雲を掴むような話と言われ続けた クラウド も愈々その効用が凄まじいことが認知され始めると ビジネス適用が活発になってきました。 この秋登場が予告される絶好調アップル社の iCloud などその最たる例でしょう。 そしてここにまた富士ゼロックスも本格参戦の狼煙を上げたようです。
富士ゼロックスの新サービスの名称は
SkyDesk
中小規模の企業、組織、コミュニティーに向けた
無料のクラウド型ビジネスコミュニケーションサービスで、
2011年8月23日現在登録すれば直ぐにでも利用可能な状態です。
当該社のプレスリリース
SMB市場に向けたビジネスコミュニケーション支援
サービスを無償で提供開始
によればアジア太平洋地域に先駆け日本で先行提供されると言うことですか、
初期からかなり大きな展開を目指しているのでしょう。
提供される機能は コラボレーション領域 では
- Mail(E-Mail統合管理)
- Contacts(連絡先管理)
- Chat(オンラインチャット)
- Calendar(スケジュール管理)
- Tasks(簡易プロジェクト管理)
- Docs(オンライン文書共有管理)
- Writer(オンライン文書作成)
- Sheet(オンライン表計算シート)
- Show(オンラインプレゼンテーション)
- Notes(オンラインメモ帳)
- Links(オンラインリンク管理)
- CRM(顧客管理)
- Cards(名刺管理)
セールス領域の色濃いビジネス的な要素は 中小規模向けにはなかなかなかったように思いますが、 コラボレーション領域のような基本的な機能は 既に多くの企業から提供されており、 本ブログにてもカテゴリー立てる Google Apps などは遥か先を行っていると言わざるを得ないでしょう。 此れ等に対しどれだけ先行者を研究し適用しているか、 そして何処迄独自色を出せるか、など 後発としての強みを活かせているかが問われるこれからの展開になるのではないでしょうか。