詳細に分かり易く解説されていれば、予期に違わぬ内容と思います。

ホームページマネージメントの定義

支援を主眼にホームページを拝見するにつき、現状、 企業規模の大小を問わず、多く共通していることがあります。 それは ホームページマネージメント が欠けていると云うことです。

自社ホームページを所有、公開することは既に一般的となり、 今では所有していない企業を探す方が難しいと云った状況です。 当ブログの2008年12月24日のアーティクル 電気・水道・ガス・IT にあるように、最早生活に欠かせぬインフラとなったITと同様、 ホームページは人、物、金、などと共に情報の一部として企業の重要なリソースの一つとなった感があり、 此れは上場企業のIR情報に於いても、特にインターネットが主要な自社の事業ドメインを占める企業では、 自社運営ホームページのアクセス数が必須の情報として掲載されていること抔からも容易に推察出来ます。

アクセス解析の企画書

株式会社ファンサイド取締役たる田中雅人氏に依るWeb担当者Forumの連載コラムは 上司を説得できる企画資料の作り方講座 とはまたまたゆかしき題目の第4回が2009年2月12日の記事 アクセス解析ツールを導入して成功するための企画書 にて、扠掲載事項を閲して引用するに
言っておくが、アクセス解析は、Webサイト運営において必要不可欠なことであり、多くのことを解決できるものであるということは断言しておく。逆に言うと、アクセス解析なしではWebサイトの改善はありえない、とうくらいに考えた方がいいということだ。
とあれば、尤も至極と強く頷かされると共に、 此処まで必要性の高ければ最早企画書の必要もあるまいにと思う此の身の浅はかさ、 勿論必要性を感じない人への説明次第のお話でありました。

Googleペイパーポスト騒動概観

近日ネットに於いて大いなる話題を振りまいたは常日頃Googleの、 口を酸っぱくしてサイト運営者に対し自重を促し、禁止とも取れる言及もなされたが、 ペイパーポストなるはITproはIT用語辞典 ペイ・パー・ポスト(pay per post)とは の冒頭より引用させていただけば
ブロガーに記事の掲載を依頼し、書いた人に報酬を支払うことで、ネット上の露出を高める手法。「記事報酬型」とも呼ばれる。指定の用語を文中に含めて広告主のWebサイトへのリンクを張ることを条件とするものも多い。サービスを提供する事業者や依頼条件により異なるが、一般に記事一本当たり数百円程度の報酬を支払うものが多い。
とあるは当ブログは2008年4月18日のアーティクル link buying(有料リンク、リンク売買) にも通ずるべき内容の見られる様に思われもする、 規約お仕着せ張本人Googleの日本法人自らが違反し、 米Googleよりペナルティを受けたと云うものです。
此の件に関し、渡辺隆広氏に依るサーチエンジン情報館の2本の記事 が概観するに有用なる様に思われます。
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厳しい状況の中の自己棚卸とスキルアップ

最早抜き差しならない状況は当遠州は製造業を主とする工業地帯、 浜松地域をも大きな津波として呑み込んでいる折、 大前研一氏に依る「ニュースのポイント」の2009年2月27日の記事 厳しい状況にある電機業界。副業容認なら、もっと大胆な提案を に提言される
中途半端に正社員のままにするのではなく、全員契約社員にする方が合理的
抔は実に虚を突かれるが興を惹き、更に其の効果として
正社員にしがみつくことだけを考えていても、いざリストラにあったらスキル不足で困り果てるという結果になってしまう。
その点、契約社員として副業専門という立場になると緊張感が生まれてくるので、自ずと自分を磨いてスキルアップしていくことにもつながっていくと思う。
実際このようにしなければ、大企業に勤めている人は打たれ弱い人が少なくないので、「サラリーマンという枠の中で副業を」という意識のままでは現実的に成功しないだろう。
なる様に企業体は勿論、個人としても体質強化を実施することで生き残りを図るべきは、 尤もな主張だと首肯せしめられる中、情報通信、IT系業種に従事する者には、 有用と考えられる記事が、株式会社スキルスタンダード研究所の高橋秀典氏に依る2009年2月17日のコラム キャリアデザインにITSSは有効! です。