いつもの様にファミレスに出掛けオーダーの後、徐
に開いたMacBook Pro 2016年モデルでしたが、いつもの様には画面が点灯しません。黒い画面の儘静かに佇んでいる様子に、遂に来たか、とTouch IDやエンターキーを連打したり、ディスプレイを閉じたり開いたりして見れば、矢張り思った通りのサインが点滅しました。例の狭い幅の赤の指標を伴う電池の意匠のバッテリー切れの
バッテリー交換の目安としての充放電回数
予ねて予想、と言うのもMacBook Pro 2016のメニューバーのバッテリーをクリックすると何時の頃からか「修理サービス推奨」と表示がされていたからです。一年に近くなるかも知れません。しかし其の儘にしておいたのは手元に欠かせない端末であるのも一つですがアップルの公式サポートページ[※1] にバッテリーの交換目安としての充放電回数がMacBook Pro 2016については、 1,000回とされているからです。
バッテリー交換をApple社に依頼するのは初めてではありません。 本ブログの2018年7月31日の記事[※2] に記した通りMacBook Air 2013年モデルも同じく充放電回数の目安は1,000回とされていた処、其の上限を超える1,093回で初めてApple社に依頼しました。 処が、今回MacBook Pro 2016では此の問題が発生した時点で523回としか充放電回数が示されていないのです。「修理サービス推奨」と表示され始めた頃には此れより少ない数値であったのは勿論で、3時間ほどは電源に接続することなく使用が可能でしたので、凡そ修理依頼を思い切る気持ちは生じなかったからです。其の意味では予想はしつつも同時に突然の感も交錯して、想定内と戸惑いの綯い交ぜな些か言い難い心持ちを抱かされたのでした。
因みに本記事執筆時点でのMacBook Air 2013の充放電回数を見れば486回で500に迫る回数ながら「修理サービス推奨」などの表示は出ていません。バッテリーの容量など仕様や端末の使用頻度なども異なりますので単純に比較は出来ませんが、Proモデルとして廉くは無い価格のMacBook Pro 2016のバッテリーの交換時期の早さは如何にも腑に落ちません。更には去年2021年初頭に入手したMacBook Air M1 2020年モデル[※3]に至っては現在充放電回数は3桁にも届かない64回で、決して使用頻度が低いのではなく、発売当初から評判を取っている通り何しろバッテリーの保ちが良く、日に数時間持ち出すだけでは毎日の充電の必要が無い
多少釈然としない部分は残しながらも、先ずはバッテリー交換依頼としては経験済みの事態ではありますし、Apple社の対応は 前回[※2] では二日しか掛からず驚かされもした迅速さでしたので、其の日のうちにアップル社へのバッテリー交換の依頼を決めたのでした。
Apple社サポートへの連絡方法と前回との相違点
電源へ繋げば確り機能するMacBook Pro 2016を開いて「システム環境設定」から「バッテリー」を選択すれば此処に「修理サービスオプション」のボタンが有り、クリックすればApple公式サポートのページが開きます。
希望のサポート方法の選択が表示されるので、手っ取り早い「電話」を選択すれば、ログインを要求されますので、当然ながら都合が宜しい筈である端末の所有者としてのApple IDでログインします。
此の様に 前回[※2] とは異なり、スムーズに電話の繋がるのには驚かされました。電話番号を求めて彷徨っている人の多く存在しただろう状況がApple社に届いた上で改善されたのでしょう。若しかしたら己の記事が一助になったのかも知れぬとほくそ笑みもします。画面は下の図の如く「こちらからお電話します」へと遷移していますから、此の画面の表示する前で暫し待てば確り着信があります。電話サポートと言えば小一時間は待たされるのが当たり前だった以前と比べれば隔世の感が有ります。
更には此の方法で連絡を撮った際には前回[※2] には必須だった修理端末のシリアル番号の入力さえ必要なくなります。正確に言えばシリアル番号自体はApple社が把握出来れば宜しいのでApple IDでのログインで所有者情報は他端末の情報を含め全て登録されていますから、電話口で機種を告げれば事足りるのでした。
同様に前回[※2] との相違点を見てみれば「送付事前処理」の「
から両者は対応済みですから今更作業の必要はありません。
問診
アップル公式サポートと電話が繋がれば、本人確認をして、問診の始まりです。担当者からの質問は大凡以下となっています。
先ずファームウェアのパスワードについては聞き覚えの有無を聞かれる程度です。面倒な作業で大抵のユーザーは実行していない筈であるので聞き覚えがなければファームウェアにパスワードは掛けていない、という判断になります。一応はアップル公式サポートとして Mac でファームウェアパスワードを設定する なるページも用意されています。Apple社としては一般への普及に至っていないという判断がサポート担当氏の言質から読み取れますが、確かに次の項目の
そして尋ねられるのがゲストユーザのログインが許可されているか如何かです。以前はデフォルトで許可されていた覚えがありますが、現在では図に有る如く、管理者の明示的な許可が必要で、此の用意がなければ端末が保持しているデータが失われる処理になるとの話でバックアップとセットの話でも有るものの、前述の通りTime Machineに抜かりはなく、ゲストユーザも許可して渡す旨約します。
macOSバージョン、ストレージ、メモリ容量、プロセッサの周波数については、起動がならない状態ではないので此の図に有る様に「このMacについて」を見れば判然します。此処等辺は内部に手が入っているか否か、則ち改造の有無の判断になるのでしょうか、Apple社側としてはシリアル番号は心得ているのであって、従って此れ等の数字も把握している筈ですので、問診の意味は少しく判り兼ねます。
そして端末へログインする為のアカウント名と送付先ともなるべき住所を尋ねられて回答すれば問診は終了にて、後は集荷時間帯の指定と支払いの決定になります。気になる支払い価格は消費税込みで20,800円也、前回のMacBook Air 2013[※2] の時が13,824円でしたが、其れよりは少し価格が上がっています。個人的には手厚いサポートを受けて、純正品の交換部品を手当され、運送費等も併せてのものですので、先ず先ず妥当な金額だと思いますが如何でしょう。
集荷に関して支払いの件も尋ねられるのは集荷業社に依る代引きも可能な為で、クレジットを希望すれば後程にメールに従い支払いを済ませて欲しい旨、申し受けたのですが、此処に一寸した知見を得られましたので以下に一項目設けて叙しましょう。
避けたい指定集荷時間帯
行き届いているApple社のサポート体制ですが、其処は人の拵えた仕組みであれば矢張り完璧とは行かぬ事態にちょうど今回ぶつかり一寸面白い知見を得ましたので、此処に共有したく思うのは修理依頼の電話口其の時間帯と、其処で決定する集荷時間の指定時間帯です。
上のApple社サポートへ連絡を付けたのは2022年1月22日、即ち土曜日の午後2時半、様々な問診も進み
翌23日の日曜日午前中待てど暮らせど集荷業社の来訪は有りません。遂に午後の一時を過ぎては午後には出掛ける予定も有り、再度サポートに連絡を取るしか有りませんでした。苦情には違い有りませんが、其れでもApple社サポートへの電話の繋がり易さは其れだけで品物代金を弾んでも宜しい様な気になるのは此処でも一般です。扨、結論から言えば、ちょうどプログラムのバグの様なサポートシステムの穴に嵌まり込んでしまっていたのでなかなか困った様相を呈したのでした。其れと言うのも集荷業社への連絡は集荷業社の休日の日曜日には確認の取りようが無いのに有ります。
ユーザーとApple社サポートで交わされた指定集荷時間帯は、自動処理されて集荷業社に送られます。通常其の指定に基づいで集荷業社の来訪が有るのでしたが此れが今回有りません。従ってApple社サポートに連絡しているのでしたが、サポートに仍れば、前日の集荷業社への指定時間帯の連絡が時間内に不達の場合、システム的に自動的に翌日の同時間帯に回されると言います。では今日日曜日は出掛けて大丈夫や否や、不能ならば今日の朝から明日の昼迄行動が制限されるものとなるや否やと問えば、若し集荷業社の来訪が有れば不在票で担当ドライバーとユーザーとの直接のやり取りに委ねられると言います。ならば通常の集荷と一般なるや、と担当氏と共に苦笑するしかなかったのでしたが、翌日午前中は
此処に己が不満は集荷が翌日に回ることにあらずして、Apple社の仕組んだ構図が些か杜撰に見えた、結果として其処に自らが嵌まったと言うことよりも、其の穴が空いていたことにあります。誇らしげに発表会でAIを語るApple社にして何たる間抜けさよ、其の誇るべきバイオニック・ニューラルエンジンを以て何とかならないのかね、と思うのです。しかも其の以前の集荷業社への土曜日のお八つどきの連絡が達したか否かの確認もApple社側では取れていません。連絡が目論見通りなされなかったのならば、その旨Apple社からユーザーにメールにても連絡有って然るべきですし、Apple社ならずとも何も難しいことではないでしょう。然すれば今回とて日曜日の午前中を集荷を待って悶々としている必要も生じませんでした。
以上、此処に得られる知見は、Apple社と指定集荷時間帯を決定するのは日曜日、若しかしたら土曜日も該当するかも知れませんが、其のお八つどきは避けた方が宜しかろう、ということです。急いでいる向きや集荷時間帯を予告も無く一日ずらされては困る向きには留意される様お薦めします。但し、本記事にApple社サポートとの連絡方法が前回[※2] から素晴らしく進化していたことを思えば、前回[※2] 記事をものしたのが少しく影響したのかと一人ほくそ笑みますし、本記事も同じく何某かの作用を及ぼすか如何かは兎も角、暫くすれば此の穴も塞がれるのではなかろうかと思いはします。
そして翌日の24日は月曜日の午前中に、そんな事情は露知らぬ知らぬ集荷業社が訪れてくれて、玄関にて手際良く梱包してくれ、此方は手持ち無沙汰に尋ねるに、端末の種類に仍って何種類か梱包箱が用意されていると言いますから、専用の箱が用意されている抔頻繁に此の如き出荷の有るや否やと尋ねると「そんなには」とのことで「そこそこ」であるのだそうです。伝票も出力して、斯くして何事もなかったように出荷と相成ったのでした。
集荷業社の来訪に関してもう一つ小さな知見を披露しましょう。出荷の後、頭を擡げた不安は集荷業社の来訪に慌てて渡した端末は、何台かのApple社の端末を所有すれば、さては間違えて渡してなかろうや、という愚かなものでした。部屋に残された端末を見渡して安堵の溜め息を漏らしたのでしたが、業社の来訪に先んじて玄関先に用意しておくべき、延いてはApple社のノート端末は色違いで買っておくのが宜かるべし、というものです。決して急ぐ様に強いたのではないのですが、翌日にサポートへ電話しているくらいなら、其れ位は気を付けておくべきだろうと自戒の念を抱いたのでした。
キーボード問題
上に「集荷時間帯決定から一時間程支払い迄に時間が空いたのはApple社サポートへ再度確認の電話をした」とあるのは、気になっていた事項を聞き忘れていたからです。其れも前述の「発売当初からキーボードからタッチバーから何かと物議を醸したMacBook Pro 2016年モデル」と記した処のキーボードについてで、実は時折発生する軽いチャタリングに悩まされてもいたのでした。一度だけの押下の積もりが数度の押下に判定され、同時に意図しない二文字目、三文字目が入力されてしまう現象です。
当該事案関連のニュース抔も幾らか配信される中に、エアーで小まめに塵を払っておけばトラブルと遠避けられるとの情報も有り、沿う様励行していたのも有ってか強い症状も出ずに一、二年経ってから軽い症状が出るに留まっていました。此れが却って災いして、Apple社から公式に交換対応サポートの旨アナウンスされるも先ずは何時か訪れるバッテリー交換の際に申し出れば良かろうと
結果から言えば撃沈でした。サポート担当氏は優しく諭す様に、一年の保証期間に三年を加え都合四年の保証期間を取っており、此れは可成り長期間に渡ると思いますとの弁には、成る程ご尤もと納得するしか有りませんでした。
クレーマー宛らで申し訳なく思いながらも、抗う様に此の時同時に申し立てたのは左
此処に又一つ得られた知見は保証が有るとなれば放ったらかしにせず、其の期間を失わぬ様にせよ、と言う極々当たり前のものです。当該期間の要領が得られぬならば、Apple社の手厚いサポートへ連絡を乞えば宜しいでしょう。因みに此の時尋ねた若しキーボードを修繕するならば如何程なるかに対しての回答は、様々な事象が有って中にも最大限と断った上で、68,530円との価格も此処に共有しましょう。
Apple社への要望
扨、今回バッテリー交換は依頼とするも、キーボードに関しては保留する旨伝えて猶、此の時とばかり別件を持ち出したのは、Apple社謹製メモアプリでMacBook Pro 2016特有に発生する事象に関してでした。別段
カメラアプリに於けるライブフォトの導入当初はApple社もけったいな機能を追加したものだとオフにしていましたが、此のシャッターを切った前後の1.5 秒ずつの映像を記録する機能は今では此れ無しには考えられないカメラの大事な一機能として活用しています。長時間露光としての活用法など報告されるのも目にしていますが、手元では主に気軽に撮れて容量も然程喰わないショートムービー的に利用しています。此の切り替えボタンが小さく、現在のモードの状態が判り難く往生しているのでした。何となれば折角鳥の羽搏く瞬間のムービーが撮れたと思うのも束の間、唯の静止画だった時の喪失感はなかなかです。特に屋外で自然に晒されての撮影中には操作に困難が伴います。
ショートムービー的なライブフォトの利用に関連付いて要望したのが次のメモリービデオについてです。スライドショーでは利用されないライブフォトのムービー的一面がメモリームービー機能では遺憾無く発揮されれば此の再生を楽しみにアルバムに関連写真を詰め込むのですが、此の枚数が一定数を超えるとアルバムのケバブ(三連ドット)メニューから「メモリームービーを再生する」項目が消えてしまうのが残念でならないのでした。或る程度長時間に渡りメモリームービーを楽しみたいから一つのアルバムに詰め込むので有って好みのアルバムの枚数が膨れ上がるのは当然であり、其れが結果としてメモリームービーの再生を阻害するとなれば大いなる矛盾です。
斯くもメモリームービーを楽しみにしているのですが、新しいOSからは回転エフェクトが加えられ、此れを何とか欲しいとメモリームービーに関して要望も伝えました。寝転んで眺めていると居心地が悪くなるだけでなく、何か新エフェクトを追加しろと上長に命令されたエンジニアが手っ取り早く実装した感じがしてならないのも忌む処です。好む向きも在るでしょうから有効無効を切り替えられる様にして貰いたいものですが、正直カットして貰いたい機能で、好む好まざるに関わらず強いられるのは流石に困りものです。
iPhoneのカメラ機能にあれ程発表会でニューラルエンジンだの
最後の日本語入力に於ける絵文字のシステム混入には大いに困り果てています。此れが自らにAI繋がりなのは専用の集積回路迄誂えてAI活用を標榜するApple社謹製の日本語入力の精度が其れでも少しも上がらない様な感想を抱いているからで、更には絵文字のシステム混入はAI以前の問題であれば、此の入り切りさえ何ともならないのかと以て訴えた処です。
サポートの場も和んだものと一方的に了解して気も緩めば、サポートと言えばと不意に思い起こしたのが己が年初の怪しからん行動にて、macOSを
待機二日間
Apple社と集配業者の対応は見事なもので今回も待った時間は足掛け三日、正味二日間でした。Apple社に於いては朝の8時半に受け取ってから午後の2時過ぎ修理を終えて発送と言う迅速さで、以下に其の間のApple社のマイサポートページの変遷を載せ置きましょう。
Apple社の動きを挟んで活躍してくれたのが配達業者にて集荷の状況は上記「避けたい指定集荷時間帯」項目に記しましたので配達状況を見れば、2022年1月25日午後2時過ぎに荷物を発送したApple社からは午後2時半にメールで此方に連絡、其れを受けて午後4時過ぎに配達業者に連絡を入れて配達時間帯を指定しようとしたのは
逸る気持ちを抑えて梱包を解いて開けば、AppleCare ServiceのレポートがAppleロゴのプリントされたクリアーホルダーに挟まり同梱されています。此れを一瞥するや否や、クラムシェルの蓋を開いたMacBook Pro 2016からは例に仍って例の起動音が響きます。此の如く製品の修理が全て正常に完了した旨、レポートには記されているのでした。ログイン画面には己がアカウントにゲストユーザーアカウントが並び表示されており、如何やら此のアカウントを以てApple社の修理に問題無く応えてくれたものと思います。
猶余談として此の短い間に先日最新macOSにアップグレードしたMacBook Air 2013[※4] が大活躍したのは言う迄も有りません。本記事の冒頭から途中迄の執筆に活躍してくれたのも此の端末です。そして2022年1月28日の現在は元気に帰還したMacBook Pro 2016が担当を引き継ぎ、本記事は自宅ならぬ外出先で充電切れの心配なく書かれています。
修理端末の確認
早速届いた其の日の午後にも外に持ち歩き、己自身の記事を書かせてやる腹積もりのMacBook Pro 2016でしたが、其れ迄に午前中落ち着いて、自宅にて状態を確認してみました。メニューのバッテリーアイコンをクリックしてプルダウン表示されるバッテリー情報からは「修理サービス推奨」が消えています。
システム環境設定から「バッテリー」を開けば、当たり前の如く「バッテリーに関する重要なメッセージ」も消えています。「このMacについて」の「概要」の「システムレポート」から「ハードウェアの概要」の中の「バッテリー」を選択して表示される情報には「状態情報」として「充放電回数」は「2」、「状態」は「正常」と表示されています。AppleCare Serviceのレポートに、修理は正常に完了し、診断テスト及び実行可能なトラブルシューティングも全て実施済み、と有る通りバッテリーの交換は首尾良く運びました。此れにて又数年間は、本記事の冒頭に有る様な出先で突然電源が落ちたりする症状の発生に怯えもせず、安心して使用が可能になるでしょう。交換前のバッテリーと条件が同じとすれば、単純計算でMacBook Pro 2016が十年選手となる迄、外出時の快適さが継続される勘定です。
現在世間に蔓延るガジェット系と称するネットメディアやユーチュバーの発信情報ではページビュー稼ぎを狙ってでしょう、新端末を取っ替え引っ換えする為に転売ヤー宛ら旧端末を売っ払い捨て払いしますので、先ずは5年に渡るレポート抔は
扨こそ適切で迅速な対応に満足するのは前回[※2] と同様の大団円となりました。さて、以下の付け足しは声を潜めて申し述べたく思うのは上述の「キーボード問題」にて、サポート担当氏に優しく諭されたものの気になっていない筈が有りません。しかし公式には既にサポート外であるとの明言を受けています。Apple社にも建前が有りますから此処に結果は明確には申さぬ処ですが、バッテリー交換の成り戻って来たMacBook Pro 2016の起動中の写真を上に載せ置きましょう。
結言
現在凋落してしまった本邦電機メーカーにApple社程迄に手厚いサポートを受けた経験は有りません。電話の繋がり具合に始まり、明確で迅速な対応、及び長期間使用前提のサポート体制に於いては、決して廉いとは言えない価格も端末だけのものにあらずして、ユーザー・ファーストなる巷間横行の軽々しい惹句では表現し切れぬ、支払うだけの価値を実感しつつ、更には余談ながら、何故だか本記事をものする今もキーボードの打ち心地の改善された様な気のする快適さには、否応無く高まるApple社へのLoyalty
をも禁じ得ません。
最後に苦言を呈するとすれば、MacBook Air 2013の際は徐々に近づくバッテリーの使用限界に、交換依頼の頃合いを見計らうのも可能でしたが、今回のMacBook Pro 2016の様な突然の上限到達の、最早不具合と言っても宜しかろう事態は仕事の段取りにも差し支え勘弁して欲しいものです。オートバイレースで言えばハイサイドの様なもので急にタイヤが滑り出した上に急にグリップを回復しては逆側に身体が吹き飛ばされ兼ねません。実際に使用したものの感覚としては、発表当初チャレンジャブルだったMacBook Proと言うハードウェアに付随する問題であるとは窺い知れますが、恐らくはソフトウェア的に改善がなるものとも感じられます。2016年11月入手当初は
MacBook Pro 2016のバッテリー交換の顛末は以上にて、扨最後に一言、Apple恐るべし!
- Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を調べる(Apple公式サポート)
- アップル社にMacBook Air 2013のバッテリー交換を依頼する(Acenumber Technical Issues:2018年7月31日)
- MacBook Air M1 2020のTime Machine導入記(Acenumber Technical Issues:2021年5月8日)
- MacBook Air2013のmacOSをMojaveからCatalinaを素っ飛ばしてBig Surにアップグレードしてみた(Acenumber Technical Issues:2021年10月17日)