アップル社iOS6でGoogleマップから独自3D地図へ切替

iOSの最新バージョン6の動きも活発に、 新しく情報などもネット上に散見される頃日です。 iOS6情報の嚆矢ともなるのでしょう、 地図データに於ける大幅な変更も明らかになって来ました。

iOSとは?

OSとはソフトなければ唯の箱のコンピュータに他のソフトに先立って 最初に組み込まれる基本ソフトウェアを言い、 アップル社のiPhoneやiPadなどモバイル端末にはiOSと言う基本ソフトウェアが使われています。

この基本ソフトウェアには基本と言うだけあって、 端末を端末足らせるに最低限、必要不可欠な機能が実装されることになります。 従ってこのバージョンアップはなかなかの大事件となりますが、 一般の利用者には余り意識しては貰いたくはない処でもあるでしょう。 先ずは提供側に取ってはOSをバージョンアップさせるのは 過去のしがらみを絶つ機会ともなり得る訳です。

其の中にも近年ソーシャルメディアと共に 位置情報サービス が特にモバイル環境に於いて重みを増す中、 地図データはその根幹を成すものとして実に重要なOS機能となります。

iOS6地図データ関連ニュース

そのような機会を捉えてか、 アップル社として地図データを刷新する動きが見えて来ました。 その情報の震源地たるのが…

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9 TO 5 MAC.com に2012年5月11日に配信された記事 iOS 6: Apple drops Google Maps, debuts in-house ‘Maps’ with incredible 3D mode でしょう。 この英語の記事を日本語で紹介してくれるのが、 engadget日本版の2012年5月12日の記事 アップルは iOS 6 で自前の「マップ」を導入、Google Maps を置き換え? になります。

iOS6で刷新さると目される地図データ

本ブログにも2012年3月12日の記事 Googleマップの対抗勢力として成長するオープンストリートマップ に於いてアップル社の動向を扱いました。 そこではオープンストリートマップを中心に取り上げましたが アップル社の地図データに対する大幅な方針変更が見ても取れるものです。 その要旨を言えば Googleマップの廃止 と言って好いでしょう。 iOS5からiOS5.1に於ける変更はiPhoto関連に留まりましたが、 iOS6に至ってはこれが全面変更になるとの情報を 9 TO 5 MAC.comでは伝えている訳です。

そして驚くことにiOSで見られる地図は3D化、立体化されると言うのです。 それは単に静止画一画面としてのものではなく 従来のiPhoneやiPadを操作する如く指で弾けば その立体地図が自由自在に角度を変えて見られるのです。 百聞は一見に如かず、engadgetに紹介されていた動画を下に埋め込みましょう。

C3 Technologies: 3D map of Oslo, Norway

アップル社が2011年に買収したC3 Technologiesの技術

この驚くべきスムーズで高度な3D地図表示はアップル社が昨年買収した C3 Technologies 社の技術によってこそ可能となるそうです。 この際のニュースも 9 TO 5 MAC.comが Apple acquired mind-blowing 3D mapping company C3 Technologies, looking to take iOS Maps to the next level として去年2011年10月29日に配信しています。 アップル社は着々と次世代OSに向け準備を進めていたことになりますね。 では下にもう一つの技術を示す動画をシェアしましょう。 最早空撮動画としか思えません。

What the Hoover Dam will look like on the iOS 6 3D Map mode

買収の際の 9 TO 5 MAC.com記事にはC3 Technologies社の関係者が 実際にスレート端末を操作する動画がシェアされています。 以下に埋め込むものがその動画です。

C3 Technologies - Photorealistic 3D Mapping on an iPad

この件については人気ブログの idea*ideaさんでも2012年5月12日の記事 iOS6に搭載予定の3Dマップアプリがすごいな でシェアされています。 idea*ideaさんでも驚きと共に未来の一語が使われていますが、 正しく未来を感じさせる動画です。

蓋然性の高まるアップル3D地図

車載でそのサイズの大きさは今思えば、と言う感のある携帯電話も その登場は未来を感じさせたものでしたが、 つい此間発売されたばかりのiPadも今は普通に街に見られますが、未来を感じさせました。 更に今回の3D地図は同様に未来を感じさせてくれます。 未来の地図が未来の端末iPadの中で動くと言う寸法ですね。

実に楽しみな情報ではありますが、さて実際その実現性は如何なのでしょうか? この信憑性に対する情報も入って来ました。 ラシカル開発記さんが2012年5月12日に配信した Appleが「iOS 6」で「Googleマップ」を廃止し独自の3Dマップを搭載するという噂は本当だと「AllThingsD」が確認 に紹介されるリンク、 iDownloadBlog の2012年5月11日の記事 AllThingsD confirms Apple will use its own mapping system in iOS 6 に9 TO 5 MAC.comのニュースを確認した旨の内容が配信されているのです。

ことの真相はどうなるかと言えば実はもう直ぐはっきりすると言われています。 それは6月11日から15日に掛けてサンフランシスコで開催される WWDC 2012で発表されると推定されるからです。 WWDCとはWorldwide Developers Conferenceの略で アップルが毎年開催している開発者向けの発表会です。

WWDCでは過去に何度もエポックメイキングな発表がなされました。 今年は新型MacBook Proやマッキントッシュの基本ソフトウェアOS X 10.8 Mountain Lion、 若しかしたらiPhone5などについて発表されると予想され、 iOSもそのラインナップに入っています。 この正式発表を楽しみに待ちたいと思います。

1件のコメント

  1. face bookを始めましった。
    多分 石田という名前で行っています。
    お願いします。

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