Google+(グーグルプラス)の投稿に関する初期雑感

新SNS(ソーシャルネットワークサービス) Google+(グーグルプラス) の登場は本ブログの2011年7月20日の記事 SNS大戦争 にもお知らせしました。 順調にユーザー数を伸ばしているこのサービスのアカウントを 実際に取得して使用してみた際の印象は2011年7月25日の記事 Google+(グーグルプラス)の初期雑感 に述べましたが今回は基本的機能のひとつ 投稿 について感じたことを書いてみたいと思います。

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Google+(グーグルプラス)ロゴマーク Google+ の一機能の投稿は一言で言えば ミニブログ でしょう。 以前 Twitter(ツイッター)が登場した頃にこう呼ばれたことがありましたが、 後々編集が効かず、発言を修正するには削除するか、 追って発言をするしかない構成には違和感を覚えました。 Twitter や Facebook の流行でその形式に或る程度慣れてきた上で、 投稿を編集出来るとなると矢張りブログを連想させられます。 また140文字という短さの制限もないことも尚更です。 Facebook との関係で言えば更に後の編集の自由度が高いように感じます。 また後に編集した時間も投稿時間とは別に残るのは Google側も意識してそうしているのだと思います。 そのことでブログと Twitter を両端におけば自由度の高さのみ鑑みて並べれば

ブログ > Google+ > Facebook > Twitter
となるのが個人的印象です。 これはブログだけではなく Twitter や Facebook を通ってきたからこその感覚だと言えるでしょう。 但し時系列にサークル内の情報が掲載される ストリーム (Facebook でいうウォール) に於いて後で編集されたものが上に上がって表示されることはないようです。 この辺は 2チャンネルに見られる agesage の文化的機能が加えられれば面白くなるだろうと思うのですが、 ストリームが五月蝿くなることですし、 なかなか実現は難しいのかも知れません。

編集の自由度が高いことから 自分の投稿数が増えることを抑制することも出来ます。 似た投稿内容は以前の投稿を編集すればよくなります。 従ってブログの下書き的な利用法も考えられます。 公開の範囲には制限を任意で設けられますから このような利用法ではごく一部のサークルに公開し、 公開以前に意見などを受けるのも旨い使い方だと思います。

他のソーシャルサービス同様投稿一つ一つに一意なURLが与えられますから 上の条件も併せブログ的な活用が進むことは容易に予想されます。 鈴木謙一氏により既に2011年7月21日には Google+(グーグル・プラス)の投稿がインデックスされ始めた | 海外SEO情報ブログ の如き記事も書かれており、 Googleの主業務、検索エンジンとの親和性が高いことも考えられ、 情報発信のチャンネルの一つとして一考する価値はあるものと思います。

上にも少し触れましたが投稿に於いては公開範囲の指定が可能です。 それはサークルを利用して細かく設定することが可能です。 しかしこの公開範囲についてはなかなか使用が難しいようにも感じます。 投稿時にいちいち投稿内容を鑑みながら設定し直すのは面倒ですし忘れ易くもあります。 また投稿にはコメントが付けられますが、 コメントを付ける側としても公開範囲を意識しなければならないのでしょう。 公開範囲については Google+ に留まらず SNS 全般に当てはまる扱いの難しい処なのだと思います。 投稿に於いては初期設定ではシェア(共有)することも許されています。 Twitter でいうRT(リツイート)ですね。 しかしこれは他人の投稿を面白いと思い好意で拡散しようとしたら、 それは投稿者の意に反することであったという事態も起り得る要素を孕んでいます。 これについては Google側も認識しており、 サークル内の限定公開の投稿を一般公開に共有しようとした時、

この投稿は元は一部のユーザーとのみ共有されていました。 共有相手の指定は慎重に行ってください。
というような注意書きが出ます。 また投稿時にも投稿者により共有を禁ずる設定も可能です。

以上、まだまだ SNS 界隈に於いてどうなるかは分からない Google+ ですが一人興味深い利用者を目にして 思わず自身のサークルに追加しました。 Mark Zuckerberg 謂わずと知れた SNS の巨人 Facebook の御大将です。 追加の後数日経ってもアカウントは削除されませんが果たしてご本人でしょうか? リンク先には未だ投稿はひとつもされていません。

1件のコメント

  1. Google+(グーグルプラス)ランキング

    本ブログにもいくつか記事をエントリーしてついにカテゴリー立てたのが最近ネット界隈ではよく取り上げられる新SNS(ソーシャルネットワークサービス)のGoogle+(グーグルプラス)です。まだまだ荒削りながらも Googleらしからぬ洒落たデザインとTwitter、Facebook を研究し

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