新SNS(ソーシャルネットワークサービス) Google+(グーグルプラス) の登場は本ブログの2011年7月20日の記事 SNS大戦争 にもお知らせしました。 このSNSサービスの利用者は順調な滑り出しを見せ、既に1,000万人を越え 2,000万人に迫る勢いだそうです Google+ Approaches 18 Million Users (世界に於いての話のようで利用者が6億人を越える Facebook にはまだまだ及ぶべくもありませんが)。 早速 miso日記 さんに招待してもらいアカウントを取得して使用してみましたので、 感じたことを書いてみたいと思います。
Webアプリとしての動きはFacebookとは比較にならないくらい熟れているように感じます。 こう感じる要因を思いつく処、三つほど挙げてみます。
先ず、GoogleマップでAjax(エージャックス)を利用したリッチインターフェースで 直感的なWebアプリの提供に先鞭を告げたように、 GoogleがWebアプリの構築に手馴れていることがあると思います。 最もそれが現れている部分が、 Facebook では友達一つに括られている連携者をカテゴリー分けする サークル 機能でしょう。 メンバーを追加するときのくるっと回って見せる動きにはちょっとそそられるものがあります。
次に機能がまだ少なくシンプルなことがあると思います。 これから機能が追加されることは予想され、 そうなればどうなるかは予断を許しませんが(笑) 現時点では他の Googleアプリと連携するでもなく取敢えずという感じでメインメニューには
- ホーム
- 写真
- プロフィール
- サークル
- 投稿
- 基本情報
- 写真
- 動画
- +1
- バズ
最後にデザインの力です。 TechCrunchの2011年6月29日の記事 Google+がカッコイイ理由:それはオリジナルMacintosh開発チームのアンディー・ハーツフェルド にあるように人を魅了して已まないデザインには定評のある Apple社の名の有る人物、 Andy Herzfeld(アンディー・ハーツフェルド) 氏が Google社に移り Google+ のデザインを担当したのだそうです。 ジョークも含め印象的な部分を以下に引用します。
すばらしい ― 特にCirclesは ― まるでGoogle製品ではないようだ!これが彼らを笑わせ、Horowitzがこう漏らした。デザインはWebに限らず情報整理を伴った上で 如何に利用者の使い勝手を向上させるかに与って大きく力を発揮します。 経験上なかなか形になるまでは分からず難しいのですが、 出来たレイアウトを見てみればあるべきところにあるはずのものがある、 という利用者の混乱、困惑を招かないようなデザイン、 画面設計になっていることが重要でしょう。 本ブログにもカテゴライズするアップル社製品の iPad などその最たるもので、 例えば行き過ぎた画面はバネの様に戻り、其の先はないことを利用者に教えてくれます。 この様な配慮が人気を博す要因の一つであり、 そのことを上記紹介記事では言及し、 その主役は奇しくもアップル社で活躍していたのでした。
「Andy Herzfeldだからね。Macのオリジナル開発メンバーだった」
なるほど!
正直、近年施策が成功とは言い難く思える Google社謹製の SNS、Google+、 従来のサービスを研究した上で後発として登場した 同サービスの今後の動向を興味深く見守りたいと思います。
Google+(グーグルプラス)の投稿に関する初期雑感
新SNS(ソーシャルネットワークサービス)Google+(グーグルプラス)の登場は本ブログの2011年7月20日の記事SNS大戦争にもお知らせしました。順調にユーザー数を伸ばしているこのサービスのアカウントを実際に取得して使用してみた際の印象は2011年7月25日の記事Google+(グ
Matt Waddell氏をサークル追加してGoogle+情報を速攻ゲット
なかなか世間の評判は厳しいGoogle+(グーグルプラス)は新興 SNS だけに Facebook や mixi などに比べればまだ機能も貧弱な面が有り、実装されている機能にしても使い辛く感じるものがあります。その一つに Google+ の最大の売りであるサークルの操作法がありました。サーク