前回にアップデートしたのは本ブログを参照すれば 2012年10月5日となっていますから僅か1箇月半程の間隔、 出先に愛用するNEC社のWiMaxルータ、Aterm WM3600R は既に枯れ始め安定した機種ですので そのインターバルの短さに些か驚きを禁じ得なかったのは ファームウェアアップデートのお知らせのパワーアップのオレンジ色の点滅です。
アップデート間隔
本ブログにWM3600Rのファームウェアアップデートの記事を配信したのは以下でした。
- WM3600Rファームウェア初アップデートVer.1.1.0(2012年5月8日)
- WM3600Rパワーランプ橙点滅~ファームウェアVer.1.2.0到来(2012年10月5日)
1.1.0から1.2.0に5箇月掛かり、1.2.0から1.3.0に至るに1箇月半ですから 上記の如き印象が抱かれたのでしたが、 10月5日の記事に記したようにNECがアップデータの配信を実施したのは 1.1.0が2012年4月23日、1.2.0が2012年8月22日ですから、 その間隔は4箇月、そして3箇月と先ず先ず順当な線に思えます。
現状確認
先ずは例に依って現状を確認して置きます。 10月5日のアップデートでファームウェアはVer.1.2.0になっている筈でした。 本ブログの2012年4月2日の記事 WM3600Rの管理画面へのアクセスとパスワードの設定 を参考に管理画面にアクセスして確認した情報が下の図です。
確かに1.2.0となっており、 この数が幾許か上がれば良いと言う寸法にて アップデート作業時には出先で特段知らぬまま実行しましたが 後段判別したバージョン情報を見れば 今回はこれが1.3.0になれば目的は果たせたことになります。
ファームウェアアップデート手順
手順は前回、前々回と全く変わる処はありませんでした。 5月8日、10月8日にものした記事にある通りのものです。 従って、作業前にはバッテリーの残量が充分でアンテナ強度は2本以上立つのを確認し、 非導電性の爪楊枝など細長い棒を用意したら 設定ボタンを押すなどして総てのLEDボタンが点灯する状態にしておきます。 手順を一応此処にも記せば以下の如くなります。
- SETボタン(らくらくスタートボタン)を長押し(約10秒)して、 POWERランプが緑点滅をはじめたら、SETボタンを離す。
- POWERランプが緑点滅を始めてから、 1分以内に細い棒状のものでRESETスイッチを約1秒押す。
- ファームウェアのバージョンアップ中は、POWERランプがオレンジ点灯約4分間する。
アップデート作業時の留意点
アップデート実施の際には例に依って上のリスト中にも最も気を使うのは 2番の爪楊枝でRESETボタンを約1秒間押す、部分です。 しかしこれも回数を重ねて既に馴れたもので 手元の環境では何事も無く上手く運び、 POWERランプの緑点滅はオレンジ色の点灯に変化しました。
此処さえ過ぎれば後は待つだけなのはいつものこと、 それでも時間を計れば約4分間の待ち時間であったのは 何某か調整でも働いているのかと訝しくも思ってしまう程でした。 そして4分後にLEDランプは全て消灯し、 また1分間ほど待てばパワーランプの緑色点滅が始まり、 順次ランプが点灯していくのもいつも通り、 此処迄来れば普段使い始める時と動作は既に同様のものとなっています。
バージョンアップ確認
ファームウェアのバージョンが思惑通り増えているか 再び管理画面から確認してみたのが下の図です。
どうやら上手く行きました。
ファームウェアVer1.3.0アップデート内容
今回のファームウェアアップデートに於いて何が改善されたのかは Aterm WM3600R バージョンアップ履歴 に記されています。 以下が挙げられています。
- セキュリティ向上対応
- 公衆無線LAN接続性向上
- クイック設定Webに らくらくQRスタート 機能のQRコードを表示する 設定用QRコードを表示 ボタン追加
上に挙げた如き改善がなされるにあたり、スムーズにアップデートも運べば 如何にもお得な感があるのでした。
CGMに依るフィードバック
NECのWebページには今回のアップデート配信は2012年11月21日とされています。 そうであるならば今回端末にお知らせが来たのはそれから4日経ってからのことです。 このファームウェアアップデート配信から告知点滅が端末になされた間隔は 10月8日の記事を見れば第1回では2週間後であり、 第2回では1箇月半も経ってからであったことを考えれば、僅かとも言い得るものでしょう。
若しかしたらアップデートの告知を端末に齎すシステムに何らかの不具合が有って 従来遅れたいたものが本ブログの様なCGM(コンシューマジェネレートメディア)に依って 開発陣にフィードバックされ改善されたのかも知れない、 と思えば何やらブログを書く際にも少しモチベーションが上がる気もするのでした。