Googleペイパーポスト騒動概観

近日ネットに於いて大いなる話題を振りまいたは常日頃Googleの、 口を酸っぱくしてサイト運営者に対し自重を促し、禁止とも取れる言及もなされたが、 ペイパーポストなるはITproはIT用語辞典 ペイ・パー・ポスト(pay per post)とは の冒頭より引用させていただけば
ブロガーに記事の掲載を依頼し、書いた人に報酬を支払うことで、ネット上の露出を高める手法。「記事報酬型」とも呼ばれる。指定の用語を文中に含めて広告主のWebサイトへのリンクを張ることを条件とするものも多い。サービスを提供する事業者や依頼条件により異なるが、一般に記事一本当たり数百円程度の報酬を支払うものが多い。
とあるは当ブログは2008年4月18日のアーティクル link buying(有料リンク、リンク売買) にも通ずるべき内容の見られる様に思われもする、 規約お仕着せ張本人Googleの日本法人自らが違反し、 米Googleよりペナルティを受けたと云うものです。
此の件に関し、渡辺隆広氏に依るサーチエンジン情報館の2本の記事 が概観するに有用なる様に思われます。
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10日に記事に記されるは先ずGoogleが自社のブログマーケティングにつき、 謝罪した上で終了の旨、公式ブログで公表したこそ、 ペイパーポスト(Pay Per Post)ブログマーケティングの利用 にて、記事には何に違反したかが言及されるが次なる引用
米Googleはブログやインタビュー、カンファレンスでの講演において、ペイパーポスト記事は品質ガイドラインに違反するとして、再三にわたりウェブマスターに対して注意喚起を行ってきました。
なれば、2009年1月30日のGIGAZINEの記事 みんなが今何を知りたがっているかが一目瞭然となる「Google急上昇ワードブログパーツ」 もペイパーポストに該当すると指摘されれば、 此れは此れで実際 Google急上昇ワードブログパーツ を知るに有用なれば、 Google日本法人より依頼を受けたる広告記事である旨、 表示されていないことが問題になるかと思いもすれ、 表示の差し止めを求めたか求められたかは闇の中かと存ずは、氏の言には
Googleは「ペイパーポストやるな、やるならnofollowつけよ」といってきたのに、今回のグーグル日本のブログマーケティングは、ペイパーポストを利用した、nofollow をつけさせなかったので、これは米国で発信してきたガイドラインと照らし合わせれば自ら違反していることになります。そんなわけで、撤回して謝罪をしたのでしょう
とありはすれども nofollow の有無が検索エンジン利用者に取って有益か如何かも中々に判断つき兼ねる様に思います。
此の10日の記事の同月12日の追記も又、興を惹かれるが二点、
  1. PageRankを9から5に落とした
  2. リンクを購入した(’PayPerPostを利用した)側がペナルティを受けた初の事例
にて此れは実は紹介記事の後者の梗概でもあり、 詳しくは参照の程願い度思いますが、 確かにGoogleに取ってPageRankが落ちようがどうしようが然したる影響もないことは容易に察せられ、 扠、では後者は矢張り、喧嘩両成敗ならぬ、売買両成敗、 此れよりは例えば時折此の身にも受け取った覚えもある、 リンクを売って欲しい旨の連絡は、実は連絡側には何も支障も無きは最早過去、 孰れ影を潜めるのでしょう。

以上、然は然り乍ら、現状インターネットの課金、回収の状態を鑑みれば、 粗、広告収入に頼らざるを得ない状況が当世情勢を産み出しているかに思われます。