300PV以上有れば一考の価値『ブログタイムズ』

ブログのアーティクルをエントリするのはなかなか手間の掛ることにて、 最初は勢い込んで始めても更新の1年、2年と経てば物珍しさもなくなり、 自らの本業に於けるビジネス上的見地からも費用対効果が薄く、 価値無しと判断するに撤退も止む無しとされるブログを見掛けるのも時折は、 当ブログでも、少々繁忙の中に身を置けば等閑にならざるを得ず、 モチベーションを保つべき僅か乍も見返りが有ればと 思い致すブロガーたる吾人も多いのではないかと拝察する折りしも目にした記事は、 デジタルマガジンの2008年8月28日の 記事広告型アフィリエイト『ブログタイムズ』の報酬が1本1万円と凄い にて、記事こそ其の注目の報酬を得たる ブログ口コミ広告 なれ、 其の依頼側の広告代理店なるが ブログタイムズ と云う、PR記事より引用すれば
私がブログタイムズに期待したいのは、業界全体のブログに対しての記事広告単価の上昇だ。先ほど10,000円の報酬が凄いとは言ったが、じつはこれでも安い方なのである。詳しくは言えないが月間100万PV規模のブログでは記事広告1本10万円というのも珍しくない。つまり、ブログタイムズには逆の意味で価格破壊を起こして欲しいと思っているのだ。
と、もしやネット広告界に逆価格破壊を齎すやも知れぬ、 株式会社PR TIMES が提供する新興サービスです。

当件を耳にするに、 すわ!我こそ! と勢い込むブロガーには暫し待たれたきと云うのも、 矢張り広告なれば露出機会が多いことが求められ、 最低ラインは一日に300回の閲覧 ですから、誤差も考えれば、500PV程が日にあれば、当該者側の要求する 月間10,000PV以上のブログ を充分クリアーと相成るのではないかと思われ、 この申告最低ラインを越えるブログを有する方は、 更にブログタイムズ側の審査を通過する品質を満たす必要が有りますが、 なお満たすこと可能成れば、モチベーションを得ん抔との申請は 一考の価値のある案件に思います。
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トップブログの成功事例に見られる傾向

米国に偏らざるを得ない結果となるは致し方無いものの ブロガーたる吾人には或る程度参考になるのではないかと思われるのが、 高位に順位付けられるブログ抔に共通する特性を抽出した、 2008/08/19日にDanny Dover氏に依って投稿された中間報告とする研究記事 Examining The Internet's Top Blogs: What We Can Learn From Their Success の邦訳は、2008年9月10日のWeb担当者Forumの記事 インターネットのトップブログを分析:成功例に学ぶ にて、以て挙げらる特性を此処に纏めれば、
  1. ブログ運営に重要なのは予算ではなく能力
  2. 人気ブログには強い寡占傾向が見られる
  3. トップブログのタイトルは76%が2単語以内
  4. トップブログのTLDは86%が.com
  5. トップブログの主要執筆者は80%が複数
  6. トップブログの95%は米国に拠点を置いている
となるかに考えられ、多少クエスチョンマーク付きの条項もあるものの、 何某かの参考には供せるのではないでしょうか。

此の様にトップブログに於いて或る傾向が見られると云う記事内容を面白く思うものの、 更に興味を惹かれるのは、氏がトップブログを選択するにあたり取られた手法が垣間見えることにて、 当該部分を引用すれば、
公開されているブログのランキングをいくつか組み合わせたんだ。順位付けの基準になっているのは、外部リンクの量(Technorati)、コミュニティにおける登録件数(Bloglines)、トレンドを発信し追随する能力(BlogPulse)、国外の市場において成功する能力(Wikio)といったものだ。それから、個々のブログについて、SEOmozの「Trifecta Tool」を使用
と愈々重要度の増す許りと思われるサイト評価への利用要素のみが語られ、 その組み合わせ方法等が窺い知れないのが残念ですが、 当ブログ2008年8月29日のアーティクル 回帰分析を使用したサイト評価の標準化 にも登場の Trifecta Tool Set なるツールが此処にも存在を示し、 8月29日の時点では一般の利用のならなかった記憶があるのはリンクも張られていないからで、 少々奇妙な感覚乍も、今や一般に開放されれば大いに歓迎する事項になお、 サイト評価について独自のメソッドを有する氏を羨ましくも感じます。
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ブロガーは覚悟を問われるべきか、幸運を願うべきか

GEEKなページ の2008年8月26日に 個人ブロガーが「詐欺」発言で2000万ドルの訴訟を起こされる なる記事の掲載されれば、其れはブロガーたる吾人にはなかなかに衝撃な内容にて、 扠と己のブログを振り返れば、記事内容の良しや悪しや、 告発される可能性は如何なるやと思い廻らしむは、 ある女性ブロガーが自ブログ上にエントリした記事が元で、 2000万ドル の損害賠償請求裁判をおこされた と云うものです。

内容如何、原告側云々についても様々、取沙汰のされる様ですが、 就中、取り上げたく思うのが、 個人 が組織体により告訴されたと云う点にて、 本邦と西洋の気質の違いはあれど、 こうとなれば我が国には起こり得ぬこととのんびり構えてはいられぬ状況になるのかもしれのは、 賠償額の非常に高額なるに因り、もし原告側の主張が通れば、 費用対効果に於いて大法人の個人を相手にすることは無しとは最早云い切れず、 従来は粗、見せしめの意味合いが強いのみにて、運の悪きが俎上に上るとの認識も、 向後は法務に強い組織が実益を狙い、個人を狙い打つことも考えられなくもなく思います。

当件については経過を見たく思うとともに、 著作権についても思いを致さざるを得ぬ記事に思います。
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トラックバックの成立の経緯と使用の是非

トラックバックとはブログに付き物の機能にても、 ブログスフィアを概観するに必須と迄はいかぬ利用度に留まると思われるのは、 トラックバックに付いて見るに、先ずは 『ウィキペディア(Wikipedia):トラックバック』 に大きく紙面を割かれて項目立てられる 諸問題 での
  1. トラックバックスパム
  2. トラックバックの意義についての考え方の相違
の1.はお馴染みの、2.にてはマナーと云う微妙な問題を含む項目が揃い、 常用される迄に到らぬと思わるるを、 然れども 当ブログ2008年6月15日のアーティクル トラックバックの有用性 にてもご紹介のトラックバックを受容する数少ないアルファブロガー小飼弾氏の2008年6月07日のエントリー TBを見直せ、いや打ち直せ で見ればスパムを含む多くのトラックバックを受け入れて尚、 トラックバックの有用性を認め、以下引用の
今ほどTBが使いやすくなった時代も存在しない。むしろTBの功罪がはっきりし、経験値が高まった今こそTBをもっと活用すべきなのだ。「TBオワタ」というbloggerこそオワタと弾言しておこう。
が如く纏められればこそ、有用性についてのエントリを当ブログにも催すこことなった訳にて、 偖、然れば益々トラックバックの利用を図ろうと 上記ウィキペディア記事を見れば中に項目立てられる 歴史 では
Six Apart社のブログツールMovable Typeで実装され、プロトコルとともに公開される。その後、他のブログツールでも次第に導入されるようになり、最近ではブログ以外にも、wikiや掲示板などのウェブページにも実装されている。
と記述のされ、ではと本家シックス・アパート社の日本法人のサイトの記事 ビジネスブログの基礎知識 を拝見すれば、トラックバックの基本的な説明の為された後に括弧で括られ控え目に
(実は、トラックバックは、シックス・アパート社が開発し、Movable Typeによって世界で始めて搭載された画期的な機能です。トラックバックは、今では世界中のブログツールで使われています。)
と述べられる中に、大いなる自負が窺われるシックス・アパート社について語る記事は、 グッドホープ ビジネスブログの2006年2月13日の MTってご存知ですか?
「Movable Type(MT/ムーバブルタイプ)」は、現在普及しているブログの元祖ともいえる存在で、ブログ特有の機能である「トラックバック」も、この「Movable Type(MT/ムーバブルタイプ)」が最初に取り入れました。
※トラックバックとは?
「Movable Type(MT/ムーバブルタイプ)」のそもそもの成り立ちは、とある夫婦の会話からです。
その奥さんは、ネット上で日記を書くためのツールを探していたんですね。
そういうツールはネット上に数多く存在していたんですが、その奥さんが欲しかった機能を全て兼ね備えたツールはなかなか見つからなかったそうです。
そこで、エンジニアである旦那さんに相談したところ、彼はすぐに奥さんのためにプログラムを書いて、日記ツールを作ったとのこと。
これが「Movable Type(MT/ムーバブルタイプ)」誕生の秘密です。
と更に見れば、 夫婦の誕生日の6日違いが社名の由来 抔と、 中々自ら語るのは難しくも微笑ましいブログとは切っても切れない関係も窺えるトラックバック開発の経緯が語られています。

此の如き微笑ましい誕生のエピソードと、有用性の確認されたトラックバックの、 ブロガーなる吾人に於いて使わぬ理由も無ければ、 上記、箇条書き成る諸問題への解答とも為せる記事が、 当ブログでも屡参照させていただく ホームページを作る人のネタ帳 の2007年6月4日に トラックバックのあり方について、間違ったトラックバックとは何か? として掲載され、トラックバックについて概略が窺い知れる構成となっており有用な上にも、 トラックバックスパムに該当する行為は厳に慎むべく述べられ、 まとめとして、
相手が嫌だったら、相手は消す権利を持っているのですから、あまり深く考えず、より多くのリンクで繋がっていくほうが、きっと楽しいブログ生活になると思います。
と述べられれば、トラックバック利用を躊躇って居た方への強い後押しとなる可く思います。
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トラックバックの有用性

404 Blog Not Found の2008年6月8日の記事 TBを見直せ、いや打ち直せ にて勿論、論点のトラックバックの是非については興味のある上、 トラックバックを様々打てど受け入れてくれるアルファブロガーの少ないのは、 数少ない経験からも察せられ、彼等の立場なれば理解出来た上では、 アルファブロガーである小飼弾氏がトラックバックを受け入れてくれるのは有り難く、 又其の姿勢への言及も興味のある記述ですが、 尚以上に関心を抱くのは氏の利用する livedoor blog のシステムについて、引用すれば
最近TB SPAMをほとんど気にしたことがない。livedoor blogががんばってくれているおかげだ。はてなダイアリーも割とこのあたりを継続的に対応している印象がある。
とブログシステム自体にトラックバックスパム対応性の優劣が在り、 優秀なるシステムを有するブログポータルは
アンチスパムをしっかりやっているblogプロバイダーは、それだけ多くの良質のブロガーを獲得することに成功しているように見える。
とブロガーの評価も高いことが窺え、 具体的手法としては同ブログは2008年6月3日の記事に 同系統の論旨にて あなたのコメント欄を承認制にしなさい。でも私のは開けとく がエントリされた記事中、
一時はSPAM TB/commentsが猖獗を極めた時期もあったが、livedoor blogのスタッフがanti spamをがんばってくれたおかげで、これらは許容範囲に収まっている。時折削除すればOKで、それもlivedoor blogから届くmailのリンクをクリックするだけでいい。
とあれば其の容易さはブロガーにとっては食指の動かされる機能ではないかに拝察され、 折有れば鍋釜背負ってブログ引越しを敢行し、 結果ブログ提供側の良質のブロガーの大挙獲得と云う展開が見られるのだと思えば、 良質のブロガーを自認される方は何時でも移行の出来るよう、 心構えと共にデータの備えをしておくことが必要になるのではないでしょうか。

また前述8日の記事にて項目立てられる 自己TBを活用せよ については当ブログの運用期間が短いとは云え恥ずかし乍、全く以て目から鱗の話にて、 引用させていただくに
本blogに最も多くTBしているのは、本blogそのものである。
(中略)
本blogには、トップページから来る人だけではなく、検索からいきなり過去記事を訪問する方も多い。そういう読者にそこで立ち止まるのではなく、次を読んでもらう手段としてこれほど費用対効果が高い方法も存在しない。豊富な内部リンクというのはまた、SEOのイロハのイでもある。
と、実に分り易く、日の浅いブロガーにも納得し易い説明の為されれば、 早速自らのアーティクルに関連する過去アーティクルの存在すれば幾つかを実際にトラックバックし、 向後も随時自ブログに対するトラックバックの適用を施す積りでいます。
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エントリーとアーティクル

数年前にインストールするなどして最初に馴染んだブログシステムNucleusでは 確か投稿記事の一件一件を「アーティクル」と称していたように記憶する処、 WEB上では「エントリー」と呼ばれることも多く思える、 ブログの編集画面よりの送信行為によって表示されるコンテンツ各々一単位の呼称は、 「エントリー」と「アーティクル」、又は「投稿」と「記事」抔が通常頻用されるのではないかと推測されれば、 扨、一般的にはどう使い分けられているのか気になり調べてみました。

矢張り、「エントリー」と云う語彙の使用には疑問を感じられる方は居られるようで、 上記2ブログではトラックバックを使用したコミュニケーションを当該問題については、 当ブログ筆者の要約にて失礼乍、漢字学の権威、白川静先生による、 「『真』なる文字の元々の語意は現在の真理、真実、まこと抔を意味するものとは異なり、 道端の生き倒れの変死体なるものを表わしていたが、 変じて今日一般に広く知られる意味を成した」 を想起させるが如き展開も感じられ、展開されており興味深く思います。

また下記3リンクの記述にて いちばん上のリンクが当アーティクルにて問題にしたい「エントリー」なるものの定義付けを巧くされているので 引用させていただけば、
1つ1つの文章のまとまりのこと。
コンテンツデータ1件単位のこと。
通常は1ページ分の記事データを意味しています。エントリーには、テキスト文章、リンク、画像などを含めることができます。
となり、又上2リンクによれば当該呼称を「エントリー」とするのは元祖ブログとも云うべきMovableTypeの影響が濃く、 上から3番目最終行のリンクの 地方の中規模印刷会社で苦悩するWebデザイナー改めWebディレクターの日記 では更に突っ込んだ調査、考察及び他説を公開されています。

孰れにせよ「エントリ(ー)」とは ブログシステムの黎明期大きな影響力を持ったMovableTypeに由縁し、 ブログのコンテンツ一単位を表現する語彙として、 最早デファクトスタンダードとも云え、 「アーティクル」、「記事」や「投稿」と同義であり同じ文脈で使用可能である、 として問題無いのではないでしょうか。

はまぞうシステムではプログラム上ではblogbodyとして指定しているようですが、 スタイルシートの指定箇所には「記事」としてあり、 「『記事』を『投稿』する」とも編集画面で表現していますので 「記事」が当「アーティクル」における「エントリー」の意にあたり 「投稿」は意図する処が異なる…と概略すれば大凡遠く的を外すこと有りや無しや。
上記より又連想すれば「エントリーする」、「投稿する」と エントリーと投稿は行為を表わすサ変動詞として用いますが、 「アーティクルする」、「記事する」とは使われないようですので、 その意味でのカテゴリー分けも可能かも知れません。
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