株式会社インデックスの運営するポイントサイト~ポイントオン

代表的なサービスを幾つか

と本ブログでも紹介した様に、 ネット上には多くのポイントサイトが存在し、 その中の一つに ポイントオン があります。

このポイントサイトを運営していたのは以前は ポイントオン株式会社 という組織で 株式会社インデックス・ホールディングス (以下、インデックスHD)の子会社として独立した組織でしたが インデックスHDが持ち株会社から事業会社に改組するに伴い同サイトは 株式会社インデックス の直接運営するところとなりました。

インデックス社は…

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1995年に設立、1997年に同社名に変更、 モバイルコンテンツ制作でインターネット界に頭角を現し、 2001年にはジャスダック上々、2006年にインデックスHD なる持株会社とし、傘下とした新株式会社インデックスに全事業を移譲しましたが、 2010年に事業会社に戻し、屋号も株式会社インデックスに統一されました。

このポイントオンはインデックス社の運営事業の中で 興味深い位置付けをされています。 それは以下 2011年8月期決算説明会資料 のリンク先PDFファイルの28頁に設けられた 2012年8月期事業戦略:モバイルビジネスで注力するポイント 項目の中に示されています。 この事業カテゴリ内には PR が含まれています。 その中にポイントオンが挙げられているのです。 これを鑑みればポイントサイト運営と言う事業は 誤解を恐れず言えば広報と言う当該社に於いてはコストセンターの一部として機能し、 持ち出しは覚悟、若しくはツーペイで了承されるべき事業なのかも知れません。

ポイントサービスに於ける収益性はなかなか難しく、 此処にもコストセンターと言う言葉を使いましたが、 会計的にも売上値引きや販売促進費であったり、 未払金、損金等、どの時点でどの様に計上するのかの規定は 2011年現時点では決まったものはないようです。

例えば本ブログで取り上げた上にもある11月16日の記事 永久不滅.comとは?カード会員以外へのポイント解放 では永久不滅のポイントとしたことで更に複雑となり、なお、 運営をショッピングモールサイトに付随しカード会員以外にも拡充した為、 一層の処理の難しさがある気がします。 今回のポイントオンサイトは永久不滅.comと共に 企業に於けるポイントと言う物の位置付けを探るに一つ好いモデルとなると考えます。

現在もキャンペーンが活発に行われるポイントオンのようですが、サイトの ニュースリリース に配信が近年滞っているのが気になる点でもあります。 若しかしたらポイントサイトの企業内に於ける位置付けが 未だ不安定な状態にあるのかも知れませんし、 これから動きを見せるのかも知れません。 それにより表に出る施策も異なってくると思います。 ポイント制度を考えるに好適な事例が提示されれば 再度本ブログでも取り上げたく思っています。