グリーの記録改竄で見えてくる携帯ゲームの市場規模

サムザップ:COORDE MANIA(コーデマニア):Web画面 ゲームが人を惹き付ける為の重要なコンテンツとして認識されているのは SNS に於いて特に顕著であることは本ブログにも2011年8月28日に Angry BirdsとゲームとSNSとの深い関係 として記事にした処です。 インターネットコンテンツ市場に於けるゲームの収益、影響力について 垣間見えるニュースが一昨日、昨日とネットに発信されました。 スポーツ報知の2011年9月8日の記事 人気携帯ゲーム130万人分の記録を改ざん と9月9日のその続報 「グリー」130万人分の記録を腹いせ改ざん です。

ニュースに拠れば…

ネットワークビジネスとはマルチ商法の言換えが一般的見解

なかなか政権の安定しない状況が続く中、 新野田政権の消費者担当大臣のニュースが物議を醸しています。

以上、いずれも2011年9月8日発信のニュースですが、 さて消費者の味方であるべき消費者相が献金を受けると 芳しくないとされる マルチ とはどのようなものでしょう?

Wikipedia:マルチ商法 に依れば法律用語ではないため明確な定義はないが、

世間一般的な概念としては連鎖販売取引あるいはそれに類似した販売形態の通称である
とされており、続いて
マルチ商法は、無限連鎖講の防止に関する法律によって禁止されるねずみ講と組織の拡大方法で類似点が多いが、ねずみ講が金品配当組織であるのに対して、連鎖販売取引を含むマルチ商法は商品の販売組織(役務の提案も含む)である点で区別される。 なお商品の販売が主と主張する組織であっても、その商材の実際の価値が販売価格に比べ著しく低い場合には商品販売は主と見なされず、金品配当が主と見なされ、ねずみ講とされる(判例多数あり)。
とされています。 誤解を恐れず言えば ねずみ講に於いて金銭の代わりに品物を取引するのがマルチ商法と言えるでしょう。

さて一連のニュースを見れば…

食べログのレビューに怒れる担担麺

担担麺イメージ 実際に商品を買う前にインターネットで調べるという行為は 今や極く一般的なものとなりました。 これを読まれる方も一度ならずそんな調べものをしたこともあるのではないでしょうか? 価格.com と言えばそんな時の定番、 何処が一番廉いかが一覧にされた表を見れば一目瞭然、 如何にもインターネットらしいサービスと言えるでしょう。 さてインターネットで調べるのは値段だけではないでしょう。 例えばお店の評判も出来得るならば行く前に知りたいものです。 飲食店ならば美味しくないお店に行きたくはありませんよね。 価格.comグループではそんな要望に応える為のホームページも用意しています。 2005年3月にサービス提供を開始した 食べログ です。 トップページには2011年9月現在、

食べログはランキングと口コミで探せるグルメサイトです。 657,621件にも及ぶ圧倒的な店舗網羅数、一般ユーザーのリアルな口コミ、 またそれをもとに算出されたお店の点数とランキングが特長です。
とサイトの説明が為されています。

消費者がある商品を知って購入に至るまでにはインターネット以降は AISAS(アイサス)

  1. Attention(注意)
  2. Interest(関心)
  3. Search(検索)
  4. Action(行動、購入)
  5. Share(共有、商品評価をネット上で共有しあう)
という経緯を辿ると電通が元のAIDMAをもじって言っており、 これは或る程度的を射ているでしょう。 なればこそ、飲食店経営者には或る程度の配慮が 現在多くの人に使われている 食べログには必要となるでしょう。

ところでこれに関して…

カスペルスキーの本気で日本中オール峯岸化計画

カスペルスキーの本気で日本中オール峯岸化計画の大元がにやり Kaspersky(カスペルスキー) は日本での知名度はもう一つのアンチウイルスソフトメーカーです。 HamaZoブロガーの miso日記さんでもカスペルスキーを愛用されている みたいですね。 そのいまいちな知名度を何とかせんと頼み込んだのが誰あろう、 日本を代表するスーパーアイドルグループでも独特の存在感が光る 峯岸みなみ さんです。 実は去年から今年に掛けて日本中を席巻して往年の経営指導者 ドラッカー を流行に流行らせたベストセラー もしドラ:もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら の主人公は彼女がモデルなんですね。 作者の 岩崎夏海 さんは彼女のバイタリティー溢れる姿勢がお好みだとか。

カスペルスキーと AKB の関係はこれに始まったのではなく miso日記さんでも2011年8月26日の記事 カスペルスキー:定義データベースが破損しています では特にAKBについて触れられていて、 記事の中には以前から AKB がキャンペーンに協力していたのが 分かる内容で書かれています。

そして今回の峯岸みなみさんをフィーチャーしたそのキャンペーンが面白い! トップアイドルがただニコニコしているだけにあらず、 にやりと怪しく微笑む峯岸みなみさんの向かっているのはパソコン画面、 その方法とは…

まんべくんが超会議くんに~ドワンゴニコニコ超会議広報キャラ

つい先日の話、地方のゆるキャラの不適切なつぶやきで物議を醸しました。 キャラクターの名前は まんべくん 、地方自治体 長万部町 の公式キャラクターでした。 その際の概要は本ブログにも2011年8月17日に記事 地方自治体の公式キャラクターと公式ツイート としてまとめました。 さても一件落着と思いきや、 この問題とされたまんべくんに目をつけた組織がありました。 ドワンゴ です。

「ニコニコ超会議」の広報キャラクターを募集するイラストコンテストWebサイト ドワンゴ と言えば傘下の ニワンゴニコニコ動画 が有名な東証一部上場IT企業です。 ニコニコ動画では来年4月に ニコニコ超会議 を開催予定しており、 その 広報キャラクターのイラストコンテスト を只今公募しているのですが、 この広報キャラクターには 超会議くん 仮名が付けられており、 その Twitter のつぶやきの担当を例のまんばくんのなかのひとに白羽の矢を立てたという訳です。 ITメディアの ねとらぼ にはその詳細が2011年9月6日のニュースとして掲載されています。 「ニコニコ超会議」広報キャラがTwitterに登場 元“まんべくんの中の人”がつぶやきます 超会議くんはもうつぶやきはじめていますね。 超会議くん(仮)のつぶやき(Twitterアカウント) がそれです。

ドワンゴと言えば当のニワンゴに2ch(2チャンネル)の創始者 ひろゆき 氏を取締役として迎えるなど、 様々なユニークな施策で知られています。 人によっては眉を顰めるような事態を面白いとし、 積極的に自らのキャンペーンに招くなどなかなか普通の企業には出来ないことでしょう。 それはまたネットを知り尽くしている同社の見識でもあると言えます。 果たしてこの施策が吉と出るか、凶と出るか、 興味深く見守りたい気がします。

別の意味で危険なプロフとAKB48

今年2011年々頭、保護者向けセミナー講師養成講座の講師として インターネットの匿名性についてレクチャーしたときに エムブロもデコログもクルーズブログもデコリアルも見られない など本ブログ記事(2011年8月29日)でも紹介した 携帯電話向けブログサービスと同時に調べたのが プロフ です。 上記携帯ブログと同類のサービスで プロフはプロフィールの略であることからも推測されますが、 平たく言えば自己紹介サイトですね。 以下にその時調べたドキュメントの箇条書きを引用します。

  1. 携帯電話で手軽に自己紹介できるサービス
  2. プロフィルの略でサイト上の記入式HP
  3. 代表的サービス
    • 前略プロフィール:http://pr.cgiboy.com/
    • マイプロフィール:http://vl-o-l.jp/ (ピースマークがURL)
  4. 「知らぬは大人ばかりなり」、利用者(高校生等)たちの間では「(アドレスを)持っているのは当たり前」という存在
  5. 日本の女子高生の半数近くが所有し、首都圏では7割以上にも達する(ブームプランニング調べ )
  6. 用意されている40~100項目に及ぶ氏名、年齢、住所から好きな食べ物やタレントまでの多種多様な質問事項に答えるだけで作成可能
別段サービス自体に問題はありません、ただのブログサービスですから。 ところがその利用法が保護者側から見れば危険な臭いをはらんでいた為、 研究の必要有りとされた訳です。 時には保護者としては眉を顰め、時には違法である書き込みが含まれていたり、 またその手の情報には鼻の効く怪しげな年輩者が登場したりして、 自身の抑制の効かない若年者を犠牲にすべき状況が呈されていたり、 と言った思わしくない事態の発生がある訳ですが、 それは本記事の主題ではありません。

AKB48(エーケービーフォーティーエイト)と言えば…

地方自治体の公式キャラクターと公式ツイート

長万部町公式キャラクターまんべくんホームページ 自治体自身の広報宣伝のため、 ゆるキャラと括られる自治体のキャラクターを創造し、 それを通して多くの人に親近感を抱いて貰おうとする試みは近年頻繁に目にし 時には大いに楽しませてもらうこともありますが、 今回の北海道は 長万部町 の事案 まんべくん についてはどうやらそのような思惑通りにはことは運ばなかったようです。

原因は…

ソーシャルメディアポリシーまたはガイドライン

ソーシャルメディアポリシーまたはガイドライン(イメージの雑踏) 自社ホームページを運営するにあたり、 個人情報などの扱いについての方針を プライバシーポリシー としてまとめるのは今やごく普通の施策です。 これに加えて最近では ソーシャルメディアポリシー または ソーシャルメディアガイドライン を策定する必要がある世の動向となってきました。

去年は Twitter が一般に普及するようになり、また年末から今年にかけて Facebook が話題を呼びました。 mixiブログ に至っては数年前からネットでは普通のものとなっています。 これらはまとめて ソーシャルメディア と呼ばれるようになり、個人が情報発信源となるに与って力があります。 今や情報を発信するのはマスコミだけではなくなりました。 先の大震災で Twitter がメディアとして活躍したのは記憶に新しいところです。

しかし個人の情報発信が可能になるのは…

スマホを狙う黒い影

スマホ元年と謂われる今年2011年に何やら不穏な空気、 どう見ても嬉しいタイトルではなく思われるのが ITpro の白井 良氏の手になる2011年8月2日の記事 「スマホのマルウエアは“現金化しやすい”」、カスペルスキーエヴァンゲリスト です。

カスペルスキー はウイルスなどのパソコン機器を脅かす様々な脅威に対する 情報セキュリティサービスを提供している会社だと聞けば 成る程と思われる情報を提供してくれています。 要諦部分を引用すれば

携帯電話向けOSに感染するマルウエアが拡大中だと警鐘を鳴らした。
とある訳ですが、ここに OS(オーエス) とは基本ソフトで即ち携帯電話の中核をなす、 これが無ければ携帯電話として態を為さないソフトウェアをいい、 また マルウェア とは悪意のあるソフトウェア全般のことを言いますから、 携帯電話が脅威に晒されていることを知らせてくれている記事であることが分かります。