GPL~GNU General Public License

当ブログ2008年4月8日の記事 jQuery カラーピッカー プラグイン で掠めるが如く登場したのがjQueryカラーピッカーを作者 Steven Wittens氏が公開していた 其のライセンス方法であるGPLにて、 英語版のみ公式とされていれば非公式ではありますが 「ライセンスについて」として日本語訳も本文が公開 されています。

このGPLにつきましては、 一度具々れば と次々と字義が求められますが、 就中、概要から詳細迄、有効に纏められており、 参照に値するように感じましたのが「マイコミジャーナル」の2004年4月13日の特集は海上忍氏の手になる History of GNU - GPLとはなにか にて、特集冒頭には
オープンソース/フリーソフトウェアという潮流の中で、Richard Stallman氏率いる「GNUプロジェクト」は一種独特な存在感を示している。
(中略)
オープンソースが注目を集める今、GNUプロジェクトの憲法ともいえる「GPL」
と其の重要性が語られており、 頁を繰れば次ページ 2.GPLとはなにか? に此のライセンスを特徴づけるものとして以下3点
  1. コピーレフト
  2. GPLの派生物はGPLである
  3. 商業利用可能
が上げられ、 以上条件をプログラム作者が頒布時に利用したい際は当ライセンスを適用すれば良いと云うことになるでしょうか。

ただ、ライセンスと適用、運用面から云えば、 頁を繰って読む程になかなか難しいものであるらしきことが分かり、 特集の纏めとしても
しかし、これほどまでフリー/オープンソースソフトウェアが普及してくると、いろいろな問題が生じることは避けられない。日本だけを見てもGPL違反はすでに何件も発生していること、今後はチップに埋め込まれる形態も増えるため、ますますリバースエンジニアリングが難しくなる -- GPL違反の発見が困難になる -- ことを考えると、人の善性のみ見ていていいのか、という疑念も出てくる。以前どこかでStallmanが「あらゆる社会は信頼を前提にしている」と語っていたが、現実はもう少し厳しいように思えてならない。
とされており、まだまだライセンス形態全体としての紆余曲折の在ることが感じられます。

Steven Wittens氏のjQueryカラーピッカー以外に身近な例としては、 当ブログでもカテゴリーのひとつとして採用しておりますjQueryの、 ライセンスについて当ブログに度々登場していただいております高橋登史朗氏の All Aboutは2007年10月27日の記事、 jQueryの魔法 から引用させていただきますと、
jQueryのライセンスは、MITとGPLのデュアルライセンスで自分のプロジェクトに合うライセンスを選んでそれに従って使用できるという、最近はやりのスタイルです。ライセンス文言はダウンロードしたファイルにすでに書いてありますので、そのまま利用する側が特にすることはありません。
と、 4.主要なフリー/オープンソースソフトウェアライセンス でも項目立てられているデュアルライセンスの一方としてGPLは採用されています。