MacBook Pro 2016のTime Machineに於けるSSDとHDDの比較

昨日迄はいつも通り使えていたのに今日突然使用不能となる、 IT機器に於いては珍しいことでは無く、 故障は通常こんな形で現れる様であるのは肌で感じてます。 それはちょうど一月ひとつき前の2022年11月15日の火曜日のことでした。 MacBook Pro 2016専用のTime Machineとして利用していたHDDのエレコムSGD-NZ030UBK(SEAGATEドライブ)が、 其の日に限っては通電してもウンともスンとも言わずパワーオンの証のLEDも点灯しません。 ちょうど其の日の午後一番で出掛ける際に自動車に不具合が発生し遂には買い替えの憂き目に遭うのですが、 疲れ果て帰った同じ日の夜にまさか重ねて此の如き困った不都合が発生しようとは、自動車の方は一般耐久消費財の例に漏れず、車屋さんからの助言も有り、前兆も有り、多少の覚悟はしていましたが、Time Machineは突然死にて、兎に角其の日はとんだ厄日ではありました。

MacBook Pro 2016のTime Machine顛末

本ブログの2016年11月20日の記事[※1] 2016年11月26日の記事[※2] に記した通り2016年の年末に入手してから今年2022年年末には既に丸々6年を経るものの バッテリーの交換[※3] 以外には別段不具合も無いMacBook Pro 2016は、此のブログ記事を書く際にも使うなど今以て活躍中ですが、 本体より遅れて2018年初夏に導入したTime Machine[※4] が先に音を上げてしまいました。 外に持ち出すのが本分のMacBookながらもTime MachineはHDDでしたので自宅に据え置いての利用でしたから特に外傷も有りません。 最近のHDDは保ちも良く、ドライブ自体の異常の際には時に聞かれる異音の発生も有りませんでしたから、 ドライブの不調にあらぬ電源部分の不具合が怪しく思えます。 中を覗いてみれば基板上のコンデンサに焼き切れていたりするものの有るかも知れませんが、 ジャンク系ユーチューバーならぬ身には、知識も道具も時間も宛ても無く、開いて修理と言う算段にも運び難くあります。 孰れかの機会に外箱を開いて中身の無事の可能性もあるドライブを何某かへの転用など目論見ながら、一方Time Machine機に於いては此の機会を以ての買い替えを期したのでした。

在りし日のエレコムHDD(2018年4月18日撮影)
在りし日のエレコムHDD(2018年4月18日撮影)
電源を繋いでももうLEDは光らない(2022年12月2日撮影)
電源を繋いでももうLEDは光らない(2022年12月2日撮影)
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アップル社にMacBook Pro 2016のバッテリー交換を依頼する

いつもの様にファミレスに出掛けオーダーの後、
おもむろ
に開いたMacBook Pro 2016年モデルでしたが、いつもの様には画面が点灯しません。黒い画面の儘静かに佇んでいる様子に、遂に来たか、とTouch IDやエンターキーを連打したり、ディスプレイを閉じたり開いたりして見れば、矢張り思った通りのサインが点滅しました。例の狭い幅の赤の指標を伴う電池の意匠のバッテリー切れのしるしのアイコンです。自宅で充電満タンにして来たにも関わらずの事態です。予ねて予想していたバッテリーの寿命の時がやって来たのでした。

バッテリー切れのサインを表示するMacBook Pro 2016(2022年1月22日撮影)
バッテリー切れのサインを表示するMacBook Pro 2016(2022年1月22日撮影)

バッテリー交換の目安としての充放電回数

予ねて予想、と言うのもMacBook Pro 2016のメニューバーのバッテリーをクリックすると何時の頃からか「修理サービス推奨」と表示がされていたからです。一年に近くなるかも知れません。しかし其の儘にしておいたのは手元に欠かせない端末であるのも一つですがアップルの公式サポートページ[※1] にバッテリーの交換目安としての充放電回数がMacBook Pro 2016については、 1,000回とされているからです。

購入開梱時のMacBook Pro 2016(2016年11月19日撮影)
購入開梱時のMacBook Pro 2016(2016年11月19日撮影)
MacBook Pro 2016のバッテリー情報の「修理サービス推奨」表示
MacBook Pro 2016のバッテリー情報の「修理サービス推奨」表示

バッテリー交換をApple社に依頼するのは初めてではありません。 本ブログの2018年7月31日の記事[※2] に記した通りMacBook Air 2013年モデルも同じく充放電回数の目安は1,000回とされていた処、其の上限を超える1,093回で初めてApple社に依頼しました。 処が、今回MacBook Pro 2016では此の問題が発生した時点で523回としか充放電回数が示されていないのです。「修理サービス推奨」と表示され始めた頃には此れより少ない数値であったのは勿論で、3時間ほどは電源に接続することなく使用が可能でしたので、凡そ修理依頼を思い切る気持ちは生じなかったからです。其の意味では予想はしつつも同時に突然の感も交錯して、想定内と戸惑いの綯い交ぜな些か言い難い心持ちを抱かされたのでした。

因みに本記事執筆時点でのMacBook Air 2013の充放電回数を見れば486回で500に迫る回数ながら「修理サービス推奨」などの表示は出ていません。バッテリーの容量など仕様や端末の使用頻度なども異なりますので単純に比較は出来ませんが、Proモデルとして廉くは無い価格のMacBook Pro 2016のバッテリーの交換時期の早さは如何にも腑に落ちません。更には去年2021年初頭に入手したMacBook Air M1 2020年モデル[※3]に至っては現在充放電回数は3桁にも届かない64回で、決して使用頻度が低いのではなく、発売当初から評判を取っている通り何しろバッテリーの保ちが良く、日に数時間持ち出すだけでは毎日の充電の必要が無い余恵よけいです。勿論Apple社謹製の新CPUが齎す効果であるのは言う迄もなく絶大で、従来市場独占の結果、用いざるを得なかったx86系CPUの製造元のインテル社には現在世間を賑わすエネルギー問題に関して敢えて猛省を促したくもなる出来の良さです。何しろ発売当初からキーボードからタッチバーから何かと物議を醸したMacBook Pro 2016年モデルですから、CPU含め電源管理辺りにも何某か問題が内在しているのではないかと疑義の生じるのも正直否めません。但し2016年モデルとして其の年に購入してから5年と数箇月の期間を経ていますから経年劣化の影響も有るのは承知しており、個体に仍っては破棄の憂き目を見るものもある時期であれば著しく信頼を損ねる程でもありません。

多少釈然としない部分は残しながらも、先ずはバッテリー交換依頼としては経験済みの事態ではありますし、Apple社の対応は 前回[※2] では二日しか掛からず驚かされもした迅速さでしたので、其の日のうちにアップル社へのバッテリー交換の依頼を決めたのでした。

Apple社サポートへの連絡方法と前回との相違点

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MacBook Air2013のmacOSをMojaveからCatalinaを素っ飛ばしてBig Surにアップグレードしてみた

長らく手元のノートPCであるMacBook Air 2013のOSをアップデートしない儘で来ました。前回のメジャーアップデートでmacOS High Sierraハイ・シエラからmacOS Mojaveモハベ 10.14(18A391)としたのが2018年10月24日、macOS Mojave 10.14.6(18G84)としたのが2019年8月1日ですから、2021年10月現在2年以上もの間、等閑なおざりにしていた勘定になります。其の間にも追加アップデート10.14.6(18G87)が2019年8月19日、追加アップデート10.14.6(18G95)が2019年9月6日とメジャーアップデートならぬMojaveの追加アップデートを重ねたのでしたが、時は2019年10月8日より既にバージョンナンバー10.15のmacOS Catalinaカタリナへの時代へと移って行きました。

macOSアップグレードを阻んでいた事情

システム環境設定からアップデート通知を、もうずっと、端末を広げる度に目にしながらも、最新OSへの入れ替えを忌避していたかと言えば然に非ず、出来得るものなら最新OSの享受を欲していたにも拘らず、そうは問屋が卸さない事情がありました。ストレージの容量不足です。手元のMacBook Air 2013の内蔵SSDの容量は128GB、2013年師走の購入当時は勿論、最後のメジャーアップデート迄にも不足はなかったものの、2019年10月のmacOS Catalinaへのアップデートの際には容量不足の警告と言う引導を渡されていたのでした。

MacBook Air 2013に表示される macOS Big Surのデスクトップ画面
MacBook Air 2013に表示される macOS Big Surのデスクトップ画面

手元の端末のMacBook Air 2013に、正確を期して記せば、11-inch, Mid 2013とされる様に画面サイズは11の2013年中旬発売のモデルで、CPUは1.3GHzのIntel Core i5、メモリは1600MHzのDDR3、4GBを搭載しており、此のストレージ、内蔵SSD容量が128GBであるのでした。此の端末にはiPhoneとの連携を含めて充分満足していましたので、2016年10月にMacBook Pro 2016年モデル、2020年12月にMacBook Air M1を購入してからも最前線で現役として活躍させていました。そして今尚現役として健在であるからこそ最新OSへのアップグレードを望むのでしたが、ストレージ不足に阻まれていると言う状態であったのです。

MacBook Air 2013のOS遍歴

MacBook Air 2013の当初のOSはバージョン10.9のOS X Mavericksマーベリックスでした。翌年2014年11月にはバージョン10.10のOS X Yosemiteヨセミテ、其の翌年2015年9月にはバージョン10.11のOS X El Capitanエル・キャピタン、其の翌年2016年10月にはバージョン10.12のmacOS Sierraシエラ、其の翌年2017年9月にはバージョン10.13のmacOS High Sierra、そして2018年10月にバージョン10.14のmacOS Mojaveと、OSのアップグレードを代々重ねて来ましたが、Mojaveにて最新OSへの更新は停滞していたのでした。此の状況から今回、本記事ではバージョン11となるmacOS Big Surビッグ・サーへのアップグレードを目論見、実行に移した様子を出来得れば活写したく思うものです。

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MacBook Air M1 2020のTime Machine導入記

Apple社が自社製PC Mac の心臓部をIntel社から調達していたものを、iPhone由来の独自プロセッサー M1 に切り替えると2020年6月の開発者会議で発表し、 実際年末に発売した3機種の内の1機種が、今回主役の MacBook Air にて、其の筋のネットメディアや、ガジェット好きユーチューバー及び新し物好き抔が、 発表と同時に入手して発信する情報を見るに、其の手に有り勝ちな、提灯や的外れ、 曖昧さを差し引いても、どうにも此れはゲームチェンジャーであるとしか思えず、 師走に発注して年を跨いで落掌したのが2021年1月24日、 以来、メイン機として使用していたMacBook Pro 2016から徐々に妥当な業務から移行させ、今は其の使用頻度が半々となる中、Apple社の発表、前評判からそう遠くない実感の得られ、頗る満足の行く使い心地を満喫しています。

MacBook Air M1 2020

如何なる満足を得られたるかと問われれば、先ず挙げられるのはバッテリーの持ちの良さです。Intel Macと同時利用ですので其の差は歴然で、やはり中央プロセッサーの寄与するところが大きいのでしょう。最早、社会全体のエネルギー消費に思いを致すくらいで、CPUの寡占は忌むべき事態であるとの感慨さえ抱かせられるほどです。加えて内製プロセッサーであれば基本ソフトウェアとの整合性も取るべく設計され、基本ソフトウェアからも歩み寄れば、それも省電力に与って力のあるのは疑うべくもありません。少し早く、去年2020年末に入手したiPhone 12 Pro Maxのバッテリーの持ちの良さと合わせて、毎晩充電すると言う馬鹿らしくも煩わしいルーチンワークから免れられたのが、先ず挙げられるご利益の一つでしょう。

次に挙げられるのが、処理速度です。事前情報を齎らしてくれて有難いとは言え、情報鮮度が求められるガジェット系ユーチューバーの情報は些か出鱈目な部分も目立ちますし、処理能力を言うに動画編集ばかりなのも困りものではあります。知りたいのは Macならでは、Xcodeの性能で、当然先ずインストールしたのもXcodeです。さて、其れに抱いた印象ですが、顕著に速度差の現れるのはiOSシミュレーターです。本ブログにある通り、手元ではゲーム開発が主たりますので、特にアクションゲームで反応が鈍ければ開発速度も比例して鈍まるのが道理、コンパイルも其の速さを体感出来、其の上 Mac内で動くiPhoneが実機に遜色ないと迄は言いませんが、問題無いレベルに収まるのは嬉しくも、本来此れこそあるべき状況なのだとは思います。此れには矢張り中央プロセッサーが内製で、此れも内製のiPhoneのAシリーズと連携が密接に取れているのが大きく寄与していると考えるのが自然でしょう。また、手元の環境では其れ程大きなプログラムは扱わないためiOSシミュレーター程顕著ではありませんが、コンパイルの速度も体感的に向上しているのは、前述通りはっきりと感じられます。処理速度は全面的に向上しているとは言え、特に此の開発環境の面の発展が著しいのは、Apple社の発表のみからでも容易に予想可能で、思っていた通りに的中、我が意を得たりとほくそ笑んだところでもあります。

以上、バッテリーの持ちの良さ、特に Mac特有の開発環境の処理速度の向上、の2点がMacBook Air M1 2020の得られた特筆すべき恩恵です。2021年4月21日のAppleイベント「Spring Loaded」で発表され予約受付の開始された新型iMacと新型iPad ProもM1プロセッサーを心臓部に擁すれば、此の点に於いては期待に違わぬ性能を発揮すると思われ、其の如き世評の浸透も有ってか受付状況も上々で半導体不足も有るにしろ、既に数ヶ月待ちの様相を呈していると漏れ聞きます。

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アップル社にMacBook Air 2013のバッテリー交換を依頼する

遅蒔きながら2018年7月5日に macOSSierra から High Sierra にアップデートしてなお意気軒昂、 ストレージなどは何故か余裕が出て、 五年選手となってもまだまだ第一線で活躍してくれるアップル社のMacBook Air 2013には唯一弱点がありました。 バッテリーです。 頃日頓に弱り出したバッテリーは様々な不具合を惹起します。 勿論、絶対的充電容量が減るために外出時に駆動時間も比例して減ります。 起動時には電源アダプタを繋いでいないと其の儘落ちてしまうのも屡々で、外では大いに弱らされます。 一度は起動時の不安定さにデータが飛んだと勘違いしてタイムマシンからの復旧を図ってしまったりもしました。 また残り僅かな充電量では作業中まま急に落ちてしまうのも困りものです。

バッテリーの状態の確認

メニューバーから確認したMacBook Air 2013のバッテリーの状態

MacBookではメニューバーのバッテリーアイコンからバッテリーの状態を確認出来ますから実行すれば、 間もなく交換 と表示されています。 またアップル社のサポートページには Mac ノートブックのバッテリーの充放電回数を調べる なる情報が有り、此れに従って バッテリーの充放電回数を調べる と手元のMacBook Air 2013の充放電回数は 1,093回で、同サポートページに掲載される 充放電回数の上限 表を見れば MacBook Air (11-inch, Mid 2013):1,000 と有る、1,000回を既に超えており、 バッテリー交換は既に必須の状態と考えた方が良い様です。 因みに同サポートページには MacBook Air のモデルを識別する 方法の掲載されたページへのリンクも貼られており、 以下の方法でシリアル番号、機種 ID、部品番号を確認出来るので、 アップル社へバッテリー交換を依頼するにしても、 自力でバッテリーを購入し交換するにしても事前に調べておいた方が良いでしょう。

  • 「この Mac について」ウインドウ
    大半のバージョンの macOS では、コンピュータのシリアル番号とモデル情報を「この Mac について」ウインドウで確認できます。
  • MacBook Air 本体の表面
    MacBook Air の蓋を閉じて裏返します。シリアル番号は、本体底面の規格マークの近くに印字されています。
  • 購入当初の製品パッケージやレシート
    MacBook Air ご購入時の製品パッケージがお手元にある場合は、パッケージのバーコードラベルにシリアル番号が記載されています。
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MacBook Pro2016のTime Machine導入記

2016年々末に入手した Macbook Pro 2016 Late 13インチ も既に一年半を閲しますが愈々役立ち特に iPhoneアプリ作成 に於いては無くてはならぬツールとして活躍してくれています。

必然となったmacOSのアップグレード

処で一週間程前、日本時間の2018年6月5日早朝に催されたWWDC2018では時期macOSたる Mojaveモハベ) が紹介されましたが、現行のmacOS High Sierra にさえアップデートせず、入手以降 Sierra のまま過ごして来ました。 しかし遂にアップデートを余儀なくされる事態が惹起されました。 XcodeがmacOSのアップデートなしには最新のバージョンへのアップデートが不能となってのです。

macOS High Sierra無料アップグレードの案内とApp StoreにSierraでは互換性のないと明示されるXcode.9.3
macOS High Sierra無料アップグレードの案内とApp StoreにSierraでは互換性のないと明示されるXcode.9.3

しかも手元の検証用のiPhoneは最新のiOS.11.3へとアップデートして仕舞えば、 古いバージョンのXcodeからは実機転送が不能となりました。 なかなか、セキュリティー上芳しからぬ評判のあったとはいえ、もう充分時間も経ち 問題も低減しているでしょう、 macOSアップデートに如くはなし、と実行を目論むに当たり、 若しやの際に備えて充分なバックアップ体制を用意せんものと、 Time Machineの導入に至ったのでした。

本記事は実際にMacBook Pro 2016モデルにTime Machineを導入した 2018年4月18日から2018年5月6日の経緯を、 孰れまた導入の機会もあろうことを鑑み、 備忘録として書き残し、シェアするものです。

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MacBook Pro 2016にSassとCompassを導入する

トラブルは繰り返されるものとて 己れの遭遇した不都合のブログへの配信は己が身にも都合良く機能し 延いては少しは他者のお役にも立とうかと言うものにて 以前は2016年8月5日に本ブログに投稿した記事 Windows10機へのCompassの導入とDEPRECATION WARNING問題 再び と言う訳で情けは人の為ならずと言った趣がある本記事は 今や手元の環境に必須となりし Sass 及び Compass を先日入手した新機 MacBook Pro にも導入しようとした際の顛末です。

スターバックス珈琲店で開いたMacBook Pro 2016
スターバックス珈琲店で開いたMacBook Pro 2016

尚Rubyで書かれた Sass、Compassを導入するには事前に Rubyの走る環境を整えねばならない のは言う迄もありません。事前の環境が整った後ターミナルを起動し 先ずはRubyGemでインストールされているプログラムリストを確認します。

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MacBook Pro 2016にHomebrew、rbenvを導入してシステムと別バージョンのRubyを使用する

FreeBSD に由来する MacOS Sierra には初めからプログラム言語 Ruby が備わっています。 ただ少しばかりバージョンが古いものなので新しいバージョンに置き換えたいものですが 何もごっそり丸さら置き換えなくとも新しい別バージョンを導入して並立出来得るものならばさせたい処です。 Macには固より此の様な場合に rbenv なるRubyのバージョン管理システムを利用するという確立された方法が用意されています。 此のrbenvを導入するには更にまた Homebrew なるMacのパッケージ管理システムが用意されています。 Rubyのバージョンを幾つか並立させる為には此れ等を逆から導入していく段取りとなります。

従って先ず手元の MacBook Pro 2016 にHomebrewを導入します。 インストールにはネットに繋がった状態でMacのターミナルを起動し Homebrewの公式サイト に用意される一行 /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)" をコピペして実行するだけで宜しいとされています。 手元の環境で以下の如く入力、実行しました。

Last login: Sat Mar 4 11:45:42 on ttys000
$ /usr/bin/ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"

然る後要求されたMacBook Pro 2016のパスワードを入力すると以下の如く出力されました。

==> Installation successful!

==> Homebrew has enabled anonymous aggregate user behaviour analytics.
Read the analytics documentation (and how to opt-out) here:
http://docs.brew.sh/Analytics.html

==> Next steps:
- Run `brew help` to get started
- Further documentation:
http://docs.brew.sh
Run `brew doctor` before you install anything
Run `brew help` to get started

インストール成功の表示の後に上に赤字で記した様に出力にされるインストール診断とヘルプ表示を実行し、 バージョンを確認してみればどうやら首尾良く運んだのが分かります。

$ brew doctor
Your system is ready to brew.

$ brew help
Example usage:
…(ry

$ brew -v
Homebrew 1.1.10
Homebrew/homebrew-core (git revision 8f25; last commit 2017-03-04)

Homebrewの準備が整えば次はrbenvの導入です。 以下ではRubyのバージョンを確認した後、 Homebrewを用いてrbenvをインストールしています。

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MacBook Pro 2016のターミナル.appで履歴を保存する

未だ MacBook Air 2013 は現役で活躍してくれていますから MacBook Pro 2016 ではそれほど ターミナル.app を使用する頻度も高くなく作業環境改善の必要性も感じていませんでしたが履歴が保存されない問題がありました。 しかし使用頻度が上がれば困る事態も屡々惹起される処となり 購入から数ヶ月にして漸く問題解決に重い腰を上げたものです。

結論から書けば原因は以下の2ファイルが存在しなかったからでした。

  • .bashrc
  • .bash_profile

此れで合点が行く向きは以下は読む必要がないでしょう。 然るべき記述をした2ファイルを作成すれば望む結果が得られるものと思います。 合点が行けば GitHub に以下の記事が纏めて書かれてあるため其方を参照すれば 態々本記事を読む迄もありません。

Mac(OSX)で.bashrcを編集する

因みに MacBook Air 2013では標準で2ファイルは備わっていたかに記憶しますので必要ありませんでしたが MacBook Pro 2016のターミナル.appに於いては標準では用意されておらず自ら用意する必要があるようです。 孰れ ユーザー辞書 の様にOSアップデートなどに伴い改善されるだろうとのんびり構えていても 一向に状況は変わらない筈なのでした。

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如何にMacBook ProのiCloudユーザー辞書は同期したか

アップル社のエコシステムは1社によりハードウェア及びソフトウェアが提供されるに依って至極便利な環境となっています。 少し前からは AirDrop なる機能が追加され同じApple ID端末では ドラッグ&ドロップでファイルの共有がとても便利になりましたし、 最近では iOS10及びmacOS Sierraに依ってクリップボードが共有されるのも便利に使い始めています。 其れ等便利な機能がアップル社のクラウドシステムに先鞭を告げたのが iCloud にて此れを通じて実現される 写真、連絡先、カレンダー、リマインダー、メール、メモ、iCloudドライブ、などの中にも 例えばメモでは取材などで手に入れた情報はその場でiPhoneに記録して 後から同期したPC端末のMacで加工し活用しますし 写真の扱いは最早此れ無くしては撮り貯まったものの整理整頓は難しく iPhoneをカメラとして活用するにエコシステム内での共有の簡単さは利用者に欠くべからざる環境としてあるでしょう。

MacBook Airのユーザー辞書設定
MacBook Airのユーザー辞書設定

就中なかんずく 便利に利用していたのがユーザー辞書の同期です。 IT環境のコアは現在残念ながらなかなかに日本で開発されるものではありませんからおよそ日本語環境の充実は進まないのですが 遅々としながらも最近では随分システム所与の辞書も語彙が整って来はしました。 しかし手元の活用法に於いては現在 歴史、郷土史について調べたデータが多く必然的に 関連する言葉を使用するに其れ等は残念ながらお仕着せの辞書に於いてはお世辞にも充実しているとは言えませんし 地方特有の地名などが見られないのは無理からぬ処で どうしても自らユーザー辞書に必要に応じて登録せざるを得ないのですが 此れがPC端末でユーザー辞書登録した語彙がiCloudを通して同期され 其の儘iPhoneの変換候補に挙がるのは実に便利に感じられるものなのでした。

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