年頭に於ける目標設定参考の為のIT系資格評価推移表

扠年初ともなれば各々今年の目標を立てられるが恒例かと存ずるに、 当ブログの言及するITに於いてソリューション提案に最も役立つ関連資格は何かと問えば、 2004年から2008年に至る毎年、 ソリューションプロバイダ百社程度の回答からIT関連資格数十種の営業効果などを明らかにすべく、 日経ソリューションビジネス の実施する独自調査「いる資格、いらない資格」の一連の が如き記事連を纏めれば、 IT系に従事する意向のある方への一助になるのではないかと思い、 当ブログは2008年12月24日のアーティクル 電気・水道・ガス・IT で紹介の溝口氏のブログ My Personal Impression に習い、更に以前のデータを付加した纏めが以下表になります。 此処で2009年版とあるは2008年のデータと一年の標記のずれがあることはご承知ください。

技術職に取らせたい資格
2008 2007 2006 2005 2004
1位63% 情報処理技術者試験
プロジェクトマネージャ
1位57% 1位63% 1位50% 2位34%
2位54% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:ネットワーク
2位51% 3位48% 4位36% 6位12%
3位53% PMP 3位49% 2位56% 2位49% 1位42%
4位49% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:情報セキュリティ
4位43% 9位32% 8位26% -
4位49% 情報処理技術者試験
アプリケーションエンジニア
7位42% 3位48% 3位42% 10位8%
6位46% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:データベース
4位43% 6位41% 4位36% 10位8%
7位43% 情報処理技術者試験
ソフトウェア開発技術者
8位39% 7位36% 8位26% 6位12%
8位40% 情報処理技術者試験
基本情報技術者
9位36% 10位28% 10位24% 6位12%
9位33% 情報処理技術者試験
システムアナリスト
4位43% 5位45% 4位36% 3位22%
10位29% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:システム管理 
10位31% - - -
- 情報処理技術者試験
システム監査技術者
- 8位33% - -
- 情報処理技術者試験
情報セキュリティアドミニストレータ
- - 7位33% 4位22%
- ITコーディネータ(ITC) - - - 5位20%
- ISMS審査員 - - - 6位12%
営業職に取らせたい資格
2008 2007 2006 2005 2004
1位30% 情報処理技術者試験
基本情報技術者
1位35% 2位27% 4位14% 5位15%
2位26% 情報処理技術者試験
初級システムアドミニストレータ
2位29% 1位39% 1位33% 1位34%
2位26% ITコーディネータ(ITC) 3位27% 2位27% 2位21% 1位34%
4位23% 情報処理技術者試験
システムアナリスト
9位11% 6位13% 7位10% 6位7%
5位21% ITプランニング・セールス(ITPS) 5位24% - - -
6位15% ITIL資格 9位11% - - -
7位13% 情報処理技術者試験
システム監査技術者
9位11% - 9位6% -
7位13% 情報処理技術者試験
テクニカルエンジニア:情報セキュリティ
17位6% - - -
9位11% PMP 8位13% - 6位11% -
9位11% 情報処理技術者試験
プロジェクトマネージャ
9位11% - 8位7% 6位7%
- 情報処理技術者試験
上級システムアドミニストレータ
3位27% 4位24% 3位18% 3位24%
- 情報処理技術者試験
情報セキュリティアドミニストレータ
6位20% 6位13% 4位14% 4位17%
- 中小企業診断士 6位20% 5位15% - -
- マイクロソフト認定プロフェッショナル(MCP) - - - 6位7%
- IPB技術者認定制度e-ビジネス - - - 6位7%
- プロジェクトマネジメント資格 - - - 6位7%
- 情報処理技術者試験
ソフトウェア開発技術者
- - 9位6% -
- MCAプラットフォーム - - 9位6% -
- MCAセキュリティ - - 9位6% -
- CompTIA A+ - - 9位6% -
- インターネット検定ドットコムマスター - - 9位6% -
以上、 SIerと云うITをコアコンピタンスとする組織が 己の人的、財務的リソースを投じて足ると考える資格の斯くが如き推移を鑑みれば、 当該資格の主催団体やステークホルダーが声高に叫ぶだけの内容ではない、 客観的な資格自体のエッセンスなるものが垣間見られ、 同時に時系列的価値と将来性の予測が或る程度可能となり、 己の最も貴重なリソースである時間を投じるに足るものであるのか如何かの検討に有用となる様に考えます。
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表にデータを例えば折れ線グラフとして可視化すれば 技術職に取らせたい資格 営業職に取らせたい資格 の如くなり、時系列で視覚的に資格に与えられる評価の推移を得られます。 此処で例えばプロフィールに有るが如き此の身に所有の、 プロジェクトマネージャソフトウェア開発技術者ITコーディネータ基本情報技術者、 の折れ線グラフ上のポイントの色、大きさを変じ目立たさせれば、 営業的には比較的充実するも技術面に於いては抜けの目立ったポートフォリオも、 去年のプロジェクトマネージャ取得により、大分補完出来た様に思え、 又、次に補う要素としては技術面では評価の進境著しい テクニカルエンジニア:ネットワーク が、営業面に於いては新たに必要とされているだろう、 ITIL資格 が候補に上がる、 抔と云う分析考察が可能になるかと思います。

他にも様々な手法が有ろうでしょう、 孰れご利用なされる方の状況を鑑み活用していただければと思います。

1件のコメント

  1. 厳しい状況の中の自己棚卸とスキルアップ

    最早抜き差しならない状況は当遠州は製造業を主とする工業地帯、浜松地域をも大きな津波として呑み込んでいる折、大前研一氏に依る「ニュースのポイント」の2009年2月27日の記事厳しい状況にある電機業界。副業容認なら、もっと大胆な提案をに提言される中途半端に正社員のま

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