WordPress(ワードプレス)を使って ブログを作るにせよ、ホームページを作るにせよ、 まだ完成前の製作中の状況はあまり他人には見られたくもありませんし、 見せても宜しくない時期でもあります。 けれどもその為だけに認証の仕組みを仕掛けて パスワードなしには見られないようにするのも煩雑なとき、 WordPress には簡単に非公開扱い出来る仕組みが用意されています。
現在インターネットに於いては検索エンジンがその中心にあり、 そのホームページのアドレスを知らない新規の訪問者となれば ほとんどは検索エンジン経由で閲覧に訪れます。 検索エンジンはクローラーと呼ぶプログラムを使って インターネット上から情報を四六時中集めまくっている訳ですが、 このクローラーにホームページは自分の処の情報は収集しないように依頼することができるのですね。 その依頼の設定を WordPress はボタン一つで出来るように仕組まれているのです。
その設定を実行するには例に拠って先ず管理者としてログインします。 左のメニューから
- 設定
- プライバシー
- サイトの表示状態 サイトを検索エンジン (Google、Bing、Technorati など) やアーカイブも含め、だれにでも読めるようにする
- 検索エンジンはブロックするが通常の訪問者の閲覧は許可する
設定はこれだけで完了です。 ホームページに検索エンジン拒否の呪文を書かなくても これで主要な検索エンジンに情報を拾わないように依頼することが出来ます。 WordPress を使う際にはこんな機能も出来るだけ利用したいものです。
※ なお、ここで言及、動作確認している WordPress のバージョンは 2011年8月時点で最新版の 3.2.1 です。