テレビCM迄用意したアマゾンのファッション分野注力に関する考察

アマゾンと言えばネットショップ最大手で有名です。 その主な商品は書籍かと思いきや 最近は書籍に留まらず品揃え豊かで最早総合商店、百貨店と言って好いかも知れません。

アマゾンのファッション注力とテレビCMを伝える各メディア

そのアマゾンがファッション関係に力を入れることが明らかになりました。 それは2012年4月16日に公表され各オンラインメディアの伝えるところとなりました。 以下にそれらを列挙します。

これら記事のニュースソースとなったと思われるのが…

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プレスリリース配信・掲載サービスPR TIMESの2012年4月16日の記事 Amazon.co.jp ファッションストア、テレビCMを4月16日(月)より全国放映 ~初の全国放映を記念して、総額130万円相当のプレゼントが当たる2つのキャンペーンを開催~ で、記事内には報道資料PDFファイルへのリンク リリースファイル も用意されています。 記事内容はほぼ報道資料と同様でその後に Amazon.co.jpについて 及び 将来予想に関する記述 が添えられるものとなっています。 アマゾンのプレスリリースには2012年4月18日現在 プレスリリース2012 が用意されていませんから 参照するにはPR TIMESになるかと思います。

些か過小評価に思われるアマゾン社

本ブログ運営者はAmazonはもっと注目されるべき企業だと思いますし、 このように何某かアクションを起こせばネットメディアが取り上げるところではあるのですが、 何故か他IT企業、例えばGoogle社やアップル社、Facebookのように大きな話題を振り撒くことがないように思います。 企業イメージに派手な部分がないからかも知れませんし、 インターネット黎明期にはもっと騒がれましたから 今では落ち着いた一部上場企業として話題としては枯れているのかも知れません。

矢張りメディアとしては反応の大きなものを取り上げたいところでもあるでしょう。 それにしても書籍などでも書肆の棚には些か淋しい感があります。 上に挙げた他IT企業を実に多くの書籍が上梓され棚狭しと企業名が踊り狂っているのですが、 アマゾンを特に取り上げた書籍としては本ブログ運営者管見では脇英世氏著作の アマゾン・コムの野望 ─ジェフ・ベゾスの経営哲学 のみでしたし、これでさえ去年2011年の著作です。

アマゾン社の売上と利益率に関する考察

更に書籍関係で言えばアマゾンをネットショップとして見た一般向けの書籍と クラウド業務を中心とする角度から見た技術書とに大別されます。 この広範さもアマゾン社を分かり難くしてメディアの遠ざかるところとなっているのかも知れません。 この技術的方面がアマゾン社に取ってどのような存在意義を有すのか売上から見てみます。

Big Future From Small Worldブログの2012年2月6日の記事 Amazonも決算発表 売上高はGoogle以上だけど課題は収益性 今年の注目はKindleやAWS にはアマゾンの2011年10月から12月の四半期の売上高が他IT企業と比較し 通年売上と共に表化され掲載されています。 その表によればアマゾンの四半期売上は17,431億ドルで対前年比+35% 、 同ブログでは利益率を見てその改善が急務とされています。 また事業別に見たときアマゾンに於いては

  1. メディア部門 : 60億ドル 前年比15%増
  2. 電気製品・雑貨部門 : 109億ドル 前年比48%増
  3. AWS等その他部門 : 5億ドル 前年比59%増
とされていて、此処で見たい技術書の系統に属す3番目の数値は全体の僅か2.9%に過ぎないことが分かります。 恐らくその伸びが利益率に貢献するであろうWS等その他部門は 将来性に優れるとは謂え主幹業務としての存在感を示すには今暫く掛かるでしょう。 利益率に関しては本ブログ2011年12月27日の記事 アマゾンはKindleを売りたいのではない~低利益率ビジネスモデル にも記した通り、アマゾンは指標としてそれ程重視していないように思います。 そればかりか如何に正の数値を保った儘利益率を低く出来るかに腐心している感さえ覗えますし、 それがアマゾン社を特徴付けているとも思えます。

アマゾンがファッションに注力する理由

さて今回テレビCM迄用意して大々的な広報・宣伝活動に励むファッションは アマゾンに於いては恐らく上の事業別リストに於いては2番目の電気製品・雑貨部門に属するのだと思われます。 1番目のメディア部門、即ち書籍関係、アマゾンのその初期を支えたネット書店たる事業は 15%の対前年比こそ示していますが、流石に頭打ちなのではないかと思います。 然ればこそ、この現在の稼ぎ頭で伸びも48%と著しい事業の一つ、 ファッションにアマゾンは注力するのではないかと考えます。

またファッション関係はオンライン化が些か遅れている分野であるとも感じます。 勿論本ブログ2011年9月5日の記事 東京ガールズコレクション '11 A/W 開催~クリック&イベント に見られるガールズコレクションのように著しく対応の進んだイベントもありますが これは一般に言って珍しいケースでしょう。 街によく見られるアパレル店舗さんがIT化されているというのはあまり聞くことがありません。 そうとなれば街の本屋さんが対応を迫られたように これからは街の服屋さんもどうやらオンライン対策が必須となることは間違いありません。 アマゾンと言う黒船が直ぐその沖に、もう少しで姿が見えるところ迄近付いているのです。

利用者としては楽しむのが吉

ともあれ、一般利用者は衣食住と呼び習わされるように 衣料は生活に欠かせないものですから、 上手くアマゾンのファッション注力を利用したいものです。 また進んでは楽しむところまで行けば大したものですね。

一つの利用法として通常より安価に入手出来るキャンペーンを上手く使うのも好いでしょう。 今回テレビCM配信により Amazon.co.jp: Amazon Fashion - どんなファッションでも見つかる: ファッション に見られるプレゼント企画も催されています。 企画は以下

  1. プレゼント企画1
    あなたはどんなスタイル?リストマニアを作ってプレゼントをもらおう」キャンペーン
    Amazonギフト券(10万円分):1名
    Amazonギフト券(1万円分):10名
    Amazon.co.jp ファッションストア内で人気の13ブランドから17賞(合計85万円相当の商品)
  2. プレゼント企画2
    アンケートに答えてAmazonギフト券をもらおう」キャンペーン
    Amazonギフト券(500円分):抽選で500名
となっていますから、 先ずはこんなところから利用してみるのも好いかも知れませんね。

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