登記簿取得代行翌日配送サービス

教えて君.netに著わされたるは2009年4月14日が記事 法務局の登記簿謄本をオンライン申込できる「登記簿取得NET」 に紹介さる、なかなか面白そうなビジネスモデルとして興味を惹かれる、 其の主たる旨を引用すれば、
創業したてのベンチャー企業は、「金なし」「モノなし」「人なし」のないない尽くし状態からスタートする。事業を開始する際には、登記簿謄本が必要になることがよくある。法務局が近くにあればいいが、わざわざ地下鉄を乗り継いで行く場所にあるときは、いちいち取りに行くのが面倒だ。「登記簿取得NET」で代行取得してもらおう。
とあるが 登記簿取得NET に於ける提供サービスにてあり、 首都圏ではなかなかに理解し難く思われるも、 此処遠州にて尤もと感じると云うのも百聞は一見に如かず、 法務局・地方法務局所在地一覧 を見れば矢張り浜松に該当役所の在らずして、 いつもの如く、名古屋若しくは静岡へ出向く必要があればこそ、 此の運賃及び掛る時間と
商業登記簿の場合、手数料950円+配送料1000円+印紙代1000円の合計2950円
を天秤に掛ければ、どちらに傾くかは自ずと明らかかと。
法務局たるは然うは訪れる機会もなかりしに、 偶の好機とて社会見学がつら訪問するは面白からんも、 起業するとは正しく忙しき最中の方に取り、 此の費用対効果は時間を含めて如何相映りますか、偖。

WebコンテンツビジネスNo.1サイトへの道

此の不況下には多少株価は低迷すとは云え、 外食産業全般が大きく煽りを受ける中乍も、 売上抔財務状況は漸次伸びを見せれば一向に衰える気配の無いのが、 Webに外食産業の情報ネットワークを提供し、 掲載飲食店には販促プランを提供するサービスを展開する ぐるなび にて、メンターダイアモンド2009年3月には ぐるなび創業者滝久雄氏インタビュー が掲載されており、此れより少々古くはなりますが、 詳細を知るに有用な滝氏の自著 ぐるなび―「No.1サイト」への道 もあり、此処にて第1章冒頭にぐるなびの形態を端的に示すかの如き項目が立てられるは 食のトータルサイト、レストランのサポーター とは又上手く約めたものと感心致し乍、 又ぐるなびのビジネスサイトと成功の道を邁進する、 其の秘密の一端を垣間見ることが出来るように感じます。

閲するに先ずは実に驚かされる事実とて、 1985年の公衆回線の自由化を契機として年額5億円、 此れをインターネット開闢の1995年迄の10年間投資し続けたことであります。 如何に先見の明有ると云えども本業の交通広告を糧とする母体NKBをも揺るがし兼ねなくあるは
景気のよかった頃はまだよかったが、 バブル経済がはじけて景気が冷え込んでからは、 わが社でも年間五億円を投入し続けるのはつらくなってきていた。 もちろん収益の柱である交通広告部門からは総スカンである。
と引用されることからも容易に窺い知れ、 単に安価なることを求める事業主のIT及びインターネットへの認識を多く知れば、 其の認識と其れに対する信念は、大いに驚愕に値すべく感じられます。

社員1万6千人の中小企業の親父さん

此の様な物言いは必ずや氏の叱責を買うこと免れ得ませんが、 此処遠州浜松はものづくりを主体とする工業地帯とて、 矢張り、状況は厳しいものがあり、 百年に一度の大不況とやらに暗い影を落とされて、 気の所為か朝の通勤時の渋滞も幾分和らいだ感を受ける頃日、 日経ビジネスオンラインは2009年3月に其の氏たる スズキ株式会社代表取締役会長兼社長の鈴木修氏のインタビュー が以下 の三回に分け、掲載されていました。

当業界では軒並み赤字転落の報の中、 氏の経営する社のみ黒字を守り通したは、 不況の波の広がる以前に億が千の単位に上る在庫調整を実施せしめた故とは、 事後的に明らかになった此の事実に驚愕の念を抱かざるを得ぬ吾人が問い掛けに
「何で分かったんですか」とよく聞かれるんですが、異変は論理的に説明できるもんじゃない。勘です。“勘ピューター”です。
と応えられるは、25年毎に巡り来る不況の波抔、此のスパンを読むに、 五十年に渡る膨大なデータをインプットしてこその勘ピューターにてあると忖度致します。

広告費対前年比百分率

2009年2月23日に電通のニュースリリースとして 2008年の日本の広告費は6兆6,926億円、前年比4.7%減(PDFファイル:417KB) が掲載され、日本の広告の年次推移について有用な知見を齎してくれるに様々ある中に、 比較、認識の容易さから広告費対前年比について額ではなく、 百分率として去年を百として、特に抜き出して見た結果が次になります。

Webアクセシビリティを考慮せず失われる大顧客

環境企業として喧伝するが如く、 Webアクセシビリティを提供社の正義の姿勢の告知に利用するは別段、 新手法にはあらねども、当然乍、健常者のみ相手の企業サイトは厳しく糾弾されるべきにて、 なんとなれば障害を抱える身にとってこそWeb利用の効力は大なる潜在的可能性を秘め居ると考えれれれば、 即ち必要経費、コストとして計上するは必然の経営姿勢、 其の意味で環境問題と軌を一にする程が重要事なれば、 チャンスとして数字を上げお尻を叩く迄もなきものと思うものの、 扠、良く拝見すれば其の顧客として取り込まざる儘がボリュームの巨大さと云う、 なお有益な数値を提供されれば、成程と参照し度思うが、 Web担当者Forumが2009年1月20日の編集長安田英久氏の手になる記事 普通の企業がWebアクセシビリティをコストからチャンスにするには にて見れば、先ずは論拠として扱われるが、 Webアクセシビリティを考慮しないことに依り失われる顧客の全人口に占める割合が二割を超えること、 次に扱われるが、当該人口に於いて一割を切る頻繁な利用状況、 なんとなれば此のボリュームゾーンを企業は放置していることになり、 此れを取り込むにはWebアクセシビリティを自社サイトに取り入れれば宜しいとの論の展開です。
此の巨大顧客を取り込まんとする下心あるも、 結果、全体の益になれば其れは其れで意味あることと思わせるは上手い寸法、 まだまだ利用度の低きは、此れ又、Webアクセシビリティに対応する企業の少なき故、 正しく此れは氏の言の通り、ビジネスチャンスなのかも知れません。

視点を転じたiPhoneマーケット状況

当ブログでは検索すれば 存外多量のiPhone関係アーティクル を取り上げたのは2009年1月現在、 就中、2008年06月18日のアーティクル 携帯機種変更に於けるデータ継続利用 では其の盛り上がり振りをお伝えするも fladdict の2008年12月29日の記事 iPhoneアプリって結局儲かるの? を拝見すれば又、 ユーザー側、キャリア側から見たとは異なる アプリ供給プレイヤー側の視点で見たiPhoneの主に本邦のマーケット状況が窺え、 実に興味深く拝見いたしました。

iPhoneアプリは儲かるのか? として項目立てられるに先ず記述される結論を引用すれば
個人でやるには勝負の目はある一方、企業でやるなばら国際展開を狙えないのならお金をドブに捨てるだけ、という印象です。
と明瞭に述べられ、次には具体的な数値で以て 此の結論へと至った考察が記されます。
当結論に対し、可能性も述べられるは公正なる、 当ブログの可也憶測を含めた部分で下に列挙すれば
  1. 国際市場の可能性
    市場をパイの大きな国際的なレンジに求める。
  2. 広告としての可能性
    広告として間接的な収益を図る。
  3. WEB業者としての可能性
    デスクトップアプリの構築スキルに、Webのスキルも併せ持てば、 アドバンテージを得られる。
  4. 極小組織としての可能性
    ベンチャー立ち上げ抔、技術力及び発想は有せど、小資本での勝負を余儀なくされる組織には最適である。
となるかに思います。
孰れにせよ、現時点ではアプリサプライ業者としてはなかなか難しい部分があることが知られ、 貴重な定量的データが提供されるとあって、若し当市場に打って出る意向の際には、 実に有用なる記事だと感じます。

レアメタルに於ける需要と供給

放送大学 が今評価を高めるは一般にもテレビ受像機を用いて見学可能な 番組案内 に興味津々たるも、事情有って観覧叶わねば、 このような内容だったら好いと妄想するが、 折りしも不図目に留まる なるWebコンテンツが、 西山孝氏の文責になるコラム『資源クライシスの深層』の一記事です。

当ブログ主題のITとの関連で云えば 前編二頁目 に言及さる タンタル の引用
タンタルは、小型コンデンサーを作るためになくてはならない金属だ。
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2000年になると爆発的に増えたのは、携帯電話が爆発的に普及したからである。
ところが、この需要の増大にすぐ対応できるかというと、そうはいかない。レアメタルの鉱山は小さい鉱山しかないので、増産したとしても飛躍的な量は望めない。耐用年数が40年近くあり、開発を待っている鉱体もある。しかし開発にとりかかってから生産にまでもっていくには、少なくとも数年かかる。その間、需給がひっ迫する。
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実際は、タンタルは数年もしないうちに、また元の価格水準に戻った。新しい鉱山からの生産量が増えたことに加え、景気が少し後退し、携帯電話などの需要の伸び率が鈍化したためだ。今日では供給体制が整ったこともあり、しばらくは価格も安定するだろう。
の需給解説が実に面白く、更なる学習へと好奇心をそそられる感じがします。
此処なる 耐用年数 についても
金属資源を考える際には、生産量と埋蔵量、耐用年数、価格、偏在性の問題が重要な要素になる。耐用年数とは聞きなれない言葉だが、埋蔵量をその年の生産量で割ったものをいう。
と解説がなされ、少しく会計に用いられるものとは概念が異なる様な処も興味深くあります。

勿論冒頭からの レアメタル と屡聞く其の定義が割と曖昧模糊としているに際し、 氏の 鉄、アルミニウム、銅、鉛、亜鉛の5種をベースメタルとするに対し他を引っ括めて総称すれば宜しい 旨の蓋然的云い切りも頼もしく、掴みも宜しく存知れば、講義に惹き込まれる感が有ります。

何もITとはインターネットに限ったことにはあらずして、 旧来がブロードキャスティングに於いても此の様な試みは多く行われて欲しく思います処、 此れが如き講義が目に留まれば、 矢張りインターネットも捨てたものではなく、両者を適材適所で利用し度思います。

絶好調はてな新サービス

SNSも本邦ではmixiの一人勝ちの中、 ニッチに絞り込んだSNSの英語の iKnow! に対するもう一方の雄 pixiv では其の絞り込んだカテゴリーこそイラストの、 更に絞り込んだマーケット、パラパラマンガに於いて 当ブログは2008年5月2日のアーティクル ポータルより検索が飛び抜けて重要だった でご紹介の此れぞ待望の 変なサービス か、 株式会社はてな が任天堂とのコラボレーションで提供の新サービス うごメモはてな が好調にユーザー数を伸ばしている様はブログ Geekなページ の2009年1月5日の記事 年末の大掃除におけるYAGNI(You Ain't Gonna Need It) に説かれる如く、 下手にあれもこれもと手を広げる汎用サービスにあらずして、 絞り込んだ上に絞り込んだポイントの小さな針の穴を抜けてこそ、 巨大マーケットは拓ける好例なのではないか、なお、 パラパラマンガなれば言語の壁を超えて即ち世界が相手のサービスとして立派に成立する様に思います。

また併せて任天堂が無料で提供のDSi用ダウンロードソフト うごくメモ帳 に関連した当ブログ2008年11月4日のアーティクル フェルミ推定 で登場願った岩田氏は任天堂の 社長が訊く『ニンテンドーDSi』 も閲覧に値するコンテンツかに思います。

また任天堂とインターネットの関係について興味深い考察がWeb担当者Forumに2009年1月9日 インターネットを支配する任天堂の5つの秘訣 なる Danny Dover氏文責の記事の掲載され、中に紹介さる任天堂の素晴らしいインターネット広告 Wario Land: Shake It – Amazing footage! も併せ閲覧為されるが楽しかるべく思います。

RMT(Real Money Trade)の一面及び一事例

RMT(Real Money Trade) 迄遂に達せず終了を告げたは残念なるGoogle提供のセカンドライフ的サービス、 当ブログ2008年11月26日のアーティクル Googleの「Lively」年内閉鎖 でも取り上げた Lively(リヴリー) の同じく当ブログにても仮想通貨について僅か許り言及のアーティクルは2008年7月12日の Google的セカンドライフ/Lively.com にて、大いに期待したものですが、 当該RMT(Real Money Trade)についての興味深い記事が ホームページを作る人のネタ帳 の2008年11月15日に 仕事なにしてるの?え・・・リネージュ2?は?w として掲載されており、 廃人BOT 抔、此の視点からは多少否定的な色合いを帯びていますが、 こと金銭となれば孰れにても暗黒部の存在するものから、 紹介記事にてもRMTを主に据えぬ人間面の考察なれば首肯出来る内容も、 かと云い他処に移し視点を変えた際にもRMTなるもの総てを否定するのは如何にも惜しく思われるは、 可能性を高く評価していればこそ、 何うにかリアルと誰の目にも明らかなる倫理及び合法を以て、 融合さるサービスのゲームに限らず、 例えば家電量販店のポイント制の敷衍せるものの応用抔として、 登場して欲しく切に思います。

インターネット効果のパラダイムシフト

デジタルデバイド抔と云う言葉に顕われる様に、 インターネットと云えば格差を広げる方向に許り作用するものとイメージが先行すれば IDEA*IDEAの2008年11月25日の記事 百式ジョブボードに『株式会社ヨセミテ』が参加! にある如く百式ジョブボードにて求人す 百式ジョブボード(求人情報) - 株式会社ヨセミテ に窺える 株式会社ヨセミテ は今年正月早々創業の企業理念が、 格差を埋める方向にあると考えられるのは、 実に興味深く思います。

このベンチャーを構成するは
  • 津田氏
    フォートラベルを創業し日本最大級の旅行クチコミサイトに育てる
  • 塚田氏
    ミクシィ創業期に入社し取締役を務めた
  • 秋田氏
    akiyan.comというブログを運営しPHPに関する著書もある
  • 高橋氏
    Webプロデューサーとしてアットコスメの成長を牽引した
の四人の田口氏をして すごいメンバー と云わしめる如く、将来にも大きく期待を抱けるベンチャーかに思います。

当企業は固より根拠の明確な此の構成に、 応募に人を選ぶべき面もあるかに思えば其れは然して弱点にあらず、 腕に覚え有とも理念の共有無くしては参加の難しい形態なるも、 飛躍蓋然性の高き当ベンチャーに、 自己申告有資格者は百式ボードを通して応募の一考に充分値すると考えます。
斯くして強力な応援を得た同社が理念を追求の結果、 インターネットの概念が転倒し、 格差縮小に有効なるものとして敷衍するを強く望み度あります。