不可避に発生する複製ページへのSEO的配慮

複製ページは不可避に発生する場合も多く、 検索エンジンにペナルティの対象とは見做されないと云うのが大方の見解であると、 冒頭に記述されている記事は、Web担当者Forumの2008年6月23日の記事 複製コンテンツが本当に問題になるケース にて、其れは下記引用部
自分のサイトに多数の製品ページがあるとしよう。そして各ページの印刷用バージョンも用意していたとする。検索エンジンは検索結果に表示するページとして、印刷用のページを選ぶ可能性がある。
にて具体的に表現される部分ですが、検索エンジンの側からは明確なペナルティとしては課されないものの
検索順位が低いはずのページの方を検索結果に表示するのは、ある意味ペナルティのようなものだ。
と、実質ペナルティに近い状況と判じるのは大いに首肯出来る処、 更にペナルティに近く判り易いのは
自分のコンテンツを、サードパーティに共同配信した場合も、同じような事態が発生しかねない。この場合に生じる問題は、コンテンツの配信を受けているページの方が検索結果に現われ、配信元である自分のページが除外されてしまう可能性があるということだ。
抔、自社間ではなく、他社サイトの関係であるのは申すには及ばないでしょう。 此れを当稿のまとめ部分では 事実上のペナルティ と表現する如く、複製ページが不可避に発生すれば、 実質サイト運営者に取っては頭の痛い問題に違いありません。

上記自社にての実際の対処方法が下記
こうした事態を修正するには、印刷用ページに対するリンクにnofollow属性を適用すると同時に、印刷用ページにはnoindexを記述しておくことだ。
の如く記され、 普段はWEB製作者にさえ余り意識されない属性が登場して来ます。
nofollowとは はてなダイアリー>キーワード>nofollow で記される如く、 アンカー要素に記述すればリンク先にリンクジュースを流し込まないと云う、 Googleが提唱による属性です。
noindexとは ITpro>キーワード>NOINDEX で記される如く、 メタタグ部分に記述され、検索エンジンクローラーにインデックスへの登録を拒否する効力を持ちます。 此方は関係他社への強制は難しく思われます。

又nofollow属性については、 当ブログ2008年7月16日のアーティクル リストをリンクに変身させるjQuery にてご紹介の如く、javascriptにより、 クライアントサイドで動的にリンクを生成すれば、 或る程度回避が可能になるのも一方法に思います。

然し乍、記事にも記される如く、 明確に複製サイトに対してペナルティが課されるケースもあるようですので、 不可避的に発生してしまうと云えども、発生してから対処するのではなく、 事前に複製サイトが発生し難くなる様に、 サイト全体のアーキテクチャーを構成するべく検討を重ねることが最も重要であるでしょう。

「続きはウェブで」に感じられるパラダイムシフト

衰えたとは云えまだまだ巨大な情報影響力を持つテレビ業界、 此の業界の大方の収益を支えるコマーシャルで近年屡見られる様になったのが 「続きはウェブで」の惹句の、狙いはカウチポテト族に向けたザッピング、クロスメディア戦略なのか、 効果の程はどれほどなるか、定量的分析には未だお目に掛ったことがないのが残念乍、 他に方法の見当たらない為かは知らず、手法は未だ停滞する処か、益々増えている様にも思えます。

CNET Japanの鳴海淳義に依る2008年7月17日の記事 「続きはウェブで」をより確実に--ヤフーと電通が新たな検索広告サービス開発 及びWeb担当者Forumの神野恵美氏に依る2008年7月17日の記事 ヤフーと電通がクロスメディア型の新広告サービス「Spot&Search」を開発 に依れば電通及びヤフージャパンの共同開発に依るのが2008年7月17日に発表された 「続きはウェブで」の周知効果を更に確実たらしめんと目論む、 テレビCMと検索結果連動型バナー広告を一体化した広告サービス「Spot&Search」にて、 ヤフージャパンでCM指定のキーワードを検索した場合のみ、 最上部に広告主任意のムービー抔が表示される仕組みとやら、 残念乍、胸の躍る思いのする新概念、と云う訳ではないようです。

「続きはウェブで」と高らかに謡い乍、其の実検索して見れば、 思い通りにコントロールの利かぬことこそに価値のある検索結果の其の為に、 広告主にテレビCMの如き時間の指定、チャンネルの指定をすれば目に見える結果を提示するもならず、 ならば最上部に強引に挿入してしまおうとは、 検索エンジンを提供する業者に取っては命取りとも成り兼ねない選択に思えます。 オーバーチュアでは今年になって、従来の入札金額による広告のリスティング順位が、 クリック率抔、広告と云えども人気度と表現されるべきか、 情報価値を持たぬは上位表示を許すまじなる改訂が実施された、 其の概念に反する様にも思えます。 検索エンジンに取っては短期的カンフル剤には成り得ても、 長期的にはデメリットの多く齎されるかに思える此の手法は、 故に広告代理店側、電通の強い要請に実現にしたのではとも思えてしまいます。
広告代理店の雄たる電通が、高額な報酬をSEO業者に払えども、払えども、 従来の様には顧客である広告主に説明の利く結果を示すことが出来ぬのは、 広範に知らしめたことにより、ネット特有のノイズを集めせしめたかにしても、 其れこそがネットのネットたる所以、其処にこそ存ず価値であり、 然れども従来の形態を良しとする同社が、業を煮やして 役に立たぬSEO業者、如何にもならぬネットの仕組みを飛び越す 本サービスをローンチさせたのではと、穿って見れば見えてしまいます。
然るに此処にこそ当ブログ2008年7月8日のアーティクルでも管見にて少しく考察した インターネットと既存メディアの関係についての少考 の如き状況、パラダイムシフトの狭間、端境期に、 舵を取りきれない巨大戦艦、老大国の藻掻き煩悶する様が見られると云えば云い過ぎでしょうか。

又極めて俗に落とし卑近な見方をすれば、 自らも利用するにしても他に見積もられるターゲットユーザーとしては、 煩雑な作業を避けた上で、金銭にものを云わせ手っ取り早く見せられる画面で 疎い経営陣の応諾を取り付けたい企業及び広告代理店のマーケティング担当者が疑い無く想定され、 そして其れは彼等に対して或る程度の成功を収めることが予想され、 此の意味からも電通とヤフージャパンの戦術は功を奏するとは思いますが、 戦略的にパラダイムシフトに棹差すものとは如何にも思えません。

上手くパラダイムシフトに乗らねば凋落は免れ得ぬ電通と、 日本では未だ安泰な検索ユーザーを有するとは云え、 本家を見れば此方も安閑とはしていられぬヤフージャパンとのコラボレーションの、 是非は時の流れに委ねられる外あらずして、 多少の注意を以て当サービスの経過を見たく考えます。

納期についての少考

@IT自分戦略研究所の落合和雄氏によるコラムの2008年7月17日付の 「プロジェクトはなぜ失敗するのか?」の第9回 納期優先のツケを後で払うことになる開発方法 ではQCT、即ちQ (Quality:品質)、C(Cost:費用)、T(Time:納期)の多くトレードオフ関係にある三者にて プロジェクトマネージャに依り、Tの納期のみ優先され勝ちである旨、述べられています。

世に大きくIT的話題を振りまいたのは2005年11月1日の東証システム落ちを此処では挙げたく、 「東証システムダウン」で検索 すれば様々ページ候補の挙げられる中で、 当件についてAll Aboutでの水谷 哲也氏に依る一連のコラム「企業のIT活用」に於ける2005年11月8日の 記事が詳しく、ページを繰れば3ページ目の 東京証券取引所システムダウンの真の原因とは?:3 に依れば当ブログの2008年6月9日のアーティクル 上流工程に於けるプログラミング能力の必要性 にある老害を暗示する記述も見られる中、
  • ベテランSEが手薄だったのではないか
  • スケジュールに余裕がなかったのではないか
  • 複雑化・高度化するシステム
が項目立てられていますが、 納期的厳しさは孰れ挙げられるべき性質のものに思われ、 其れが何にも増し優先されるのは上記記事の性質上は プロジェクトマネージャの性向に帰されていますが、尚穿てば、 経営陣の納期厳守の厳命にあるかに考えます。
何やら「納期厳守」を開祖の箴言の如く唱える様に、 違和感を覚えたことが此の身にも少なからず有り、 最早幕末の幕閣の東照大権現の鎖国政策は絶対普遍であるが如き感じを受けた上で、 併し乍、上記の如き事がいざ起こった際、果たして厳命を当時の経営陣は責任を取っているのか、 寡聞にして彼等が当時の報酬の何割かを変換した抔は聞いたことがありません。
誰がツケを負うかと云えば、 先ずは顧客、上記例では責任の一端は帰されるべきものからなかなか属性を与え難いものの、 矢張り損害は被る上から東証に、そして東証の顧客株取引関係者、 そして折悪しく事態の発生した時点に現場にいるエンジニアが身を削ってフォローすることになるでしょう。 厳命を下した経営陣、例えば彼がサラリーマン社長であり、尚且つ一線から退けば、 経済的損失もストレス性胃酸過多も様々考えられる負担は一切ありません。

扠、改めて例えば決算や広報上の理由抔、 最重要に捉えられる納期の根拠は実は其れ程、 プライオリティの高いものでは無いのかも知れぬ様に主張のあれば、 一線から退く前の彼ならば額に青筋立て、痙攣し乍、鶏が如き悲鳴に近い怒鳴り声を上げるでしょうか。

此処に其の発売は社会現象迄引き起こす ドラゴンクエスト シリーズは、納期厳守のプロジェクトに真っ向から反旗を翻すが如き存在にも見えるは気の所為ならず、 何度もユーザーに怨嗟を含む嗚咽を漏れさせしむべく納期を引っ繰り返し乍、今尚、ゲーム業界に燦然と輝き、 シリーズ第1作発売より現役として、名実共にトップランナーとして走り続けています。
此の事実は納期と云うものの扱われ方に関して深い示唆を与える様に思います。

然し乍、矢張り納期は此の契約社会に於いては守られるべきもので、 納期より品質を重視すればより良い結果が得られるとは限らず、 此処で上げるは納期決定の困難を含め、納期と云うものの一筋縄では行かぬ、 それは大企業のトップ、更には仮令一国の元首だからといって恣意的にどうなるものでもない、 まるで株価、株相場の如き、最早自然現象、一生物かの如き、一面を見られるように思います。

テンプレート変更『ボート(3カラム)』

本日当ブログのテンプレートを変更しました。
ポータル型ブログサイトを利用していると態々自分でデザインしなくても、 季節感に溢れバラエティに富んだ多くのテンプレートが供給されていますから、 お好みのテンプレートに何時でも変更出来るのは自ブログの運営に於いて、 楽しみである許りならず、利点の一つだと思います。

3代目に当るは2008年5月25日より、 本日2008年7月20日迄、下図のデザインを利用していましたが、 2008/5/25~2008/7/20テンプレートデザイン 昨日は2008年の7月19日、全国的に梅雨明けに足並みを揃え、 遠州の地も梅雨明けと相成れば、 衣も次第に薄くなる初夏の頃より、 降りそぼる雨下に艶やかなるも可憐なデザインを供してくれた 『紫陽花(3カラム)』テンプレートにもお役御免と退場いただき、 陽射しの強まり、明日は海の日なる時候に、 4代目は海辺の『ボート(3カラム)』テンプレートに道を譲ることと相成りました。

2008/4/13~2008/7/20プロフィール画像 また愈々夏本番にプロフィール画像に用いている当ブログのマスコットキャラクターの、 はなまるにも其れらしき装いに変更させました。
以前のプロフィール画像は「 大シャボン玉 」の転用でしたが、今回3代目は「 ビーチパラソル 」の転用です。
プロフィール内容についてはブログ上でのお付き合いも増え、 向後様々利用をしていただく方の利便等を考え、 粗ニックネームと同じで代わり映えしませんが、 本名を用いた上で名前以外をインデントさせることにしました。

オムニチュアサミットとWEBマーケティング

当ブログ2008年7月17日のアーティクル WEB解析ツールによるオンラインビジネスの最適化 で言及したのはアーティクル内でご紹介したWEB解析ツールを提供する企業 オムニチュアによる本邦開催のユーザーカンファレンスにて、 当ブログの情報の読み取りが不正確にて実施予告なる記述でしたが、 実際此れなるは既に実施され、当該日は2008年5月20日にして、 オムニチュアサミット東京08 には当社による告知がなされており、 其れについての報告がWeb担当者Forumに冨岡晶氏の文責として2008年7月17日の記事 ウェブ解析は多様なデータ+人工知能的処理の“インテリジェンスマーケティング”の時代へ に掲載されていました。

オムニチュアの共同創業者CEOのジャシュ・ジェイムズ氏の基調講演での発言に
従来のマーケティングでは、マーケティング活動の効果測定と管理が非常に難しいから、効率化が図れなかった。ただ、それはウェブが出てくる前のことで、いまではマーケティング活動の幅が急速に広がっている
なる部分のあったとのことで、 其れ故にこそ同社の急激な成長があったのであれば、 最早WEBはマーケティング活動に取って欠かすべからざるファクターであるように考えられ、 オムニチュアの目指す
一般的なサービスを初め、Eメールマーケティング、サーチマーケティング、CRM/SFA、コンテンツ管理、プラットフォーム、ディスプレイ広告、サイト分析、ユーザー体験、サイト内検索などのあらゆるウェブ関連のサービスでの分析を行いながら人工知能的な処理を使うことで、“インテリジェンスマーケティング”が行えるというのがオムニチュアの未来イメージだ。可能なる限りデータに基づき自動的に顧客対応を行うことが、同社の最終的な指向なのだ。
はオムニチュアならぬ吾人の施行能わざる処にしても、 現時点で統合されたオンラインマーケティング情報が、 各事業体に切実に必要とされているのであろうと思われます。

同社主要製品の新バージョンとして登場の「SiteCatalyst 14」についても、 様々強力な新機能、グレードアップ機能が語られますが、 其の興味深きは従来より定評のあった其のダッシュボードなるユーザーインターフェース部分に Ajaxをふんだんに取り入れたRIA即ちリッチアプリケーションインターフェースを用い、 利用者へ優しいツールへと進化を遂げていることにて、 どの様にツールが複雑且つ強力な機能を持とうとも、 利用者が其れを使い熟し、デザインの詳細部から果ては経営意思決定に迄、 活用出来なければ意味がなければ、此れは正しく正常進化であると捉えられます。

コンファレンスでは実際にオムニチュア製品を活用し、実績を上げている企業による特別講演もあったとのことで、 出席者には大変実り深い会合になったであろうことは、 稿の纏めとして
単にオムニチュア(あるいはSiteCatalystという製品)という企業のイベントに留まらず「ウェブ解析はどうあるべきか」「何が顧客との関係で大切なのか」「ウェブマーケティングはどこまで広がるのか」など、さまざまなテーゼについて、深い「気づき」が満載の講演だった。
とされていることからも窺えます。

Web担当者Forumには2008年7月17日同日の記事に神野恵美氏の文責として オムニチュアの「SiteCatalyst」がYahoo! ショッピングに導入開始 なるニュース記事の掲載されれば、 同社の勢いは暫らくは已みそうにありません。

ジャシュ・ジェイムズ氏は日本での在住経験もあり、 30分以上の基調講演を日本語で而も大変流暢にジョーク抔も交えて、とあっては、 日本人が英語でスピーチをする比ではないと思われれば、 親しみを感じさせられると共に、大変に驚きもし、敬意さえ覚えさせられました。

リンクベイト(Link Bait)

ホームページを運営するに当たっては大抵が被リンクを求むるのは、 小は日記と称するものの自己を顕示せんとす本能的なるものから、 大は企業に於いてのビジネス上の要請迄あれど、 此れが又簡単には得られるものにあらずして、 当ブログ2008年4月18日のアーティクル link buying(有料リンク、リンク売買) にもある様に、金銭にものを云わせリンクを売買して其処にはページランク抔を根拠とした相場迄成立する始末は、 なかなか悩ましき世相を物語るものに思います。

此のLink Buyingに対し、金銭を介入させずして同様の目的を達せんとす方法が、 今回ご紹介のLink Bait(リンクベイト)なるは、先ず2007年5月29日に公開された Link Bait is the New Reciprocal Link を訳した 新しい相互リンクのかたち―リンクベイト― を参照すれば、本邦巷間流布する「釣り」に相当するのではないかと思われます。

WEB解析ツールによるオンラインビジネスの最適化

当ブログの参照先としてはお馴染みのWeb担当者Forumに 2008年7月11付で柏木恵子氏の取材及び文責で掲載されたのは 「注目企業のネットビジネス戦略」 シリーズの2008年7月11日の記事 オムニチュア株式会社 ウェブ解析ツールを中心にオンラインビジネスの最適化プラットフォームを提供 にてアクセス解析ツールとしては有名処の SiteCatalyst(サイトカタリスト) を扱う オムニチュアの日本法人 の代表である尾辻マーカス氏のインタビューについて纏められており、 同社の設立経緯、概要及び日本での現状、具体事例、 及びアクセス解析のマーケティングに於ける活用方法抔が述べられ、 有効な参照記事になっているかに思います。

広くWEBサイトへの予算についての問い掛けを氏に為していますが、 最早問題は其処にはあらぬかに思われ、是非アクセス解析、WEB解析ツールへの予算投入に焦点を絞って欲しく思うも
オンラインマーケティング、特にウェブ解析という分野はまだできたばかりなので、大学で教えてもらえるわけでもありません。技術としてあまりにも急激に確立して、ほとんど誰も知らないような状況から1~2年で、誰も彼もが必死で取り組まなければならないものになってしまったわけです。だから実際にできる人というのが本当に少ない。これは日本も米国も同じです。
と引用部に語られる様に、未だ本邦のみならずなかなかアクセス解析たるものの重要性が認識されおらず、 インタビューは広範に訴求する必要上、已矣哉とも思います。

アクセス解析及びWEBマーケティングは其の適用範囲は 業種に於いては巷間流布するECサイトのみならず、 メディア企業金融業が挙げられれば、 更に広くスコープは適用され得るべきにてあり、 また規模に於いてもオムニチュアに於いては大手から中規模がターゲットユーザーとして挙げられるものの、 小規模にても其の有効性に言及されています。
大手に於いては舵を切る重さからなかなか方向転換の利かない体制も、 小規模にては小回りの利き、 アクセス解析から得られたデータを即時、当該社WEBサイトに適用可能と云う部分に於いて、 充分大手に対応し得る現状さえ読み取れます。

オムニチュアではユーザーカンファレンスの日本で開催するとあれば、 此れはオムニチュアユーザーのみならず、広く本邦IT界、オンラインビジネス業界啓蒙の嚆矢ともなり、 今後益々此れ等アクセス解析に関する技術、知識の広い普及が予想され、 活用する者、せざる者の二者間の格差が広がるかに考えられます。

リストをリンクに変身させるjQuery

JAVAのヘビーユーザーでフレームワークSeasarの先導者でもあるアルファブロガー比嘉氏の手になるものは、 少し唐突な感じで意外な感じを受けさえし驚かされもした、 氏のブログ ひがやすを blog でjQueryを使用したTipsの、 jQueryに依れば当該事も可能成る可くを知り、興味深くもあり、 少しくチュートリアル的感もありjavascriptの勉強にもなる可く当ブログにてご紹介させていただきます。

上記ブログの2008年7月13日の記事 jQueryでリストをリンクに変える方法 が其れに当たり、引用させていただいた上で、 赤字部分を当ブログで追加しています。
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カテゴリー: jQuery

jQuery UI タブ切り替え機能改訂版

当ブログの2008年5月6日のアーティクル jQuery UI を利用したタブ切り替え機能 のコメント欄にてkuroki氏よりご教示いただいたのは、 ui.tabs.jsを使用する際の注意点としてクロスブラウザ用のライブラリui.core.jsを読み込まないと 上記アーティクルに於いてFirefoxにて不具合の発生する旨、 当該ライブラリを読み込んでいないアーティクル内の高橋登史朗による参照記事 jQuery UI タブ でもFirefoxで閲覧するとタブ間にlist-styleと思われる『・』が表示されてしまっています。
早速 jQuery User Interface より最新版の jQuery UI 1.5.2 をDLして適用してみましたが、『・』が表示される類のものではなく、 Firefox3を利用し閲覧をされているkuroki氏のご指摘でもあると考えます、 上記アーティクルに於いてはタブの背景画像が表示されないと云う問題は 当方環境のFirefox2でも解決に至りませんでした。
此の問題に関してFirefoxの仕様であるのか、 ui.core.jsが未対応であるのか、 情けなく悲しい乍、確かめるスキルを有しておりませんので、折角入手した jQuery UI 1.5.2 を使用して対処療法を講じてみました。
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カテゴリー: jQuery

HTMLエンティティ~検索Ajax

ブログ内でコードを表示したい際、 特にタグを表示するには必須となるのはHTMLエンティティにて、 なかなか必要なものを覚えきってしまうわけにもいかず、 ブログエントリーの記述時、思考を停滞せられて悩ましく思っていたのは、 当ブログの2008年5月21日に HTMLエンティティ~ブログからもう一歩 なるアーティクルでHTMLエンティティを主に扱うにも同様でしたが、 屡参照させていただくPHPSPOT開発日誌の2007年6月20日の記事 HTMLエンティティ文字を検索「HTML Entity Character Lookup」 で紹介されていた leftlogic の2007年5月31日の記事 HTML Entity Character Lookup 内に実装される HTMLエンティティ検索機能 のAjaxを用いて鮮やかに候補を陳列する様は、如何にも強力で実用性が高く、 以来、重宝させていただいている次第です。

一瞥、テキストの入力エリアがあるのみの、Googleの様なインターフェースで、 使用法の分からず困惑させられたのですが、 上記紹介のPHPSPOT開発日誌の記事を拝見すれば一目瞭然の説明の巧さ、 其処には「hearts」と打ち込んだ結果の画像が表示されており、 同様に「clubs」と入力すれば が、「spades」と入力すれば が表示されると云う塩梅にて後は云わずもがなでしょう。 また入力時に気付かれると思いますが、一文字打ち込んだ時点で候補の存在すれば 当該候補が総て表示されますので、先ずは大凡の当たりを付けて打ち込んでみる、 即ち、案ずるより産むが易しと云う作りになっています。 例えば HTMLエンティティ~ブログからもう一歩 で話柄にのせたひとつ greater-than sign
> = >
については他候補
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→ = →
⇒ = ⇒
≥ = ≥
⟩ = ⟩
› = ›
抔迄が表示されます。
舶来ですから流石に漢字の検索は叶いませんが、 当ブログの様なブログ内でコードを表示したい抔には充分である上、 何某かの文字を打ち込めば何某かの候補が挙げられますので、 一寸した記号探しや、顔文字の要素を探す際にも威力を発揮するかもしれません。