Google Chrome(クローム)の同期をとる

Google社提供のインターネット ブラウザ Chrome(クローム) では異なるパソコンにインストールしたものの間で同期を取ることが出来ます。 同期を取れる情報には以下のものがあります。

  • アプリケーション
  • 拡張機能
  • テーマ
  • 自動入力
  • パスワード
  • ブックマーク
  • 設定
これもまた クラウド を活かした能力の一つと言っていいでしょう。 事務所で設定したブラウザの機能が 出先のモバイルPCにも反映されているのでとても便利です。 一度設定してしまえば正直、 いちいちブックマークをパソコン毎に設定していた今迄は何だったのか? と恨みたくなること間違いなし(笑)。

同期を取る前提としては Googleアカウントの取得と、 Chromeのインストール (2011年7月23日記事参照) が必要です。 両者を既に終えているものとして以下を進めます。

スポンサーリンク

同期を取るには先ず Chrome を立ち上げ、右上のギア(歯車型)アイコンをクリックして 開かれるプルダウンメニューから オプション を選択します。 新しいタブでオプション画面が開くと思います。 開いた画面の左メニューから個人設定を選んでクリックすると 下の画面を一部に含む画面に遷移します。

Chromeギアアイコンからオプション選択~「同期の設定」ボタン

個人設定の 同期 とされた項目には

Google Chrome は、ユーザーのデータを Google アカウントと安全に同期させることができます。 すべてのデータを常に同期させるか、このパソコンから同期させるデータを選択してください。
という説明があります。 画面中ハイライトした 同期の設定 ボタンをクリックすると下の図のようなダイアログが開きますので 同期に利用するGoogleアカウントでログインをします。 Googleにログインしているときに Chrome の同期が利用出来ることになりますね。 クラウド上では Googleアカウントを介して情報の遣り取りをしているという塩梅です。

同期に利用するGoogleアカウントでログイン

ログインすると下の図のようなダイアログが表示されます。 Google に全てお任せでもいいのですが、 一応どのような情報が同期されるのか確認したければ カスタマイズ とされたリンクをクリックします。

同期設定:デフォルト設定ダイアログ

カスタマイズをクリックすると下の図の様に 同期する情報の詳細が見られます。 本記事冒頭に記したリストがそれにあたります。 このダイアログのチェックボックスで同期したい情報を選択することが出来ます。 同期したくないものはチェックボックスのチェックを外しましょう。 なお、上の図のダイアログに戻りたい場合は デフォルト設定を利用する リンクをクリックします。

同期設定:カスタマイズ設定ダイアログ

デフォルトダイアログで はい、すべて同期します ボタンをクリックするか、 カスタマイズダイアログで OK ボタンをクリックすると同期の開始です。 暫くして同期処理が終了すると 同期 項目の説明文が以下のように変わります。 どの Googleアカウントを利用して同期しているかと、 最後に同期したのはどれくらい前かという時間の表示ですね。

hoge@gmail.com と同期しました。前回の同期: たった今
同期を停止したいときは同項目中の このアカウントの同期を停止 ボタンをクリックすればいいですし、 同期する情報を変更したい場合は カスタマイズ をクリックすれば上にあるカスタマイズダイアログが開きます。 また同期を停止するとき、そのアカウントを同期に使わない状況であれば、 同期データを削除した方がいいでしょう。 Google ダッシュボードで同期データを削除する リンクをクリックして遷移した画面の Chrome Sync 項目で必要な処理をします。

本ブログ運営者の所有ネットブックの Chrome ブラウザでは2011年7月24日に Chrome Web Store(クロームウェブストア)を使ってみた という記事にあるようにして Chromeアプリを利用出来るように仕込みました。 従って Chrome で新規タブを開くとインストールしたアプリケーションが一覧出来ます。 今回デスクトップのメインPCで利用している Chrome をネットブックで同期した Googleアカウントを利用して同期しました。 この操作に依ってデスクトップでは Chrome アプリのインストールはしていないにも 関わらずアプリケーションが既に利用出来る状態になっています。 勿論、TweetDeck で Twitter も使えますよ、 二度手間がなくてとても快適。