当ブログにてクラウドコンピューティングの雄として度々紹介はアマゾンのサービス Amazon EC2 及び Amazon S3 の其の主要たるは以下
- アマゾンクラウドサービス(2008年12月13日)
- 仮想化とクラウドコンピューティング(2008年11月22日)
- Webストレージサービス/アマゾンS3(2008年9月14日)
- クラウド・コンピューティングの実使用例(2008年8月14日)
- 縁の下で鎬を削るクラウド・コンピューティング(2008年8月7日)
其の不廉なるを主張する Does Amazon S3 really save money? にて
1GB当たり1カ月で0.15ドルと聞くと安いようにも思えるが、1TBの月額は150ドル、2年にすると3600ドル(1ドル92円として約33万円)にもなる。しかも転送量に応じた課金もあるため、実際にはこれ以上になる。今や1TBのドライブ単価は1万円を割っていて、2年で3600ドルとは比較にもならない。「クラウドでコスト削減」というのはお題目でしかなく、ちっとも安くないじゃないかと具体的数値を上げ論じられるが先ずひとつ、 不廉なる二つ目がテックバイザージェイピー栗原潔氏による2009年1月8日の クラウドコンピューティングは安上がりではない なるブログエントリにて、
栗原氏は計算で、単価の高いエンタープライズ・ストレージを想定している。さらに、TCOに占めるハードウェア価格は30%という経験則から逆算し、単なるハードウェア価格だけでなく保有コストを算出、オンプレミス型での1TB当たりのストレージ単価を60万円と概算している。これを5年で償却するとすれば月額1万円となる。つまり割高なエンタープライズレベルの製品を使い、運用コストまで含めても、まだAmazon S3より割安だという。と参照言及されています。
対する廉論を展開するは 写真共有サービスSmugMugのCEO ドン・マカスキル(Don MacAskill)氏 なれば@ITの紹介記事に纏められるが
- データの冗長構成について
Amazonは地理的に離れた最低2つのデータセンターにまたがって3重の冗長度でデータを保持 - 時間による容量単価下落の影響
ドライブの容量単価が年々下がるにつれて課金が下がっていくと期待できる
容量設計が不要でスケールアップが容易という点も、クラウドのような従量課金サービスのメリットだ。特にスケールアップペースが読みづらく、しかも会社の規模の割に桁違いに大きな容量を扱うWeb系ベンチャーではそうだろう。とし、更にシステム障害、物理的距離の問題をも考察に入れ纏められれば、 ITサービス提供に当該サービスを検討する際には有用な情報が齎される様に思います。
■Web2.0に次ぐ一大トレンド「クラウドコンピューティング」の正体-パソコンはソフトがなければ、ただの箱ではなくなった!!
こんにちは。クラウドコンピューティングをストーレージの観点からのみで通常のストーレージと比較するのはいかがなものかと思います。いまクラウドコンピューティングが大きな話題になっていますね。私自身もクラウドコンピューティングをいろいろ使ってみて、その可能性には大きな期待を持っています。アメリカなどでも、オバマ大統領がこれを最大限に活用して、国民から意見を効率良く徴収しています。日本でも、これからいろいろと役に立つもの、面白いものなど開発していただきたいです。現在大規模なクラウドコンピューティングをできるような、コンピュータを提供できるのは、グーグル、IBM、マイクロソフト、ヤフー、アマゾンぐらいしかないようですが、日本でも積極的に取り組むべきテーマだと思います。内需拡大などで、へんなばら撒きをするくらいなら、日本でも人材育成なども含めたクラウドコンピューティングの大きな基盤を形成するなども内需拡大に大きく寄与すると思います。詳細は是非私のブログをご覧になってください。
マイクロソフトクラウドサービス
此の四月にサービス提供の開始される予定のマイクロソフトのクラウドコンピューティング型サービスについて、IT系ニュース提供の3サイトが揃い、同サービスのベータ版無償提供開始の2009年3月10日に併せ掲載の記事が日経BPonlineマイクロソフト、企業向けクラウドサービスを