スマートフォンをスティーブジョブズ氏が語る

スマートフォンをスティーブジョブズ氏が語る とタイトルをしましたが、実は2007年1月9日とざっと4年半前のこと、 そう、この時期となればピンと来る方も多い筈、 iPhone初公開に於ける基調講演のお話です。

スマホか?スマフォか? (2011年6月8日記事参照)という呼び名争いは 本ブログ運営者個人的にはスマホを押していましたが、 どうやら世の中的にもスマホで通るかに見えて来たのは、 一般に流通するにはより簡便な面で利が多く、 いよいよ書肆店頭にもスマホの特集をフィーチャーした表紙の雑誌を多く見掛けます。 呼び名争い記事中にも従前のスマートフォンを凌駕し、 スマートフォンの代表格たるべき位置を獲得したのが iPhone であり、 以降スマートフォント言えば iPhone の形式を踏襲するものがそう言われる旨記しました。

スティーブジョブズ氏と言えば…

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iPhoneを世に提供するアップル社の最高経営責任者です。 過去何度か世の中を変えるイノベーションを起こしてきた彼とアップル社であり、 その自負は基調講演中にも顕れていますが、 その一つが iPhone であり、 そのお披露目の場に於いて奇しくも(従来の)スマートフォンについて語られているのです、 あまり賢くない…と(笑)。 ここに於いて旧世代のスマートフォンを否定し登場した iPhone は新時代のスマートフォンの代表としての アイデンティティを確立したのだと思います。

従前のスマートフォンと新スマートフォンとでは何処が違うのか、 賢さと使い易さを縦横軸に取ったグラフ上に位置付けて説明されます。 此処にジョブズ氏が強調するのが使えない機能が豊富だという 現在ガラケーを揶揄するのにしばしば用いられるレトリックです。 またいみじくも基調講演中にスライドで此処が違うとして本体下部のキーボードについて触れられています。 各社競って iPhone を追い掛けている証左が其処にあります。

今となっては預言者の如きスティーブジョブズ氏のスマートフォン解説、 此処に記事として四の五の書くより実際ご覧いただいた方が明らかでしょう。 では当時の基調講演を日本語字幕付きでお楽しみ下さい。

2件のコメント

  1. クパチーノ市に宇宙船型新社屋―アップル社

    iPhone でスマートフォンの何たるかを世に問い、iPadでは新ジャンルを創成したアップル社は本ブログ運営者が iPad アプリうさ犬の里~夏の日編でもお世話になった中島聡さんのブログLife is beautifulの2011年8月9日の記事に拠れば遂にまもなく「米国で最も時価総額の高い会

  2. 決定版!評伝スティーブ・ジョブス予約開始

    先頃アップル社のCEO(最高経営責任者)から退き事実上の引退を発表したスティーブ・ジョブス氏は IT業界の両雄、ビル・ゲイツ氏と共に立志伝中の人物として最早生ける伝説と化しています。そして今回スティーブ・ジョブズ Iスティーブ・ジョブズ IIの二冊が上梓されることと

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