組織的にいうと、取締役会直下の「Web戦略推進機構」の中に位置する研究機関で、まるでグーグルみたいに、せっせと「明日のメディア」を創造しつづけるリクルートのhR&D機関。と組織の概略と、
R&D機関といっても、去年できたばかりの新しい組織で、単なるR&Dというよりは、営業組織が立ち上がったりしていて、「Web系の事業開発室」といったほうが位置づけは近い。
オフィスが庭園みたいになっていて、およそ日本の大企業とも思えないフロアは、まるでグーグル。そんなMTLなので、マネジメントの仕方もリクルート内では異色で、たとえば、と雰囲気の印象的に述べられれば当ブログの2008年3月19日のアーティクル Googleの職場環境 と合わせ実に情景を髣髴させ易きものに感じさせて貰えます。MTLメンバーは、業務の20%まで自分の好きなプロジェクトをやってかまわない。ほぅ、まさにグーグルみたいじゃないか。
当組織のゼネラルマネージャーである長友肇氏のインタビュー、 WEBエンジニア武勇伝の第23回 株式会社リクルート Media Technology Labs (メディアテクノロジーラボ) 長友肇氏 に於いては氏の経歴と共に組織設立の経緯も知られる抔用立つ上、 当インタビューに於いて加えて一点面白く感じたのは、企画者とプログラマの関係の語られる処が、 当ブログ2008年6月9日のアーティクル 上流工程に於けるプログラミング能力の必要性 に於いての比嘉氏の主張との相似であれば、 思わぬ両面から語られることに依って、当世プログラミング能力の必要性を更に深く印象付けるものと思います。
当組織に所属する方の面白い試みも WEB には幾つか公開されており、 火を使って画面を操作する実験 では炎を赤外線を発するのと任天堂 Wii の赤外線センサーを利用したデモが動画で見られ、また タイムキーパーのためのJavaScript では只のタイマーにも遊び心が感じられる抔、 当アーティクル主題の新規サービスを産み出した当組織の雰囲気が窺え、 position が absolute 抔多少扱い難く、思う程には上手くいきませんでしたが、 当アーティクルにも実装してみたのが下になります。
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