人気のWiMAXモバイルルータNEC Aterm後継機種WM3600R登場

UQコミュニケーションズ株式会社から2012年1月24日、プレスリリース WiMAX Speed Wi-Fiの新ラインナップについて-NECアクセステクニカからモバイルルーターとホームルーターが登場- が配信されました。 大人気のモデルでもあり、 本ブログ運営者の愛用のモバイルWiMAXルータでもあるNEC Aterm WM3500Rの後継機種 NEC Aterm WM3600R の登場のお知らせです。 リリースに謳われている発売日は2012年2月上旬とのことです。 同日に日本電気株式会社、NECアクセステクニカ株式会社からもリリース 業界最長クラスの連続通信時間と業界最薄を実現した モバイルWiMAXルータ「AtermWM3600R」を発売 が発行されています。

もう直ぐ旧機種となってしまう可愛そうなNEC Aterm WM3500R Aterm WiMAX WM3500Rは概観は小さく軽くスタイリッシュに仕上がっていながら その長時間バッテリーのもつタフネスさからとても人気のあったモデルです。 実際売れ行きも良かったようでその後継機種WM3600Rはかなり力の入ったモデルと言えるでしょう。 前機種を愛用する本ブログ運営者としても気になる実にモデルです。 そこで両機種の性能や特徴などを本記事で比較して見ることにしました。

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概観の比較

先ずはその大きさから見てみます。 前機種3500Rは縦105mm×横70mmで厚みは約14.8mmであるのに対し 新機種3600Rは縦95mm×横70mmで厚みは約12.8mmと縦方向に10mm、厚みは2mm小さくなっています。 12.8mmは現状国内最薄に相当するそうです。 そして重さは前機種3500Rは電池を含んだ状態で120g、 新機種3600Rは約110gと10gの軽量化が図られています。 従来も実際に携帯するのにお尻のポケットに放り込んで便利に持ち運べましたが 僅かですが更に携帯性は増したと言えるでしょう。 モバイルルーターとしてはこの改善は重要なことだと思います。

概観の特徴としてはパワーボタンとSETボタンが側面から上面に移動したことが挙げられます。 少しデザイン的なシンプルさが失われたような気もしますが 2つのみのボタンがRESETスイッチとデザイン的にはっきり分離される意味があるのでしょう。 側面では余り問題になりませんでしたが ポケットに入れたまま動作させる時の誤動作とかはどうなのでしょうか? 基本的に長押しが必要になっている機構なので問題ないのかも知れません。 個人的な好みとしては位置は前機種と同じくしてRESETスイッチだけ 新機種の位置に移動させたものが好いように思います。

色のバリエーションに付いては三色展開は同様ですが 前機種3500Rは黒、白、赤であったのに対し 新機種3600Rは黒、銀、ピンクとなっています。 赤を選んだ当人としては若し新機種で色を選ぶとなってもピンクは少々選び難い、 黒か銀で悩むことになると思います。

出力の比較

プレスリリースにはモバイルルーターとしてWiMAXの送信出力を向上した初めての製品であることで 送受信エリアが広がり従来のWiMAXモバイルルーターと比較した際

  1. つながりやすく、途切れにくい
  2. 上り速度が速い
という長所が得られるとあります。 前機種3500R最大出力は23dBmであるのに対し 新機種3600Rは26dBmとなっています。 3dBm増えていますので10^0.3=1.995と約2倍の出力となることになりますね。 これは WiMAXハイパワー に対応して得られるとNECのリリースでは記されています。

なかなか基地局数の問題もあり繋がりにくいのがモバイルWiMAXの弱点でもありますので 1番の点が改善されるのは利用者にはとても有り難いことでしょう。 しかし2番の点については本ブログ2011年12月28日の記事 WiMAX上り1.5倍高速化本日12月28日開始、対応端末も公表 でもお伝えしたように前機種3500Rが対応端末に指定されておりこの際欣喜雀躍したのですが 未だファームウェアのアップデート通達はありません。 若しかしたら新機種発売と時期を同じくしてあるのかも知れないと想像して見たい処ですが 出力二分の一では果たして…。

連続通信可能時間の比較

WM3500Rの最大の特徴とも言えるタフネスな連続通信可能時間も大幅に向上しました。 前機種3500Rの連続通信可能時間は当時驚きの8時間であったのに対し 新機種3600Rでは更に2時間増えて驚愕の10時間となっています。 しかも予備電源としてエネループモバイルブースターと言う 三洋電機株式会社製のモバイル電源を利用可能だと言うことで、 NECリリースにあるように正しく一日無充電での利用が出来るでしょう。

また特筆すべきは省電力機能の改善、というより新機能追加です。 前機種3500RでもWi-Fi利用端末との通信が途切れた際は設定可能な一定時間を経れば自動的に電源が落ちてくれましたが、 新機種3600Rでは待機時間、待受時間と言う項目が見えます。

待機時間とは休止状態に設定した時に利用出来る時間で しかもこの休止状態からの通信復帰はボタンを押して 約15秒のクイック起動と呼ばれる仕様となっています。 まるでiPad! まさしくモバイル時代に相応しい機能と言えるでしょう。 従来は別の場所に移動するのに節約のために電源を落として 新たな場所では電源を投入して数分待たねばならなかったことを考えると クイック起動が実に羨ましい機能に思えます。

そして携帯電話さながらの待受時間とは Wi-Fi利用端末の通信が停止されれば上に書いた様に 自動的に電源がオフになっていた処を、 自動的に電力消費を抑制するようになり、 それに依って通信が再開されても利用可能となる時間で 最大25時間という一日を越える時間の間 待ち受けることが出来るとのことです。 こちらもクイック起動同様前機種オーナーとしては羨ましいばかりです。

最大接続可能台数の比較

Wi-Fi利用機器の接続台数に於いても進歩が見られます。 前機種3500Rでは最大で同時接続出来るWi-Fi機器の台数は8台でしたが 新機種3600Rでは4台増えて12台となります。

8台でも充分ですが(実際それだけ繋いだことがありません、最大でも4台) 12台とは最早パーティーを開けるレベル。 しかしスマートフォンの普及も著しい昨今では、 これくらいの数字は必要とされるのかも知れませんね。

公衆無線LAN対応

そしてこれは最早比較の対象とはならない新機能、 公衆無線LAN対応でモバイルWiMAXルータとしては初の搭載機能となるとのことです。 これも出力向上と同様繋がり難さが弱点のモバイルWiMAXに於いて WiMAX基地局に加え公衆無線LANスポットがアクセスポイントに加わることは 繋がり具合向上に貢献すること間違い有りません。 自動的に切り替えられるとのことですので 地下鉄などで移動中もインターネットをシームレスに楽しめることになるのでしょう。

期待される新機種3600R及びWiMAX

価格に関しては端末価格自体は凡そ16,000円前後とされていますが、 様々なWiMAX料金プランやキャンペーンとの兼ね合いもあり、 実際本ブログ運営者も端末価格は0円で入手しましたので今回は比較の対象にしていません。

以上、見てきた処に拠れば大幅な機能向上が図られており 前モデルオーナーとしては痛し痒しと言った処です。 全体的に見た感じ強みを伸ばし弱点を補うべくした真っ当な正常進化であり、 ユーザーの声を聞くのは勿論、ユーザーが本当に何を求めているのか 確り考え込まれた上でのバージョンアップと言っていいでしょう。 メーカーとしてはかなり力の入った製品であることが伺え、 それが空回りとはならずに一つ一つの歯車が嚙み合って感じられるのは 若しかしたら開発者が前機種を実際に常用、 愛用していたのではないかとも想像させられてしまうくらいです。

頃日 LTE などが速いと評判ですがWiMAXは既にその速度を実用レベルで数年前から実現していた訳です。 そして携帯電話料金などに比べ遥かに割安な料金設定には実に助けられ VoIPで総て済ませられる時代の早急な到来を願ってもいながら 便利にNEC Aterm WM3500Rを毎日使っている本ブログ運営者です。 本ブログ2011年8月16日の記事 auの300万パケット制限とWiMAXのポリシー に言及しましたWiMAXの掲げる速く、安く、便利であり、 それを損なうような通信制限はするべきでないと言う ポリシーには勿論期待する処、大です。 この新製品も大いに売れてWiMAXの評価を上げ、 WiMAX全体としての底上げ、浮揚に繋がってくれることを大いに望みます。

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「人気のWiMAXモバイルルータNEC Aterm後継機種WM3600R登場」への1件のフィードバック

  1. Aterm WM3500R ファームウェアアップデート ver.4.0.0

    NEC製 WiMax無線ルータAtermシリーズではニューモデルWM3600Rが登場して型遅れにはなってしまいましたがまだまだ現役WM3500Rの電源ボタンが緑の点灯(およそ3秒)にオレンジ(およそ0.5秒)の点滅をはさめばそれはファームウェアアップデートのお知らせです。NECからも公式に

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