検索結果が27件見つかりました。

アマゾンクラウドサービス

当ブログでも2008年9月14日に取り上げた Webストレージサービス/アマゾンS3 がアーティクルのアマゾンのクラウドコンピューティングについての知見が bpspecial ITマネジメント の栗原潔氏の手になる連載コラム 「あと一歩」の差を付けるリーディングエッジ の第14回は2008年10月8日公開の記事 アマゾンが着々と進める「クラウド戦略」の「真の凄さ」 に掲載されているより引用させていただけば
米国の新興企業には、まず、S3とEC2で社内のアプリケーション基盤を構築するケースが増えているようだ。基盤を迅速に立ち上げることができ、初期設備投資が少なくて済み、運用要員が最小限で済み、将来の業務拡大にも十分に対応できるからだ。まさに、ベンチャー企業には最適なサービスと言えるだろう。
とあるのは米国に限らず当ブログは2008年8月14日のアーティクル クラウド・コンピューティングの実使用例 でもご紹介の通りブログ Life is beautiful を屡参照させていただく中島聡氏の率いる Big Canvas も巷で好評のiPhone向けデベロッパーとして其の一端を担えば、 中々に本邦も捨てたものではないかに思います。

アマゾン提供のクラウドサービスの本来の頭文字に略称されぬは
  1. S3:Simple Storage Service
  2. EC2:Elastic Compute Cloud
とあるより語彙関連部の引用に
「elastic」とは「弾力性のある」という意味だ。ユーザーが求める処理能力に応じてゴムのように伸び縮みして対応できるというイメージで考えればよいだろう。
とあるこそ、新規立ち上げベンチャーにもお誂え向きである事由の分かろうと云うもの、 最早充分はビジネスボリュームを得るまでは、 自社サーバーを立てるでもなく、ホスティング屋からサーバーを借りることもなく、 クラウドコンピューティングで従量制の賃貸し、 と云う手法が此れからの主流となるのかも知れません。

またアマゾンのクラウドコンピューティングサービスに於いては 頁を繰ること三頁目に項目立てられる アプリケーションのプラットフォーム提供も推進 より引用の
「アマゾンは、Webショップの基本機能(例えばショッピングカートやチェックアウト機能など)を提供するAPI群を、公開している。これが、WebStore by Amazonというサービスだ。ユーザーは月額料金を支払うことで、独自のオンラインショップを迅速に立ち上げて運営することができる。
とあり、レコメンデーション機能を含むアマゾンのシステムを流用できるとなれば、 此処に於いても態々サーバーを契約した上で更にシステム構築の労を取る必要も軽減された上で手に入るが、 件のシステムなれば、ECサイト抔、構築の予定のある方に取り考慮するに如くはないかと存知ます。

まとめとして利用者にとっては当然乍サービスの停止は死活問題であり、 其れを他者に提供するに当たってはアマゾン側の問題ではありますが、 情報セキュリティの三大要素CIA、即ち
  1. Confidentiality:機密性
  2. Integrity:完全性
  3. Availability:可用性
の内でも部外者抔には兎角軽く見られ勝ちな Availability(可用性) が実に重要なコアコンピタンスとなることが提言されています。

愈々評価の高まるDropbox

当ブログの当タイトルに偽り無しは と直接には以前二度程ご紹介の 此れぞクラウドコンピュータの代表的サービスと云ってでも過言では無く思う Dropbox の有用さに紹介される頻度も、其の内容も共に高くある如く感じられるひとつに、 当ブログではお馴染みWEB担当者FORUMの此れは編集部の手になる2008年12月3日の記事 かゆいところに手が届くオンラインストレージDropbox登場/Web担被リンク数増加ランキング11/26-12/02 で紹介されるは対象期間を2008年11月26日の2008年12月02日に取れば被リンクの最も増加した、 即ち注目度の頗る高く推定される其の記事こそ2008年11月13日の田口和裕氏の文責になる Dropbox徹底解剖 - 一度使ったら手放せなくなる! オンラインストレージサービスの本命 なれ、当アーティクルをものする此の身に取っても、 最早手放せなくなったツールなれば、 当記事は使い込むと思うは独り善がりの判明すべく、 更に新たな知見を与えてくれる内容になっています。

先ずはお定まりのインストールなれば此処は既に導入済みなれば斜め読み、 頁を繰れば 便利機能の
  1. Webインターフェイス
  2. 削除したファイルの救出
  3. リビジョン管理
  4. パブリックフォルダ
  5. フォトフォルダ
  6. シェアフォルダ
  7. その他
にて2.3.6.抔は其の名称から初期より機能の推し量れたものの、 4.が使用できるとなると、更に有用性の高まるのは必然の、 今の今迄知らずにいたは迂闊、 即ち大きなデータの送信にメール添付の必要も無く、 URLのみ指定すれば目的は達せらるが判明すると共に、 其の名称なる パブリックフォルダシェアフォルダ との差異も、 併せ概念の重なる如く曖昧模糊たるものであった フォトフォルダ と同時に明瞭に腑に落ちた訳です。

扠も就中、新たに得られた知見の最たるは
ただし、90日間ファイルの変化がないと、サーバー上のファイルはすべて削除されてしまうので注意が必要だ(有償アカウントは削除されない)。
(※Web担編注 2008/11/17修正)ただし、Dropboxサーバにクライアントソフトからのアクセスが90日間途絶えるなどの形でアカウントが非アクティブな状態になると、サーバ上のファイルが削除されてしまうので注意が必要だ(有償アカウントは削除されない)。
との修正さる情報さえ知らぬ許りなれば、 其の修正情報は重ね用立つ此の身の、 然れど今は90日処か3日と置かぬアクセスの間の杞憂に過ぎぬ知見でもありました。

仮想化とクラウドコンピューティング

何やら ヴイエムウェア と表記されると馴染み無き疎外感の、 VMware とされれば即ち例の仮想化のとすぐさま結び付くのも不思議の感ある ZDNET Japanの藤本京子氏文責の2008年11月17日の記事 「大企業はより効率のいい仮想化運用を、中小企業にはクラウドを」、ヴイエムウェアの戦略 では仮想化の雄 ヴイエムウェアの2008年11月14日の日本国内における戦略について説明会の催されるが報告され、 同社代表取締役社長の三木泰雄氏の言説が掲載されています。
ヴイエムウェアが本邦にて注力すると三木氏の主張する以下三点の
  1. 市場のニーズにあわせたタイムリーなソリューション提供
  2. パートナーとの連携の強化
  3. 技術者の育成
でも注目したい事項は最初の項目にて引用させていただけば
三木氏が言う「市場のニーズにあわせる」とは、主に企業規模に応じた対応をすることだ。まず大企業の顧客は「すでに部門レベルで仮想化技術を導入している企業が多い」と三木氏。
(ry)
中堅・中小企業では、仮想化の知識を持つ技術者が不足していることもあり、「自社で仮想化を導入するよりは、クラウドサービスでの利用を望む声が高い」と三木氏は言う。
とあれば当ブログ2008年5月28日のアーティクル 仮想化のIT業界に与えるインパクト でも取り上げた如くインフラを効率的に扱い得れば仮想化は、 恐らくクラウドコンピューティングとは切っても切れぬ中なのは容易に予想の付き、 当該社にはクラウドサービスの普及に一役かっていただければ、 尚更インターネットの利便性の上がるに付け奮起を促したいと思います。

当ブログに於きましても 抔は夙に関心を抱きし一連のサービス群の、 閲覧者の参考に成る哉はいざ知らず、 ホームページ作成浜松Tips:クラウド に表示さる一連の記事群に書き留めおけますれば、 興味と時間のある方はご参照の程を。

dropboxと正当な対価の必要性

比嘉氏のブログの2008年10月24日の記事 Web2.0と同様にOSSの無償経済は消滅するのか を拝見、引用させていただけば、
【コラム】 「Web2.0」ビジネスって結局、ぜんぜん儲からないの? | エキサイトニュース
世界の景気後退を受けて、あれほど、もてはやされていたWeb2.0が儲からないという事実が、声高に叫ばれるようになってますね。
IT企業のレイオフも進んでいるようです。
IT企業のレイオフ状況と、「Web2.0型無料経済は消滅」予測 | WIRED VISION
とあり、前者リンク先の記事ではITジャーナリストの佐々木俊尚氏が、 多くのユーザーを集め乍も収益化の出来ない理由を
そもそもWeb2.0の本質は"人と人とをつなぐこと"であり、ユーザー自身がコンテンツでもあるために、ユーザーからは料金を集めづらい。そこで多くのWeb2.0ビジネスは広告収入に頼っていますが、ユーザーが生成するコンテンツは品質が一定でなく、著作権などの問題を抱えているケースも多いため、大企業は参入を避けます。結果的に広告単価が安くなり、収益につながらないという構図ができているんです
と述べられ、 後者リンク先ではジャーナリストのAndrew Keen氏が
無償の労働力やクラウドソーシング(企業などがインターネットを利用して不特定多数の人にアウトソーシングすること)をあてにして事業を継続してきたウェブ企業はショック状態にある
(ry
要するに、誰もが他に定職を持ち、大金を稼いでいるときなら無償で働くことも構わないわけだが、職を失い始めると、人々の金に対する態度が変わり始めるはずだ
と述べられるを見るを鑑みれば、 正当な対価を支払わないことは孰れ自らの首を絞めることになるのは自明の理とは、 他者ならぬ正に此の身のこと。
身につまされるは当ブログは2008年9月20日のアーティクル Webストレージサービス/Dropbox でも言及の実に使えるサービスは Dropbox の既に最早無くてはならないと感じさせるに至り、 その認識は IDEA*IDEAの2008年10月17日の記事 Dropboxで「快適!USBメモリ要らず生活」のススメ でも逆説的に危険と迄称され、 HPを作る人のネタ帳の2008年10月18日の記事 目的別、厳選3つのオンラインストレージの使い分けまとめ でも三つの紹介される内の白眉とされ、 頗る付きで高く評価されていることから、 今や其の高評価たるは多くの利用者に共有されるものであると考えるに、 依然無料サービスの2GBの使用に留まり居れば、 いつかは此の事が自らの首を絞めんものとなれば泣くに泣けぬ上では、 年額99.99USドルは約1万円で50GBの有料サービスは 検討すべき事項であると、そっと懐を探ります。 嗚、49.99USドル/年、25GBのありませば。

比嘉氏もWEB2.0及びOSSについての収益性について、 続く幾つかのエントリーにて考察されるも大いに参考になる処なれど、 管見にて凡そメディア論なるを紐解けば一般的常識に過ぎぬかも知れぬを顧みず此処に述べれば、 孰れテレビとて其の依って立つは煎じ詰めて見れば実は広告費のみ、 インターネット、Webとてメディア為る埒より外へは逃れ得ないのかも知れません。

Webストレージサービス/Dropbox

当ブログ2008年9月14日のアーティクル Webストレージサービス/アマゾンS3 にて言及のオンラインストレージサービスへの欲求は、 彼処も同様のようにて、 404 Blog Not Foundの2008年09月19日の記事 これは一本とられた - Dropbox でアルファブロガー小飼弾氏も絶賛しているを拝見するに、 ソフトをインストールするに依り、ローカルとオンラインで同期フォルダの使用が可能になれば、 何処からでも同ファイルのアクセスの可能になるがこそ求めるものは、
実はこういった仕組みは、subversionやrsyncといった形ですでに存在し、かつよく使われている。Dropboxのえらいのは、これを誰にでも使えるような形で提示したことだ。
と小飼氏が述べられるが如く プログラマーを生業とする方達には最早必須と聞き及ぶシステムの 一般への開放となり、 Heartlogicの2008年09月12日の記事 究極のファイル同期・共有サービス「Dropbox」が一般公開。Linux/iPhone対応 には
  1. 設定後は特別扱いの必要がない
  2. 同期速度が速い
  3. 履歴管理がサーバー上でなされている
と、纏めるに拝察される説明がなされるは正しく一般向け、玄人向けの良い所取り、 使用法にも ネタフルの2008年9月12日の記事 [N] ファイル共有・同期サービス「Dropbox」正式公開! より引用させていただければ
ネタフルでも、
▼「Dropbox」複数環境のデータをバックアップ・同期
▼ローカルのフォルダ経由でシームレスに利用できるオンラインストレージ「Dropbox」を試す
というエントリーを書いていますので、使い方についてはそちらを参考にしてください。
と抜かりなきを、 上記三つの記事に共通するのは共に iPhone にて同サービスが利用可能な点で、 成程利用画面写真を拝見すれば、 己の物欲の消え掛けた焼け木杭に火が点きそうである困りものなれど、 早速取り入れたるが Dropbox です。

インストールすれば如何にも便利さを感じさせる雰囲気が漂う其の画面、 50GBで月額9.99USドルが一年ならば99.99USドルと、 アマゾンS3の1Gバイトあたり月額15セントのストレージ料金と、1Gバイトあたり20セントのデータ転送料に比して如何なるや、 と思うに何と太っ腹、2GB迄は無料にて、 暫くは使い勝手の様子抔を見る積りなるも、直ぐにも手放せなくなりそうな予感の当該Webストレージサービスの詳細の 少し許り古い情報なればこそエッセンスを窺い知れる記事が @ITの2007年4月9日の記事 HDD以上に便利なオンラインストレージ“Dropbox” として掲載されており、稿の最後に語られる DropboxのCEOにして開発者のDrew Houston(ドゥリュー・ヒューストン)氏の言、
将来的には、どのコンピュータを使っているかとか、大切なファイルがどこにあるかは考えなくても良くなるでしょう。ファイルは全部、必要なときに目の前にあるんです。Dropboxのコアになる技術が、それを可能にすると、われわれは信じています。
こそ クラウドコンピューティング を正味に感じさせてくれます。

クラウド・コンピューティングの実使用例

クラウド・コンピューティングに於いては Googleの提供サービスの利用抔も立派な使用実例に思いますが、 尚一歩進んだ、踏み込んだ利用法として、 当ブログ2008年8月7日のアーティクル 縁の下で鎬を削るクラウド・コンピューティング に下記にある如く
AmazonのEC2については屡参照もさせていただくブログ「Life is beautiful」の 中島聡氏がiPhone向け新サービス PhotoShare の後方支援に採用されたシステム
と、自社サービスの提供のインフラとしての利用の実例があり、 此れ等の利用法が向後増えるに勢いを増すとされれば、 クラウド・コンピューティングなる概念の 今後5年間に普及する革新的技術としてGartnerに予測される処 となるのだと思います。

引用文中の中島聡氏のブログ「Life is beautiful」より をクラウド・コンピューティング関連記事として上げさせていただきたく、 上の2008年3月31日の記事の時点では、 PhotoShare の存在は知られておらず、 他記事2008年6月29日付 「iPhone開発者支援プログラム」と進化圧と によれば4月よりiTunes App Storeのオープン日、7月18日に合わせたカットオーバーに大童は未だ至らぬ時点で、 クラウド・コンピューティングの一要素と思われる スケーラビリティ に加えディスカウント・キャッシュ・フロー抔を駆使して アマゾン・クラウドと自前サーバーのコスト比較及びビジネスに於ける優劣を検討されており、 此処で氏が当該システムのインフラとして様々思い悩んでいたことが窺えます。
結局クラウド・コンピューティングを利用することに決定されれば、 今後の推移が実に興味深い PhotoShare ですが、上記リスト下の2008年7月20日付の記事では、 当日午前より午後はお茶の時間過ぎ迄続いたアマゾン・クラウドの不具合に、 見ているだけで胃の痛くなるような顛末の感想が
しかし、Amazonを信頼してPhotoShareをホスティングしてもらっているのに、7時間半もS3をダウンさせてしまうとは困ったものだ。まあ、この手の問題は自分たちでサーバーを管理しても起こりうる話とは言え、こんな風に「自分では何も出来ない状況」に陥る可能性があるのが、クラウドコンピューティングを使う時のリスクであることを再認識したしだいである。
の如く纏められていれば、 実際にビジネスに利用された実体験に基づいた知見は、 現時点のみならず、実に有用な情報に考えます。

縁の下で鎬を削るクラウド・コンピューティング

CNET JapanにJim Kerstetter氏の文責を2008年8月4日付にて当該編集部の翻訳構成した記事 IBM、日米2都市にクラウドコンピューティングデータセンターを設立へ の掲載にて
Googleは、同社のウェブベースアプリケーションで消費者のニーズに応え、Amazonは新興企業向けホスティングサービスを提供し、さらにSalesforce.comなどは多くのオンデマンドソフトウェアを提供している。しかし、IBMがビジネスコンピューティング分野の有力企業であることはつい忘れがちだ。
なる引用中挙げられる内、 Googleについてのクラウド・コンピューティングは身近にも多く知られ、利用されている処にて、 又、Salesforce.comについては2008年7月27日付 規模の経済の一効験/クラウド・コンピューティング
ITproは中田敦氏による2008年4月15日の記事 「あなたのビジネスをクラウドへ」,SalesforceとGoogleがMS/IBMに宣戦布告 に依れば米Salesforce.comと米Googleでの提携では 「SalesforceとGoogleが次世代エンタープライズ・アプリケーション基盤を作る」と宣言 と高らかに宣言され、記事タイトルの あなたのビジネスをクラウドへ が合言葉として交わされ、
と当ブログでも取り上げたことのあり、 AmazonのEC2については屡参照もさせていただくブログ「Life is beautiful」の 中島聡氏がiPhone向け新サービス PhotoShare の後方支援に採用されたシステムにて、 夫々濃淡はあれど、其の存在は心得ていましたが、 IBMの其の一角に食い込む活動を知らぬは迂闊でした。
併し乍、
IBMの幹部らは、ホスティングサービスの提供は同社にとって新しいことではないと明言した。では、コンピュータ業界のほかの企業はどうか。IBMに言わせれば、彼らこそが新参者だという。
とクラウド・コンピューティングとホスティングサービスの同義に扱うは、 未だクラウド・コンピューティングのなんたるかも曖昧な当方には僭越乍も、 多少、違和感の残る言及ではあり、 穿って云えば、新概念に於いては置いてけ堀を喰った当該社の強がりにも聞こえます。

ともあれ、2008年7月27日付当ブログのアーティクルでは、 マイクロソフトの様々な参照記事にてはっきり乗り遅れたと断言されたクラウド・コンピュータ分野では、 IT業界先端企業が鎬を削っていることは確かな様です。