ヤフーカテゴリ登録とSEOの相似性

ヤフーカテゴリ(ディレクトリ) への登録はアクセスの向上の為には以前は必須でした。 登録の基準はヤフーによるヤフーのための判断ですから 当然ヤフーの良いと考える指針に沿ったWebサイトである必要が今でもあります。 ヤフーカテゴリ(ディレクトリ)については本ブログにも2011年7月10日に ヤフーカテゴリーとは?ディレクトリ登録の効果 と題する記事にしました。

今ホームページを運営するとき…

スポンサーリンク

ヤフーカテゴリ登録とSEOの相似性 一般にも馴染みのある言葉にSEO( SEOって何? :2010年10月14日記事参照) があります。 これもホームページのアクセスアップには必須の施策だと言われています。 この言葉が用いられ始めたのとIT業界の盟主として Google がヤフーに取って代わったのは同時期のことでした。 SEOとは誤解を恐れず言えば Google 対策です。 ホームページへのアクセスが今や検索エンジンからが多くを占める中 キングオブ検索エンジンたる Google への対応を間違えば アクセスの向上など望むべくもないことは言うまでもないでしょう。 そして Googleは一営利私企業であること (2011年4月16日記事参照) を考えればこれもGoogleが良いと考えるWebサイトであることが必定となります。 ここにGoogleはガイドラインを出しています。 これがGoogleが良いと考えるWebサイトの指針となります。 ウェブマスター向けガイドライン ここにははっきりと以下の様に記されています。

次のガイドラインに沿ってサイトを作成すると、Google のインデックスに登録されやすくなります。
アクセスアップを図るには Google が検索上位に相応しいと考える、 即ち検索者が検索結果より訪れた際に満足を覚えるホームページである必要があり、 それはガイドラインを満たしているホームページであると解釈して好いでしょう。

ヤフーカテゴリへの登録の指針は明らかにはされませんでしたが、 今もヤフーカテゴリの一つとして トップ > コンピュータとインターネット > インターネット > ホームページ、ウェブサイト > ホームページ作成 > アクセス向上 が有り、ディレクトリ登録のノウハウも様々公開される中に垣間見える指針は Google のガイドラインに遠くないものを感じます。 指針がこのように似ている印象を与える以上に人々の熱狂的な反応は似ています。 当事ヤフーへの登録を熱望する様は異様なものがありました。 登録を何度申請しても適わないWebサイト運営者の怨嗟の声が インターネット上に満ちたものです。 今もSEOに対する熱狂は似たものを感じます。 中には自分のサイトの出来は取敢えず棚に上げた上で 只管検索結果の上位表示を望む人種も現れます。

最早時代を超えるこの相似形をみれば アクセスアップとその為の決定的な施策の適用を欲するのは ホームページ運営者の本能とも言えるのかも知れません。 ただ昔と今ではひとつ決定的に異なることが有ります。 それはヤフーカテゴリへの登録は目に見えることです。 Googleの順位付けは数値で示されているようでいて 実は曖昧模糊とした部分を含み、怪しいSEO業者の付け込む隙となっています。 ヤフーへのディレクトリ登録は、 特に無料での登録は優良なサイトでなければ適いません。 今、登録を望むのならば上のヤフーカテゴリ アクセス向上 あたりにその類の情報が隠れているやも? 温故知新 、今ヤフーカテゴリへの登録を考えるのは 運営サイトの改善を真剣に考えるのに好い切っ掛けとなるのかも知れません。 そして登録されれば言う迄もなく、登録されなくともそれは SEO にも好影響を与えることは疑い有りません。