サブネットマスクの計算方法とCIDR(サイダー)

ネットワークに於ける基礎的問題サブネットマスクの計算についての解法解説が @ITの「ネットワークの基礎を学習する CCNA対策講座」の第8回として2008年5月15日に掲載されていたのが サブネットマスクの計算をマスターする にて、シスコシステムズによるシスコ技術者認定(Cisco Career Certification)に関してと謳われてはいますが、 IPAの情報処理技術者試験でも初歩的な段階で出題されますので IT従事者には最早お馴染みの得点源であるでしょう、 最初の頁は2進数から10進数への変換ですから、 現行の教育基準は分りかねますが、高校生では必須、気の利いた中学生なら解ける程と考えれば良いでしょうか、 例題より抽出させていただければ、
11011111.11110100.01011001.00110111

223.244.89.55
にて第1オクテットでは255-32なら暗算に弱くとも直ぐ算出出来よう抔と、 楽しみ乍拝見し、頁を繰れば登場したのはCIDRにて Classless Inter-Domain Routing の略称をサイダーと発音するのも知った当時は可笑しく印象的でしたが、 矢張り枯渇の容易に予想され得るIPv4のアドレスに施した対処療法とは云え、 其のシンプルであり乍要件を必要充分に実装した発想の巧みさ、豊かさ、には大変驚かされました。
具々ればどうやら東京大学の安田教授により開発提唱されたとあれば 日本人のインターネットへの貢献を頗る頼もしくも思います。

当該リンク先には問題も其の解答も掲載されていますから、 仮令IT関係者ではなくともパズル感覚で解かれてみて、 インターネットを支える技術の一端に思いを致すのも一興ではないでしょうか。